都市依頼/お姉さんはどこに行ったの?

Last-modified: 2025-10-14 (火) 16:51:54

お姉さんはどこに行ったの?

路地に入って、怪しいクマのシリオンと会う
六分街の路地で、見覚えのないクマのシリオンの影が2つ。
何やらコソコソとしているようだが、六分街の安全が
おびやかされるなら黙っていられない。
Fairyのフォローを受けつつ積極的に打って出ること。

(クマのシリオンに近づく)
おい!そこの人!止まってくれ!

勇ましい叫び声が路地から聞こえてきて、
何事かとしばらく足を止めた。
六分街の入口に掛けられた「治安模範区域」の表彰状が目に浮かんだ。
おかげで、凶悪な輩に立ち向かう勇気を奮い起こすことができた…
???:突然呼び止めて申し訳ない。俺たち兄弟から
    大事な頼みがあるんだ。どうか助けてくれ…
???:俺たちの姉貴がこの辺で姿を消したんだ。それで、俺たちは住人の誰かが
    彼女を見かけたかもしれないと考え、この交差点で張り込みをしている…
ビクター:そうだ、自己紹介をしておこう。俺はビクター、こっちは弟のマルクだ。
マルク:兄貴はビクター、僕は弟のマルクだ。僕たちの姉貴が、うう…姉貴…

》君たちの姉貴がどうしたって?
》君たちの姉貴はどんな見た目?

ビクター:姉貴はたいてい六分街の辺りにいるんだが、
     ここ数日はどこを探しても見当たらなくて…
マルク:僕たちは心配のあまり、交差点で張り込みをするという
    バカバカしい方法を思いついたのさ。
ビクター:姉貴はな…背が高くないが、小さな体に大いなる勇気を秘めている…
マルク:もしもあの時、彼女が手を貸してくれなかったら、僕たち2人はとっくに…
ビクター:彼女は大胆な模様で、目つきは鋭い。こう言っちゃ失礼だが、
     毛並みはツヤツヤで…模様と色はこんな感じだな…うん…
マルク:それから姉貴のシッポだけど、機嫌が悪いと振り回すんだ!
(待てよ、聞けば聞くほど、六分街によく現れる「クッキー」にそっくりなんだけど?)

》その姉貴ってもしかして…
》彼女にぼしが好きだったりする?

ビクター:ああ、そうそう…あんた、もしや姉貴の知り合いか?
     マルク、俺たちはマジで見つけたぞ!
マルク:姉貴は助かったんだ!

》何日か前に見かけたよ…

マルク:姉貴は迷子でもなけりゃ、引っ越しもしていなかった。よかったな、兄貴!
ビクター:姉貴が今どこにいるか、手がかりはあるかな?
     二手に分かれて、姉貴がいつもいる場所を探してみないか?

》クッキーがいつもいる場所…
》ここと、ここと、それからここ…

そう口にすると、兄弟ははやる気持ちを抑えきれなくなり、
手分けして「クッキー」、つまり「姉貴」を探しに行った――

二人の兄弟と一緒にお姉さんを探す
二人の逞しい招かれざる客は、どうやら血のつながっていない「お姉さん」を
探すために六分街に来たらしい。しかも、その「お姉さん」はどうやら
僕たちの「知り合い」なんだとか…一体、誰のことだろう?

(ゴミ置き場を調べる)
街角のゴミ箱周辺を探し回っているのは、
屈強なビクターだった…
ビクター:姉貴はここにいないみたいだ…
(「クッキー」はよく、ここに寝そべってひなたぼっこをする。
リゾートビーチのようなものだ)
(よく見ると、ゴミ箱の蓋に、黒と白が入り混じった猫の毛が落ちているのを発見した)
(今日は天気が悪いせいか、「クッキー」の姿が見当たらない。他を探そう)
ビクターは頭をポリポリ掻きながら
去って行った…

(トラックを調べる)
マルクは「141」のトラックの横で、
きょろきょろと辺りを見回している…
マルク:ここに姉貴はいなかった…
(日暮れ時になると、よく雑貨店のオーナーの車で「クッキー」が昼寝している)
(でも、彼女の昼休みは終わってしまったようだ。他の場所を見てみよう)
「姉貴」が見つからず、
マルクは寂しそうに去って行った…

(高架そばの家のゴミ置き場)
ニャ…ニャ?

「クッキー」が路地の入口に行儀よく座り、
悠然と目の前にいる屈強な兄弟たちの思いと敬意を受け止めている。
ビクター:姉貴、この2日間、どこにいたんですか?
     俺と弟はずっと探していたんですよ!
マルク:姉貴!僕たち、会いたくてたまりませんでした!
「クッキー」:みゃ――?
クッキーのニャアニャアという声には、不審そうな様子と冷たさが入り混じっていた。まったく、薄情な子猫だ。
ビクター:姉貴…姉貴?俺たちを知らないって言うんですか?
     俺は弟のビクター、こっちは2番目の弟のマルクですよ。
マルク:姉貴…俺たちを忘れたってんですか?
ビクター:分かってます…この2日間、俺たちが姉貴を見つけられなかったのは、
     姉貴が俺たちを避けていたからだって!
マルク:姉貴が僕たちに会いたくないだって?そんなバカな?
    僕たちは姉弟の契りを結んだ仲だってのに!
ビクター:姉貴は…きっとアノコトのせいで俺たちに腹を立てているんだ。
     俺たちがあれをなくしたから…

》どういうこと?
》何をなくしたんだ?

マルク:この間、僕たちは姉貴の首輪を洗おうと思って持ち去ったんだ…
ビクター:だが、俺たちがホロウで仕事している間に、首輪をなくしてしまった…
     俺とマルクはホロウから出てくるまで、それに気づかなかったんだ。
マルク:俺と兄貴だけじゃ、来たルートを見つけられないし、
    調査協会はこんなチンケな依頼を受けたがらない…

》また首輪を買ったら?
》その首輪って特殊なのか?

ビクター:あれは特別な首輪なんだ。素材には姉貴が大好きな
     マタタビを練り込んでるし、飾りで小さな鈴がついている。
ビクター:最も重要なのは…それは俺とマルクが姉貴と義姉弟の契りを結んだ時の
     証だってことなんだ!世界にひとつだけの、三姉弟の絆の証だ!
「クッキー」:にゃん?
クッキーは、まるで2人の義弟の話には興味がないと言わんばかりにそっぽを向いた。「クッキー」の表情のすべてを見つめていたビクターの顔には、
深い悲しみが浮かんでいく――
マルク:兄貴、僕たちはどうすれば…?
ビクター:俺たちの証を取り戻し、姉貴の許しを得る。どうやら…それしかないようだ。
マルク:それってつまり…
ビクター:そう、あのウェブサイトにログインして、助けを求める。
     俺たち姉弟3人の友情を取り戻せるなら、どんな代償を払っても惜しくない!
マルク:兄貴の言う通りだ。ちっとも惜しくない!
ビクター:こちらのあんちゃん、俺たち姉弟の…プライベートな問題に対応するには、
     プライベートな時間が必要なんだ。
     とにかく、今日はあんたたちのおかげで助かった!
マルクとビクターは傍でスマホを取り出し、
何かを話し合っているようだ…

インターノットで「【急募】高額報酬!人探し…」をチェックする
ビクターとマルクは、本当に大金を払ってインターノットに
依頼を出していた。報酬は十分だし、理由も「やさしさ」に溢れている。
ならばこの依頼、引き受けても損はしないだろう

ビクター:マルク、俺のアカウントを使おう。
マルク:スレッドのタイプを選ばないと…
(ビクターと話す)
ビクター:マルク、俺のインターノットアカウントでログインしよう。
     先月会員になったばかりなんだ。
マルク:スレッドのタイプは…救助依頼。「至急:巨額報酬・探し物、座標は…」
ビクター:投稿では、首輪の重要性を強調するんだ。
     適当な依頼だと思われないようにな!
マルク:合点だ、兄貴!
ビクター:やっぱり心配だ。あとで俺たちも
     依頼を受けたプロキシと一緒にホロウに入ろう。
マルク:了解だ、兄貴!

姉貴のためなら命がけ
緊急依頼なので手短に言う
この前、兄弟とホロウで作業してたら、とても大事な物を失くしちまったんだ
俺たちや家族にとっちゃ何物にも代えがたい絆の証――特殊な素材の鈴付き首輪なんだ
失くした場所は大体覚えてるから、俺たちをそこまで連れてってくれるプロキシが必要だ
私が颯爽と登場1F
イチコメ
カンタンでおいしい依頼みたいだね
安心して私に任せてよ
【投稿者】姉貴のためなら命がけ2F
あれはすごく大事な物なんだぞ!
そんな軽いノリのやつには任せられない!
地に足のついたプロキシ3F
その探し物、小さすぎますし大した特徴もないじゃないですか…
見つけるのは至難の業ですね
ニンニクタマネギパクチー大好き4F
それほど面倒な依頼じゃなさそうだけど、あの辺よくエーテリアスが出るらしいんだよな
うちの猫を見ませんでしたか5F
猫ちゃんきゃわたん、チュッチュ(●́3`●)
匿名ユーザー6F
クマのシリオンきゃわたん、チュッチュ(●́3`●)
インターノット7F
インターノットチームからの忠告です。
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リン8F
気持ちは分かるよ、すごく大事なんでしょ?

※2章 戦闘依頼 姉貴のためなら水火も辞せず

[作戦]姉貴のためなら水火も辞せず
場所:旧市街地開発エリア
目標:マタタビの首輪を見つけよう
ホロウへ行き、マタタビの首輪を取り戻す
ペット探しで高額報酬の依頼なら、見かけないこともない。
けど猫を姉貴なんて呼んで、喜んでもらうためなら報酬に糸目をつけない…
そんな依頼は今回が初めてだ。

(依頼開始)
(ビクターと話す)
ビクター:首輪をなくしたあの日、俺とマルクはこの区域で作業してたんだ。
ビクター:エーテリアスを倒してから、また首輪を探そう。頼んだぞ!
マルク:頼んだぞ!
(2エリア目戦闘後)
Fairy:マスター、このエリアには目標の特徴に一致するものがありません
アキラ:敵を片付けてから次のエリアに行こう。そこで探してみればいい
(裂け目移動)
Fairy:マスター、目標物を探し出せるよう、
   素早く周囲の環境を探査しましょう
(戦闘後)
Fairy:脅威の排除完了。このエリアで目標物を捜索してください
Fairy:このエリアには目標の特徴と一致するものがありません
(裂け目後2エリア目戦闘後)
Fairy:脅威の排除完了。このエリアで目標物を捜索してください
Fairy:このエリアには目標の特徴と一致するものがありません
(裂け目後3エリア目戦闘後)
Fairy:脅威の排除完了。このエリアで目標物を捜索してください
(マタタビの首輪を調べる)
Fairy:依頼目標を獲得:マタタビの首輪
アキラ:首輪を兄弟二人に渡して、一緒にホロウから出よう
(ビクターと話す)
ビクター:見つかってラッキーだ。さもないと、
     俺たち姉弟の契りは今日でおしまいになるところだった。
ビクター:この恩、俺たち姉弟は忘れない!
マルク:忘れない!
(依頼終了後)

首輪を取り戻した「姉弟三人」と会話する
兄弟二人が間一髪でマタタビの首輪を取り戻したとして…「姉貴」は彼らを
許してくれるのだろうか?
この姉弟ゲンカの結末やいかに…?

ビクター:早く姉貴につけてさしあげよう…
マルク:姉貴、怒らないでください…
(ビクターと話す)
ビクター:姉貴、これが何だと思います?お気に入りの首輪です!
マルク:兄貴と僕がやっとの思いで見つけ出したんです。怒らないでくださいよ…
「クッキー」:にゃ――
首輪をつけたクッキーが得意げに首をもたげた。姉としての風格が感じられる。
ビクター:あんちゃん、また会ったな。俺たち兄弟が
     姉貴と仲直りできたのは、あんたのお陰でもある!
ビクター:感動が止まらない…俺とマルクが姉貴と
     契りを結んだ日のことを思い出しちまって…
ビクター:突然のホロウ災害で俺とマルクは閉じ込められた。俺たち兄弟は
     エーテル適性が高いが、出口を見つけられないまま時間だけが過ぎていき、
     タイマーが何度も警報を鳴らした…
ビクター:実はその日、俺とマルクは初めて出会ったんだ。俺たちは、
     ホロウから逃げられたら、生涯の友になろうと約束した…
マルク:うううっ、兄貴…

》ちょっと感動したよ
》それから?

ビクター:それから、俺とマルクが希望を失いかけたとき…姉貴が現れた!
ビクター:姉貴は曲がり角から現れると、揺るぎない足取りで
     俺たちの方にやってきて、通り過ぎた…まるで俺たちを
     導くように、自信たっぷりに彼女が示す方向へと進んだ。
ビクター:俺たちは姉貴の後について歩いて歩いて…どうなったと思う?
     俺たちはマジでホロウから出られたんだ!
ビクター:俺とマルクはすぐに、義兄弟の契りを結ぶという約束を守った。もちろん、
     姉貴も一緒だ!彼女は俺たちの命の恩人であり、生涯の姉貴と崇めたかった!
マルク:生涯の姉貴!

》生涯の姉貴!
》子猫が本当に理解できるのか?

ビクター:今日は記念すべき日でもある!俺たちと姉貴が仲直りした記念日だからな!
ビクター:どうだい、あんちゃん。俺たち姉弟3人の写真を撮ってくれないか?

仲直りした「姉弟三人」のために写真を撮る
この世で最も美しい結末——それはいちど仲たがいをした人たちが、
また手を取り合うことに他ならない…なんてね。
この特別な三姉弟の集合写真を撮ってあげよう。

(ビクターと話す)
ビクター:俺とマルクは適当に撮ってくれていい。
     だが、姉貴の勇ましさをアピールできる角度で頼むよ!

(写真を撮る)
「カシャッ」という音と共に、温かな時間が刻まれた。姉弟3人の顔に幸せ
な笑顔が溢れている。
少なくとも、マルクとビクターはそうだが…
(招かれざる客がこの温かな時間に割って入る。彼女は…もう1匹の「クッキー」?
いや、「クッキー」とよく似た別のニャンコだろう)
ビクター:ど…どういうことだ?どうして姉貴がもう1人?まさか…
マルク:兄貴、見てくれ…僕たちが撮ったのは、姉貴じゃなかったみたいだ…
ビクター:な、なんだって?
「クッキー」:ニャーー?
(あなたは突然、見逃していた重要な設定を思い出す。
そう、六分街の猫たちとの交流から得た知識――「クッキー」はオスだ。
決して姉貴ではない)
「姉貴」:ニャニャ??
(「クッキー」が冷淡なのは、彼らが「クッキー」を
完全に「姉貴」と誤解していたからだったのだ)
「姉貴」:ニャニャーー!
ビクター:ちょっ、待ってください姉貴!
     俺たち、こちらの猫とは無関係です!
「姉貴」:ニャニャーー!!
マルク:全部兄貴のアイデアなんです、姉貴。
    怒るなら兄貴に怒ってください、姉貴!
「姉貴」:ニャニャニャーー!!!
「姉貴~~!!!」
兄弟は怒った猫の後を追い、夕陽に向かって走る。
勇ましくもやるせない叫びが六分街の通りに響きわたった。

世界には、奇妙な絆がたくさんある。
今日はまたひとつ、物語を目撃した。
「クッキー」:みゃ――?
(もしかしたら、クッキーにも奇妙な兄弟や姉妹がいるのかもしれないな…)
(会話終了後)
「クッキー」:ニャ~