Rathma Army of the Dead

コンセプト

patch2.7.0(Season23)にてArmy of the Dead主力のSetにReworkされ、その後2.7.2(Season25)でダメージ倍率強化を受けたBones of Rathma仕様Army of the Deadビルド。
patch2.7.4でTrag'Oul's Avatarがreworkされた際、支援用に強化されたFunerary Pickを用いてこちらもパワーアップした。
CubeにFunerary Pickが入ることでArmy of the Deadの属性がPhysical、Generatorは"アリ"にと推奨が変化した。

長所

• Cooldownが長いNukeスキルのArmy of the Deadをガンガン撃てるので爽快。
• そこそこ広範囲の主砲でありながら対高Life単体も得意分野。
• ビルドパターンが多数あったところに推奨がやや定まり、少し防御面をケアする余裕が出た。
   

短所

• 最初の1packを倒してRevived minionを確保しないと本領発揮できない。
  • CEを使いたいが最初の1つのcorpseが必要…という前作から引き継がれた永遠のテーマを課題とする。
  • この性質のため「当たりMAP + 入り口近辺に複数のElite Pack」というどちらかと言えば歓迎される状況で詰んでしまうケースがある。
• このビルドに限った話ではないが、クラスそのものが脆い。
• Cooldown timeを回収してNukeスキルを回転させるというSetデザインの都合上、小回りが利かない。
• 多数のPetを連れ歩くビルドではあるが、それらは殆ど火力に貢献しない。
   

立ち回り

当ビルドが最も苦労するのはGR開始直後の最初の敵を倒すことで、Reviveがまだ存在していないため火力・防御面とも不十分なので安定しない。
入り口近辺にElite Packが配置されている場合などはそのGRを閉じても良いが、続ける場合もBlood Rushでスルーし少し先のmobから倒してReviveを確保した方が良いだろう。
一戦一戦に割りと時間がかかるビルドのため、序盤はアベレージタイムより遅延する展開が多くなるが、当ビルドは中盤以降にPylonを使って巻き返すパターンが多いので焦らずにプレイしたい。

準備が整った後はElite Killer的に立ち回っても良いし、多数のmobをかき集めて飲み込んでも良い。
攻撃のルーチンは概ねRathmaセット、Jessethセット、およびFunerary Pickのテキストに書かれているLegendary Power起動条件を次々充たしていくことで成立する。

• Command Skeletonsを連射してArmy of the DeadのCooldownを回収
• Siphon Blood/Power Shiftをスタックしつつ消費したEssenceを回収し、Funerary Pickを起動
• AotD発射前にBone Armor/DislocationでKrysbin’s Sentenceを起動
• ターゲットにCommand Skeletonsを使いJesseth Armsのボーナスを起動
• 攻撃的なmobのcopseがが出来た場合は随時ReviveしてPermanent Minionを再編しても良い
   

アクティブスキル

アイコンをクリックすると各スキルの個別ページへジャンプします。

	Siphon Blood / Power Shift
	CubeのFunerary Pickの起動キーかつEssence回収役。対単体・集団ともに相当の火力バフが得られる。手が空いたらこまめに使ってPower Shiftをスタック。
	Army of the Dead / Death Valley
	主砲。Cube防具枠でFate’s Vowを使うためUnconventional Warfareルーンが常備される。今verはPhysical属性。
	Command Skeletons / Frenzy
	Jesseth Armsのセット効果起動キー。このスキル自体の火力には全く期待しない。
	Bone Armor / Dislocation
	Krysbin’s Sentenceの起動キー。属性がPoisonなのでRigor Mortisも起動できる。
	Revive / Personal Army
	Set効果がMinion数を参照するため用意。このスキル自体もRevived Minionの数を参照して防御を強化できる。
	Blood Rush / Potency
	Runeはお好みで良いが、非常に脆いクラスの回避用スキルなのでArmorが向上するこのRuneが無難。

パッシブスキル

	Rigor Mortis
	Death Valleyビルドは割りと距離を取るためBane of the Trapped用のSlowを確保。Bone Armor/DislocationがPoison属性。
	Grisly Tribute
	どの仕様でも多数のPetが高速で殴ることだけは共通しているので、これは確定と思って良い。
	Final Service
	保険用。死なない自信がある or 死ぬことがストレスでない場合はこの枠をフリーと捉えて良い。

Death Valley＋Funerary Pickビルドでは必須級のPassiveが特に無いので、Final Serviceとラスト1枠は好みで構わない。
入れといて特に損が無いのはOverwhelming EssenceやRathma's Shieldなど。

装備

• メインスキルのダメージボーナスがrollする部位
  • Army of the Dead +XX%という形のAffixは存在せず、どの部位にも出現しないので考慮しなくて良い。
• 優先stats
  • Crit Chance、Crit Damage、Cooldown Reduction、Area Damage
• Class Set
  • Bones of Rathma Set
    • Army of the DeadのCooldown回収と火力を大きく強化するセット。
      PantsかBoots以外の5部位を装備し、CubeのRoRGでフルセット効果を確保。
      Crit Chance・Crit Damageの他はCDRとArea Damageを重視して装備を収集していく。
• Craft Set
  • Captain Crimson's Trimmings Set
    • 定番重ね着用Set。
      作るのはBeltが必須、Rathmaの手持ちと相談してPantsかBootsのいずれかを用意し、CubeのRoRGでフルセット効果を確保。
• Main Hand
  • Jesseth Skullscythe
    • Jesseth Armsセットの1-handed Scythe。
      IASが確定Rollするが、Area DamageやDamage +XX%の方が優先度は高い。
• Off Hand
  • Jesseth Skullshield
    • Jesseth ArmsセットのShield。
      Class専用装備ではないのでArea DamageはRollしない。狙いたいmodsはCrit Chance・Cooldown Reduction・Maximum Essence ＋20等。
• Bracers
  • Bonds of C'Lena
    • Rathma SetのReworkに合わせて実装されたLegendary Bracers。
      BracersなのでArmy of the Deadの属性選択次第でこちらも属性を変更する必要あり。
• Rings
  • Krysbin’s Sentence
    • Necroの基本の地位を確立している強力なRing。
      強力であるがゆえに、このRingの第二効果が機能しないJaggurnautの影響が全職で最も大きいのが難点。
      またIASが確定RollのためCrit Chance・Crit Damageのいずれかが付与されたものを狙い、IntをrerollしてIAS込みのTri-Fectaにするのが目標。
  • Convention of Elements
    • Necroは属性サイクルが3つしか無いので、このRingの属性周期が4秒/12秒と全クラスで最も有利。
• Amulet
  • Squirt's Necklace
    • ハイリスク・ハイリターンのAmulet。
      Int系クラスの中でも殊にNecroは「このAmulet用の対策をせずに火力だけを見て採用」という傾向があるが、他のバリア系スキルを持たないクラス同様Molten Wildebeest's Gizzardを併用すると不都合がある訳ではないのでお好みに応じて。
       

Kanai’s Cube

• Weapon
  • Funerary Pick
    • patch2.7.4で強化された1-handed Scythe。
      Tragセット用というわけではなく火力強化対象スキルが指定無しなので、活用出来る。
• Armor
  • Fate’s Vow
    • 無条件のArmy of the Deadの火力アップ効果が含まれるため、防具枠は確定。
• Jewelry
  • Ring of Royal Grandeur
    • Jewelly枠はいつもの。
       

Legendary Gem

Petは大量に居るが、それらは殆ど火力を持っていないのでEnforcerの効果は殆ど無いと思ってよい。

• Bane of the Trapped
  • 近距離に行かない場合でもSlow付与の手段はいくつかある。
• Zei's Stone of Vengeance
  • Army of the Dead使用時に距離を取って使う。Stun効果も魅力。
• Esoteric Alteration
• Molten Wildebeest's Gizzard
• Mutilation Guard
• Invigorating Gemstone
  • Death Valley型はRGで十分にダメージが出るので3枠目を防御的なGemに回すのが定番。
     

Followers

• Templer
  • 大量のPet以外に何の対策も無くSquirt's Necklaceを使う場合、Life全快を保つ機会が増えるのが高評価。
• Scoundrel
  • 攻撃するタイミングが限定されるビルドなので、売りのNight's Veilと噛み合わせが悪い。
• Enchantress
  • Cooldown Reduction最優先ビルドはほぼ一択のFollower。
     

その他

Season23(patch2.7.0)にてRathmaセットの内容がArmy of the Deadメインに変更された。
しかし、その強化倍率は十分とは程遠く、更にPTR終了時点ではSet効果に含まれていたBone Spiritの火力強化がノーアナウンスで削除されていたためユーザの不評を買い、このビルドの研究は大きく遅れた。
Season27(patch2.7.4)では特に名指しで強化を受けたわけではないが、Tragセットに与えられたFunerary Pickをこちらでも活用して便乗パワーアップ。S27 Themeの一つであるSanctified Army of the Deadが非常に快適なビルドのため、組んでみる価値あり。

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