MHF-Gにおいて実装された短期~中期休止者向けのボーナスシステム。
2016年9月7日より「ブーストタイム」は廃止となったため、
当記事では主に後継の「連続ログインブースト」、及び「毎日ログインブースト」について記す。
目次
概要
- MHF-G10.1下の2016年9月7日より、旧仕様のブーストタイムと入れ替わる形で実装されたシステム。
元々は同年8月10日に実装予定であったが延期された。
連続ログインブーストの確認・発動は、メニュー画面の「ログイン情報」より行える。
- 「"連続"ログインブースト」という名の通り、連続してログインすることでブースト内容が豪華になっていく。
定期メンテナンスの終了時から次の定期メンテナンス開始時までを1週とし、
その間に1度でもログインすることでブーストを発動する権利を獲得できる。
なお、一度獲得した権利は発動させるまで消えることはない。
- ブースト内容は全部で5段階存在しており、それぞれ継続ログイン1~5週でブーストが発動可能になる。
ただし継続ログインが途絶えると、権利を獲得するのに必要な期間が1週間分プラスされる。
そして権利を得たブーストは段階ごとにプレイヤーの任意で発動させることが可能であり、
ブーストを発動させ、効果時間が終了すると発動させたブーストのみ獲得前の状態に戻る。
以後はもう一度必要な継続ログイン週の条件を満たすことで、その段階のブーストが再度利用可能になるが、
他の段階のブースト発動に必要な継続ログイン週は変わらない。
要するにそれぞれ独立した権利・発動条件が設定されている5つのブーストがあると考えればよい。
- 例えば1~3番のブーストが発動でき、4番が残り1週、5番が残り2週で権利を獲得できる状態で、
プレイヤーが3番のブーストを発動させたとする。
効果時間終了後は3番のブーストのみ継続ログイン週が残り3週にリセットされ、
1番と2番のブースト発動権利は残る。
そして4番と5番の権利獲得に必要なログイン週は変わらないため、
翌週になれば4番、その翌週には5番の発動権利が得られる。
- 肝心のブースト内容だが、基本的には○分の間、獲得GRP/GSRP/ゼニー/Gゼニーが5倍、
元気のみなもと効果が常時発動というもの。
継続ログイン1週で発動できる、ブースト段階1番ではこれが120分、
継続ログイン2週で発動できる、ブースト段階2番では240分持続する。
継続ログイン3週で発動できる、ブースト段階3番からは、
この効果に加えてブースト内容に剥ぎ取り回数+1が加わる。持続時間は120分。
継続ログイン4週で発動できる、ブースト段階4番では180分上記効果が持続し、
最後の継続ログイン5週で発動できる、ブースト段階5番では更に激運効果が自動発動する。
持続時間は240分である。
- 上述したように上記のブースト効果は全て独立しており、権利を順番に使っていくこともできる。
全権利が利用可能な状態でブースト効果を順番に使っていけば、
GRPなどの5倍効果はなんと900分(15時間)も持続させることができる。
例えば報酬ブーストなどでポイントが増額されているときにまとめて行使したりする事で、
より高い効果を得ることができるだろう。
- ただし、各ブースト効果を同時に発動することはできないため、
あくまで各ブーストの効果時間が終わってから、再度発動させることになる。
- 元気のみなもと効果や剥ぎ取り回数+1など、
狩人応援コースの一部特典と同じ効果も見受けられる。
そのため、簡易版狩人応援コースと見ることもできるだろう。
- 一番目のブースト効果の発動条件は継続ログイン1週なのだが、
この判定は使用した週の翌週に発生する。
つまり一番目のブーストを使っても、翌週の定期メンテナンス以降は再び発動可能になり、
一週間に一回(2時間)各種ポイント5倍+みなもと効果を得られるものと考えてよい。
これを活用することで、極ノ型に必要なGSRPや、Gzなどを効果的に獲得していくことができるだろう。
- なお、クエストを開始さえすればクエスト中にブーストタイムが終了しても効果は継続されるので、
いきなりクエスト中に元気のみなもと効果が消失してしまう…などといったことは起こらない。
- ログアウトしてもブーストが途切れることはないが、
その間も時間は消費されていく(終了時間は変わらない)ので注意しよう。
毎日ログインブースト
- 2015年5月20日よりPC版・PSVita版限定で実装された、
公認ネットカフェからの接続時のみ利用可能なシステム。
総合ショップ受付より「毎日プレゼント」を受け取ると同時に自動で発動する。
発動できるのは1日1回(0:00が区切り)となる。
- 発動中は、ハンターの上のネームが虹色に光り、時計の横に『ブーストタイム』と表示される。
- ブースト内容は、120分の間獲得PRP/PNRP/GRP/GSRP/ゼニー/Gゼニーが5倍、
元気のみなもと効果が常時発動、剥ぎ取り回数+1、激運効果が常時発動というもの。
要は、5段階目の連続ログインブースト効果が120分となり、
獲得ランクポイントボーナスにPRPとPNRPが加わったものである。- ちなみにこれは、2016年7月13日に行われたリファイン後の仕様である。
それまではG級関連(GRP/GSRP/Gゼニー)の特典が無く、効果時間も100分であった。
つまり、旧仕様のブーストタイムと全く同じ効果だったのである。
- ちなみにこれは、2016年7月13日に行われたリファイン後の仕様である。
- なお、毎日ログインブースト発動中に連続ログインブーストを発動することはできないため、
ゼニーが25倍になったりはしない。
毎日ログインブーストを受けても、連続ログインブーストを受ける権利は消失しないので、
毎日ログインブーストの効果が切れてから、必要なら連続ログインブーストを使用するとよい。- なお逆に、連続ログインブースト発動中に毎日ログインブーストを適用することはできる。
だがその場合、内容及び効果時間が毎日ログインブーストのものに切り替わり、
連続ログインブーストは強制的に終了扱いとなる。
例えば、5段階目の連続ログインブースト(240分)効果が残っていても、
毎日ログインブーストを発動させた時点で効果時間が120分に上書きされてしまう。
上記の通り毎日ログインブーストは毎日プレゼントを受け取った時点で自動発動するため、
連続ログインブーストの効果中に毎日プレゼントを受け取るのは控えたいところ。 - ちなみに旧仕様のブーストタイムが発動している時に毎日ログインブーストを発動させると、
ブーストタイムの残り時間に毎日ログインブースト分の時間が加算される仕様であった。
プレイヤーが損をする状況があるということで、
9月14日の運営レポートで仕様を変更することが明言されている。
- なお逆に、連続ログインブースト発動中に毎日ログインブーストを適用することはできる。
旧仕様(ブーストタイム)
- 2013年5月13日に実装されたシステム。
当時のG級昇格条件はHR999&SR999であったため、
そこまでの長い道のりで挫折してしまう新規・復帰ユーザーが少なくはなく、
それに対するひとつの救済手段として実装された。
- 特定の条件を達成すると、ログインと同時に発動する。
ブースト内容は現在の連続ログインブーストとほぼ変わりないようには見えるが、
こちらは上記のような新規・復帰ユーザー向けのシステムであるため、
非G級のハンターを対象とした効果となっている。- 獲得HRP/SRP/PRP/PNRP(非G級クエストのみ)、ゼニーが5倍
- 常時「元気のみなもと」状態
- 常時剥ぎ取り回数が+1される。
- スキル「激運」が常時発動
- こちらもブースト"タイム"の名の通り時限制である。
現行の連続ログインブーストや毎日ログインブーストよりは短く、ログイン後から100分間となる。- しかし100分とは、分換算では切りがいいが、時間換算にすると1時間40分と少し中途半端な長さ。
どうせなら120分=2時間でもよかったのではないだろうか。- ただしこのような意見も少なくはなかったのか、
毎日ログインブーストは後に120分(2時間)にリファインされ、
連続ログインブーストは120分、180分、240分(それぞれ2時間、3時間、4時間)と、
キリのいい長さとなった。
- ただしこのような意見も少なくはなかったのか、
- 以前は、発動中にログアウトしてしまうと効果が強制解除されてしまっていたが、
G3からはログアウトしても、効果が解除されなくなった。
ただしログアウト中も効果時間は消費されていき、
ブーストタイム発動後に運営の都合(緊急メンテナンス等)でプレイ不可になった場合も、
効果は延長はされず補償も無い。アップデート直後の発動はリスクが高いと言える。
- しかし100分とは、分換算では切りがいいが、時間換算にすると1時間40分と少し中途半端な長さ。
- なお、肝心の発動条件であるが…
- 最後にクエストを達成、もしくは、失敗、リタイアしたタイミングから
7日間(168時間)以上経過している状態で、ゲームにログインする。 - 公認ネットカフェで「毎日プレゼント」を受け取る(先述の毎日ログインブースト)。
ログインによる発動については毎日ログインブーストと異なり、発動を任意で選択可能。 - 最後にクエストを達成、もしくは、失敗、リタイアしたタイミングから
- G3~G6まではトライアルコース(無料)の間はブーストタイムは発動せず、
トライアルコース中にクエストに出発してもブーストタイムの発動条件には影響しなかった。
G6で行われたトライアルコースの範囲拡大に伴いブーストタイムの仕様も変更され、
現在では発動にも発動条件の確保にもハンターライフコースの有無を問わなくなった。
また、7日間経過のブーストタイム発動については、
従来はログイン直後に強制発動だったが、リファインされログイン時に
「今すぐ発動するか、次のログイン時に発動するか」を選択することができるようになった。
さらに、ここで発動を保留した状態でクエストに出発しても発動条件には影響せず、
再びログインした際に発動するか否かを選択することができた。
- 現役のハンターがこれを利用する場合はネットカフェの利用が最も手っ取り早い。
ただしそれが可能なのはPC/PSVitaのみであるが。
それ以外ではこのシステムの恩恵に与かれることは皆無に等しい。
何故なら現役のハンターがブーストタイムを発動させるためには、
1週間MHFをプレイしないことが条件となるためである。
(厳密にはゲームプレイ自体ではなく、クエストへ出発していなければ条件を満たしていることになる)。
また、ブーストタイムのポイント増加はメインコンテンツであるG級の各種ポイントには発生しないため、
特典自体の恩恵もそこまで極端に大きいとは言えない。
ネットカフェに行かない(もしくはネットカフェ特典がないプラットフォームでの利用の)場合、
基本的に縁がない機能であるといっていいだろう。- ちなみにブーストタイムの発動はアカウントではなくキャラクター単位で判定される。
そのため、いわゆるサブキャラクターの育成には使える。
あるキャラで毎日プレイしていても、別に7日間放置したキャラがいればそちらでブーストは発動するので、
そちらでブーストタイムを発動させるということは可能。
ただしブーストタイム発動後、一度もクエストに行かなかった場合でも再発動にはまた1週間かかる。
うっかり操作ミスで発動させないように注意。
- なお剥ぎ取り回数を増やす効果は、
かつてのパローネ大航祭を含むキャラバンクエストでも有効。
持て余している場合はスコア稼ぎのために利用するのも手である。
- ちなみにブーストタイムの発動はアカウントではなくキャラクター単位で判定される。
- 2015年には、当時足かせになっていたハンターランク帯のランクアップ支援にもブーストタイムが活用された。
公式狩猟試験(現在は廃止)をクリアするごとにブーストタイムが発動したのである。
当時はハンターランク上げはクエストクリアポイントを蓄積するものであったため、
それを底上げするという点で非常に便利なものであった。
ただしデフォルトの報酬ブーストと併せて激烈な勢いでHR/SRが上昇していくため、
G級昇格間近だというのにもかかわらず装備が全く整っていない事態も起こり得るという、
別の問題*1が指摘されるようになった。
余談
- ブーストタイムが実装された際にはその記念として、たとえ発動条件を満たしていなくても、
5月1日以降に最初のログインを行う全ての既存キャラクターへ付与された。
(新規に作成したキャラクターの場合、ゲーム開始直後にブーストとはならない)。
また、PCサーバー統合がなされた2013年9月18日にはPCサーバーの全ハンターにこの効果が発動している。
(統合期間中の7日間はデータが保存されず、「ログインしていない」と見なされたため)
これはPCサーバーとPS3サーバーが統合される2014年4月23日にも行われた。
理由は上と同じである。
- 元々は復帰者向けの機能であったのだが、
2015年4月1日からは非G級の現役ハンターも回数は限定されるが使用できるようになった。
当時MHFではハンターランクの上げにくさと、凄腕昇級~秘伝書習得前の環境変化の乏しさが問題視されており、
ネ実などではこのランク帯は課金ブーストをフル活用してすっ飛ばすべきという声も少なくなかった。
ブーストタイムをHR100以降ある程度任意で使用できるようになったことで、
この期間のやりにくさは一定の改善を見ることとなった。- ちなみにこの3週間後のMHF-G7アップデートからは秘伝書入手に必要なHRが300~と緩和されたため、
ブーストタイムと併せ、この問題は大きく前進することになった。
この機能は再び復帰者向け(及びネットカフェ特典)としての趣を強くするようになった。
しかし、それから間もないG10.1にて連続ログインブーストとして生まれ変わったため、
今度は現役ハンター向けのシステムとなった。
ただし獲得GRPやゼニーなどが5倍、及び元気のみなもと効果が常時発動という効果は毎週1回は使えるので、
復帰者から見ても使い勝手が良くなった部分もある(剥ぎ取り回数+1や激運効果は3週目以降だが)。 - ちなみにこの3週間後のMHF-G7アップデートからは秘伝書入手に必要なHRが300~と緩和されたため、
- ちなみに実装されたのは上述したように2013年5月13日であったが、
当時は実装されたばかりのG級システムの凄まじいバランスの悪さから批判が殺到していた時期であり、
実際は休止者向けのボーナスであるにもかかわらず
「運営が休止(あるいは引退)を促進している」と大々的に批判されることになった。
その後G3、G6でシステムがリファインされているが、その際には特に批判は起こっていない。
なお上述したように、ブーストタイムにはG級の各種ポイントを増加する機能はなかった。
関連項目
システム/報酬ブースト
システム/復帰区 - ブーストタイムのリファインと同時に実装された復帰者向けのエリア。