【旅芸人不遇問題】

Last-modified: 2023-12-05 (火) 17:30:41

概要

【旅芸人】【不遇】に関する問題。
旅芸人は攻撃・補助・回復をそれなりにこなす万能職だが、それゆえ尖った能力やオンリーワンの能力を持たず、何をやっても「痒いところに手が届かない」「帯に短し襷に長し」という評価を下されることが多い。
(なお、この手の問題は他のMMOの万能職にも見られがちである)
しかし、全く席がない、誰からも誘われない、というわけではない。
旅芸人で行くという戦略もあるのだが、戦闘後に「やっぱり他の職入れたほうが早かったかな?」という感想が漏れるのである。
 
旅芸人の独自性を増やすとしたら、職業クエストでもそうだったように「笑い」を武器にしていければいいのだが、【ボケ】【ツッコミ】が全職で使えるのでなかなか差別化が難しい現状となっている。また、その方向性で考えても【遊び人】という強力なライバルが存在する。
固有スキルだけでなく武器のほうも、武闘家と同じ棍と扇が二つも被ってしまっているのが痛い。
これらの武器はVer.1.5のDQ10TVにて、【安西崇】バトルプランナー(当時)が「扇は武闘家が装備できるからうかつに強化できない」と発言したことから、強化が絶望視されてしまっている。
またコロシアムで何かと【武闘家】【ためる弐】をつかって暴れまわると特技が弱体化されるのだが、その特技の弱体化の飛び火を食らうのがこの旅芸人となってしまっている。

Ver.2.1後期

【齋藤力】ディレクター(当時)が【旅芸人に光が当たります】と発言。
アストルティア中の旅芸人たちが待ちに待った強化を期待し、歓喜したが…。

Ver.2.3後期

【ボス状態異常連発問題】の解決策として【エンドオブシーン】【変身】【ミニ化】を解除できる効果が付与。
変身及びミニ化への対抗策は、当時は旅芸人のオンリーワンの能力だったのでようやく光が見えたと話題に。
また、棍や扇の強化やザオラルの習得もあって非常に頼れる職になってきた。

Ver.2.4以降

150スキルによって【たたかいのビート】による開幕範囲バイキルトと言う誰にも負けないサポート効果を発揮。更に短剣の150スキルが【ゴッドジャグリング】やルカニにも有効と判明すると旅芸人は一気に開花。
Ver.3.0からは強化された戦士と共に一撃死級の攻撃力を下げつつサポートを行う強職になり、不遇問題はほぼ解決を見た。

Ver.3.0後期

【どうぐ使い】【プラズマリムーバー】が変身とミニ化を解除できるようになり、旅芸人のアイデンティティが一つ失われる形となってしまった…。
 
ただし、この時期に【戦士】が超強化された影響で、大体の場所で戦士×2・中衛・【僧侶】という構成になり、この中衛枠にはバッファー兼回復役として旅芸人が充てられることが多かったため、この時期は寧ろ旅芸人全盛期であった。

Ver.3.3後期

【占い師】の登場によって旅芸人の不遇問題が再発。
あちらも【力のタロット】で開幕範囲バイキが可能で蘇生持ちの万能職、加えてデッキ構築により戦闘スタイルを変えることができ、適切に立ち回れば旅芸人より遥かに高い攻撃・補助能力を発揮するなど圧倒的人気になってしまった。
ただ、占い師の回復は引きに左右されるため安定しないし、【まんたん】役になれず、【サポート仲間】としても使用できないので、僧侶を入れるほどでない雑魚を狩る場合の範囲バイキ兼回復役としては旅芸人の需要はあまり失われていないが…。

Ver.3.4

【巨商のころもセット】が実装。
補助・万能職としては唯一【ハッスルダンス】系列による安定した回復能力を発揮できるという数少ない長所が強化され、巨商を着た旅芸人はサポとしても人気に。
とはいえ、ボス戦にて旅芸人の回復を信用できるかと言えば間違いなくノーで、回復寄りの万能職というポジションに移行したというよりは、雑魚狩り専門職としての性能が上がったというのが実情だが。

Ver.3.5前期~4.5後期

Ver.3.5前期では【風斬りの舞】が強化され旅芸人以外の扇使いも開幕範囲バイキルト(と攻撃呪文強化)ができるようになった。
さらに中期では追い打ちをかけるかのように【魔法戦士】が強化。旅芸人の居場所はますます雑魚にしか無くなることに。
 
【邪神の宮殿】のある回では道具禁止と旅芸人のみという同条件の占い師のみで行われる4獄の旅芸人バージョンというべき条件が現れた。
4獄の難易度はどの相手でもさほど高くないのだが旅芸人のみだとかなり難易度が高く、改めて占い師と旅芸人の差が浮き彫りとなった。

Ver.5.0

このバージョンでスキルシステムの大幅な変更が行われ、更に旅芸人には【ブーメランスキル】が追加された。
通常のブーメランスキルよりも攻撃力の上昇幅が大きく、【状態異常成功率アップ】や「チャージ時間-20秒」、「特技回復量+100%」といったスキルが追加。
どのスキルも旅芸人の長所を更に伸ばすものであり、威力の高い特別仕様の【デュアルカッター】&【デュアルブレイカー】により高精度のデバフをばらまき、効果の高い特技が多いCT技の使用サイクルもチャージタイム短縮により早まり、【僧侶】祈り【ベホマラー】並の【ハッスルダンス】でメインヒーラーにもなれる回復力を会得。
更にこれまで他の補助職に後れを取る要因ともいえた火力支援も【レボルスライサー】の取得で可能となった。
 
防御面のサポートこそ不得手なものの火力と回復の総合力においては他の補助職とは一線を画する能力を手に入れることができたと言え、それまでの評価を一転させることとなった。
ただし強烈なパッシブはすべてブーメランスキルのものであってきょくげいスキルではないため、ブーメラン以外の既存武器に関しては一切サポートはない。既存の武器に関してはむしろブメ旅に完全に喰われてしまったとも言える。