概要
メニューの【さくせん】の中にあるコマンドの1つ。自分および自分が連れている【サポート仲間】【仲間モンスター】の回復呪文・特技を一気に使用し、パーティメンバーのHP・死亡・状態異常を可能な限り回復させる。
ここで回復に使用できる呪文・特技は移動中の「じゅもん」コマンドで使用できるものと同じで、以下のものが該当する。アイテムや他の回復技は使わないので、以下の技を使えるパーティメンバーがいない場合は何も起きない。
なお、本作では「じゅもん」コマンドから使用できる呪文・特技はプレイヤー自身のものに限られ、サポート仲間・仲間モンスターに使用を命じることができないが、「まんたん」使用時に限って彼らに回復をさせることができる。
仲間モンスターについては「とくぎ使用設定」で禁止している呪文・特技も使う。
さらに「どうぐ」や「じゅもん」コマンドでは回復の度にモーションが入るのに対し、こちらは詠唱・モーション無しで回復呪文・特技を連続使用してくれるため、1秒足らずで回復が終わるようになっている。
何の呪文・特技を使ったかはシステムログに表示される。
なお、【スティックスキル】でザオ系呪文を覚える【スーパースター】【天地雷鳴士】の場合、移動中の個別使用やまんたんでの使用にもスティック限定の制限が付く。
自操作の場合は装備変更の手間を惜しまなければ問題にならないが、武器を変えられないサポの場合は雇った時点で戦後蘇生の可否も決まってしまうため注意。
シリーズ他作品では、作品にもよるが「非効率な呪文選択をする」「蘇生や解呪を行わない」「逐一呪文を使うメッセージが出る」「常に【馬車】内の仲間まで回復するためにMP消費が激しい」等の理由で地雷コマンドとなっている場合も少なくなかった。
しかし、本作ではテンポの問題でこれ無しではやっていられないため、最重要といっていいコマンドになった。戦闘終了後にこのコマンドを選ぶのは最早お約束。
最悪蘇生は【せかいじゅの葉】頼り、毒は自然回復するまで放置という手もあるが、少なくともHP回復はまんたんで済ませられるよう、フィールド狩り等のパーティにはホイミ系の使い手が欠かせない。
HP回復だけでいいなら【盗賊】【パラディン】【ガーディアン】やスティック以外の武器を持ったサポスーパースター、成長途上かつ追加スキル無しの【モーモン】あたりでもまんたん役にはなれる。
MP効率もシリーズ中ではかなり良い方で、パーティ全体でのMP消費を抑えるように使用者や呪文・特技を選択してくれる。ただし、極端に残りMP割合の低いメンバーがいる場合はそのメンバーのMP温存を優先することがある。
MPについては、残念ながら一気にまんたんにする方法はないので小ビンがぶ飲みしよう。
一方、上記以外の回復手段は移動中に使えず、まんたんにも使えない。
具体的には回復【タロット】や【ハッスルダンス】【超ハッスルダンス】【よみがえり節】、【復活の杖】【救命の鎌】などに加え、呪文であっても非CTの単体回復ではない【ベホマ】【ベホマラー】【メガザル】などが該当する。
よって、【占い師】や追加スキルで回復呪文を習得しない場合の【エンタシスマン】はまんたん役になれないため注意。
また、回復呪文習得者の大半は先にホイミ～ベホイムのいずれかを覚えるので問題にならないが、ごく一部の状況では「ベホマラー以外のホイミ系呪文を持たずまんたんできない」という状況に陥る。
【スラフォース】を振らずに【スラソウル】を振った【スライム】が該当するほか、呪文を個別スキルで覚える【アスフェルド学園】でも同様のことが起こり得る。
【魔法の迷宮】でまんたんを定期的に行わない回復役や「まんたん＾＾」といった催促をするプレイヤーは地雷扱いされた。後者に関しては言われるほど行わない回復役が悪いとも言えるのだが。