MHP3の村クエストで☆5の緊急クエスト。
本作の看板モンスターであるジンオウガと、本格的に一戦交えるクエストである。
その後、MH3Gでも村上位の緊急クエストとして同名のクエストが登場している。
なお、同名のモンハンパチスロの筐体についてはこちらを参照してもらいたい。
詳細
- 受注した初心者ハンターの大半が例のクエストでジンオウガに痛い目に逢わされているため、
ようやくリベンジできると奮起した者が多いだろう。- 尚、初回遭遇時は挿入されるムービーとの整合性からかジンオウガが最初から超帯電状態である。
これは一回クエストをリタイアすれば解除されるため、慣れていないハンター諸氏にはリタイアをお薦めする。
- 尚、初回遭遇時は挿入されるムービーとの整合性からかジンオウガが最初から超帯電状態である。
- MHP3ではクエストクリア後に束の間の平穏が訪れたユクモ村で祭りが開かれ、
そこで過去作の主要人物達が一堂に会するという一種のファンサービス的なムービーを
観ることができる。詳細はリンク先を参照。
- MH3Gでは、クリア後にカヤンバの残念なお面が少しだけだが変化する。
完全に最高のお面に戻すには、ジンオウガを上回る電力を持つモンスターの電気が必要。
依頼文に関して
- このクエストの依頼内容は、3GとP3とで依頼文・依頼主共に全く同じである。
ちなみに、依頼内容を全文掲載すると、渓流の森にジンオウガが現れた、
という目撃情報が入りました。
この子の被害は日に日に拡大していく一方…。
村としても見過ごせませんの。
お願いしますわ、ハンター様…!! - 依頼内容が過去作と同一というのはこれまでにもよくあったのだが、
このケースに限っては、よく考えてみると色々と矛盾点が浮かび上がってくるのである。- P3の物語開始時点で、ジンオウガが渓流周辺に頻繁に姿を現し始めたのは、
古龍アマツマガツチが霊峰に現れた所為であり、霊峰を追われて仕方なく渓流に移り住んだ個体が
ユクモ村の産業に被害を及ぼし始めたことが、ギルドに認知された原因ということになっている。 - そして、3はP3より少し前の物語とされており、そのリメイクである3Gも当然同様と考えられる。
故に、この時期にジンオウガがユクモ村周辺に被害を及ぼしているのはあり得ない筈である。
更に言うなら、アマツマガツチが襲来して棲家を追われたジンオウガがいるわけではないのに、
既にギルドは依頼を承認できるレベルでジンオウガの『生態の詳細』を把握し、
それを基に『生物学的分類』を決めていることになる。
これはもう、明らかにおかしい。
- P3の物語開始時点で、ジンオウガが渓流周辺に頻繁に姿を現し始めたのは、
- まああまり時系列設定を意識しすぎると、
最終的にはジンオウガも渓流も出せないし、亜種の登場も危ういところである。
折り合いを付けよう。- 開発は「(世界観が狭まるため)時系列についてはなるべく言及しないよう配慮しています」と言っているが、
今回の事例は3≒3Gであることやソフトの発売順、
Pシリーズとナンバリングシリーズで開発チームが異なるとされることなどを鑑みれば、仕方のないこと。
要は大人の事情である。
なお、アマツマガツチは時系列上ではまだ霊峰に現れていないので、当然ながら3Gには登場しない。
こっちは妙に時系列的に律儀な対応である。
欲を言えば、霊峰でジンオウガと戦うという展開があってもよかったような気がする。 - 霊峰にこんなやつやあんなやつが出没するようになったからという解釈もおもしろいかもしれない。
じゃああいつはどうなるんだと突っ込んではならない。
- 開発は「(世界観が狭まるため)時系列についてはなるべく言及しないよう配慮しています」と言っているが、
- MHX★5のタマミツネの狩猟クエスト「淡紅の泡狐がたゆたうか」の依頼文は、
"ジンオウガ"と書かれている部分が"泡狐竜《タマミツネ》"に置き換えられている点以外は殆ど同じであり、
文章が使い回されている。
- 中国版モンハンであるMHOでもジンオウガ単体クエストの名称として登場している。
また、2016年末に登場したジンオウガ自体のキャッチコピー扱いもされている。
余談
- MHF-Gの"極み吼えるジンオウガ"を1頭討伐した際の称号は『月下を極めし者』となっている。
しかし、彼の登場する『無双襲撃戦~雷刃覚醒編』はいずれも昼固定のクエスト。
狩猟地も昼夜問わず荒天の樹海頂部、あるいは雷の鳴る古跡であり、「月下」要素は微塵もない。
それでも月下を冠するのは、インタビューで公言されている「元作品の要素」を拾ったためだろう。
- MHXXにはこのクエストを意識した「月下雷鳴の記憶」というクエストが登場する。
内容も渓流でジンオウガ1頭の狩猟というG級版月下雷鳴といったクエストである。昼の渓流という点以外は。
- MHRiseでは今回と同様に古龍の襲来によって住処を追われ、百竜夜行の一員となってしまったジンオウガが多数登場する。
流石にヌシと化したジンオウガは数える程で殆どは普通の個体な訳だが、
巡り合わせが悪ければ当時のユクモ村近郊にもヌシ同然のジンオウガが現れていたかもしれないと考えると中々恐ろしい話である。
身体的特徴から察するに、元々金雷公に近い強大な個体に限ってヌシに変貌するのかもしれないが。
関連項目
モンスター/ジンオウガ
モンスター/ジンオウガ/派生作品
モンハン用語/メインモンスター
シリーズ/パチスロ モンスターハンター 月下雷鳴 - こちらはパチスロの方の月下雷鳴