幸運のチケット
クエスト概要
偽の身分証で零号ホロウに入ることになった二人のホロウレイダーそれははたして、幸か不幸か…
旧都の落とし物
- 粗末な作りの零号ホロウ調査員身分証
- 零号ホロウ調査員の身分証明書。所有者の名前は「パーカー」。
名前と番号には明らかに二重にぶれたところがあったり、
端の仕上げも滑らかでないなど、
一目でお粗末とわかる作りのもの。
証明書を覆うラミネートは傷まみれで破れており、
捨てられてからずいぶん経つようだ。
汎用音声データカード
？？？：ロックぅ…本当にだいじょうぶなの？
ロック：今のオレはパーカーだ、バカタレ！
この期に及んで、いったい何を尻込みしてやがる。
？？？：でも、これ…零号ホロウの調査依頼だよ。
周りの人も、本物の調査員ばっかりみたいだし…
？？？：ボクらの証明書が偽造だって、
万一バレたら…うぅっ！
ロック：いいか、よく聞け！あの犬畜生みてぇな日々に戻りたくはねぇだろう！？
ホロウの中で、エーテル物質のクズを集める乞食のまま死にてえか？
？？？：そ、それはやだけどさぁ…
ロック：なら黙ってろ。
零号ホロウにゃあ、おまえが想像もできないようなお宝が眠ってんだ。
一山当てさえすりゃ、オレたちだって——！
受付：次の方、どうぞ！
ロック：お、きたきた！
受付：調査員証明、もしくは
他の資格証明書類をご提出ください。
ロック：ほらよ！
これでいいんだろ、ちゃんと見てくんな。
？？？：だ、大丈夫そうですかねぇ？
受付：パーカー様ですね。
6番会議室で、調査について簡単なブリーフィングを行います。
この通路を進んで、右へ曲がってください。
ロック：パーカー様？
ロック：お、おう！そうだそうだ、パーカーはオレだったな。
ありがとさん。おら、行くぞ。
ロック：おい、グズグズすんな。
受付：…次から次へと、バカばっかり…
？？？：長官、零号ホロウ調査員の証明書の偽造が、
今週に入ってからもう九件も発生しています…
長官：全職員に徹底させろ。偽造証明書を持った者が現れても、
見てみぬふりをせよ、とな。
長官：この件に関しては、今後は私への報告も不要だ。
？？？：しかし、非正規の調査員がこんなにホロウに入っているんですよ。
放っておいて本当によろしいのですか？
特に、こいつらはホロウレイダーだと思われ…
長官：何がいけないんだ？
誰であろうと、価値ある情報を持ち帰ってくれさえすれば、
我々にとって都合がいいではないか。
長官：それに、あのホロウレイダーどもが
自ら勝手に入っていってくれるおかげで、
零号ホロウ向けの保護物資を大幅に節約できる。
？？？：しかしそれでは、死亡率が…
長官：公式記録に、あいつらの名は残らん。そうだろう？
長官：だから、好きにさせてやれ。
価値ある情報を絞りとれれば、それが何者であっても構いはせん。
別に、犬畜生であってもな。
クエスト
| 老人が不満に思う理由を聞こう |
|---|
| 老人の文句を聞いてみよう… |
悪態をつく老人：*…＆%の調査協会め、絶対に陰謀じゃ。
そうでなければ、パーカーも…
（悪態をつく老人と話す）
悪態をつく老人：なんだ？ワシのような老いぼれは、
ここで調査協会に文句を言うことさえ許されんのか？
悪態をつく老人：くそっ、管理すべきを放りだして、しなくていいものを取り締まる！
あの時、なぜホロウ内の物資分配を放ったらかしにしたんだ！
悪態をつく老人：ワシとパーカーがホロウのあちこちで補給を求めたのに、
貴様らクソ調査員はそれを無視しやがった！
悪態をつく老人：なに、怒鳴るなってか？できるもんなら、この老いぼれを
ホロウに放り込め！そしたら、パーカーと一緒にいられるからな！
| 》パーカーの身分証を拾ったよ |
悪態をつく老人：ハッ、全部偽物さ。調査員なもんか、ワシらはホロウレイダーだ。
偽の身分証を作って、自分たちで紛れ込んだのさ。
悪態をつく老人：あの時のワシらは偽造した身分証が、ホロウでひと儲けするための
幸運のチケットだと思っておった。だが、今思えばすべて陰謀だった！
調査協会のクソッタレどもは、
ワシらホロウレイダーを死地に送りたかっただけなんだ！
悪態をつく老人：ハッ、だがアンタがパーカーの身分証を見つけたのは
幸運と言えるかもしれねぇな。
悪態をつく老人：当時、ワシらは高純度のエーテル資源ポイントの位置を発見した。
近くにはエーテリアスどもがうじゃうじゃとおったが、
パーカーはどうしても戦うと言って、その結果…
悪態をつく老人：まあいい、もう昔のことだ…
あの資源ポイントがまだ存在するかどうかなんて知るもんか。
興味があるならアンタが行ってみればいい、大儲けできるかもしれんぞ。
悪態をつく老人：おっと、もし行くつもりなら…近くに財布が落ちてないか見といて…
クソ、ワシは何を考えてるんだろうな。
もう昔のことだ、とっくになくなってるだろうに…
（会話終了後）
悪態をつく老人：さあ行ってくれ、ワシの邪魔をするな。
| 拾った財布を老人に返そう |
|---|
| 老人が教えてくれた資源ポイントの位置はとても正確だった。 どうやらあの場所に深い印象があるようだ… お礼に、拾った古い財布を老人に見せて、探していた物じゃないか聞いてみよう… |
悪態をつく老人：年を取っちまうと、ダチの顔も忘れそうだ…
（悪態をつく老人と話す）
悪態をつく老人：アンタの顔を見るに、
資源ポイントを見つけたらしいな。
| 》財布も見つかったよ… |
悪態をつく老人：ほ、本当か？
老人はわずかに震えながら財布を受け取った…
開けると、中には黄ばんだ写真があり、若くて血気盛んな年頃の二人がいた…
悪態をつく老人：パーカー、バカな奴だぜ…
| 》落ち込まないで… |
悪態をつく老人：…さあ、もう行った行った。アンタは資源ポイントを見つけたんだ、
さっさと功績をかっさらっちまえ。ワシに構うな、ひとりになりたいんだ。
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