ゲーム用語/大神

Last-modified: 2023-10-16 (月) 15:26:30

『大神』とは、カプコンから発売された和風アクションゲーム。
オリジナル版はMH2が発売されて少し経った2006年4月にPlayStation2で発売された作品だが、
HDリマスターされた「絶景版」がSwitchやSteam等様々なプラットフォームで発売されている。
また、2010年には外伝であるDSソフト「大神伝」も登場している。
本項ではMHXXやMHRiseにおけるコラボクエスト、及びクリア報酬で作成可能なコラボ武具も併せて解説する。

目次

概要

  • 主人公となるのは赤い模様を持つ白いオオカミの姿をした太陽の神様「アマテラス」。性別は不明。
    本編から100年前、アマテラスの前世「白野威(しらぬい)」と伝説の剣士「イザナギ」によって倒された
    怪物「ヤマタノオロチ」の復活を皮切りに、光が失われ妖怪が跋扈する世界となってしまった
    ナカツクニから元の美しい姿を取り戻すのがゲームの目的となる。
    神様でありながらどこか現実のわんこのような愛らしさのある仕草を見せるアマテラスや、
    和風アクションというテーマを最大限に活かした美麗な演出や世界観、
    旅で出会う様々なキャラクターの印象深い生き様などに
    惹かれたファンも多く、発売から15年以上経った現在でも根強い人気を誇っている。
  • 特に、荒廃した大地がアマテラスの力によって次々と蘇る「大神降ろし」の演出は必見。
    またこのゲームが今なお語り継がれる大きな要因であるストーリー終盤の展開も一見の価値あり。
    未プレイのハンター諸兄にもぜひともアマテラスと共にナカツクニを旅して頂きたい。

コラボクエスト

大神・妖怪手配書出張版

 
作品クエストレベルクエスト種別目的地報酬金契約金獲得PT条件配信日
MHXX上位★6狩猟クエスト孤島(昼)10200z1100z580HRP受注・参加
HR4以上
2017年4月14日
 
第七代天道太子
オイオイ、白銀魔神に似た野郎が暴れまくってやがるぜェ。
…ってアンタ、武器なんざ構えて、奴に喧嘩売ろうってかァ?
へへへ、気に入ったぜェ!
オイラも一筆腕を振るっとくからよォ、一丁派手にぶちかましてきなァ!
  • 内容は獰猛化ホロロホルル一体の狩猟。
    獰猛化ということで上位攻略途中の装備では難敵ではあるものの、
    幸い強化個体ではないため特段にクリアが難しいという訳ではない。
    また、依頼クエストを進めていないと本来の獰猛化ホロロホルルのクエストが出現しないため、
    手早くホロロ武器などを強化したいハンターには嬉しいクエスト。
    クリアすると下記のオトモ武具を作成できる「天道絵巻物」を入手できる。
  • 依頼人の「第七代天道太子」とは、本編でアマテラスと旅を共にする小人「イッスン」のこと。
    その名の通り、かの有名な日本昔話「一寸法師」がモチーフのキャラクターで、
    一般人の足指ほどしかない小さな身体でアマテラスと共に冒険を繰り広げた。
    絵師として大神アマテラスの活躍を描いた「天道絵巻物」を人々に広め、
    アマテラスへの信仰心を深めさせるのが天道太子たる彼の務めである。
    ちょっとトボけたアマテラスに対するツッコミ役も兼ねており、
    世界を修復する神様の化身アマテラスのことを「アマ公」「毛むくじゃら」などと気さくに呼んだりもする。
    作中で彼の戦闘描写はめったに見られないものの、剣の腕前は本物のようで、
    ゲーム内ではアマテラスの代わりに彼の剣さばきで敵を倒していくこともやろうと思えば可能。
  • 残念ながら、他のコラボ同様モンハンのクエスト中にその勇姿を拝むことは出来ない。
    しかし非常に小さい彼なので、もしかしたらハンターの見えない所で
    密かに剣を振るっているのかもしれない。
  • ターゲットのホロロホルルに似た「白銀魔神」とは、
    作中で登場する、フクロウの姿をしたカラクリ仕掛けの妖怪「白銀魔神コタネチク」の事だろう。
    片割れである「黄金魔神モシレチク」と合わせて「双魔神」の異名を持ち、
    ホロロホルルさながらの多彩な攻撃手段、そして自分達以外の時間を止める恐るべき力を以って
    作中でもアマテラス一行に深刻なダメージを負わせている。
    • 元ネタはアイヌに伝わる魔神。「モシレチク・コタネチク」で一柱の名前。
      伝承では鎧姿の巨体で左右の目の大きさが極端に違うとされているが
      大神での姿や口ずさむ歌はカムイの守り神であるフクロウの神を真似たものである。

太陽は昇る!?

 
作品クエストレベルクエスト種別目的地報酬金制限時間配信日
MHRise下位★2採集クエスト大社跡2160z20分2021年7月30日
 
郵便屋のセンリ
『大神』から、スペシャルなクエストだぞニャ!
大社跡に散らばる荷物を集めるとガルクの重ね着装備を作るのに
必要な素材がもらえるぞニャ!
伝説の大神と同じ姿になれる重ね着装備、作ってみるぞニャ!
  • クエスト内容は白き大神の絵21個の納品。要はこれの高難度版である。
    大社跡のあちこちに散らばっているので、ガルクや翔蟲を駆使して集めよう。
    クリアすると「天道絵巻物」を入手でき、4つ集めるとガルクの重ね着装備を作る事ができる。
    制限時間は20分と短いものの、一筆書きで回れるのでそこまで困らないだろう。
    具体的には1→3→4→6→8→10→13→12→11→9→7→山道に沿って5を目指すルートを通れば無駄なく回れる。
  • クエスト中のBGMにはクエスト名の通り「太陽は昇る」が使われている
    ラスボス「常闇ノ皇」との最終決戦の曲であり、一見クエスト内容と無関係に感じるが、
    なぜ各地に絵がバラ撒かれているのかも含めて、原作を知っていればその理由が分かるだろう。
    何よりそのシーンのイベント曲がクエ中のBGMに全然合わない
    クエストクリアのBGMは「ボス戦クリア」→「サクヤ姫のテーマ」になっている。
    • 「太陽は昇る」には「サクヤ姫のテーマ」のメロディが引用されているが、
      使用シーンの関係で大神のゲーム本編内ではこの2曲を連続して聴く機会は無い。
      これを機にじっくり聴き比べてみるのも面白いだろう。
  • 前回のコラボクエスト同様、ゲームタイトルがそのまま依頼文に使用されている。
    郵便屋さんもちょっとだけ語尾を変えている。
  • 白き大神の絵は精算アイテムであり、拾うと1個当たり50ptsのカムラポイントが手に入る。
    21個全て拾うと1050ptsになるので、最序盤のちょっとしたポイント稼ぎにもなる。

コラボ武具

都牟刈ネコ太刀

大蛇が纏う闇を一閃し、悲しき因縁を断ち切る力を宿した剣。
…を模したオトモ用の武器。

  • 『大神・妖怪手配書出張版』のクリア報酬である天道絵巻物の他、
    汎用端材の「粋な上端材」を用いて生産するオトモ用の近接特化型の切断武器。
    上位としては中々の業物で、斬れ味青・攻撃力147・龍属性28を持つ。
    • G★4以降入手可能な才覚の証を用いる事で製作可能な「都牟刈Xネコ太刀」も登場。
      こちらも近接特化型で、斬れ味白・攻撃力195・龍属性30とグレードアップしている。
  • モデルは作中に登場した「都牟刈太刀(つむがりのたち)」。
    100年前に白野威と共闘した剣士・イザナギによって振るわれ、
    ヤマタノオロチを封印する役割を担った宝剣「月呼(つくよみ)」の生まれ変わりとされる。
    この剣が何者かによって引き抜かれてしまい、ヤマタノオロチの封印が解けたところから、本編が始まる。
    • ちなみに都牟刈太刀とはヤマタノオロチの尾から出た際の天叢雲剣
      形容するために使われた語で、「非常に鋭い太刀」の意味を持つ。
  • 「悲しき因縁」とは、ゲーム内OPでも語られるヤマタノオロチ伝説を指すと思われる。
    詳細はここでは割愛するが、この世の命が蘇るという本編のテーマやアマテラス達の活躍の裏で、
    かつて救えなかった数多の命の存在を早い段階からプレイヤーに知らしめている。

大神ネコ頭巾・真経津ネコ鏡

この世の命を蘇らせるため、降臨した大神アマテラス!
…を模したオトモ用の頭装備。
(大神ネコ頭巾)

空に太陽が昇り、暗闇の大地に光を照らす旅のはじまりの鏡。
…を模したオトモ用の胴装備。
(真経津ネコ鏡)

  • こちらは『大神・妖怪手配書出張版』のクリアで作成できる防具。
    上下一式揃えることで、あのアマ公首にネコの顔が僅かに見えるが再現可能。
    ニャンターのモーションで踊るアマ公に癒されたり、原作の敵妖怪に似たモンスターに
    この姿で勝負を挑んだファンも多いのではないだろうか。
    火耐性が優秀な他、水属性と氷属性にプラス耐性を持つが雷属性や禍々しい龍属性には弱いので注意。
    もちろん防具合成経由で使うのも良い。
    もしくはハンターやニャンターとして作中で共闘した様々な登場人物になりきって、
    オトモアマ公と一狩りいくのも面白いだろう。
    • 原作にも、とある敵による電撃や闇の力によってアマテラスが倒れ伏すシーンが存在する。
      マイナス耐性はその再現だろうか。
  • 胴防具で背負っているのはイラストでもおなじみ「真経津鏡(まふつのかがみ)」。
    アマテラスの初期武器であり、鏡をブーメランのように飛ばして攻撃する他、
    時には敵の攻撃から身を守る盾の役割も果たす。
    しかし最弱武器でもあるので、ゲームを進めていく内に担がなくなってしまう。
    • なお残念ながら、オトモやニャンターがブーメランの代わりに真経津鏡を投げる姿を見ることはできない。
    • 「真経津鏡」とは三種の神器の一つ「八咫鏡(やたのかがみ)」の別名で、
      終盤には鏡系最強武器として八咫鏡が登場する。

なりきりアマテラス

  • オトモガルク発表時点から数多くのハンターが待ち望んだガルク用の重ね着装備。
    『太陽は昇る!?』のクリア報酬の天道絵巻物4つと、毛皮の端材2つを用いることで作成できる。
    前例と同じく生産画面では頭と胴が分かれているが、
    セットで作製できるので天道絵巻物が頭と胴に4つずつ必要ということはない。
  • なりきりという事で装備させると本当にアマテラスそっくりになる。
    加えて武器の見た目も変化し、打撃属性武器は真経津鏡(まふつのかがみ)、切断属性武器は都牟刈太刀(つむがりのたち)になり、
    さらに投げクナイは足玉(たるたま)に変化する。
    • 「大神」のゲーム本編ではメインアクションになる「表装備」の他に、
      神器をもうひとつサブオプションとして装備する「裏装備」が存在しており、
      勾玉系の神器を裏装備にすると1つずつ銃のように連射することが出来る。
      投げクナイに置き換わっているだけなので本編に比べて連射力は落ちているが、十分な再現と言えるだろう。
    その他にも「待て!」を行うとイッスンがガルクの周りをあのゴニョゴニョ声で飛び跳ねながら回り
    おやつをあげるとイッスンごと食べてしまうという小ネタや、
    通常の移動では葉っぱが舞い、水面の移動では蓮の葉が生え、
    ドリフト後のスピードアップ中は走った跡に蓮の花が咲き、雪の上だと雪の結晶が舞うなど、
    非常に細かい再現が多く施されている。
    大神本編でも何度か人を乗せているので、ハンターが騎乗する事への違和感は無い。

関連項目

ゲーム用語/カプコン
ゲーム用語/コラボレーション
モンスター/ホロロホルル - MHXXのコラボクエストにおけるメインターゲット。