No.431 | ||||
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![]() | SM.79 | 陸上攻撃機 | ||
装備ステータス | ||||
火力 | 雷装 | +9 | ||
爆装 | +13 | 対空 | +2 | |
対潜 | +3 | 索敵 | +2 | |
命中 | 回避 | |||
戦闘行動半径 | 7 | |||
装備可能艦種 | ||||
駆逐艦 | 軽巡洋艦 | 重巡洋艦 | 戦艦 | |
軽空母 | 正規空母 | 水上機母艦 | 航空戦艦 | |
備考 | ||||
開発不可、改修可、入手方法 基地航空隊にのみ装備可能 | ||||
改修更新 | ||||
SM.79 → SM.79 bis | ||||
驚くべきことに原型機はレース用に開発された、パスタの国の陸上攻撃機です。 三発のエンジンを持ち、当時としては高速で使い勝手のよい攻撃機で、 当初は主に爆撃機として運用されていましたが、魚雷を抱いて対艦攻撃にも出撃していきます。 |
ゲームにおいて
- 2021年夏イベント『増援輸送作戦!地中海の戦い』のE-1甲*1、およびE-2乙・丙*2作戦突破報酬として実装された。
- また、同イベントE-2甲作戦突破報酬として上位装備であるSM.79 bisが実装された。
- 既存の陸攻と比較すると
- 2024年12月3日のアップデートで改修及びSM.79 bisへの改修更新が実装された。
- 更新時に本装備が必要。
入手方法について
過去の入手方法
- 2021年夏イベントE1甲*3作戦突破報酬
- 2021年夏イベントE2乙・丙*4作戦突破報酬
- 2024年『【拡張作戦】Xmas最終決戦、艦隊出撃せよ!』選択報酬 (x4)
性能比較表(装備最大値/陸攻早見表/テーブルより転送)
黄色はトップの性能
装備名 | 火力 | 雷装 | 爆装 | 対空 | 対潜 | 索敵 | 命中 | 回避 | 半径 | 制空値 | 攻撃力*5*6 | ボーキ 消費*7 | 射撃回避 | 入手方法 | 改修 | 備考 | 追加 |
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キ102乙改+イ号一型乙 誘導弾 | 4 | 14 | 20 | 3 | 4 | 3 | 3 | 12 | 149.4*8 | 216 | ◯ | ランキング、任務 | △ | 対駆逐・軽巡・重巡・軽空母特効有 | 編集 | ||
キ102乙 | 4 | 11 | 19 | 4 | 4 | 4 | 4 | 16 | 126 | 162 | △ | イベント、改修 | △ | 編集 | |||
四式重爆 飛龍(熟練)+イ号一型甲 誘導弾 | 17 | 21 | 5 | 4 | 5 | 3 | 5 | 21 | 174.6*9 | 270 | △ | ランキング | △ | 対艦誘導弾搭載機 対駆逐、軽巡級・重巡に有効 | 編集 | ||
四式重爆 飛龍+イ号一型甲 誘導弾 | 15 | 20 | 5 | 3 | 4 | 1 | 5 | 21 | 158.4*10 | 270 | △ | ランキング | △ | 対艦誘導弾搭載機 対駆逐、軽巡級に有効 | 編集 | ||
四式重爆 飛龍(熟練) | 14 | 16 | 5 | 5 | 5 | 2 | 5 | 21 | 149.4 | 252 | △ | ランキング、改修 | - | 編集 | |||
四式重爆 飛龍 | 14 | 15 | 5 | 4 | 4 | 1 | 5 | 21 | 149.4 | 252 | - | ランキング、節分報酬 | ◯ | 編集 | |||
銀河(江草隊) | 15 | 15 | 3 | 4 | 4 | 3 | 8 | 12 | 158.4 | 234 | △ | ランキング、イベント | - | 編集 | |||
銀河(熟練) | 14 | 15 | 3 | 3 | 3 | 2 | 7 | 12 | △ | ランキング、改修 | △ | 編集 | |||||
銀河 | 14 | 14 | 3 | 3 | 3 | 1 | 9 | 12 | 149.4 | 234 | - | イベント、ランキング | ◯ | 編集 | |||
一式陸攻(野中隊) | 12 | 13 | 3 | 2 | 4 | 1 | 9 | 12 | 133.2 | 216 | △ | イベント、ランキング、任務 | ◯ | 編集 | |||
一式陸攻(八幡部隊) | 11 | 12 | 3 | 2 | 4 | 1 | 9 | 12 | 126 | 90 | イベント | ◯ | 編集 | ||||
一式陸攻 三四型 | 11 | 12 | 4 | 2 | 4 | 1 | 8 | 16 | 126 | 216 | - | 任務、イベント、改修 | ◯ | 編集 | |||
一式陸攻 二二型甲 | 11 | 12 | 3 | 2 | 4 | 10 | 12 | 126 | 216 | - | 任務、イベント、ランキング、改修 | ◯ | 編集 | ||||
一式陸攻 | 10 | 12 | 2 | 2 | 3 | 9 | 8 | 117 | 216 | - | 任務、イベント、ランキング、改修 | ◯ | 編集 | ||||
九六式陸攻 | 8 | 10 | 1 | 2 | 2 | 8 | 4 | 100.8 | 180 | - | 開発、任務、イベント、ランキング | ◯ | 編集 | ||||
Do 217 K-2+Fritz-X | 16 | 24 | 4 | 3 | 2 | 4 | 16 | 165.6*11 | 306 | △ | ランキング | △ | 対艦誘導弾搭載機 対戦艦に有効 | 編集 | |||
Do 217 E-5+Hs293初期型 | 13 | 22 | 4 | 3 | 2 | 4 | 16 | 142.2*12 | 270 | △ | ランキング、改修 | △ | 対艦誘導弾搭載機 対小型艦に有効 | 編集 | |||
SM.79 bis(熟練) | 13 | 14 | 3 | 4 | 3 | 2 | 8 | 12 | 142.2 | 252 | △ | イベント | - | 編集 | |||
SM.79 bis | 12 | 14 | 3 | 4 | 3 | 8 | 12 | 133.2 | 234 | - | イベント | △ | 編集 | ||||
SM.79 | 9 | 13 | 2 | 3 | 2 | 7 | 8 | 108 | 198 | - | イベント | △ | 編集 | ||||
B-25 | 2 | 8 | 16 | 4 | 4 | 7 | 16 | 100.8*13 | 234 | - | 任務,イベント | △ | 水上艦に反跳爆撃を行う | 編集 | |||
Mosquito FB Mk.VI | 5 | 18 | 5 | 4 | 5 | 1 | 7 | 21 | 75.6 | 252 | ◯ | ランキング、イベント | - | 編集 | |||
深山改 | 17 | 19 | 2 | 11 | 6 | 76 | 180 | - | イベント、ランキング | △ | 大型陸上機 | 編集 | |||||
深山 | 16 | 17 | 1 | 10 | 3 | 73 | 180 | - | イベント、ランキング | ◯ | 大型陸上機 | 編集 | |||||
爆装一式戦 隼III型改(65戦隊) | 3 | 9 | 6 | 1 | 4 | 2 | 5 | 25 | 36*14 | 72 | ◯ | イベント、任務 | ◯ | 駆逐・PT特効有 | 編集 | ||
Do 17 Z-2 | 11 | 2 | 5 | 2 | 4 | 8 | 36 | 234 | - | イベント、任務 | ◯ | 編集 | |||||
試製東海 | 2 | 10 | 5 | 8 | 0 | 102.6~145.8 | 162 | - | 任務、イベント | - | 編集 | ||||||
東海(九〇一空) | 2 | 11 | 6 | 1 | 8 | 0 | 109.8~156.6 | 162 | - | イベント | - | 編集 |
アップデート履歴
- 2024/12/03:改修可能になった。
小ネタ
マルタのハイタカ
- サヴォイア・マルケッティ社が開発した、イタリア空軍を代表する3発爆撃機。
愛称は日本語でハイタカを表す「スパルヴィエーロ」- 元はイタリアからリビアへ飛べる記録樹立を目論んだ高速旅客機として開発され、実際にいくつかの世界記録を樹立した。
- 1934年に初飛行し良好な試験結果を見せたが、エンジンパワー不足が問題となり、より強力なピアッジオ P. IX RC 40に載せ替えたものの低い信頼性に悩まされる。その後、イギリスのブリストルペガサスをベースにしたアルファ ロメオ 125 RC.35に変更され、ようやくエンジン選定は落ち着いた。
- 悩んだ甲斐もあって、翌年の1935年には400km/hを超えた最初の3発民間機となり、さらにノヴァーラからローマまでをわずか70分で飛行したという記録を樹立した。
- 元はイタリアからリビアへ飛べる記録樹立を目論んだ高速旅客機として開発され、実際にいくつかの世界記録を樹立した。
- 本機の高性能ぶりを見たイタリア空軍が軍用機型の開発を命じる。武装や爆撃手が乗るゴンドラ*16が追加され、当時としては高速・高性能であり、また非常に頑丈で運動性能に優れた「登場時としては」優秀な爆撃機として完成した。
- この爆撃機型を再改造し、燃料タンクの拡大やエンジンのチューンナップ等を施し、真紅にグリーンのラインの塗装を身に纏ったレース専用機が製作された。SM.79Cの型式が与えられた本機は、フランスでの国際レース*17にて表彰台を独占するなど、輝かしい活躍を見せた。
- 機体は格子状の鋼管に軽合金板とキャンバス布で覆われた胴体と、木材で作られた3本の主桁とキャンバス布の主翼で機体は構成されていた。大幅な性能向上は行われず、終戦までこの機体で戦い抜かざるを得なかったことは、イタリア航空技術の限界を示している。
- この爆撃機型を再改造し、燃料タンクの拡大やエンジンのチューンナップ等を施し、真紅にグリーンのラインの塗装を身に纏ったレース専用機が製作された。SM.79Cの型式が与えられた本機は、フランスでの国際レース*17にて表彰台を独占するなど、輝かしい活躍を見せた。
スペイン内戦
- 1937年にはイタリア空軍遠征航空団*18所属としてスペイン内戦に投入され、1936年末ごろ初陣を飾る。5000回以上出撃を繰り返し大都市への空爆を中心に大量の爆弾を投下*19、空中戦での損失無しという成果を見せ、旧式化したSM.81に代わりイタリア空軍の主力爆撃機の地位を得た。
- 爆撃任務において、何度かポリカルポフI-16の迎撃を受け損傷するも撃墜された機体はなかった。なお、同じく遠征航空団所属の複葉のCR.32戦闘機はSM.79の巡航速度に追随できず、同機の護衛に就くことはできなかった。
イタリア雷撃魂
- 第二次世界大戦開戦時には11個連隊に配備され、主に爆撃任務に就いていた。だが、陳腐化は避けられず爆撃任務から外されることとなり、その運動性を評価され主に雷撃任務に就くこととなる。
- 1940年7月25日、SM.79を装備した「特別航空雷撃隊」が創隊され、本格的に雷撃機としての運用がスタートした。8月15日に初陣を飾ったものの、激しい対空砲火に阻まれ攻撃は失敗し、半数以上か燃料切れで墜落するという醜態を晒してしまった。
- が、この失敗を糧にこれ以降の雷撃任務は安定して戦果を挙げていく。第278雷撃飛行隊と改称された後、イギリス新鋭巡洋艦の艦首を吹き飛ばすなど雷撃機としての面目躍如たる活躍を見せた。))
- 最終型のSM.79bisは、雷撃を主任務とした機体となっており、イタリア空軍の本機に対する雷撃機としての期待の高さがわかる。
- 1940年7月25日、SM.79を装備した「特別航空雷撃隊」が創隊され、本格的に雷撃機としての運用がスタートした。8月15日に初陣を飾ったものの、激しい対空砲火に阻まれ攻撃は失敗し、半数以上か燃料切れで墜落するという醜態を晒してしまった。
- 1941年はSM.79にとって最も活躍できた年となる。
4月…商船2隻とF級駆逐艦フィアレスを撃沈。巡洋艦マンチェスター大破。
8月…軽巡ファービー小破。
9月…大型商船インペリアルスター大破自沈。戦艦ネルソン小破。
10月…商船エンパイア・ペリカンとエンパイア・ディフェンダー大破
11月…商船グレネアンとザクディナ大破
12月…商船ジャッカル大破- この年は、連合軍艦艇9隻が沈没、30隻が損傷して終了した。雷撃機14機が失われ、46機が損傷した。SM.79の後継であるSM.84が搭乗した年でもあったが、同機はSM.79より性能に劣り後継となりえなかった。
地中海の戦い
- 地中海では、爆撃機・雷撃機・偵察機・輸送機と様々な任務にあたる。地中海に限らず、イタリア軍のいる場所にはSM.79の翼があり、イタリア軍将兵の心強い味方になった。
- 本機は多数の雷撃・爆撃機エースを輩出しており、有名なパイロットとしては、計20万トンもの敵艦船を撃沈する事に成功し、「魚雷の双子」と称されたカルロ・ファッジョーニとジュリオ・チェーザレ・グラツィアーニ。
イタリア最高の殊勲である金勲章をムッソリーニから直接授与されたカルロ・エマヌエーレ・ブスカーリア、二度のジブラルタル港襲撃を指揮し敵艦数隻を撃沈したマリーノ・マリーニがいる。
ハイタカの落日
- 一時期は北アフリカへの補給を枢軸優位にするほどの活躍を見せたが、大戦中盤以降は性能的にも限界を迎えており被害が続出した。しかし、後継機に恵まれなかった事もあり、敗戦の日まで圧倒的な連合軍を相手に戦い続けた。
- 1943年以降、SM.79は平均して3回の出撃で損耗していた。旧式化は明らかであり、早急に退役すべきであったが、後継機のz.1007もSM.84もSM.79bisより低性能かつ極少数の生産に終わった。
- 休戦後もファシスト・バドリオの双方で使用された。
特にファシスト側であるRSI空軍では、ファッジョーニ大尉率いる第一雷撃集団の主力雷撃機としてアンツィオ防衛戦やジブラルタル港襲撃など主要な作戦に参加。絶望的な状況の中、約115.000トンの敵艦を沈め奮闘したが、ファッジョーニ大尉をはじめ多くの隊員がSM.79とともにアドリア海に散った。- 制空権を完全に奪取された後、夜間襲撃を主に行うも電探管制されたボーファイターの迎撃により尽く失敗。
1944年4月6日、トスカーナ上空でP-47Dによって11機のSM.79が撃墜される。さらに10月にはわずかに残ったSM.79も、飛行場でP-47Dに吹き飛ばされた。
- 制空権を完全に奪取された後、夜間襲撃を主に行うも電探管制されたボーファイターの迎撃により尽く失敗。
- 休戦後もファシスト・バドリオの双方で使用された。
ハイタカ 最後の出撃
- 1945年1月10日、第1雷撃集団「ファッジョーニ」所属の残存していた最後の2機がアドリア海へ出撃、見事敵艦を撃沈し、その最後を飾った。
- 休戦時残存していた機体の一部は、ドイツ空軍でも使用された模様。
- 戦後は軍用航空郵便機や標的曳航機として用いられ、最終的に退役したのは1952年であった。SM.79は、特別優れた飛行機ではないが、イタリア空軍を最後まで支え続けた功労機であったのは間違いない。
- イタリア以外でもルーマニアやレバノン、ユーゴスラビアなどで使用され、レバノンでは1959年に退役するまで長きに渡り使用された。特にルーマニアは輸出型の双発機タイプであるSM.79Bをライセンス生産し、主に輸送機として用いた。
- 総生産機数は1218機。
- イタリア以外でもルーマニアやレバノン、ユーゴスラビアなどで使用され、レバノンでは1959年に退役するまで長きに渡り使用された。特にルーマニアは輸出型の双発機タイプであるSM.79Bをライセンス生産し、主に輸送機として用いた。
- ボンゴレを持ったZaraっぽい妖精さんがのっている。可愛いね。
- Zara姉が乗っている下あたりには12.7ミリ前方固定機関銃がある。双発機であれば機首に爆撃手が乗り旋回機銃を扱うが、SM.79の場合機首にもエンジンがあるため、苦肉の策としてコクピットの上にコブを作り、ここに前方機銃を据えた。その直上にいるZaraは相当の振動に襲われるだろう。おっぱいぷるんぷるん!
bisでは、敵艦の対空火器制圧を目的に20ミリ機関砲に強化された。
- Zara姉が乗っている下あたりには12.7ミリ前方固定機関銃がある。双発機であれば機首に爆撃手が乗り旋回機銃を扱うが、SM.79の場合機首にもエンジンがあるため、苦肉の策としてコクピットの上にコブを作り、ここに前方機銃を据えた。その直上にいるZaraは相当の振動に襲われるだろう。おっぱいぷるんぷるん!
”おいおい、九七艦攻喰うのかよ!やべ、ストック切らしてるな。ちょいと作るか。・・・”
まあ、こんな感じ? -- 2024-12-11 (水) 14:02:08