コンセプト 
patch2.6.7実装の新セットAegis of Valor仕様Fist of the Heavensビルド。
移動と攻撃を兼ねるスキルに乏しいCrusaderの中では機動力とある程度の火力をそれなりの高水準で揃え、AoVセット登場以降T16・Bounty・Nephalem Riftと言った軽コンテンツ向けビルドとして広く利用されている。
patch2.7.6(Season29)にてVigilante BeltにLegendary Powerが追加。Season27の全自動FoHが姿を変えて帰って来たことで、Crusaderは念願の高速移動攻撃ビルドを手に入れた。
長所 
- Crusaderのビルド中では高速Run・Echoing Nightmare・Easy Contents適性が高い。
- GRの自己記録-10 tier前後のEXPランが得意。突き詰めればPushingにも耐える。
- patch2.7.6(Season29)で移動攻撃ビルドとなり、ますます快適性が向上。
短所 
- Fist of the HeavensはORoZのproc率が低く、常時変身の達成が困難。
- Heaven's FuryとFist of the Heavensは防具にダメージ+15%がロールする部位が違うため、突き詰めるとセットの流用が効かない。
- Belt2種に用が出来たためCraft Set重ね着の選択肢が狭まり、特にBeltが必須のCaptain Crimson's Trimmingsを諦めざるを得なくなった。
立ち回り 
基本的にはFist of the Heavens数発以内でmobを倒せる難易度をプレイする想定のビルドなので、それを前提に記載。
patch2.7.6(Season29)以降のVigilante Belt仕様では、操作については本当に各種Buffを入れながらSteed Chargeを操作して被弾を避けることに徹するビルドになる。
Action BarにFist of the Heavensを実装してはいるが、これはVigilante Beltの能力が実装を条件としているからというだけで、プレイヤーが手動でFoHを放つことはほぼ無い。
MapをSteed Chargeで高速移動しつつNorvald's FervorのBuffを起動し、Vigilante BeltのLegendary Powerによる乗馬中の全自動Fist of the Heavensで撃破。
Long Arm of the Law前提のLaws of Hope/Wings of AngelsのActive効果を維持し、Vigilante BeltでMovement Speed +50%を火力+50%に繋げる。
敵を倒せばNorvald's Fervorの効果でSteed ChargeのCooldownを回収出来るので、再び乗馬して次の敵へ。
アクティブスキル 
アイコンをクリックすると各スキルの個別ページへジャンプします。
![]() | Fist of the Heavens / Fissure |
当ビルドでは主砲。EXP RunではFissure、もっと低難易度のコンテンツではDevine Wellが使いやすい。 | |
![]() | Steed Charge / Endurance |
T16NRやBountyと言った長距離移動を要求されるコンテンツにおけるCrusaderの最適解。 | |
![]() | Akarat's Champion / Prophet |
ほぼ常時変身は実現できないが、比較的防御力も低いビルドなので可能な限り変身する方向で。 | |
![]() | Laws of Hope / Wings of Angels |
Law自体の効果はLife RegenerationとShield。Active効果のMovement SpeedはVigilante Beltで火力に還元できる。 | |
![]() | Iron Skin / Steel Skin |
敵間通過はWings of Angelsで賄えるので、単純に持続時間で選ぶ。 | |
![]() | Provoke / Flee Fool |
Wrath回収と同時に近距離のmobをFear状態に。 |
Bastions of Willセットを使う場合はいずれかのスキルを任意のGeneratorに入れ替える。
パッシブスキル 
![]() | Heavenly Strength |
Norvald's FervorはこのPassiveを使わないとセット装備すら出来ない代物。 | |
![]() | Long Arm of the Law |
使うLawは変わったがActive効果が主体なのは変わらない。 | |
![]() | Finery |
Crusaderはとりあえず入れといていいPassive。 | |
![]() | Lord Commander |
Vigilante Belt仕様は乗馬しないと始まらないので。 |
装備 
画面に敵を視認したら即Fist of the Heavens数発で倒せる難易度を主にプレイする想定なので、全体的に遠距離ビルドかつ防御面は薄目にまとめる傾向。
サンプルでは「自己ベスト-10~15tier前後のGR EXP Run」想定で記載。装備のmodsは比較的高tierのGRをRunする想定ならCooldown ReductionとArea Damageが欲しいが、軽いコンテンツ用に組むならそこにはさほど拘らなくてよい。
- Class Set
- Aegis of Valorセット
- 2.6.7で新登場したセット。
今回の主砲FoH +15%はHelmとBootsに出るため突き詰めるならHeaven's Furyビルドの装備とは共用出来ないが、軽コンテンツ用に組むならその限りでもない。
重ね着するCraft SetがAughild's AuthorityかGuardian's Jeopardyに変わったので、選択次第でAoVセットの空ける部位を調整して5部位を装備する。
- 2.6.7で新登場したセット。
- Aegis of Valorセット
- Craft Set(択一)
- Guardian's Jeopardyセット
- 装備のStr・Vitを倍加するCraftセット。
使うLawがLaws of Hopeに変わったこと、およびBelt2種を使うためCaptain Crimson's Trimmingsを選べなくなったことでこちらが浮上した。
Guardianを使う場合はBracersとHelmが必須。CubeのRing of Royal Grandeurでフルセット効果を維持。
- 装備のStr・Vitを倍加するCraftセット。
- Aughild's Authorityセット
- 定番Craftセット。
Aughildを使う場合はBracersが必須、HelmかBody Armorの作りやすい方をチョイス。CubeのRing of Royal Grandeurでフルセット効果を維持。
- 定番Craftセット。
- Guardian's Jeopardyセット
- Main Hand
- Flail of the Charge
- Norvald's Fervorセットの2-handed Flail。
セットだがHeavenly Strengthを実装しないと盾と同時に装備出来ないので要注意。
- Norvald's Fervorセットの2-handed Flail。
- Flail of the Charge
- Off Hand
- Shield of the Steed
- Norvald's FervorセットのCrusader Shield。
理想はStr・Crit Chance・CDR8%・FoH +15%だが、Pushing向けビルドではないためそこまで突き詰めなくても良い。
逆にPushingに転用するなら更にStrをArea Damageにrerollする。
- Norvald's FervorセットのCrusader Shield。
- Shield of the Steed
- Belt
- Vigilante Belt
- patch2.7.6(Season29)でLegendary Powerが追加され、当ビルドの内容を一新した。
このBeltはLegendary Powerの他にCooldown Reductionが確定rollする特徴があるため、使うなら本体装備推奨。
- patch2.7.6(Season29)でLegendary Powerが追加され、当ビルドの内容を一新した。
- Vigilante Belt
- Rings
- Bastions of Willセット
- AoVセットの効果でFist of the Heavens使用時にWrathが還元されるが、ノーコストになるわけではないのでBoWのSpender側Buffを起動出来る。
これを使う場合は任意のGeneratorを実装する必要あり。ギリギリの高tierでEXP Runしたい場合はこれで火力を突き詰めたい。
- AoVセットの効果でFist of the Heavens使用時にWrathが還元されるが、ノーコストになるわけではないのでBoWのSpender側Buffを起動出来る。
- Convention of Elements
- Unity
- T16やBountyと言った軽めのコンテンツに使う場合は定番でまとめて問題無い。
- Pandemonium Loop
- Rechel's Ring of Larceny
- Fear付きRing2種。このビルドは敵が逃げていく方が都合が良いので、軽めのコンテンツではFearが結構役に立つ。
Rechel's Ring of Larcenyには移動速度向上がついているため軽コンテンツの目的に合致。
Pandemonium LoopはAct5 Bounty限定Ring。
- Fear付きRing2種。このビルドは敵が逃げていく方が都合が良いので、軽めのコンテンツではFearが結構役に立つ。
- Bastions of Willセット
- Amulet
- Squirt's Necklace
- 定番ハイリスク・ハイリターンAmulet。遠距離・短時間で戦闘を終える想定なので比較的効果を維持しやすい。
使うLawがLaws of Hopeになったので若干このAmuletを守れる期待感もある。
- 定番ハイリスク・ハイリターンAmulet。遠距離・短時間で戦闘を終える想定なので比較的効果を維持しやすい。
- Squirt's Necklace
Legendary Gem 
軽コンテンツ~EXP Runで遠距離を維持する想定のため、定番のBane of the Trappedの圏内に行かないことが多い。
- Gogok of Swiftness
- 常時変身には到底Cooldown Reductionが足りず、Main Handが2-handedなのでIASも有用。
全自動Fist of the Heavensの射出間隔もIASを参照するので悪くない。
- 常時変身には到底Cooldown Reductionが足りず、Main Handが2-handedなのでIASも有用。
- Zei's Stone of Vengeance
- 遠距離ビルドの定番。
- Bane of the Stricken
- Rift Guardian戦にある程度時間がかかるtierでプレイする想定ならこれも使いたい。
- Molten Wildebeest's Gizzard
- Squirt's Necklace維持に自信が無い場合の選択肢。
- Squirt's Necklace維持に自信が無い場合の選択肢。
Kanai's Cube 
- Weapon
- Darklight
- Fist of the Heavensのダメージ強化を持つ1-handed Flail。
- Darklight
- Armor
- Khassett's Cord of Righteousness
- Fist of the Heavensのコスト減少(40%)と火力強化を持つBelt。
- Khassett's Cord of Righteousness
- Jewelry
- Ring of Royal Grandeur
- 重ね着を行うビルドのCube Jewelry枠定番。
- 重ね着を行うビルドのCube Jewelry枠定番。
- Ring of Royal Grandeur
その他 
Aegis of ValorはPTR2.6.7ではFist of the Heavens専門のセットだったのでこちらが本来の想定に近いのかもしれない。
かつてSeason27ではHeaven's FuryではなくFist of the Heavensの方にSanctified Powerが与えられ、こちらがPushingも兼任したりもした。
そして、patch2.7.6(Season29)でその全自動Fist of the Heavensに近い物が帰って来た。
- Bastions of Willを使う場合のGeneratorの選定
- 基本的にはHeavenly Strengthで2-handed Weaponを片手持ちしているビルドなのでGeneratorの回転も重い。
中~遠距離で気軽に撃てるGeneratorとしてはSmiteの自動追尾ルーンであるHammer of Pursuitが使いやすい。
- 基本的にはHeavenly Strengthで2-handed Weaponを片手持ちしているビルドなのでGeneratorの回転も重い。
コメント 
- Holy Shotgun IIの記事整理に先駆け、あちらでFoHビルド部分を詳細化すると煩雑になりすぎたので別ページに独立しました。あちらのページにはまだFoH仕様が残っていますが、整理は今後引き続き行います。 -- 2023-05-26 (金) 02:05:49