【キャット・リベリオ】

Last-modified: 2024-09-11 (水) 09:20:18

概要

猫の魔物でも数少ないという「巨猫族」と呼ばれる種族で、毛皮の服に赤いスカーフ、サーベルを背負った恰幅の良い二足歩行の猫。
 
あちこち(額、頬、両腕、左脇腹)に傷跡があったり、右目に眼帯をしていたりと山賊のような出で立ちをしており、頭のてっぺんはモヒカンのように毛が立ち、服は【ボストロール】【ギガンテス】のような片袖スタイル。尻尾はスリットではなく通し穴から出ている。
 
太ましい体型を気にしていて「ブタネコ」と呼ばれることを非常に嫌うというが、ブタネコよりも「デブネコ」呼ばわりされてそうだ……。
 
名前の由来は英語で反逆を意味するrebellionからだろう。
本編シリーズでの初出演はDQ10だが、テリワン3DでもDQ10の発売日に合わせて同日に配信用モンスターとして登場。
続くイルルカでは【ふしぎなかぎ】(通称錬金カギ)の報酬になることがあるため通信が不要になり、さらにジョーカー3では配合で生み出せるように。さすがに野生では出ないが、入手のハードルは順当に下がった。
 
色違いに【デビルニャン】、DQMSLに【ドラジ】がいる。

DQ10オフライン

【ジュレットのおはなし】のボスとして登場。声は鶴岡聡。
マンマーに仕えているが、猫島のボスの座を狙っており彼女の子供であるジュニアを海に流し、気落ちしたマンマーを蹴落とそうと企む。
抜刀さみだれ斬り(【さみだれぎり】の強化版)などを使う正統派のパワーファイターである。
その後、改心してジュレット外伝クエストである【ゆるしてほしいのニャ】に関わる。

Ver.2

【バトルファンタズム】でアイドル★モンスターズとして【覚醒プスゴン】と組む。
クリア後の敵なのでかなり強化されており、プスゴン同様怒りやすい。

DQ10オンライン

【強ボス】では【ミャルジ】を連れて登場。攻撃対象にならない【マンマー】が時々回復してくれる。
神話篇などのクエストにも登場。蒼天のソウラのコラボイベントで、NPCとして味方になった時の職業表記は「ねこ」だった。確かに猫だが、これは職業なのか……。
詳しくはこちらを参照。

テリワン3D

DQ10発売に合わせ、2012年8月2日にWi-Fiのノーマルプレゼントとして配信が開始された。
???系のSランクに属する。見た目魔獣系っぽいのに。
メガボディの2枠モンスターで、【れんぞく】(3回)【ギャンブルカウンター】【まれにマジックバリア】を特性に持ち、+25で【スタンダードキラー】、+50で【くじけぬ心】が加わる。
所持スキルはこいつ固有の【キャット・リベリオ】。???系の弱点補完と特技を封じる霧を一通り覚えるのが特徴。
1ラウンドに1回しか行動できないのが難点だがその分攻撃力が高く、しかも行動封じは全て無効という鉄壁の耐性を誇る。
 
だが一番目を引くのが素早さで、【ゴールデンスライム】等と並んで最大2000と最高の値を誇る。伸びも優秀。太っているのに…。
見た目に反しかしこさはそこそこあるが、守備力は600しかなくHPも平均的。MPも大したことないので、【火炎斬り】【ふうじん斬り】のような属性斬撃以外にも特技(特に各種呪文や【つるぎのまい】【ばくれつけん】など)を使いたいなら、スキルで補強するか回復手段を持たせておこう。
高い素早さと攻撃力を活かしたアタッカーとしての戦いが定石だが、1回行動なので回復やサポートは味方に任せよう。
しかし【アンカーナックル】との相性は悪く、同じく1行動の【グリズリー】のように封じブレイクも持たない上HPは並みのため【じごくの踊り】の火力も彼ほどではないのが難点。
れんぞくの乗ったギャンブルカウンターの威力は凄まじいが紙なので発動する前に落ちたりと微妙にかみ合っていない。
こいつを使った特殊配合先は無いので、貰ったらさっさと究極配合し、10のように【プリズニャン】【ねこまどう】と並べて猫チームでも作ってやろう。猫好きにはたまらないであろうリベリオファミリーがモンスターズにも爆誕する。
 
こいつが配信され始めたのは本作発売から約2ヶ月後だが、実は発売当初からこいつの登場は広く知られていた。
それもデータ解析等で割り出されたのではなく、プレイしていく中で普通に知ることができるのである(いわゆる「公式バレ」)。
というのも、今作では図書館において格闘場クリア毎に読めるモンスターを登録する本を読むことで、入手していなくても登録することができるのだが……100種類以上を仲間にすると入れる図書館の奥にあるSランクの本を見ることで、何故かこいつも登録される。普通配信限定のモンスターは本を読んでも登録されないのだが、こいつだけ例外。
このようなことが起こってしまった理由は不明で、大方バグと推測されてはいるが、DQ10の発売を前にしたちょっとしたサプライズだったのかもしれない。
ちなみに内部データにある開発段階の名前はネコの盗賊(仮)である。
この頃はこいつに関する情報が少ない中で、ほとんど得体の知れなかったこいつの登場に多くの人が驚くと共に、
「こうして登録できたのだから、どこかでこいつを入手する方法がある」と考え、何とかしてこいつを見つけようとする人もいたという。
隠しモンスターということか、攻略本では「?????????(文字数は合わせてある)」と伏せられており、データが公開されなかった。
数値は以下の通り。

HPMP攻撃力守備力すばやさかしこさ
1725(1950)400(480)950(1160)600(740)2000(2400)700(860)
耐性
弱点:イオ・ドルマ・踊り封じ・ダウン・ハック
半減:デイン・マヌーサ・毒・マホトラ・ルカニ・斬撃封じ
無効:バギ・ザキ・マインド・マヒ・眠り
+値でアップ:ヒャド・混乱(25以上→軽減、50以上→半減)

なおDQ10では♂だったがこちらでは♀もおり、性別比率は半々のようだ。

ちなみにこの猫、体技モーションは全身にオーラをまとって掌底のように左手を前方に向けるというものでなかなかかっこいいのだが、呪文モーションの踊りは結構愛嬌がある。
猫らしく「にゃーお」と言っているので気になるプレイヤーはチェック。

テリワンSP

【まちびとの扉】【黄金郷】のぬしとして登場し、倒すと自らの分身(本猫曰く部下)と「はやぶさの口伝」をくれる。
テリーを縄張に入ってきた不届き者と主張し襲い掛かってくる。2回目以降は「もしかしてカモにされてる?」との発言も。

ぬしとして登場する個体は1回行動、さみだれ斬り、【超はやぶさ斬り】【獣王げきれつしょう】【つるぎのまい】【バイシオン】【チェイン】をランダムに使用する。
攻撃力950、守備力600、すばやさ2000、かしこさ700。
お供はドラクエ10で呼んできたプリズニャン、ねこまどうに加えて【かくとうパンサー】【キラーパンサー】【キャットフライ】を揃えてくる。
斬撃が多めなので【斬撃よそく】【赤い霧】がよく働く。
【バイシオン】対策に【いてつくはどう】、先手をとるために【ピオリム】を使うのも有効。
2回行動に【まもりの霧】を使えばこいつ単体は完封できるので試してみるのもいいだろう。
総合的には【エッグラ&チキーラ】に勝てたパーティならまず苦戦しない。

イルルカ

タマゴから孵化させるか錬金カギの報酬でしか入手できないので、前作と違って手に入れるには結構手間がかかる。
【新生配合】【AI2回行動】【ギガボディ】化で【いあつ】を習得。
前作では【究極配合】でも1~2回にしかできなかったが、念願の「確定」複数回行動を得られるようになった。しかも素で体得するので入れ替え枠を使わずに済むのもありがたい。
ただし2回行動の反動で2割下がるのでほとんど1枠並み。また状態異常耐性が下げられ、毒混乱が半減、呪い軽減になってしまったが、それでもマインドとマヒ眠りといった行動封じが無効のまま据え置きなのは嬉しい。 
ダウン弱点なのでサブウェポンに体技くらいはあるといいかもしれない。
 
今作では配合素材として利用でき、こいつと【怪蟲アラグネ】【水竜ギルギッシュ】【妖魔ジュリアンテ】の4体配合で【暴君バサグランデ】を生み出せる。
こいつは10に倣ってか♂だけになったが、他の3体もやはり10同様♀しか出ないので注意。どれか1体を【♂の杖】で♂にする必要がある。
こいつを使った特殊配合はこれだけだが、バサグランデは配合の終着点に位置する【名もなき闇の王】を作るのに必要になるので、必然的にこいつも必要不可欠。頑張って入手しよう。
ライブラリのまめちしき曰く「太っていることを気にしていて、ブタ猫呼ばわりされると怒る」らしい。
たとえ太ましい体型でも、力士のように脂肪の下に筋肉がついていて太めな体型なのであれば太っているとは言わないが、本猫が気にしているということは単純に脂肪で太めなのだろう。
しかしすばやさは相当高いので、もしかしたらスリム体型になりたいのに力士体型なのがコンプレックスだとでもいうのだろうか。

ジョーカー3

不自然だったからか【魔獣系】になり、ランクもAに格下げ。
しかしこれですれ違い通信で来たときにスカウトできるようになった。
 
3作連続参戦の今回でようやく配合で作成できるようになったが、その条件は【マーブルン】の4体配合。
やっぱり10に倣ってかプリズニャン(系)とは関わりが深いようだ。
しかしマーブルンは【ベロニャーゴ】2体の配合、ベロニャーゴは【しましまキャット】2体の配合、しましまキャットはプリズニャン2体の配合限定でしか入手できない。
 
…つまり、コイツの作成にはプリズニャンが最大32体も必要になるのである。
このタイプの先輩としてはテリワン3Dの【うごくせきぞう】【どろにんぎょう】4体配合の【ゴーレム】が4体必要)、【ヘラクレイザー】【はさみくわがた】4体配合の【かぶとこぞう】が4体必要)がいたのだが、どっちにしろ相当な手間である。
はさみくわがたもそうだが、プリズニャンも野生では出ないので最初に手に入れない限り入手方法は配合のみであり、プリズニャン入手の為の素材となる魔物も同時に揃えなければならない。
【通信コイン】【カラーフォンデュ】を活用すればかなり楽になるので、ある程度コインが貯まったらコインで交換してしまおう。
 
だが同種4体配合の世界では上には上がいるもので、ヘラクレイザーの上位の【ホーンビートル】ならはさみくわがた64匹、【けがれの渦】に至っては、愚直に同種4体配合すると【レッドプリン】256体が必要になる。
 
特性は固定が【スモールキラー】。ネズミ狩りのイメージか?
まれにマジックバリアは【気力吸収攻撃】に置き換えられ、+25は【れんぞく+2】、+50は【ラストスタンド】に変更された。
さらに超ギガボディ化で【武神】も加わる。
 
【シャドウパンサー】との配合で【妖魔ジュリアンテ】が生まれる。
 
初期スキルは変わらずキャット・リべリオ。

ジョーカー3プロ

プリズニャンが【静寂の草原】に、またベロニャーゴが【焦熱の火山】に出現するようになったため配合難易度が大きく下がった。
また新たな特殊配合先として【ダブルバングル】との配合で同じ猫科の剣士【ギュメイ将軍】を生み出せるようになっている。
 
合体特技は【天翔轟嵐斬】、合体特性は【超みかわしアップ】

DQM3

DQ10のボスモンスターが軒並みリストラを喰らう中、今回も参戦。
 
魔獣系のAランク。
【ダークペルシャ】【カンダタ】の特殊配合で生まれる。
遂にプリズニャンと関係なくなってしまった……一応ネコっちゃあネコではあるが。
タマゴ限定のカンダタが非常に厄介で、なかなか作れず気揉みした人も多いのでは。
 
特性は【スモールキラー】【メタルハンター】(Lv20)・【ラストスタンド】(Lv40)・【1~3回行動】(Lサイズ)・【ゾンビキラー】(Lサイズ)・【かいひほんのう】(Lサイズ・Lv60)。
ネコだけあって攻撃・素早さが非常に高いが、HP・守備が低く打たれ弱い。
初期スキルは【武芸百般】。遂に専用スキルではなくなってしまった。
 
【モヒカント】との配合で【守護者ラズバーン】が生まれる。

スキャンバトラーズ

2018/2/22~3/14の期間限定イベントで登場。クリアするとチケット封印候補に選ばれることがあるが、その確率がやたら低く20回ぐらいやっても出ないプレイヤーすらいたという。
 
レベルは132で、HP:1888、ちから:1376、すばやさ:124、かしこさ:570、みのまもり:733。
ワザは赤ボタン:キャットアッパー→ばくれつアッパー(5)→抜刀さみだれ斬り(50)。

星ドラ

チャレンジダンジョンイベント「キャットタワー」に登場。
初級の塔、中級の塔、超級の塔全てでボスを務める。

ドラけし!

イベント「目覚めし五つの種族」に登場。
クエストの4話をクリアすると扉を入手でき、そこで戦うことになる。
これを倒すと強敵チャレンジが解放。レベルは70まであり、物理がよく効くが【ヒューザ】または【冥王ネルゲル】が無いと厳しい。
ドラ消しは星4の黄属性で、スキルはX字の範囲を物理攻撃する「抜刀さみだれ斬り」。

イベント後半のクエストではこのドラ消しで一定以上のダメージを与える必要があるので、しっかり育てておきたい。

その後9のイベント「光の竜グレイナルと闇の竜バルボロス」ではあらぶる獣の地図に登場。
リベリオは10で初登場なのに…

蒼天のソウラ

7巻から登場。時系列は(DQ10オンラインの)ジュレット外伝クエストの後に相当する。
【ソーミャ】【ヒューザ】【ミャルジ】と共に【ヴェリナード城下町】を訪れていた際、食い逃げをしてしまったことをきっかけに【ソウラ】一行の旅に同行することになる
ソウラの故郷【ルシナ村】で敵の侵攻から村を守った後、ソウラたちとは別れるが、ソーミャが海岸で拾った【アズリア】のお守りを修復するために奔走。DQ10オンラインのゲーム内イベント・蒼天のソウラ コラボイベント ~流浪のリベリオ~で素材集めをプレイヤーに依頼する。修復したお守りを手にヒューザと共に【イシュナーグ海底離宮】の突入部隊に編入された。
 
本作のオリジナルキャラクターとして500年前の祖先である【キャット・ギャレリオ】も登場。

素麺のソーミャ

第92回に登場。
【ギュメイ将軍】の紹介エピソードで同じ猫科の獣人としてオチに使われた。

第130回にも登場。
上述のDQ10コラボイベント「流浪のリベリオ」の宣伝として登場。


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