爆装一式戦 隼III型改(65戦隊)

Last-modified: 2021-10-07 (木) 10:22:09

旧名称→ 爆装一式戦 隼III型改(55戦隊)

No.224
爆装一式戦 隼III型改
(65戦隊)
陸上攻撃機
装備ステータス
火力+3雷装
爆装+9対空+6
対潜索敵+1
命中+4回避+2
戦闘行動半径5
装備可能艦種
駆逐艦軽巡洋艦重巡洋艦戦艦
軽空母正規空母水上機母艦航空戦艦
備考
開発不可、改修可
基地航空隊にのみ装備可能
入手方法
陸軍主力戦闘機、一式戦「隼」、その爆装機を装備する飛行戦隊です。
電波欺瞞紙、現代でいうチャフを装備した爆装一式戦などを駆使して、苦しい戦局の中、通常戦闘で奮戦しました。

ゲームにおいて

  • 装備アイコンは一式戦 隼II型等と同じ陸軍戦闘機のものだが、装備分類は一式陸攻等と同じ陸上攻撃機
    • しかし図鑑画面の背景にはINTERCEPTORと書かれている。本機体の分類は陸攻なのでGROUND-BASED ATTACK AIRCRAFTが正しいと思われる。

入手方法について

アップデート履歴

  • 2020年9月17日のアップデートで敵対空射撃回避性能が付加された。
    • 陸上型を攻撃する場合は強対空の砲台小鬼がいる場合が多くありがたい強化である。
  • 2021年1月13日アップデートで改修可能になった。
    • 同時に爆装と命中が+1と上方修正、対空射撃回避がほんの少し向上した。運営ツイート
      • 改修により制空値が上昇する*1
      • 対空射撃回避が△→◯に向上した*2
        対空射撃回避◯だと加重対空値だけでなく艦隊防空値も減衰させるため、対空レーダーや高角砲を積んでいるような敵編成に対してもある程度有利。
  • 2021年2月5日アップデート後から?駆逐艦に対して通常の陸攻の仕様から外れる異常ダメージが確認されている。*3詳細は後述。
    • この仕様について、2021/05/20時点では公式アナウンスは出ていない。そのため不具合の可能性も有り得るが…
      • 激突!ルンガ沖夜戦にて駆逐・PT+陸上型の混成という、本装備を使えと言わんばかりの敵編成が複数実装されており、本仕様が不具合では無いことを前提に調整を行っている可能性が高い。
  • 2021年3月1日実装の任務「精鋭「第七駆逐隊」、出撃せよ!」の選択報酬によって誰でも入手可能となった。
    • 補強増設2個との選択制になっているが、あちらは1000円分の課金であとからでも入手可能。基本的にはこちら一択だろう。

装備の性能と特性

  • 陸上戦闘機が爆弾を搭載した(海軍側から言うならば)陸軍機版の爆戦。行動半径が小さく爆装しかないが、陸攻の中でも対空値と対空射撃回避が最大で、航空戦に秀でる。
    • 行動半径は5とやや短めだが、後述の特効と陸攻の中でも最も強力な対空射撃回避から二式大艇で延長してでも採用する価値はある。
  • 変則的な特効が付与されている模様であり、水上艦の内、駆逐艦が攻撃対象の場合、航空雷撃の威力は雷装25相当*4となる。
    • 鬼・姫級を除けば現状最強の駆逐艦である駆逐ナ級後期型IIflagshipを残6機~9機で確殺*6できるほどの火力となる。それに加え高い命中率と*5陸攻で最も高い対空値6、対空射撃回避補正を兼ね備えるという、まさにナ級キラーとでもいうべき性能を有している。
  • PT小鬼群に対しても3桁に達するダメージが確認されている。*7
  • 陸上型の敵に対しては爆撃エフェクトで攻撃を行い、ダメージ計算も爆装値を参照して行う
    • 6-4ボスのような、「大半が陸上型で構成されている敵艦隊」が相手であれば、威力十分な対地攻撃&制空補助を1スロットで行える。
  • 上記を除く艦種に対しては雷装0でダメージが計算されるため、他の陸攻よりも小さなダメージしか出ない。
    基本的には駆逐艦・PT小鬼群・陸上型以外には全てカスダメになる、と捉えて差し支えない。
    • 軽巡ツ級elite等、他の陸攻であれば撃沈を狙える艦は少なくない。特効対象が少ない場合は採用を見送った方がよいだろう。
      • 昨今の最終ボス艦隊は銀河をぶつけてもカスダメしか出ない艦が第一艦隊に並んでいる事が多く、そういったケースであれば他陸攻に対する不利が薄れるので優先できる。高命中と低火力により、カスダメ蓄積の観点ではむしろ適役ともいえる。
    • 雷装が0でも基礎火力に加算部分があるため、攻撃力0になるわけでは無い。駆逐やPT以外の装甲の薄い水上艦相手ならば装甲貫通もできなくもない。
  • 総じて、陸上型・駆逐艦・PT小鬼群が多数を占める、あるいはこれら以外に基地航空隊の火力が通用しないような編成を相手取る場合には有効活用できるだろう。
    有効な対象が少ない相手でも制空値調整でねじ込んで運良くそれら対象を狙ってもらう事を期待するという手もアリか。
    • 対駆逐艦に対してはともかく、対陸上型については爆装値が九六式陸攻より下であるため、威力面では他の陸攻に劣る。
      撃墜を受けていなければ砲台小鬼をワンパンできる程度の火力はあるため、対駆逐艦への火力、制空値や射撃回避も含め差別化はしやすい。

  • 火力+3や命中+4や回避+2と普段注目されない項目にかなり高い数値が付いてるが、それがどれぐらい戦闘に関わってるのかは不明。

性能比較表(装備最大値/陸攻早見表/テーブルより転送)

長いので折りたたんでいます

黄色はトップの性能

装備名火力雷装爆装対空対潜索敵命中回避半径制空値攻撃力*8*9ボーキ
消費*10
射撃回避入手方法改修備考追加
四式重爆 飛龍(熟練)14165552521149.4252ランキング、改修-編集
四式重爆 飛龍14155441521149.4252-ランキング、節分報酬編集
銀河(江草隊)15153443712158.4234ランキング-編集
銀河14143331912149.4234-イベント、ランキング編集
一式陸攻(野中隊)12133241912133.2216イベント、ランキング編集
一式陸攻 三四型11124241816126216-任務、イベント編集
一式陸攻 二二型甲11123241012126216-任務、イベント、ランキング、改修編集
一式陸攻101222398117216-任務、イベント、ランキング、改修編集
九六式陸攻81012284100.8180-開発、任務、イベント、ランキング編集
Do 217 K-2+Fritz-X1624432416165.6*11306ランキング対艦誘導弾搭載機
対戦艦に有効
編集
Do 217 E-5+Hs293初期型1322432416142.2*12270ランキング、改修対艦誘導弾搭載機
対小型艦に有効
編集
SM.79 bis(熟練)13143432812142.2252イベント-編集
SM.79 bis1214343812133.2234-イベント編集
SM.7991323278108198-イベント編集
深山改1719211676180-イベント、ランキング大型陸上機編集
深山1617110373180-イベント、ランキング大型陸上機編集
爆装一式戦 隼III型改(65戦隊)39614252536*1372イベント、任務駆逐・PT特効有編集
Do 17 Z-2112524836234-イベント、任務編集
試製東海210580102.6~145.8162-任務、イベント-編集
東海(九〇一空)2116180109.8~156.6162-イベント-編集
  • 装備名色分け:
    • 【大型陸上機】カテゴリ
    • 雷装値無し装備
    • 対潜攻撃可能装備
  • 最大値の色分け対象外:
  • 火力の効果は不明
  • 制空値は「内部熟練度0、18機*14定数時の値」
  • 射撃回避(敵対空射撃回避)は☆>◎>◯>△の順に性能が高い(-は回避性能無し)。詳細はこちらを参照のこと

その他

  • 第一期時代の名称は長らく「爆装一式戦 隼III型改(55戦隊)」だった。
    2018年8月17日の第2期開幕に合わせ、「爆装一式戦 隼III型改(65戦隊)」に名称が変更された。

    第一期時代の画像

    第一期時代の画像

  • 第一期時代において、図鑑項目や装備画面では「爆装一式戦 隼III型(55戦隊)」、カードイラストでは「爆装一式戦 隼III型(55戦隊)」と表示されていた
    • 第二期開始時に、「爆装一式戦 隼III型改(65戦隊)」に統一された。

小ネタ

  • 第一期時代では「55戦隊」とされていたが、第二期移行に伴い「65戦隊」と改められた
    • どうもミスの類であるようだが…
    • このため、一応55戦隊についても付記する

一式戦の爆装について

  • 陸軍戦闘機は歩兵直協などの目的もあり、一式戦も当初から爆弾の搭載が可能であった。II型からは(形式によって)より大型の爆弾が搭載可能になり、実際に爆撃戦闘機として利用されることが増えていった。通常爆弾のほか、タ弾などの使用も行われ、陸上攻撃のみならず対艦攻撃、場合によっては船団護衛や対潜哨戒も行った。*15
    • フィリピンの戦いでは飛行第30・31戦隊がタクロバンの飛行場へのタ弾での攻撃を行ったほか周辺海域の艦船への攻撃を試みている。
    • 英国のP級駆逐艦パスファインダーは64戦隊の爆撃によって大破させられ本国に帰還している。

飛行第65戦隊

  • 飛行第65戦隊(通称号:靖9104)は、昭和13年、飛行第9戦隊を分割する形で会寧で編成された。
    • 装備する航空機を示す分科は「軽爆」、後に「襲撃」とされた。つまり、対地攻撃部隊である。

    フィリピン戦まで

    フィリピン戦まで
    戦隊は編成翌年にはノモンハン事件、その後は中国戦線を転戦し、満州に移駐。中国方面で活動していた。
    昭和19年にはフィリピンに転用されレイテ航空戦に参加した。

    • このころの装備は99式襲撃機*16。船舶攻撃や対潜哨戒を実施している。
  • フィリピンでの損害は甚大で、内地に帰還*17。帰還後、鉾田(茨城)を経て原町(福島)で戦力の回復を図ることとなる。
  • この際に装備が改変され、「襲撃」部隊でありながら、一式戦が配備された。
    • 当初は新型の双発襲撃機*18が配備される予定であったが、この機体の生産が遅延したため代わりが一式戦であった。
      • しかしむしろ「唯一の一式戦装備の襲撃部隊である」として搭乗員らの士気は高まったという。*19
      • また、単座機であるので「万が一の時気が楽だ」という声もあった。

    練成、沖縄戦へ

    練成、沖縄戦へ

    • 明けて昭和20年1月より本格的な練成が開始される。
      • 計画では1カ月で基礎技量を充実させた後、夜間低空侵攻を重視した訓練を1カ月行うことになっていた。
      • 途中、連合軍の艦載機群がしばしば本土空襲を行ったため、これを逆手に取り昼間の飛行を原則禁止して、夜間のみに訓練を行う措置を取った。
        • このため、45人いた操縦者の内、30人超が夜間飛行可能な技量を獲得し優秀部隊であるとの評を受けている。
    • その後、本拠地となる目達原(佐賀)に移動、沖縄への出撃訓練を行う予定であった。
      しかし3月末には日本側の予想を超えた速度で連合軍が沖縄に来襲、対応する形で沖縄戦へと突入する。
      部隊は特攻基地として有名な知覧(鹿児島)へ展開した。

    戦闘方針

    戦闘方針

    • 練成途上から部隊の戦闘方針が定められ、知覧展開後にもいくつかの条項が追加された。
      これによると
      • 敵レーダーによる捕捉を避けるため、成しうる限り高度100メートル以下で侵攻する。
      • 目標の20キロ手前から上昇し、突進開始時点においては600~800メートルの高度を取る。
      • 単機で緩(急)降下直撃*20により攻撃する。
      • 目標は敵輸送船
      • 一式戦の航続距離に限界があるため、徳之島及び、海軍の喜界島・種子島の基地を中継地とする
      • 片翼に海軍の25番爆弾、片翼に200リットル増槽を装備する。
      • 敵戦闘機に攻撃を受けた際には投弾して回避する。やむを得ない場合は戦闘を行う。
      • 体当たり攻撃はやむを得ない場合を除き実施しない。
      • 被害を極限するため、戦果確認は行わない。
      • 戦闘後は各個に帰還。無理して空中集合を行わない


        と、生存し、反復攻撃を行うことに主眼を置いた戦法であった。
  • 沖縄戦が始まると、連合軍は中継地点とされた徳之島・喜界島近辺までの制空権をあっさりと確保。
    中継地に降りるや機材を片端から空襲で壊されてしまい、喜界島には(他部隊も含め)翼を失った操縦士が溢れるような状態に陥る。
  • そんな中、何かの手違いで双発機用の400リットル増槽が部隊に到着、これ幸いと装着試験を行うと問題がないので、以降は中継地点なしでの攻撃が可能となった。
  • 戦隊は沖縄戦開始後から急速に戦力を消耗、4月上旬には可動わずか3機という状況に陥る。
    以降も補充を受けつつ散発的に艦船や沖縄の飛行場に対する攻撃を実施するが、戦局の悪化は食い止められず6月末に沖縄戦は終結した。

    推定戦果

    推定戦果

    • 沖縄戦2カ月の作戦中の戦果は以下の通りと推定された
      • 轟沈:大型輸送船1
      • 撃沈:大型輸送船1、レーダー監視船1
      • 撃破、炎上:輸送船4
      • 撃破:駆逐艦5
      • 炎上:油槽船1
      • 命中弾 艦種不詳:8
      • 飛行場攻撃の戦果は不詳
    • これと引き換えに空中勤務者23名、地上勤務者4名が死亡。航空機も50機を喪失した。
  • 部隊は目達原に後退し本土決戦に備え戦力の充実を図っていたが、終戦を迎えた。

  • 解説文にある電波欺瞞紙の散布装置は、同戦隊の整備部隊が考案したもの。
    • 操縦室内で索を引くと、欺瞞紙が風圧で散布されるというものだった。
      この他、先述の大型増槽の改修、夜間に使用する集合灯を機体に増設するなどの創意工夫で戦隊を支えた。
    • 効果についてはある程度自信があったようで、出撃の際、後続の特攻隊を支援するため「攻撃および電波霍乱行動を取れ」と命令したケースがある。

  • 戦隊は特攻部隊ではなかったが、戦隊長は別に特攻部隊の指導を行うこととされた。
    また、あるとき、戦隊に特攻要員を差し出すよう命令があった際、戦隊長が上級部隊に抗議して取りやめさせたという*21

  • 3月の沖縄攻撃時に同戦隊の1機が敵機を撃墜したものの沖縄に不時着。
    乗員の軍曹は現地部隊と合流し、分隊長として手榴弾による切込みなどを行っていた。
    が、敵機の跳梁を見るにつけ復帰の念断ち難く、見つけた丸木舟で約1カ月をかけて奄美大島までたどり着き、そこから海軍の飛行艇に便乗*22
    6月になって部隊帰還を果たしたという逸話が残っている。

  • 尾翼の部隊マークは「65」を図案化したもの。
    隼装備時からこのマークとなった。
    軽爆時代のマークは「富士山」で、その意匠を盛り込んである

飛行第55戦隊

  • 飛行第55戦隊(通称号:天鷲18427)は昭和19年3月、三式戦装備部隊*23として大正陸軍飛行場(大阪)で編成された。
    ほぼ同時期に編成されたのが三式戦 飛燕一型丁に描かれている飛行第56戦隊である。
  • 戦隊はフィリピン戦・沖縄戦*24・本土防空戦に投入され、最終位置は佐野飛行場(大阪)。
  • 部隊はフィリピン戦から本土に帰還するまで部隊マークを持たなかったが、帰還後「5」を図案化したマークの使用を開始した。その後1回マークを変更している。
  • ……以上からも判るように、65戦隊とは異なり一式戦とは縁が薄い部隊である。

この装備についてのコメント


*1 https://twitter.com/noro_006/status/1349658923993759745
*2 https://twitter.com/noro_006/status/1349348906744774657
*3 https://twitter.com/syusui_200/status/1364056148605685761
*4 https://twitter.com/yukicacoon/status/1364852802103640064
*5 基地の命中率には、10×√命中値%の補正がある模様
*6 https://twitter.com/yama625ayanami/status/1368108301595013122 、 https://twitter.com/juu_kanoya/status/1364368570742931466
*7 https://twitter.com/MorimotoKou/status/1391737318352986119
*8 18機、対水上艦、クリティカル・触接無し
*9 東海系は同条件での対潜攻撃力
*10 1スロ当たり
*11 戦艦相手には225? 基本攻撃力に1.35倍して切捨て(基本攻撃力125)と仮定
*12 小型艦相手には153? 基本攻撃力に1.08倍して切捨て(基本攻撃力85)と仮定
*13 駆逐艦・PT相手には239.4 雷装25と仮定
*14 大型陸上機は9機
*15 足りない部分にいろいろ駆り出されてるとか言わない
*16 艦これ未登場
*17 ただし、地上要員を中心にフィリピンなどに残置された要員もおり、地上戦に巻き込まれている
*18 キ102
*19 他にも一式戦装備の襲撃部隊は編成されている
*20 反跳爆撃の対義語としての直撃
*21 戦隊長の回顧による
*22 同島は瑞雲部隊が中継地として活動。この部隊に対する補給機が、帰りに不時着者をしばしば便乗させていた
*23 練成用として少数の一式戦を装備していたという
*24 特攻隊の発進援護