フィールド/孤島

Last-modified: 2024-04-21 (日) 15:30:18

広い海に浮かぶ絶海の孤島。
3シリーズを代表する狩猟フィールドである。

目次

概要

  • 広大な森や海といった大自然を擁する孤島。
    モガの村の住民達からは「モガの森」と呼ばれており、比較的安全で快適な狩り場として知られている。
    MH3Gでの夜の状況を見ると全くそうとは思えないが…
    のんびり自然の風景を味わったり、滝を眺めたり、水中探索をしたり、洞窟を探検したり、
    森を散策したり、断崖絶壁から飛び降りたりと盛り沢山。
  • ポジションとしては無印における森と丘やMHP2シリーズにおける雪山に近く、
    MH3(G)では狩りの基本を学ぶことになる馴染み深いフィールドとなる。
    このポジションのフィールドとしては後にMHP3の渓流、4シリーズの遺跡平原
    MHXの古代林、MHWorldの古代樹の森、MHRiseの大社跡といった後継者が登場している。
    • 森丘や雪山は極端な高低差や視界の悪さ、厳しい環境など独特のクセがあるフィールドだったが、
      孤島はそういった要素があまり存在せず、シンプルかつオーソドックスなデザインとなっている。

MH3(G)

  • 主に開けた水辺が広がるエリア、森林が生い茂るエリア、そして海中エリアの3エリアに大別でき、
    段丘などの変化に富んだ地形が多いのが特徴。
    それぞれのエリアで様々なモンスターが群棲しており、エリア8は大型モンスターの巣となっている。
  • また、穏やかで安定した気候と豊富な食料が併存しており、多種多様な生命が息づく。
    水場が多く作物が育ちやすいこともあって、モンスターにとっては正に楽園のようなフィールドである。
    • 生物の多様性のほぼ全てを受容する生態系の天国の様な楽園であるが故に
      孤島地方を棲家にしたがる大型モンスターは数多く、
      一部の個体が別地方から遠路はるばる海を渡って進出してくる例も見られる。
      大海龍が引き起こした地震の影響で生態系が乱れてからは、
      空いたニッチを巡ってかより多様な種類の大型モンスターが見られるようになったという報告もある。
  • このマップだけでもマカライト鉱石が採掘できるので、
    アイアンソードをバスターソードに強化する事が出来る。
    またMHP3以外では、洞窟エリアで鉱石の採取ポイントがリポップするので、
    前述のマカライト鉱石や、錆びた・凄く風化した○○の復元に
    必要な大地の結晶を大量に集めたいときには非常に重宝する。
    • 尚、大地の結晶を集めたいならモガの森として行くより、
      孤島として(クエストで)行った方が遥かに効率が良い。
  • リポップ式の採取ポイントが初導入されたフィールドだけあって、採取ポイントの見た目はほぼ全て専用のものが使われていた。
    MHXXでは殆どが遺跡平原のものと共用になり、また蜘蛛の巣の採取ポイントも追加された。
    以下に紹介するのは3系当時の、荒削りながら趣深い採取ポイントのグラフィックである。
    • キノコの採取ポイントは赤や白、黄色といった色とりどりのキノコが生えた、苔むした横向きの倒木。
      こんな見かけだが、採れるのはニトロダケやマヒダケではなくアオキノコである
      レア版は青や白のキノコの比率が増えている。
    • 植物の採取ポイントは大きく曲がった根っこに生える、細長い二枚の葉が特徴の草木。
      よく見るとラッパ状の細長く黄色い花をつけている。
      レア版は花が青くなる。
      ハチミツの採取ポイントは細い枯れ木についた円盤状のハチの巣。
      レア版は球状の大きなハチの巣になる……が、正直取れるものに差がないため
      どっちが通常でどっちがレアか分からなくなるハンターも多いとか。
    • 木の実の採取ポイントはドングリのような茶色い砲弾型の果実。孤島では川の浅瀬に落ちていることが多い。
      レア版は果実が青くなる。
    • 虫の採取ポイントはひらひらと舞う薄橙色のチョウチョ。
      けっこう広い範囲を飛びまわるため、アイコンが見えてるのに虫あみが使えない…なんてことがたまに発生する。
      レア版は薄青色のチョウチョになる。
    • 骨、ベニサンゴ石の採取ポイントは積み上がった灰色の竜骨。
      モンスターのねぐらでは背景に溶け込みがちで、注意しないと見落としやすい。
      レア版では太い角状の骨と、グラフィックは荒いが頭骨らしき大きな骨が追加される。
    • 鉱石の採集ポイントは紫の小さい結晶が生えた、白っぽい岩の塊。壁に埋まるように配置されている事が多い。
      レア版は結晶が緑色になる。

MHP3

  • MHP3では水中には行けず、エリア11・12が廃止されたが、エリア8とエリア10が接続されて続投された。
    ベースキャンプの位置が大きく変わっており、エリア1より通行することになる。
    • MH3時に使っていた通路はただの壁と化しており、以前の面影はなくなってしまった。
      巨岩で塞がれてた方がまだ納得できるくらい綺麗な壁になっている。
      MHP3はMH3(G)の数年後が舞台とのことだが、
      一体全体何があったらこんな大規模な地形変化が起きるのだろうか。
      もしや、再び地形を変えるほどの力を持ったモンスターに襲われたのだろうか…?
  • MH3時にモガの村と繋がっている木製の門が残っているが、
    MH3時代よりも非常に巨大で堅固になっているため、一見すると向こう側に何があるのか判らなくなっている。
    このため、MH3時代には遠くから眺める事の出来たモガの村を見る事も出来なくなっている。
    何かしらのモンスターに門を破壊され、補強再建したのかもしれない。
    • ちなみにYouTubeでジャンプチートを使った実験動画があるのだが、
      頑強な門の向こうにはしっかりモガの村が確認できる。
      どうやら「見えない」だけで、世界観上はちゃんと存在しているようだ。

MHX(X)

  • 4シリーズでは出番が無かったが、MHXで堂々復活。
    今作では水中が無いのでMHP3の仕様をベースにしており、
    さらに他の復活フィールドである森丘渓流等のように
    段差追加などの高低差システムに合わせた変更がなされている。
    また、今作で赴くことが出来るのは昼のときのみで、夜の孤島は登場しない。
  • お馴染みのラギアクルスやリオレウス、ロアルドロスなどのほか、
    既に出現が確認されていたジンオウガ、ブラキディオス、ガノトトスなどが引き続き登場する。
    ダイミョウザザミ、ホロロホルル、テツカブラなど新たな種も進出しているが、
    生態系に大きな影響を与えるような顔触れの変化は起こっていない。
    小型モンスターとしては新たにムーファ、ヤオザミが登場するようになった。
    • MHXの決戦場型でないフィールドの中で唯一、四天王が一切現れない狩猟地でもある。
      孤島が全フィールド中でもトップクラスの暮らしやすさを誇るであろうことや、
      塔にまで平然と出現する彼らの環境適応能力を考えると、かなり意外な事実である。
      が、その代わりにリオレウスジンオウガラギアクルス鬼畜クエストが登場した。
  • 地味ながらフィールドの格が上がっており、最初に行けるのが下位ではHR2、
    村でも★3からと初期段階では行けないフィールドとなっている。
    序盤の鉱石武器やベルダー武器などの強化に必要なベアライト石が採れる、
    下位では唯一のフィールドであるため、行けるようになったらすぐに集めるハンターも多い。
    またマンドラゴラの入手も可能で、秘薬の解禁は事実上孤島に行けるようになってからである。
    上位でもマレコガネやユニオン鉱石が採取できるなど上位中盤の採取に向いたフィールドとなっている。

各エリア解説

  • ベースキャンプや一部のエリアはシリーズによって(水中戦があるか否かと言った方が正しいか)
    フィールドの特性が大きく変化したり、そもそもエリア自体が存在しない場合もある。

ベースキャンプ

  • MH3(G)ではフィールドの最東端に位置する。
    抉れたような岩場に隠されるように配置されたベッドやボックスが置かれている。
    西へ道なりに進むとエリア2に行き着く。
    近くには潮溜まりがあり、その桟橋から釣りを楽しむことも可能。
    • 地鳴りの影響によって一部が破損してしまったらしく、
      初めてモガの村を訪れた新米ハンターはその復興作業の手伝いをする事となった。
    この潮溜まりに飛び込んである程度潜ると岩場に大きな裂け目があり、
    そこを潜り抜けるとエリア9まで一気に移動できる
    ただしエリア9の側からこちらに戻ってくる事はできない。
  • MHP3、MHX(X)ではやや南西に場所を変えて、フィールドの最南端に位置する。
    小さな岩場の上にテントが立てられており、そこがベースキャンプとなっている。
    岩場は直接孤島の横穴に繋がっており、この横穴を潜り抜けるとエリア1に行き着く。
    • 何の説明もなくBCの位置が変更されており、MH3(G)の仕様に慣れたプレイヤーは面食らったとか。
    完全に野外で全く隠れていないが、岩場自体がかなり小さいため、飛竜などはまず上陸できそうにない。
    仮に降り立ったとしてもまともに動こうとすれば海へ真っ逆さまなので、理想的と言えば理想的なのだろう。
    ラギアクルスが首を伸ばしてきたりしたら結構ヤバい気がしないでもないが。

エリア1

  • モガの村との玄関口。MHP3とMHXではキャンプから出るとまずこのエリアに入る。
    切り立った崖の上に位置し、坂を駆け上がり視界が開けると同時に雄大な自然が全力で持て成してくれる。
  • MH3(G)ではここから南下するとモガの村へ続く桟橋があるが、
    クエスト中は門がしっかりと閉められており、ここからフィールドを脱出したりはできない
    (「モガの森」としての探索の場合はここから帰還が可能)。
    • MHP3とMHXでは門が大型化されその先には行けない様になっている。
      BCにはこの門の手前に有る洞窟から移動する。
    • この洞窟は、MH3(G)では探索からモガの村の農場へ直行するためのルートだった。
      クエストとして孤島を訪れた場合は洞窟の北側にある門が閉じるため桟橋と同じく利用できない。
      MHP3やMHXなどでは、門が洞窟への往来を妨げない少し南側の位置に移動している。
  • 飛竜などの大型モンスターが一切侵入してこない安全なエリア。
    しかしながらジャギィやドスジャギィなどは平然と姿を見せるので、完全に気を抜いてしまうのはNG。
    また、意外と採集ポイントがたくさん配置されているので、
    薬草や鉄鉱石などの序盤の必須アイテムを集めるならこのエリアだけでも結構な収穫になる。
    珍しいものが採れるわけではないが、決して軽視していい場所でもない。
  • 北の斜面を下るとエリア2へ、西側の脇道へ進むとエリア3へ入れる。

エリア2

  • 周囲をやや低い岩壁に囲まれた広場。MH3(G)ではキャンプから出るとまずこのエリアに入る。
    西側に滝があり、ここから流れ落ちてくる水がエリア中央を横断するような小川を形成している。
    中央部は砂利道になっているが、ハンター側にもモンスター側にも特に影響は無い。
    強いて言えば小川で転がれば火属性やられをすぐに解消できるので、
    ハンターにとっては少々都合が良い地形である。
  • MH3(G)ではエリア5へ行く手前の東側にキャンプに繋がる脇道が存在するが、
    MHP3およびMHXでは完全に岩場で取り囲まれた地形となっており、
    かつて道があったなどとは感じさせない景色になっている。
    勿論どんな手段を使おうとその先に進む事はできない。
  • 基本的にアプトノスやケルビが生息しており、それを狙う大型モンスターも頻繁に出現する。
    スタミナが切れた大型モンスターはこのエリアに現れる事が多いので、
    狩猟中に見失ってしまったらこのエリアに山を張るのも一つの手。
  • ハチミツやキノコ、木の実などの採集ポイントが散在しており、オルタロスにとっては絶好の餌場。
    オルタロスを見かけたらその後を付けて行ってみよう。美味しい思いができるかもしれない。
  • 北西部の坂道を駆け上がるとエリア3に、小川が流れていく北東方向に進むとエリア5に行き着く。

エリア3

  • 東側と西側に小さな広場があり、その中央を狭い岩場のトンネルが繋いでいるエリア。
    西側は森の中なのでやや薄暗いが、東側は完全に開けていて明るい。
  • ここもまたキノコやハチミツがたくさん採れるエリアであり、当然のようにオルタロスが頻繁に姿を見せる。
    しかし、場合によってはメラルーやジャギィなどが一緒に現れることがあるので油断は禁物。
    また、中央部が狭いので、大型モンスターと戦う場合は可能な限り東側か西側の広場で立ち回るようにしたい。
  • エリア2の滝はこのエリアから流れてきている。
    また、このエリアの西にも滝があり、水はそこから流れ落ちてきている。
    残念ながらこれ以上上流まで遡る事はできないが、
    代わりにこのエリアの東側ではエリア2以上の規模の滝が見られる。
  • 西側の岩壁にぽっかりと空いた横穴に侵入するとエリア7へ、反対側の坂を上るとエリア1に入れる。
    また、中央部の岩壁に空いた横穴に入るとエリア4に入れる。

エリア4

  • 光がほとんど入らない洞穴のエリア。
    非常に狭苦しく、大型モンスターは侵入できない。
    また、MH3ではたいまつを灯さないとまともに視界を確保できないほどに真っ暗。
  • MH3のマップでは縦長の狭い通路エリアに見えるが、実際には左右に大きく広がっている。
    MHP3以降では左右部分も含めてマップに表示されるようになった。
  • たくさんの採掘ポイントが存在するが、貴重品と言えるようなものは取れない。
    代わりに汎用性の高い鉄鉱石やマカライト鉱石などがたくさん採掘できるので、
    序盤は積極的に利用していきたいところ。
    ただしブナハブラやギィギなどが潜んでいる事もあるので油断は禁物。
  • ある場所に小さな横穴があり、そこを潜り抜けるとアイルーの住み処がある。
    かがり火があるためか、この場所だけ妙に明るく、
    そんな中で火を囲みながら踊り回っているアイルーに癒されるハンターも多い。
    メラルーにアイテムを奪われたらここに来てみよう。
    また、虫とりができるポイントもあるので採集の際にはそれを目当てに寄り道してみるのもあり。
    しれっと山菜爺さんも一緒に居るので、不要なアイテムはここで交換してしまうのも手。
  • 洞窟の中を進んでいくと、エリア6に繋がる横穴がある。
  • 地味に罠が設置できないという特徴を持つエリアである。
    尤も、ドスジャギィやアオアシラですら侵入して来ないこの場所に
    罠を設置しようという発想を持つハンターはまず居ないであろう事から別段問題は無いだろう。

エリア5

  • エリアのおよそ半分が岩場、残りが水辺となっているエリア。どちらかと言えば水辺の方が広い。
    かなり広くて明るく、視界も開けているので非常に戦いやすい。
    水辺が広いので火属性やられの対策もしやすいのもありがたい。
    戦うのであればハンターにとっての悪条件が少なく、孤島の中でも特に戦いやすい。
    ただし大型モンスターの初期エリアになっている場合が多く、
    そうでなくてもモンスターの出現率が高めなエリアなので、
    複数の大型モンスターが現れる可能性がある場合は要警戒。
  • エリア2から入ってきた場合、そのまま北へ抜けるとエリア9に、西側に回り込むとエリア6に入れる。
  • エリア8の南東側の崖から飛び降りた場合、このエリアの西側の岩場に着地する。
    このエリアでカメラを上へ向けてみると分かるが、かなりの高度から落ちてきた事が窺える。
    どう考えても常人だったら骨折どころでは済まない気がするが、やっぱりハンターはピンピンしている。
    • ハンターはエリア8からエリア5への一方通行移動しかできないが、
      火竜夫妻やクルペッコは疲労時等にエリア5から直接エリア8へ飛んで戻る事が有る。
      この場合、ハンターはエリア5→6→7→8とエリア移動しながら追いかけて行くしかない。
      ここにも登れるツタが有れば、と思ったハンターも多いだろう。
  • MH3時代には、このエリアに飛び降りてきたところを散弾で空中で撃たれることによって、
    裏世界に行くという遊びがオンラインの一部の部屋で流行った。

エリア6

  • ジャギィの巣となっているエリアで、ジャギィやジャギィノスがたむろしている事が多い。
    中央付近に大きな岩が鎮座しているが、それ以外は特に障害物は無く、薄暗いものの視界は悪くない。
    ただ全体的に狭いので、ここで戦うなら立ち回りに注意が必要。
  • 中央の岩は大型モンスターの攻撃などで崩落する事がある。
    無くなれば多少は動きやすくなるので、あえて破壊してもらうのも一つの手。
  • ジャギィだけでなく、陸生型のモンスターは度々ここに現れる。
    アオアシラくらいならまだしも、ジンオウガやらブラキディオスやらラギアクルス(亜種)やら、
    どう頑張ってもジャギィ達では敵わないであろうモンスターも多く、
    瀕死になると我が物顔で侵入した挙句、ジャギィノスなどが居ても意に介さずそのまま寝入る事まである。
    そしてMH3Gではドスジャギィが最も恐ろしい目に遭う場所でもある。
    おまけに掃討の依頼を受けたハンターに蹂躙される事まである。
    こんな場所で彼らは平穏な生活を送れているのだろうか?
    • なお、ドスジャギィがリストラされたはずのMHXでも、まったく同じ悪夢を追体験させられる
      こちらは初期配置がイベント固定では無いため、運によっては脅威との遭遇を回避できる。
      ただし、クエスト中に別のエリアで鉢合わせする可能性も大いにあるが……。
  • 北東部はエリア5、西部はエリア7に通じている。
    また、東部の岩壁に空いた横穴からはエリア4に侵入できる。

エリア7

  • エリア3の岩壁の横穴から通じている広場。
    意外と開けており、上部に天井などは存在しない。また、エリア11から海水が流れ込んできている。
    この地形条件のため、空からも海からもモンスターが侵入してくる可能性がある。
    勿論陸続きなのでエリア3やエリア6からの侵入者も現れる、意外と危険なエリアである。
    やや薄暗いものの、障害物などはほとんど無いので比較的戦いやすい場所ではあるのが救い。
  • 逆に言えば、モンスター側は空にでも海にでも洞窟の外にでも逃走経路が確保されているという事でもある。
    とは言え、海路を利用しようとするモンスターはかなり限られる
    (ラギアクルスとその亜種、MHXのガノトトスとロアルドロスくらい)。
    MHXにおける海竜の「初期位置兼専用通路」位に覚えておけばいいだろう。
    • なお、MHXでのガノトトスはこの入り江の中で寝てしまう。
      ここには立ち入れないため近接武器では攻撃できないが、近付いてしばらくすると目覚める。
      釣り上げる事は出来ないので、延々とブレスを吐かれる可能性はあるが。
  • 間近に海があるが、水辺は存在しない点に注意。火属性やられには基本の対応を取るしかない。
  • エリア西部の段差を乗り越えるとエリア8に到達する。
    ちなみに段差にはブナハブラが貼り付いている事があり、接近すると動き出す。
    しかしそのまま移動してしまえば追ってくる事も無いので、あまり気にする必要は無いだろう。
  • 上位以上でこのエリアからスタートした場合、エリア南西部の崖の上からクエストが開始される。
    つまり、このフィールドの秘境である。存分に採集しよう。
    G級クエストではなんとフエールピッケルなどが入手できる事も。
    • この崖だがよく見ると「四角形の穴」が複数確認できる。秘境で後ろを振り返ってみよう。
      これがだとすると崖の正体は遺跡…かなり高さのある建物だったのだろうか。
      近い構造物は、同期フィールドの砂原のエリア11にも存在する。

エリア8

  • 窪んだ岩棚のような場所に展開された飛竜の巣。おそらく孤島の中で最も高所に位置する場所。
    中央部には卵が安置されており、山になったモンスターのフンや餌食になったと思しき動物の骨も散乱している。
    おそらく飛竜も生活拠点として大いに利用しているのだろう。
    火竜夫妻やクルペッコなど、このエリアで休眠を取るモンスターも少なくはない。
  • 面積的には見た目ほど広くなく、窪んだ地形なので敵味方問わず一部の攻撃は打点が多少ずれる場合がある。
    そんなに強く注意する必要は無いが、多少は意識していた方が有利に立ち回れるかもしれない。
  • 西部がエリア7と繋がっているが、それ以外に道らしい道は見当たらない。
    しかし、東部に二カ所飛び降りる事ができる場所があり、ここから別のエリアへ移動する事ができる。
    まず片方、南寄りの方は前述の通りエリア5の西側に降りる。
    もう片方、北寄りの方はシリーズによって降り立つエリアが異なる。
    • MH3(G)ではエリア11に入り、そのまま海へダイブする事になる。
      MHP3から参戦し、MH3Gに移ったプレイヤーの中には
      以前の感覚で飛び降りたらいきなり水中に叩き込まれて驚いたという方もいるかもしれない。
    • MHP3及びMHXでは水中戦削除に伴いエリア11が消滅しているため、
      着地点がエリア10西部の海岸へと変更された。
    因みに北寄りの方は両バージョン共にツタを利用する事で昇降する事ができるので一方通行なわけではない。
    場合によっては下から登ってきてモンスターを追跡したりする事もできる。
    南寄りの方はツタが無くハンターにとっては一方通行だが、
    前述のとおり火竜夫妻やクルペッコは普通に飛んで来る。
  • 一見フンの山に見える茶色い塊だが、よく見るとケルビの死骸である。
    腹に大量のフンを宿したまま餌食となったのだろうか…
    また、この死骸を疲労状態のリオレウスやリオレイアが食べに来る事もある。
    この事実を知らない人は、腹を空かせたリオレウスが
    糞の塊を貪り喰らう姿に衝撃を受けるであろう。
    • ちなみに、このフンからは何故かマカライト鉱石を採取できることがある。
      よく見るとフンの下に鉱石が挟まっているのが分かる。何故?
      覚えておくとピッケルさえ惜しい序盤に役立つだろう。

エリア9

  • エリア5とエリア10を繋ぐ水辺のエリア。
    全体的に足場が水浸しになっており、ルドロスなども平然と上陸してくる。
    エリア5やエリア10には様々なモンスターが出現する上、
    このエリア9を移動経路として利用するモンスターは多く、そのため戦場になる事も少なくない。
  • 多くの場合ネコがたむろしている。
    対大型モンスター戦の最中は大人しくしているが、採取目的の際は一応警戒しておこう。
  • 足元が見えづらいので、罠を設置する時は多少注意が必要。
  • MH3(G)のBCから一方通行で繋がっているのはここである。

エリア10

  • フィールド北東部に位置する海岸のエリア。
    水中に入れない作品においてはフィールドの最北端となっている。
  • MH3(G)では水中にも潜れるため、海岸での陸上戦だけでなく、水中戦の可能性も出てくる。
    水中には遺跡の一部のようなものが沈んでおり、巨大な石柱が数本聳えている。
    この石柱はモンスターの攻撃などによって倒壊する事がある。
    水中をエリア西端まで泳いで行くとそのままエリア11に入る。
  • エリア11の手前には採取ポイントがあり、ベニサンゴ石などがとれる。
    ポイントの少ない序盤はお世話になる人もいるだろうが、ある程度プレイしていると大抵忘れられる。
  • MHP3、MHXでは海岸南西部の端に竜の巣があり、骨が散乱している他、卵も安置されている。
    また、竜の巣の手前の切り立った崖をツタで登る事ができ、これを利用すればエリア8まで行ける。
  • 何かと水辺が多い孤島だが、意外にも釣りが楽しめるポイントは少ない。
    そんな貴重(?)な釣りポイントがあるのがこのエリア10である。
    • 特に、BCに釣りポイントの無いMHP3とMHXでは唯一の釣りポイントだったりする。
      またMHXの上位以降では他の釣りポイントより格段に古代魚が出やすく、
      纏まった数が必要ならここで粘るのがおすすめ。
      ただしG級になっても金剛魚は姿を見せないため、そちらが目当てなら遺群嶺のエリア3で釣ろう。
    また、魚食傾向の強いクルペッコはこのエリアの釣り場を餌場にしており、
    スタミナが減ってくるとこのエリアに飛んで来ることがある。

エリア11

  • MH3(G)にのみ存在するエリア。
    陸地が存在しないという、水没林海底遺跡以外では珍しい特徴を持ったエリア。
    このエリアで大型モンスターと相対する事は、即ち水中戦を余儀なくされるという事である。
  • 水中の岩場はモンスターの攻撃によって崩壊する事があるが、その形を大きく残したまま沈んでいくため、
    カメラワークによっては視界を思いっきり邪魔される場合がある。
  • エリア西部の海に潜ると、大きな横穴が見えてくる。ここはエリア12に繋がっている。
    また、海上に顔を出しながら南部の岩壁に目をやると、ツタが縄梯子のように上へ伸びている場所が見える。
    このツタは掴んで登る事ができ、その先はエリア8の崖際に繋がっている。
    • 横穴の手前の岩壁は天井に穴が空いており、光が差し込んでいる。
      水面上の風景が気になるが、カメラを上に向けても水面の反射によって遮られ、
      景色を窺い知ることは困難である。
  • 水中と言うことで色とりどりのサンゴ礁や海藻類などが広がった海底を期待した人もいるかもしれないが、
    残念ながら景色の変化には乏しい。
    その代わり、大型モンスターとの水中戦は水没林と違ってだいぶやりやすくなっている。

エリア12

  • エリア11から繋がっているエリア。エリア11と同じく、地形の関係でMH3(G)でしか侵入できない。
    やや狭い洞窟で、海竜の巣となっている。
    遮蔽物などは無いので割と戦いやすい。
  • キャンプから最も遠い場所に位置しており、ここで力尽きてしまうと戻って来るのが非常に大変。
    瀕死になった海竜種がこのエリアに逃げ込む事があるので、
    彼らの最後の抵抗に返り討ちにされないように、最後まで気を抜かずに戦い抜こう。

出現モンスター

小型モンスター
マンボウ
カツオ
クラゲ
サメ
ケルビ
アプトノス
エピオス
ムーファ
アイルー
メラルー
オルタロス
ブナハブラ
ヤオザミ
ブルファンゴ
ジャギィ
ジャギィノス
ギィギ
ルドロス
大型モンスター
ダイミョウザザミ(通常種/矛砕)
アオアシラ(通常種/紅兜)
ドスジャギィ
クルペッコ(通常種/亜種)
ホロロホルル(通常種/朧隠)
リオレイア(通常種/亜種)
リオレウス(通常種/亜種/黒炎王)
ナルガクルガ(通常種/亜種/白疾風)
ガノトトス(通常種/亜種)
ロアルドロス(通常種/亜種)
チャナガブル
ラギアクルス(通常種/亜種)
イビルジョー(通常種/特殊個体)
ドボルベルク
ブラキディオス
ジンオウガ
テツカブラ(通常種/岩穿)
  • ここで紹介されているのは「各種クエストの受注の際に顔を合わせるモンスター」であり、
    受付を通さないフリー探索で登場する物は、別途、該当ページを参照。
  • MH3Gではドボルベルクは村上位★9「集え!孤島の大連続戦」でのみ、
    ナルガクルガはイベントクエストを除くとG★2の「《高難度孤島の大連続戦」でのみ、
    怒り喰らうイビルジョーは孤島を舞台にしたG級クエストにおける乱入でのみ出現する。
    また、クルペッコ亜種とチャナガブルはイベントクエストでしか出現しないので、正規クエストでは戦えない。
  • 孤島にしか生息していない大型モンスターというものが存在しないものの、
    訪れる機会は意外と多く、戦闘BGMである「海と陸の共震」を聴く機会は結構ある。
    逆に言えば、そのBGMのテーマモンスターであるラギアクルスの狩猟を全然見かけない
    (大抵は水没林に出現する)のがネックか。
    • また、MHP3に至ってはそもそもラギアクルス自体登場していない
    • 小型モンスターを含めても孤島限定のモンスターは一部魚類のみ。
      ムーファが狩猟対象として登場するのは現状孤島のみだが。
  • MHXシリーズに登場している汎用フィールドにしては珍しく古龍が一種類も登場しないフィールドである
    (ナバルデウスのお膝元ではあるが)。
    その代わりなのか二つ名モンスターが6種も登場するという別ベクトルで危険性の高い場所になっている*1
    同様の方向性は何の因果か、MHP3のメインフィールド渓流にも見られる。

余談

  • MH2で初登場したの別称"古塔"と発音で被っている。
    しかも、MH3Gでは古塔もフィールドとして登場するので、しっかり区別しないと誤解を生む。
    ただ、プレイヤーの間では古塔は「塔」と呼ばれることが多いので、あまり混乱を招くことはないようだ。
  • エリアによっては、明らかに自然物ではないものや、住居の跡のようなものが散見される他、
    海底には古代人の建造物も眠っているなど、古代文明との関連を思わせる描写がある。
  • ドスジャギィの狩猟クエストなどを見てみるとどうやら、
    モガの村以外にも村がいくつか存在していると思われる記述が見られる。
  • エリア4にギィギがいることがある。ギギネブラが生息している地域でもないのに何故…?
    また、モガの森として向かうときに「飛甲虫が大発生」している場合、ギィギもしれっと大発生している。
  • 「大型モンスターのが三種類存在する」という特徴があるフィールドでもある。
    この特徴は登場当時としてはやや珍しい部類に入る。*2
    流石に、ラギアクルスを初めとした海竜種や空を飛べないイビルジョーやドスジャギィといったモンスターが
    リオレウスやナルガクルガを初めとした飛竜種達の巣を、利用する訳にもいかないという事情があるからだろう。
    • もっとも、その巣の内の一つが中心エリアから遠く離れた海竜種達の寝床…ということもあって、
      途中で討伐してしまったり捕獲してしまったりでなかなか訪れる機会がない。
      また、水中戦がない作品ではそもそもエリアそのものが消滅してしまっており、
      代わりにエリア10の海岸が巣となっている。

関連項目

フィールド/モガの森 - 探索時の呼称。
フィールド/海底遺跡 - 場所が近く、孤島に点在する遺跡群とルーツが共通している。
BGM/孤島戦闘BGM


*1 世界観に則して言えば、古龍と二つ名持ちの危険性には雲泥の差があるので、こちらの方がズッとマシだが。
*2 MHWorld頃になるとモンスターの巣の分散化が進んでいる。