【メレアーデ】

Last-modified: 2024-04-12 (金) 16:44:16

概要

5000年前の【エテーネ王国】の王族。Ver.4のメインヒロインにあたる。
演者は石見舞菜香(トレジャーズのブリサ役)。
 
【エテーネルキューブ】で時間跳躍した主人公が最初に出会った人物。
【ドミネウス王】の娘で、王子【クオード】の姉にあたる。
 
Ver.4.5後期のエピローグクエストにて、さらにもう一人血縁の人物が判明した。

人物

王家の一門の家柄ながら砕けた物腰で、周囲から苦言を呈されることもあるが、気さくで活動的な性格の上に育ちの良さゆえか余り人を疑うことがない。
不法侵入同然で捕まった主人公を「悪い目をしていない」という理由で独断で解放し、取り上げられたキューブの捜索を手伝ってくれる。
正義感は強く、考えるより先に行動に出るタイプである。かえって自身を危険に晒していることの方が多いが……。
 
Ver.4のストーリーは「時間の旅」もしくは「歴史群像劇」であり、後述する彼女の旅路はまさに歴史を調律する物語であることから、名前はメロディ+セレナーデと思われる。

活躍

【遥かなる故郷へ】(Ver.4.0)

新バージョン当初からややこしい登場の仕方をした上に、偽物まで現れている。以下に概説する。

  1. 邸内の私室で出会ったメレアーデ
  2. テラスで出会ったメレアーデ
  3. 幻影のドミネウス邸で出会ったメレアーデ

1.のメレアーデ

桃色のドレスを着ている。本来の時間軸の彼女と思われる。
【チャコル】という黒猫を飼っており、クロちゃんと呼んで可愛がっている。
 
後に【エテーネ王宮】で再会。【マローネ】の見舞いにパドレア邸に向かうが、目の前で【異形獣】が屋敷を襲っているのを見て彼女と赤子たちを守ろうと飛び出していってしまい、父親から平手打ちを食らう。
異形獣にまつわる陰謀を告発に行って主人公が捕まった際は、チャコルに手紙を託して脱走方法を計画している(異説あり)。
その一方でドミネウス王に釈放を直談判しに行くが、拘束されて時渡りのチカラを【時見の箱】に吸われてしまう。その後エテーネ王宮の転移に巻き込まれ行方不明。

2.のメレアーデ

橙色のワンピースを着ており、言葉遣い、雰囲気など多くの面で明らかに異なっている。
主人公の前に現れ【記憶の赤結晶】をクオードに見せることを頼んだ後に、エテーネルキューブを操作して滅びの未来に送って今後を警告している。
 
過去の世界では人前に姿を見せることのない【キュルル】のことも一方的に知っている上、追いかけると曲がり角で姿を消してしまう。おそらく滅びの未来を避けるべく活動している時間旅行者と思われるが……。
 
上記の主人公の脱走については、主人公も【ファラス】も手紙を通じてでしか指示を受け取っていないため、こちらの彼女が動いていた可能性もある。
 
Ver.4.5前期にて、時獄の迷宮で全てを知った後、主人公を導くためにエテーネルキューブで時を渡っている最中のメレアーデだと判明した。

3.のメレアーデ

姿は1.と同じ。
【転送の門】から飛ばされてきた主人公を「クオードの幼馴染の親友」として扱い、ここに留まるように語りかけてくる。
【星華のライト】によって正体が露見して舞台が【イル・ラビリンス】に移ってからは、邸内でチェスの駒を探すように要求してくる上、持ってくるとそのまま勝負を挑んでくる。
 
その真の姿は【影魔レイミリア】。チェックメイツ勝利後は抜け殻になって一切動かなくなる。

【赤き大地の双王子】(Ver.4.2)

後述のミローレの紹介通り「時をかける少女」であったことが判明。
【悪鬼ゾンガロン】封印後にオルセコ闘技城に現れたチャコルに、ギルガラン王子が持っていた【ラーの鏡】を当てると再登場。
飛びかかった理由は、人間に戻るために自らした行動だと思われていたが、ネコ集めのお話にて「オグショちゃん」らしき声が「オーガの王子が持っている 鏡を のぞくんだ!」と聞こえ飛びかかったということが分かった。
 
王宮が陥落する際に時渡りを発動して3700年後(現代から1300年前)のオーグリード大陸に逃れ、【賢者サラム】の指導により冒険者として独り立ちし、橙色の冒険服を着るようになる。その辺りの経緯は【赤き大地の迷い人】も参照。
その後、悪鬼ゾンガロンに遭遇し、チャコルの姿にされてしまっていた模様。
合流後は主人公と一緒に現代まで時渡りした。
 
【喪心獣ゾンテドール】の撃破後、【黒衣の剣士】の正体が自分の叔父である【パドレ】だと明かす。
その後、【グランゼドーラ城】【勇者姫アンルシア】【賢者ルシェンダ】に報告した後、【新エテーネの村】北西の家をもらい、そこに住み着く。以後は【メレアーデのお部屋】がプレイ可能になる。
アンルシアとは王家の姫同士で意気投合してお互いちゃん付けで呼び合う仲になった。
 
なお、キュルルについては知らない様子で、キュルルもまた「怪しい王女様とは違う」と発言しているため、少なくとも現時点では本バージョンのメレアーデと未来(?)のメレアーデは別人である可能性が高い。
 
チャコルへの変身能力は残っているようで、部屋に入ると時々変身したまま猫に混ざっている。Ver.4.0で撒かれたときにこれを使われていた可能性は元より、Ver.4.1~4.2でチャコルが登場した一連の場面での干渉(主人公や勇者アルヴァン、グリエ王子の誘導)も疑われる。
なお、この影響か人の姿のままでも猫と普通に会話ができるようになったらしい。

【砂上の魔神帝国】(Ver.4.3)

【時の球根】を探す【主人公】に協力し、エテーネ王国へ一緒に時渡りして【王家の温室】へと案内する。
その際、今までエテーネ王国での出来事を夢と思ってきた、現実を直視することが怖いと告白するが(前~本バージョンにおける猫集めも逃避の一環と取れる)、この件をきっかけに向き合い始める。
しかし、帰還後は精神的な負荷と時渡りの負荷が重なったためか体調を崩してしまう。
 
なお、【魔神兵ゼェード】を倒した後(【ウルベア大魔神】と戦う前)に、体調が回復してグランゼドーラ城からエテーネの村にある自分の家に戻ったことが賢者ルシェンダから語られるが、このときメレアーデを訪ねても留守にしているため会うことができない。
メレアーデの家を訪ねると【ミュゼル】と名乗るメイドがおり、留守を守っているが、「あいにくお嬢さまは外出中~」とだけ言い、メレアーデの行き先については触れない。
メイドの言うとおりにベッドで休むとメレアーデと夢の中で会うことができるため、メレアーデが留守の間でも猫集めは可能。
 
また、本バージョンシナリオクリア後に話しかけても、主人公はクオードの末路について空気を読んで伝えない。
この辺り、向き合い始めたとはいってもまだ完全に向き合えるだけの精神状態では無いのだろう。

【うつろなる花のゆりかご】(Ver.4.4)

冒頭でルシェンダの口からクオードの最期を伝えられ、案の定鬱ぎ込む。
ルシェンダから洗脳解除の専門家として【シンイ】を紹介され、主人公がアルウェーンに出向いている間は新エテーネの村でファラスと3人でパドレの洗脳対策をしている。
 
結局はファラスも逝ってしまい、叔父は行方不明、叔母は黒幕に操られ独りぼっちになってしまう。
これまでのヒロイン達とは違いメレアーデには戦闘技術が無いため、中々活躍できないのがもどかしいところ。

【遥かなる未来への旅路】(Ver.4.5前期)

最後の最後で大活躍。主人公とともにエテーネ王国へ渡って大エテーネ島の沈没を防ぎ、【キュレクス】と邂逅し、クオードの最期を見届け彼からエテーネルキューブを託され、パドレがマローネを救う時間稼ぎをするためバディンドと戦った。
マローネ救出後は、彼女を保護するために時獄の迷宮から離脱。そして、迷宮で自分が体験する未来を知り、その通りに主人公を導くためキューブを用いて旅立っていった。
その全てを終えると、今度は隕石によって滅びようとしているエテーネ王国を救うため、マデ神殿の時見の泉の中にあるキュレクスの残した時空を渡る船「航界船」を用いて、主人公がキュロノスを倒した未来を思い浮かべながら大エテーネ島を丸ごと現代へ時間転移させる。
転移の後、自身は時見の泉の時間を凍結させてコールドスリープに入っており、これを主人公に起こされると、混乱が残るキィンベルへと向かっていった。
これ以降の彼女は、航界船を人の身で使った代償のためか時渡りの力を失い、更に髪の色も先端部など一部を残して白く変色してしまっている(その後、司令部での声明発表のとき、メレアーデの髪の色がいつの間にか元に戻っていたという証言がある)。
また、本ストーリーで主人公がパドレとマローネの子であることが確定するため、主人公とメレアーデは従姉弟(従姉妹)ということになる。
 
上記の都合のため、本バージョンのストーリーを全てクリアすると、彼女は新エテーネの村を去り、キィンベルの軍司令部へ移動している。話が聞きたければ、エンディング後にキィンベルに会いに行こう。
大罪人でもあるクオードを赦し、そして自分の都合で歴史改変を起こしたことの重さは自覚しており、その責任を取るためキィンベルの復興および現代アストルティアとの調和に尽力することを誓っている。
この時点ではクオードの死は伏せられ、治療中で面会謝絶ということになっているため、彼の代理に近い形で指揮を執っていたものと思われる。
なお、この時はエンディング通りリボンを解いて髪を降ろしており、最初に会ったときのピンクのドレスを着ている。
 
また、先述した時獄の迷宮を出た後の彼女の動向についても詳しく聞くことができる。
マローネをパドレア邸に匿った後は、エテーネ王国(Ver.4.0時点)へ戻り、チャコルに化けて過去の自分に飼われ、主人公に記憶の結晶を渡し、主人公を【黄金刑】から救う段取りを整え、救えた人数は僅かであるが王宮が消失する直前に兵や使用人を逃がそうと手を回していた。
王宮の消失を見届けた後は古グランゼドーラ(Ver.4.1時点)に飛び、主人公とカミルを救出するためにアルヴァンを誘導し、シュトルケのもとに主人公を誘導し、その後再びエテーネへ戻って航界船の起動に至ったという。
 
ネコ集めについてはまたしても夢の中で会ってプレイする形となる。当時、ストーリーをクリアするとこの状態でテンポが悪化したまま戻せなかったため、未クリアでネコ集めをプレイしたい場合は先にやっておくプレイヤーもいた。

クエスト【未来へ歩みだすために】(Ver.4.5後期)

一連の騒動による犠牲者を追悼する慰霊碑に【時見のカギ】?を納め、時見に頼らない未来を作っていくことを決意する。
早とちりした【セオドルト】から王制を廃止するつもりかと詰め寄られてしまうが、その時机から落ちたエテーネルキューブからクオードの声が聞こえ、発せられた光を浴びたことで、髪の色が元に戻った。
セオドルトを説得した上で改めて国民にクオードの死と、新しい未来を目指していくことを説いた。
この際リボンも結び直し、完全に王宮消失前の姿に戻った。
 
結局のところ王政の存続やメレアーデの即位の是非については明確な決定がされないままであり、現代におけるキィンベルの位置付けも「王都」のままである。
ただし、前期でも語られた通り、彼女自身としては父や弟の後を継いで女王として即位するよりも、国民一人一人と手を取り合い不満や要望を聞き届けるという在り方を望んでいる模様。
もっとも、各国の首脳に顔が立つ主人公と友人でありアンルシアとも友人なので、女王の立場を取らなかったとしても各国とエテーネの橋渡し役としては上手くやっていけるだろう。
 
新エテーネの村へは公務の合間に行っているという話が聞けるが、クエスト実装直後にはメレアーデのお部屋には戻っていなかった。
Ver.4.5.6(2019/07/11)からはメレアーデのお部屋での常駐も再開している。
アップデート情報によれば、これは不具合だった模様)
 
最後には【アストルティアキャラクターズファイル】と同じ画調の一枚絵で締めくくられている。

【闇の根源】(Ver.5.5後期)

マローネと共に【絶対滅神ジャゴヌバ】を打ち倒すために祈りを捧げるシーンで登場。
更に【ミナデイン】の使用シーンでも詠唱メンバーの1人として登場する。
なお一瞬だけ声も発するのだが、エンディングクレジットにも記載されていないのでCVは不明だった。

【悠久のレクタリス】(Ver.6.4)

パドレを時の牢獄から救い出すべく錬金術師達と共に力を合わせる。
【約束の帰郷】で新エテーネの村に帰ってきた【主人公の兄弟姉妹】とはすでに顔見知りになっていたらしく、ともに慰霊碑の前でクオードを弔った。

【未来への扉とまどろみの少女】(Ver.7.0)

彼女が主催したエテーネ王国のお披露目式が物語のはじまりとなる。
式典でマローネが【創失】してしまうが、メレアーデもパドレも彼女が消えてしまったことに気付くことすらできずにいた。
 
その後、【燈火の調査隊】の一員として【果ての大地ゼニアス】の調査に加わる。
【マグナス】からは「エテーネ王国の姫君であり指導者」と紹介される。その身分ゆえに危険な調査に参加することは懸念されたが、どうしても主人公の力になりたいと志願した熱意を買われて参加を承諾された。
マローネの創失について「母親が消えた」という主人公の話を信じてあげられなかったと申し訳なく思っており、上記の熱意はそこから来ているものである。
 
ゼニアス到着後は【ドゥラ院長】の采配で【ジーガンフ】とチームを組み、南部の調査を担当。彼女もジーガンフも【悪鬼ゾンガロン】にゆかりがある故だろうか。
主人公と【ポルテ】が合流したときには、人が住んでいる町を見つけたものの門前払いされてしまい【川辺の休憩所】まで引き返してきたところだった。
当初は彼を「ジーガンフさん」と呼び、その気難しげな印象にどう接したものか悩んでいる様子も見せていたが、自分に代わって野営の支度をすべて済ませてくれたこと、苦い過去でもあるランガーオ村での一件を明かしてくれたことから打ち解け、以後はポルテに倣って彼を「ジーくん」と呼ぶようになる。
なお、ポルテからの「メレちー」という愛称は受け入れているものの、彼女が初対面の相手にも「メレちー」と紹介するので【イルシーム】【女神ゼネシア】にまで本名と誤解されてしまう点には少々困っている。
 
【アマラーク王国】の調査では、【フーラズーラ】に通用する唯一の武器である黒槍クバーラトのレプリカを作ることを提案し、ドゥラ院長にも協力を仰いで尽力するが、そこで突如現れた【ラキ】と出会い、以降何かと気にかけるようになる。
 
アマラーク王国の事件解決後は、国に残ったジーガンフと別れて【はじまりの地】へ戻るが、全員の調査結果を整理する場に突如ラキが現れ【峠のほこら】で女神ゼネシアが待っていると告げて去っていったことで、彼を気にかけて主人公とポルテのゼニアス西部調査に加わることになる。
星封の結晶に満ちた星のオーラの力で【ウォルド地方】への道が開かれ、【大樹の鳥籠】を目指す道中に、立ち寄った【聖湖ゼニート】で双子の姉妹【ロイザ】【デニッサ】と出会い、デニッサから旅の安全祈願と再会の約束として守護天使のお守りを貰うが、女神ゼネシアの解放を果たして町へ戻ると、デニッサは創失していた。
やはりメレアーデには気付くことすらできなかったが、主人公とポルテからも説明を受け、創失についてさらに深く考え始めるようになる。
 
女神ゼネシアの願いで創失の呪いの源を断ち切るために【ウォルドの聖簾】へたどり着くと、そこへラキが立ちふさがるが、この際デニッサから貰った守護天使のお守りが彼の攻撃を防ぐ。
それでもラキは引き下がらず戦闘になるが、女神ゼネシアの助力もあって退け、滝の中に隠されていた【ゼニスの封宮】で創失の呪いの源である【創造神グランゼニス】を見つける。
大祭壇では創造神グランゼニスの眠りを妨げる者を排除しようとする【なぞの魔狼】と相対し、これを退けるが、その正体は創造神グランゼニスの神獣だったラキであり、傷ついた彼はさらに創失の呪いに飲まれかけたことも受け、メレアーデの言葉にも耳を貸さずどこかへ立ち去ってしまう。
 
その後再びはじまりの地へ戻ったあとは、ラキが創失しかけた際に彼に関する記憶までがなくなりかけたことで、この恐ろしい呪いを一刻も早く消しされなければいけないと決意を新たにするも、呪いの源はゼニアスの創造神にして主神であるグランゼニスであることから、自分たちに何ができるのかと悩んでいる。
 
物語の導入から終盤までに深く関わり、晴れて純粋なNPC戦闘員として戦闘に加わるなど、総じて準ヒロイン級の活躍を見せた。

能力

Ver.4.5前期

お姫様という立ち位置だからか、登場から長らくストーリーのサポート役としての活躍のみだったが、本バージョンで晴れて【メガロダイン】【黄金の魔物たち】戦に【NPC戦闘員】として加勢。パーティには加わらず戦闘エリア外から支援する初の例となる。
【賢者サラム】に師事していただけあって回復魔法とブーメラン技を用いるが、攻撃呪文の代わりにピオリムやマヌーサを使うなどPCの賢者との違いもある。
使用する呪文・特技は【シャインスコール】【ベホマラー】【ザオリク】。加えてメガロダイン戦では【ピオリム】、黄金の魔物たち戦では【マヌーサ】も使用する。

Ver.7.0

【ラキ】【なぞの魔狼】戦に【NPC戦闘員】として加わる。これまでの場外支援とは異なりパーティメンバーとしての参戦である。
職業表記は「王女」、Lv90、HP820、MP480。
それまで使用していた【姫君のブーメラン】や、サラムから託されたブーメランに代わり【希水晶のブーメラン】を使用するようになる。
【デュアルブレイカー】【フローズンバード】【レボルスライサー】などのブーメランスキルと、【ベホイム】【ベホマラー】【ザオリク】の回復呪文を使う。
特にレボルスライサーは特別仕様で、ボイスと共に3000以上のダメージを与える。
また、様々な状態異常耐性や50%程度の属性耐性を持っている。
総じて役立ってくれるが、呪文の詠唱速度が遅いことと回復優先のAIになっていない点は注意。

余談

彼女の厳密な初登場はVer.3.5後期のエンディングの最後で流れるVer.4の予告映像である。
この時は桃のドレスの姿で、ドミネウス邸の自室で身支度をしながら「叔母様の焼いてくれるマドレーヌが冷めてしまう」「私のことを待っててくれてる【主人公】に会いに行く」と言っている。
楽屋オチにも聞こえるが、本編とリンジャクエを一通りクリアした後で見直すとこの「主人公の名前」はマローネ(叔母)の子どものことを指していることがわかるため、おそらくVer.4本編の直前のシーンだと解釈できる。

アストルティア秘聞録によると髪色の消失は余りにも痛々しいので反対の意見もあったが、時渡りの力の喪失感を表現すべく押し通したとされる。

イベント・その他

Ver.4.0

年越しの際、便利ツールのゆめのかけら交換所に【コタツでメレアーデ】?が登場した。

【美の競演! 第6回アストルティア・クイーン総選挙!】

運営推薦枠の一人として参戦。
ミローレからは「時をかける王女」と紹介されており、これは4.0どころかその先のストーリーもネタバレしているような……?
最終結果は4位。

【6周年記念】 スペシャル壁紙プレゼント!

新旧交わったVer.4キャラが勢揃いする中、センターを務めている。

【美の競演! 第7回アストルティア・クイーン総選挙!】(Ver.4.4)

現行のVer.4のメインヒロインであるにもかかわらず、まさかの17位で予選敗退。
このバージョンの時点で、彼女は悲劇の真っただ中にあってイチャラブできる雰囲気は微塵もなく、かつプレイヤー的にもしか印象がない状態になっているので仕方ないだろう。予選がVer.4.5公開後だったらもっと票を伸ばせたかもしれない、時期に恵まれなかったということか。

【美の競演! 第8回アストルティア・クイーン総選挙!】

今回は見事予選を突破。過去に予選敗退したキャラの本選返り咲きは第5回の【マイユ】・勇者姫アンルシア以来となる。
ドレス姿であった前回と異なり、冒険者姿で登場。
しかし、バージョン4終了からだいぶ時間が経っていたこともあり、最終結果は7位と振るわなかった。

チャットスタンプ

Ver.5.3より、同機能と共にメレアーデの絵による「よろしくおねがいします」のスタンプが実装されている。
よく使う挨拶のため【ラグアス王子】ありがとうございます!と並んで非常に目にする機会が多い。
なお、これは初期スタンプではなく「スタンダード2印章」に含まれており、「バージョン5.3 ありがとうプレゼント」終了後は【プレゼントチケット】6枚での入手となっている。
そのため頻出スタンプにもかかわらず、今から新規作成するキャラにとっては意外に入手ハードルが高い。

【モンスターバトルロード】

Ver.5.4より彼女のスペシャルバッジが登場。装備すると必殺技【時の王女の恵み】?を使用できる他、【ザオリク】を覚える。また最大HPと回復魔力が80ずつ上がり、蘇生呪文の射程が5m伸びる。
金銀銅はなく、【キャット・マンマー】虹と【キャット・リベリオ】虹、【プリズニャン】金3個との交換で光バッジを入手可能。
 
案の定交換元はネコ縛りである。虹と金だけで他と交換対象が被ることもなく入手は割と容易。
必殺技は【エステラ】互換なので、更新目的などを除くと積極的に使われることはない。スペシャルバッジ枠で蘇生呪文を覚えられるので、必殺効果とも相性のいい呪文アタッカーが【デスプリースト】金や【トーマ】虹の替わりに使うのに適する。

【美の競演! 第10回アストルティア・クイーン総選挙!】

第9回は予選敗退で出場できなかったが、今回は予選を1位で突破しての出場。しかも【ミローレ】の紹介によれば大差をつけての1位だったらしい。
本選出場により【キャラクターボイス】が付くことになり、これをもって全バージョンのメインヒロインに声が付いたこととなる。
中間発表では上位3名に入ったものの、【ウェブニー】に50万票近い差を付けられて最終順位は2位となった。
近年大した活躍もなかったのにここまで爆発的な人気になった理由として、上述のスタンプの影響が大きいと思われる(なお第9回予選会が2020年4月、スタンプ実装が2020年9月、第10回予選会が2021年4月のため、スタンプ実装の影響が現れたのは第10回からである)。
……が、メインヒロインでクイーンの座に立てていないのは第10回時点で最新バージョンの【ユーライザ】を除けば彼女だけである……。
 
投票後に貰えるチョコは一口サイズの四角いチョコ。
何の変哲もないチョコのはずだがとても甘く、不思議と懐かしい味がするらしい。

【美の競演! 第11回アストルティア・クイーン総選挙!】

シード権で本戦出場。
ちょうど開催時期のメインストーリーでの主要人物でもあるため、前回の順位もあって大本命といえるか。
 
投票するとなんだかよくわからない形のチョコをくれる。本人的には猫のつもりだったらしいが、型がゆがんでしまったらしい。
 
大方の予想通り、悲願のクイーンの座に輝き、ようやくVer.5までのヒロイン全員がクイーンとなった。

【美の競演! 第12回アストルティア・クイーン総選挙!】

シード枠での出場。
投票するとひょうたんのような形(本人は永久時環の形と言っている)の、なぜか遠い昔の出来事が頭に浮かぶほろ苦いチョコをもらえる。
 
最終結果は最下位である8位。栄冠を手にしたことで投票が控えられてしまったのだろうか。
前年度優勝から次年度最下位という【ヒストリカ博士】【ラグアス王子】と同じ道を辿ることになってしまった。