MHシリーズの各作品において、目玉として大々的に扱われる大型モンスター。
オープニングムービーなどにも登場する。
目次
概要
- 当該シリーズの「顔」であり、象徴となるモンスターを指す。
現時点においてはほぼ公式サイドでも用いられる用語となっている。
基本原則としてはゲームのパッケージ・メインビジュアルに描かれるモンスター1体のみを指すが、
後述するMHXシリーズのように例外もある。- MHの開発スタッフは主に「パッケージモンスター」呼称を用いる事が多かったが、
MH4Gの公式サイトにおけるクリアファイルの説明文には「カッコイイ新メインモンスターの…」と書かれ、
MHX以降は「メインモンスター」という表現が主に用いられるようになっている*1。
また、ファンの間では「看板モンスター」という呼び名も浸透している。
- MHの開発スタッフは主に「パッケージモンスター」呼称を用いる事が多かったが、
- いずれのモンスターも一部除きストーリーに深く関わる存在であり、
村(オフライン)のラスボスを務める事も多い。
2024年時点ではいずれも大型モンスターが抜擢され、戦闘力も中堅以上の強さを持つ。
リオレウス(亜種)とラギアクルス(亜種)以外は専用のBGM*2も用意されており、
登場ムービーや生態ムービーなども用意され、かなり凝った演出が為されている場合が多い。- ストーリー内では、これまた一部除き比較的序盤にハンターが遭遇するシナリオが組まれている。
序盤で突然登場し、新米ハンターに対しても容赦のない攻撃性と圧倒的なスピードで襲い来るため、
多くのハンターにトラウマを植え付けている(一部除く)。
一方で、見た目や実力から戦っていくうちに高い支持を得ることも多い。 - かつてのG級作品に於いては、ストーリー自体は無印版で完結している場合、
ゲーム内ではストーリーには関わらずあくまで追加モンスターの一つ的な扱いを受ける場合が多い。
ただしMH4G以降のG級/MR追加作品では新たなストーリーが用意されており、
メインモンスターもストーリーと密接に関わる存在になっている。
- ストーリー内では、これまた一部除き比較的序盤にハンターが遭遇するシナリオが組まれている。
- MHXXのプロデューサーであった小嶋慎太郎氏によれば、メインモンスターの制作は様々なところまで拘られているようで、
デザインはもちろん遊びの部分も時間をかけて制作され、
何度も狩猟されるような存在としてプロデュースする事で印象づけたり、
よく使われるような装備の素材を落とすかどうか、などがポイントとして大事だという。
総括として、デザイン、BGM、狩猟、素材など、
複合的に良い要素が合わさる事がメインモンスターの人気に繋がっているとの事。
- 作中において特別な扱いを受けるためか、新しい状態異常などを携えて登場することもある。
特にMH3G~MHXでは爆破やられ、狂竜症、裂傷状態、泡状態と新状態異常のラッシュが続いた。
MHXX~MHW:Iでは登場しなかったが、
MHRiseでは鬼火やられ、MHR:Sでは劫血やられと再び新しい状態異常を携えて登場している。
いずれも、そのモンスターの個性や特徴を強めることに一役買っている。- 状態異常以外の初登場作品の目玉要素に深く関わってくることも多い。
古龍種や撃退システム、フィールドの天候の変化と言った要素に関係するMH2のクシャルダオラや、
海竜種や水中戦、属性やられなどを網羅しているMH3のラギアクルスなどが有名だろう。
- 状態異常以外の初登場作品の目玉要素に深く関わってくることも多い。
- メインモンスターを2頭同時に狩猟するのが目的のクエストが、
その作品の上位以降のランクで登場することがある。
どのクエストもかなり難易度が高く、更にキークエストや緊急クエストに設定されている場合が多いため、
数多くのハンターたちの心を折り、トラウマを与えてきた。- ラギアクルスとゴア・マガラ、MHXの四天王、古龍種であるクシャルダオラ、バルファルク、ネルギガンテ、
イヴェルカーナ、メル・ゼナにはこの手のクエストは存在しない。- リオレウスとその亜種にも存在しないが、
こちらはリオレイアとの同時狩猟がそれに当たるか。
また、ラギアクルスはMH3に2頭連続で戦う上位のイベントクエストが一応あったほか、
MH3Gには通常種&亜種の同時狩猟が存在する。
マガイマガドも上位では無かったが、MHR:SでMRに2頭同時が追加された。
- リオレウスとその亜種にも存在しないが、
- ラギアクルスとゴア・マガラ、MHXの四天王、古龍種であるクシャルダオラ、バルファルク、ネルギガンテ、
- MHPはMHGの移植版であるため、
ストーリーに絡んでくるリオレウスがパッケージを飾っており、メインモンスターを担当している。
本作初登場のイャンガルルガについては、MH2と連動することで正式狩猟できる隠しボス的立場にある。
一方、PVなどではかなり存在感をプッシュされており、メインモンスター級の目立ち方をしている。
また、同作ではシリーズ恒例のトラウマクエストが用意されているという点でも
メインモンスターのような扱いを受けている。- MHXの公式サイトでは一時期「シリーズで人気のメインモンスターも続々登場!」との
キャッチコピーが躍るモンスター紹介ページにてイャンガルルガも紹介されていた。
その後公式サイトの更新に伴い「メインモンスター」という語が単純に「モンスター」に替えられ、
TGS2015のステージで歴代メインモンスターが集結したスライドにイャンガルルガの姿はない*3など、
結局はメインモンスターではないようだ*4。- ただし、MHXには「高難度:強者達の祭典!」という大連続狩猟クエストがある。
同タイミングで出てくるもう一つの大連続狩猟共々過去作のメインモンスターが現れるのだが、
そのメンバーの中にイャンガルルガが含まれている。ドドブランゴはクシャルダオラの代役だろう
そのことを考えれば作品の象徴的な扱いはされている。
- ただし、MHXには「高難度:強者達の祭典!」という大連続狩猟クエストがある。
- また、復活モンスターのほとんどが歴代シリーズのメインモンスターであるMHW:Iで
復活モンスターの1体に選ばれているという点でも、メインモンスターに匹敵する厚遇を受けていると言える。
- MHXの公式サイトでは一時期「シリーズで人気のメインモンスターも続々登場!」との
- MHXではこれまでの常識を打ち破り、なんとメインモンスターが4体設定されている。
更に、種族もそれぞれ獣竜種、飛竜種、海竜種、牙獣種となっており、
登場するフィールドも各々で異なる。
なお、牙獣種および草食性モンスターがメインに抜擢されるのはこれが初である。
また、本作のメインビジュアルに描かれているのはこの内獣竜種のディノバルドのみであり、
村のストーリーに決定的に関わってくるのもディノバルドのみ。
従来のユーザー側の認識に即して言うならメインモンスターはディノバルド1体のみなのだが、
本作に関しては公式でハッキリと残り3体も『メインモンスター』と呼ばれている。
その他にも開発陣や客層からは通称『四天王』、広報関係では『四大メインモンスター』と呼ばれることが多い。- パッケージ裏ではやはり大写しのディノバルドが一段上の待遇の違いを思わせるものの、
タマミツネ、ガムート、ライゼクスと四天王が揃い踏みで総出演している。
加えて、一応救済(?)としてイーカプコンで購入した場合は、
ディノバルド以外のメインモンスターが描かれた差し替えジャケットが付属している。
MHXのサウンドトラックも同じく差し替えジャケットが付属している。 - 更に同作に於いては無印のリオレウスから4Gのセルレギオスまで、
MHGのリオレウス亜種を除く全てのメインモンスターが総結集することとなった。
PV第3弾では、リオレウスからセルレギオスまで全9種の咆哮のカットが次々挿入された後、
MHXの四大メインモンスターが吼えるという、メインモンスターを大プッシュした〆であった。 - ちなみに前述の通り、ストーリー上ではディノバルドが一段上の待遇を受けており、
「村下位クエストの正式な狩猟が★6(他の3体は★5)*5」
「X時点で唯一二つ名持ちモンスターが存在する」
という点でも他の3体よりも上位に位置する形になっている。
- パッケージ裏ではやはり大写しのディノバルドが一段上の待遇の違いを思わせるものの、
- 続編となるMHXXでも、天彗龍バルファルクと鏖魔ディアブロスという、
2頭のモンスターが新たなメインモンスターとして追加された。
前者は、実にクシャルダオラ以来となる*6古龍種のメインモンスターであり、
また後者は、二つ名持ちモンスター初のメインモンスターとなる。
既存のモンスターが強化されてメインモンスターになったのは現在リオレウス亜種と鏖魔ディアブロスのみ。
ただ、パッケージを飾るのはバルファルクで、村のストーリーに深く関わるのもバルファルク。
鏖魔ディアブロスはいわゆる集会所裏ボス的ポジションに存在しており、前例の無い扱いのメインモンスターとなった。
そのためか、メインモンスターの集合絵などでは、基本的にバルファルクの方が代表として出てくる傾向がある。
- メインシリーズにおいては3以降、それまでに登場したメインモンスターが完全に揃ったことは一度もない。
- 具体的には3系列ではクシャルダオラが存在せず、4系列ではラギアクルス及びナルガクルガが不在。
- X系列では上述の通り亜種が総リストラのため、リオレウス亜種が存在しない*7。
- ワールド系列ではMHW:Iにて多数のメインモンスターが復活したものの、
ラギアクルスや4系列、ディノバルドを除いたX系列のメインモンスターは登場しなかった。 - ライズ系列ではX系列のタマミツネが復活、MHR:Sにてライゼクス、4系列のゴア・マガラやセルレギオスが復活するも、
今度はワールド系列のネルギガンテ、ブラキディオス、ディノバルドが続投せず、
相変わらずラギアクルスとX系列の四天王の最後のピースであるガムートは未登場であった。
- メインモンスターはいわゆる特殊個体が存在している事も多いが、
そのモンスターがメインとして抜擢されている初登場作品内で特殊個体まで出てくるケースは少ない。
今のところ該当するのは、MH2のクシャルダオラ(錆びたクシャルダオラ)、
MHXのディノバルド(燼滅刃ディノバルド。ただしこちらは二つ名モンスターというシステム)、
MHR:Sのメル・ゼナ(原初を刻むメル・ゼナ)の3頭のみとなっている。- 初登場に限定しないのであれば、XXのライゼクス、タマミツネ、ガムートも含む(こちらも二つ名だが)。
DLC形式という体ではネルギガンテがIB、マガイマガドがSBで特殊個体が出ている。
- 初登場に限定しないのであれば、XXのライゼクス、タマミツネ、ガムートも含む(こちらも二つ名だが)。
派生作品
- 派生作品ではゲームジャンルなどの関係もあって「メインモンスター」という定義自体がない、
或いはあっても不明瞭なものとなっているケースが大半を占める。
一応、「(アプリの)アイコン」「メインビジュアルのモンスター」などで見る事もできなくはないが、
作品によっては時間の経過と共に変わったりもするので、一概には言えない。
- MHFはアップデートを重ねるオンラインゲームという都合上、
サービス開始から終了まで共通するメインモンスターは存在しなかった。- 各アップデートで追加される「新モンスター」は、
いずれもアップデートの目玉として扱われる都合上メインモンスターという見方を取れなくもない。
ただ、CS(MHW以後)のアップデート追加モンスターを「メインモンスター」と見做さないのであれば、
時系列が逆とは言えMHFのこれらもメインモンスターとは見做せないだろう。
- MHFオリジナルモンスターの内、
エスピナスとルコディオラは比較的露出の多いモンスターとして知られる。
これは前者が「MHF初の独自開発オリジナルモンスター」であり、
後者が「MHF初のオリジナル古龍種」であることに由来していると思われる。
エスピナスは「MHF-Z」の顔として抜擢されており、HR3の緊急クエスト
(上位に上がるためのクエスト)としてストーリーに関与する*8、
ルコディオラもマグネットスパイクの解禁ストーリーに絡むなど、
CSの「メインモンスター」の概念にあてはめられないこともないが、
どちらも初登場からサ終まで一貫してそういう扱いをされていたわけではない。
- プラットフォーム別にみると、
PS3版、Wii U版は輝界竜ゼルレウス、PS Vita版は金塵龍ガルバダオラが、
正式サービス開始と同時に解禁され、実質的に両プラットフォームの顔になっている
(現在でも、MHFビギナーズサイトではPS3/Wii U、PSVita版のバナーが上記2頭になっている)。
XBOX360版はほぼ同時期解禁のモンスターとして冥雷竜ドラギュロスが、
PS4版は同日解禁のモンスターとして裂水竜ゼナセリスがいるが、
ビギナーズパッケージのカバー画像においては前者はオリジナルモンスターの集合となっており*9、
後者は辿異種リオレウスである。
PC版については、一時期舞雷竜ベルキュロスや極龍ルコディオラが、
起動時画面やデスクトップアイコンなど様々な所に顔を見せていた。
- そしてMHF公式がハッキリと「メインモンスター」と発言したモンスターとしては、
天翔龍シャンティエンが挙げられる。
これはシャンティエンを指して、「メインモンスター」という語を公式が実際に用いて説明していた事や、
G1プレビューサイト等にはシャンティエンの紹介項目に「MHF-Gの象徴」と一緒に記述されていたり、
MHF-Gの『イメージトレーラー』といういかにもな動画にて大々的に登場するなど、
既存のモンスターたちとは明らかに扱いが異なっていた事からも裏付けられる。
さらに本種は、本来のG級ストーリーにおけるラスボスに該当するモンスターであった事も明かされており、
MHF-G開幕時点ではストーリーに深く関わり、G級への登竜門で顔見せした後、
G級の(表の)ラスボスとしてし、一連のストーリーに決着をつける存在という、
メインシリーズにおける「メインモンスター」そのものの立ち回りが予定されていたようだ。
この事からCSにおける「メインモンスター」の定義を悉く満たすモンスターになるはずだったのだが、
俗にいう「G1ショック」の影響でG級システム周りが大改革された結果、
上記のストーリーはお蔵入りしてしまい、
2014年にもなるとシャンティエンが公式上で特別扱いされることはなくなった。- MHF-Gの本来予定されていたG級のコンセプトは「(CSモンハンへの)原点回帰」であり、
ゲーム内の雰囲気をメインシリーズに近づけるための一策として、
他メインシリーズと同様に「メインモンスター」的存在を設けるという方針があったのだろう。
- MHF-Gの本来予定されていたG級のコンセプトは「(CSモンハンへの)原点回帰」であり、
- 各アップデートで追加される「新モンスター」は、
- モンスターハンターエクスプロアも、明確なメインモンスターは定められていない。
ただし、Ver5.0以前はリオレウス豪火種が、
それ以降はネフ・ガルムドが公式サイトやアプリのアイコンで登場するため、
この2頭が実質的なメインモンスターに相当すると言えなくもない。
- モンハン日記 ぽかぽかアイルー村ではDXまでに
MHからMH4Gまでのメインシリーズのメインモンスターほぼ全種が優先的に採用されている。
古龍種がラオシャンロン一体だけしか登場しない兼ね合いでクシャルダオラは不参加だが、
どう言う事情なのかMH3Gのブラキディオスもアイルー村には登場していない。
なお「アイルー村としてのメインモンスター」は設定されていない。
- モンスターハンターストーリーズは、
ゲームコンセプト上からかパッケージには多数のモンスターが描かれているため、
メインモンスターをはっきりと定義することはできない(そのような定義があるのかすら不明)。
強いて言えば、パッケージの中央を飾り主人公に深く関わる「レウス」だろうか。
ちなみにアニメ版の「モンスターハンターストーリーズ RIDE ON」でも主役となっているのは「レウス」である。
- モンスターハンターストーリーズ2 ~破滅の翼~では、
ストーリーを通して大々的に登場する破滅レウスがメインモンスター、
ないしそれに近い扱いを受けていると考えられる。
パッケージに写っているのも通常のリオレウスではなく、解放された姿の破滅レウスである。
また、DLCではあるものの破滅レウスを意識した一式装備まである。
ただし前述の通りMHSTシリーズはジャンルがRPGなので、
メインシリーズにおけるパッケージモンスターの扱いとはまた異なる。
海外版
- 英語圏では専ら「Flagship Monster」と訳されている。
flagshipとは字面通り旗艦の事を表す英単語だが、
そこから転じて主要なもの、最重要なものを意味する単語としても使われており、
一つの作品を支え、その要となるという側面がより強調された表現であると言えよう。
- 日本の作品ではメインモンスターがパッケージに書かれることが多く、
それゆえメインモンスター=パッケージモンスターという図式になる。
しかし、海外版では日本とパッケージが異なり、「Flagship Monster」がパッケージにいない事もある。
つまり海外版ではメインモンスター≠パッケージモンスターになる場合があるのである。- 例を挙げるとMH3Gにおけるメインモンスターはブラキディオスだが、
その海外版であるMH3Uのパッケージを飾っているのはリオレウス亜種になっている。
このため、MH3Uのメインモンスターはリオレウス亜種であると言及される場合も多いが、
海外サイト等でもMH3UのFlagship Monsterはブラキディオスであると認識されている。
よってパッケージを飾っているモンスターが違うだけで、
Flagship Monster=メインモンスター自体は日本のそれと変わらないと考えるのが妥当であろう。
- 例を挙げるとMH3Gにおけるメインモンスターはブラキディオスだが、
メインモンスター武具
- 大抵の作品において、同時期に作成可能な他装備と比べて頭一つ抜きん出た性能を誇っている。
武器が強い場合は武器倍率や属性値が高水準でまとまった器用万能を地で行く性能となりやすく、
防具が強い場合は発動スキルが極めて優秀だったり、合計スロット数が非常に多かったりする。
MHP2G以降は、そのモンスターの特徴や性質を彷彿とさせる新スキルが搭載されているのが定番となっている。- ただし、これらの高性能さはメインモンスター補正でのテコ入れから生じている側面も強く、
特に武器の方はあくまでメインモンスターがスポットライトの下に居られる間限定での強さ、
次回作では下方修正が加えられ、酷い時には一気に残念性能化する場合も少なくない。
最悪の場合別のモンスターの武器に派生してしまう。
ある意味では、我々に栄枯盛衰、諸行無常を再認識させてくれる存在かもしれない。- とはいえメインモンスターの武器が必ず没落するかというとそうでもなく、
ほとんどの作品で優秀であるものや、後から優遇された例も存在すれば、
むしろ初登場時からずっと微妙だったものもある。
やけにヘビィが多い気がするが、気のせいだろうか… - これは武器に限った話ではなく、メインモンスターの防具も必ずしも有能とは言い切れない。
初登場時点から火耐性の脆さと緊急クエストとの相性が悪かったり、
その防具固有の新スキルがいまいち使い物にならなかったりに加え、
酷い時には新スキルがPTメンバーに迷惑をかけるものまで存在する。
オンラインにはメインモンスターの防具というだけでスキル関係なくそれを着てくる人は非常に多いため、
あまり使い物にならない作品の場合、それはもうひどい事になる。
強めの性能の防具が多い傾向にあるのは、こういった事態をなるべく回避する意図もあるのだろう。
- とはいえメインモンスターの武器が必ず没落するかというとそうでもなく、
- ただし、これらの高性能さはメインモンスター補正でのテコ入れから生じている側面も強く、
- メインモンスターとして登場した作品に存在する全ての武器種で武器が用意されているのが通例となっている。
また、全ての武器がまとめて登場するためか、あるいはメインモンスターとしての特徴付けのためか、
その武器名には一定の命名則があることが大半である。
さらにネーミングを統一するためか、武器の強化回数なども統一されることが多い。- ただし、例外も存在する。
初代MHでメインモンスターをつとめたリオレウスの武器はこれらの方向性が定まっていなかったのか、
ネーミングや強化回数がバラバラであり、存在しない武器種も多い。
リオレウス(及びリオレイア)の武器名をオマージュした
ライゼクスの武器もまたネーミングの法則性が少々弱くなっている。
またクシャルダオラの武器はさびた武器や風化した武器から派生するのが原則だったため、
MH2時点では武器種はそれほど多くなかった。
その他、ゴア・マガラのヘビィボウガンがMH4時点では存在しなかったなどの例がある。 - メインモンスターから退いた後で登場した武器種については用意されない事例も多い。
現在の武器種が揃ったMH4では、スラッシュアックスまでの武器を制覇していた
ティガレックス*11、ジンオウガ、ブラキディオス(及びナルガクルガ、ラギアクルス)のいずれにも
新武器であるチャージアックスと操虫棍が用意されなかった*12。
ブラキディオスは続くMH4Gで両武器が用意され再コンプリートとなったが、残り4体には追加なし。
MHXで一部追加されたものの、いずれも片方または両方が欠けたままだった。
またクシャルダオラはMH4Gで欠けていた武器種が一通り用意されたのだが、
双剣だけは他モンスターとのハイブリッド武器があったためか純粋な武器が用意されなかった。
その後MHW:I及びMHRiseで欠けていた武器種が相次いで用意されたため、
リオレウスのヘビィボウガンと、ラギアクルスの操虫棍以外は揃うこととなった。
- ただし、例外も存在する。
メインモンスター一覧
- 各作品ごとのメインモンスターは以下の通り。
- メインモンスターに選ばれた回数が一番多いのは、もちろんシリーズ全体の顔役であるリオレウス。
亜種を含めるとメインシリーズで3回、派生作品を含めれば4回看板を務めている。- 派生作品群を除くと、メインモンスターになったモンスターは飛竜種が8回と一番多い。
他のメインモンスターは、古龍種が5回、牙竜種・海竜種・獣竜種が2回、
分類不明・牙獣種がそれぞれ1回ずつとなっている。
- 派生作品群を除くと、メインモンスターになったモンスターは飛竜種が8回と一番多い。