MHXX以前に登場していた狩猟補助用のアイテムの一つ。
概要 
- 飲むと短時間だが第六感が研ぎ澄まされ、大型モンスターの位置を察することができる。
特殊な技術によって調合されるらしく、市場にも頻繁には出回らないため入手は難しい。- 作品によっては店売りやポイントで簡単に買えるのだが。
- マーキングしていないモンスターも探知できるため、見失ってしまった時の保険として役立つ。
他にも初見のモンスターにいち早く挑みたい場合にも、これを使って初期位置を割り出せる。
また、大連続狩猟クエスト等では支給品として渡されることも多い。
- 表示される情報としてはペイントボールでペイントしたのと同じアイコンなので、
同時狩猟クエストや乱入モンスターがいる場合など複数の大型モンスターが存在する場合、
それら全てが同時に表示されるもののどれがどのモンスターかは分からない。- 探知のスキルを発動させていれば、千里眼の薬で出るペイントアイコンも
種族に応じたアイコンに変わるため、ある程度判別は付けられる。
- 探知のスキルを発動させていれば、千里眼の薬で出るペイントアイコンも
- 現在の効果時間は30秒だが、過去にはたったの10秒だった時期もある。
MHFではサービス終了まで10秒のままであった。また、後述の万里眼の薬でも25秒と短い。- 最大所持数は3個なので、連続狩猟で時間を掛けていたりするとなくなってしまうことも。
- 作品によっては食事スキルとして「ネコの千里眼の術」が存在する。
発動させることで開始直後に千里眼効果が発動するが、
モンスターの初期配置はフィールドによってほぼ固定されているうえに、
千里眼の薬をクエスト開始直後に飲めばほぼ互換になってしまうため
わざわざ狙ってまで発動させる価値は皆無と言える。
- どういうわけか、シリーズ通して山菜爺さんが高い確率でこれをくれる。
目当てのモンスターが見つからない、または見失ってしまった場合には、山菜爺さんを頼るのも手である。
- MHWシリーズ以降は導虫やフクズクの実装により勇退。
ただ、MHW及びMHW:Iだと対象モンスターの調査レベルが低いうちは
未発見状態で初期位置を確実に割り出す手段は全く存在せず、
初期位置を覚えない限り当てずっぽうで探すか地道に導虫で痕跡を追っていくしかない。
痕跡に関しては問題ないかにも見えるが、痕跡を追って痕跡Lvを上げた結果
痕跡とは真逆の方向にモンスターがいるというケースもあり、確実に見つけられるとはいえ
結果的にかえって発見に時間が掛かってしまう、なんてことすらある。
また調査レベルを高く保てばいいと思いきや、調査レベルは段々と下がってしまうため
ずっと放っておくとまた導虫が必要になってしまうこともある。
以前は初見モンスターであっても千里眼の薬で初期位置を割り出せたことを考えると、
千里眼の薬に関しては役割が残っていたにもかかわらず消えてしまったと言える。- MHRiseでは初見モンスターでも?マークで居場所は把握できるようになり、
名実ともにその役目を終えられたと言えるだろう。
一応フィールドに居る複数のモンスターが初見という場合はその限りではないが、
MHWと異なり1度発見すれば以後は常に表示されるため大きな支障はない。
- MHRiseでは初見モンスターでも?マークで居場所は把握できるようになり、
- MHFではより効果時間の長い「万里眼の薬」も存在する。
モンスターの位置を瞬時に把握することが主な目的であるこのアイテム系統では、
効果時間が長くなっても大して差はないが、一応上位版が実装はされている。
余談 
- 千里眼とは「あらゆるものを見通す眼」を指す。
比較的メジャーな語句だが、一方で「あらゆるものを聞き逃さない耳」のことを何というかご存知だろうか。
それは地獄耳…ではなく順風耳(じゅんぷうじ)という。- 中国の沿岸部、とくに福建省や広東省、台湾といった地域で信仰される
媽祖(まそ)という航海・漁業の守護神がいるのだが、
その用心棒的な存在が千里眼と順風耳という鬼神である。
千里眼は行く先にある危険や災害を見通しそれらから媽祖を守る役目を担い、
順風耳は悪だくみや良からぬ噂などを聞き分けて媽祖に報告する役目を担うとされる。
千里眼と順風耳という二柱の神はかつて悪さばかりしていたが、媽祖が改心させ
のちに護衛として取り立てたといわれている。どこか西遊記を彷彿とさせるお話である。
なお、この二人は西遊記にちらっと登場している。自慢の耳や目で石猿(孫悟空)が生まれたことを天の帝に知らせる役割として、序盤に登場した。 - ちなみに地獄耳とは人の秘密や噂などをすばやく聞き込むこと、
あるいは1度聞いたことをずっと忘れないことを指す言葉であり、やや意味合いが異なる。
- 中国の沿岸部、とくに福建省や広東省、台湾といった地域で信仰される