モンスター/傀異克服オオナズチ

Last-modified: 2022-11-05 (土) 16:39:58
種族
古龍種(古龍目 不明*1 霞龍下目 ナズチ科)
別名
霞龍(かすみりゅう)、霞龍克*2
英語表記
Risen Chameleos
危険度
MHR:S:★10
登場作品
MHR:S
狩猟地
大社跡

目次

生態・特徴

主に調査拠点エルガドの周辺地域にて発生している《傀異化》と呼ばれる現象により
通常個体をも超える異端な力を手に入れた霞龍オオナズチの特殊な個体。
そもそも、《傀異化》とは新種の寄生生物『噛生虫キュリア』に寄生されたモンスターが、
キュリアから送られた過剰なエネルギーと毒素により暴走する、という恐るべき現象である。
しかし、ハンターズギルドの調査により一部の強力な生物、特に古龍種はキュリアによる暴走を抑え込み、
逆にキュリアの力を完全に我が物として「共生関係」へと変化させる事が可能であると判明した。
ギルドはこの現象をハンターにとっての更なる脅威と捉え、《傀異克服》と新たに呼称する様になった。
この傀異克服オオナズチは、傀異克服が確認された生物の第1号として記録されている。
本個体の体表は通常の個体と同じく紫を基調としているが、
角や四肢、尻尾の先端が黒ずみ、全体的に傷の様な紋様が身体に刻まれている他、
一定のダメージを加えると爆ぜる様な光と共に「傀氣脈動状態」に変化し、
紋様や舌の先端が橙色に輝くという報告が寄せられている。
戦闘能力や周辺環境への影響力は著しく向上しており、吐き出す霧は戦地一帯を毒々しい赤紫色に包む。
そして、通常の個体よりも猛毒の扱いや機敏な身のこなしに長けており、
透明な状態で素早く死角へ移動して毒液を吐き出す、吐き出した毒液の塊を炸裂させる等、
従来のオオナズチは行わなかった行動を取る事が確認されている。
この様に、本個体は通常のオオナズチとは一線を画す実力を誇る強力な個体である事と、
傀異克服古龍の未知数の危険性から、狩猟に臨む為には厳しい条件が課されており、
最たる危険度を持つモンスターの一つとして扱われている。
尚、本個体から入手できる素材はキュリアの影響故か変異を起こしている物も存在し、
この素材を用いる事で、今までのオオナズチの物とは異なる力を持つ防具を作成できる。
しかし、本個体は先述の圧倒的な戦闘能力から、その素材を得る事は困難を極めるであろう。

概要

  • MHR:Sの大型アップデート第2弾となるVer.12.0で登場したオオナズチの特殊な個体。
    爵銀龍メル・ゼナの従える飛行生物、噛生虫キュリアに寄生され、
    彼らの持つエネルギーと毒素により暴走しかけるも、古龍種としての並外れた生命力により、
    暴走を抑えてキュリアとの共生関係を築き、その力を我が物としてしまったオオナズチである。
    • しかしキュリアの影響か翼の外側がボロボロに欠けている他、
      所々に傷跡の様な紋様が存在し、全体的に痛々しい容貌となっている。
      その他時折眩いオーラを放ちながら、
      身体の先端や先述の紋様を橙色に光らせる時があり、益々異様な様子を醸し出している。
    • モンスターアイコンも通常種とは別で用意されている。
      かつての紫の面影は無いほどの禍々しい色を発しており、
      その状態が尋常ではないことが見受けられる。
  • モンスターの特殊な強化状態の中で更に強化された状態で言えば、
    MH4Gの極限状態や、MHW(:I)の歴戦王等が挙げられるが、
    傀異克服古龍はハンターノートにおいて通常種とは別種として扱われている。
    もちろん狩猟数やサイズも別カウントになる他、なんと操竜すら通常種とは異なる独自のものになっている。
    このため極限状態や歴戦王などと同じ「強化個体」でありながらも、
    他の傀異化個体とは違って今作における特殊個体に近い扱いになっており、
    内部的には「別のモンスター」という処理が為されているようだ。
    この事から、モンスターリスト内の扱いにおいては、
    今までの二つ名MHW:I以降の特殊個体、及びヌシなどに近い扱いと言える。
    • ちなみに扱いの問題以外にモンスターリストを分ける理由として、データの違いがある。
      というのも通常種と比較して一部素材の確率等が変更されていること*3
      状態異常面で気絶の耐性値が全体的に渋くなっていることなど、通常種とは異なる部分があるため、
      データ記載のために便宜上、別途モンスターリストに項目を作る必要があったといえる。
  • 受注可能なHRは、今までMHR:Sの大型アップデートで追加されたモンスターとは違い、
    なんとMR110にてようやく狩猟解禁という厳しい条件になっている。
    MHW:Iでは、MR100~200の間においても歴戦個体の狩猟クエストが追加されているが、
    MR101以上での新モンスターの追加は本種が初となる。*4

MHR:S

  • Ver.12.0で初登場。エスピナス亜種タマミツネ希少種と共に追加された。
    同アップデートでは亜種、希少種に加え、強化個体の追加のみが予告されていたが、
    この「強化個体」が何を指すのかは不明瞭であり、プレイヤーの間でもどういった個体が来るのかは議論されていた。
    そしてPVで傀異克服オオナズチが紹介された時は強化個体という枠組みながら
    もはや特殊な個体と言えるほどに大きく変貌したオオナズチの姿に驚いたハンターも少なくなかった。
  • クエストはMR110に到達するとバハリから《傀異克服古龍》について説明が為され、
    M★6に「傀異克服:オオナズチ」というクエストが追加される。
    傀異クエスト等ではなく通常のマスターランククエストになっているため、
    受注条件であるMR110さえクリアしていれば傀異研究所のレベルなどは特に気にしなくていいのが嬉しいところ。
    ただ、緊急クエストではない点には注意したい。追加される位置も位置なので本当に気づきにくい
    また、他のMR要求クエスト同様受注自体はMR10から可能なので安心していい。
  • 傀異克服オオナズチと戦闘していると突然力を貯めるようなモーションをしたかと思えば
    その場で小規模な爆発を起こし、傀氣脈動状態へと移行する。
    当然ダメージ判定もあるが、幸い傀異バーストよりかなり範囲と威力は小さい。
    反面時間的猶予は少なく、特に近接は兆候に気づいてからの退避は難しい。
    • 傀氣脈動状態になったオオナズチは後述する新技を多用してくるほか、
      移動速度が格段にアップしており、透過能力もあって見失いやすくなる。
    • 傀異鈍化同様攻撃を続けることで傀氣脈動状態を解除し、大ダウンを取ることもできる。
      もちろん、時間が経てば再び傀氣脈動状態に移行するうえに、体力が低くなると
      ほぼ常に傀氣脈動状態と言っても過言ではないほど移行の速度が上がる。
    • 傀氣脈動状態に移行すると通常個体の怒り状態時同様霧を散布するのだが、この霧がやや紫色になっている
      オオナズチは周囲に感覚を鈍らせる毒素を散布して擬態を見破られにくくするという設定を反映しているのだろうか。
  • 皮膚が焼けたかのような外見をしているものの、透明化能力は健在。
    …なのだが、Ver.12.0.0現在、マルチプレイ中透明になったまま戻らなくなるという現象が時折発生する。
    これはどうやら同期ズレのようなものらしく、他のプレイヤーから見ると通常通り解除されている模様。
    要するに不具合らしいのだが、透明なオオナズチから一方的に攻撃されるという状況もそれはそれで面白く、
    歴代のムービーでのみ描かれていた霞龍の本領が体験できるという点では一見の価値あり。
    • 誇張でもなんでもなく本当にずっと透明状態なので狩猟に甚大な影響が出るのだが、
      閃光玉で怯ませることで強制的に解除することができる。
      マルチプレイ中、一見して無意味なタイミングで閃光玉を投げているハンターがいても、
      本人の画面では透明化していた可能性がある。苦言を呈するのは控えよう。
      ちなみに、この状態のまま討伐すると剥ぎ取りの際も透明化したままになる。
      角を破壊していない場合虚空を剥ぎ取ることになる。
  • 狩猟フィールドは大社跡。
    7番8番に居ることも多く、地形の狭さから広範囲攻撃の被害を貰い易い。

主な攻撃方法

  • この傀異克服オオナズチはキュリアの力の影響により、
    通常の個体と比較して一撃が非常に重くなっている他、
    通常の個体よりも更に苛烈な攻撃を身に付けている。
    • 傀異化を克服したためか傀異克服オオナズチは劫血やられを用いてこない。
      猛毒と劫血やられの二重スリップダメージという悪夢は回避されたが、
      同時に傀異化個体の討伐時に存在した回復チャンスは無くなっている。
  • 主な攻撃は下記(なお、技名は全て仮称)。
    もちろんこれら以外にも通常のオオナズチの行動も差し替えられていないものは使ってくる。
舌薙ぎ払い
通常個体も行う、頭を低くして地面スレスレを薙ぎ払うものとは別に
頭を高くしたまま自身の周囲を払う行動が追加されている。
大きな特徴としてこれに当たるとオオナズチに引き寄せられるように地面に叩きつけられる。
翔蟲受け身を取らないと追撃に被弾してしまう。
傀氣脈動状態では2連続で使うようになる。
直線毒ブレス+水平なぎ払い毒霧ブレス
通常のオオナズチは怯んだ後に透明となってハンターの死角に回ってから放つという
怯み時限定のカウンター技だったが、傀異克服オオナズチは通常攻撃として使ってくる。
回り込み二連毒ブレス
傀異克服オオナズチが怯んだ後に透明となってハンターの死角に回り、
攻撃の直前に姿を現し2回大量の毒液をぶっ放すカウンター技。
タマミツネのチャージ水塊ブレスに近いがそれとは比にならない速度で撃ってくる。
傀氣脈動状態になると続けて水平なぎ払い毒霧ブレスに派生。
地走り毒ブレス
飛翔して真下に毒ブレスを吐き、周囲に毒ブレスが拡散する。
ブレスの拡散の仕方がメル・ゼナの必殺技であるナイトメアクレイドルと酷似している。
初撃で4つ、第二波は8つに分かれて直進する。
攻撃モーション自体は通常個体の拡散or収縮する円ブレスと同じだが、あちらと違って二択を見極める必要は無い。
飛び越えるか突破してしまえばこちらのターンである。
ちなみにこのブレスが拡散する地点でスーパーアーマーを持つ技を使うと多段ヒットして即死するので注意
巨大毒塊大爆発
上体を起こし、地面に毒煙を吐き出して毒溜まりを作り出し、
最後に尻尾を叩き付けて大爆発を起こす…という攻撃。
爆発の方法以外はMHW:Iの怒り喰らうイビルジョーの大技とよく似ており、
ド派手に毒素が収束して散らばったり、ハンターも警告のボイスをあげる攻撃である為、
傀異克服オオナズチの大技の一つと言っても差し支えないだろう。
強化毒玉乱射→強化毒霧直線ブレス→扇状毒霧ブレス
通常オオナズチの必殺技が強化されたモーション。
周囲にばらまく毒玉の大きさや数、飛距離が増加し辺り一面を毒まみれにした後
ラージャンの気光ブレスのように上から下へ撃ち下ろす毒霧直線ブレスを2回放ってくる。
傀氣脈動状態になるとここからさらに扇形に徐々に広がっていく毒ブレスを放つ。
毒玉のせいで身動きがとりづらい中撃ち下ろす直前まで追尾してくる毒ブレスまでかわすのは至難の業。

操竜

  • 傀異克服した個体でも勿論操竜は可能。
    弱攻撃は元々のオオナズチと同じだが強攻撃と大技が通常個体と異なっている。
    • 強攻撃1(A / ↑+A)は傀異克服版の二連毒液ぶっ放し。出もそこそこ速く、1度の発動で2回放つ。
      2発目は一歩前に踏み込みながら放つので1発目でのけぞられても2発目までちゃんと入る。
      2発目の方が威力が少し高く、総火力はなかなか。主力技として使って行けるだろう。
    • 強攻撃2(→+A / ↓+A)は通常のオオナズチの新技、直線毒ブレス。
      追加入力でさらに水平なぎ払い毒ブレスに移行する。
      追加入力のダメージが高いが全体的に挙動が遅く
      直線毒ブレスを先端当てしてのけぞられると続く水平なぎ払い毒ブレスが当たらないこともある。
    • 操竜大技(X+A)は突進舌攻撃から叩きつけ効果のある方の舌なぎ払い、そして巨大毒塊大爆発のコンボ。
      かなりの大ダメージと通常個体よりもやや長い拘束時間を持ち、
      克服個体の名に恥じず優秀な操竜と言えるだろう。

武具

  • 本種から入手できる素材には、キュリアの影響により変質した物も存在し、
    これらの素材からは『ミヅハ醒シリーズ』と呼ばれる新たな防具が生産できる。
    なお、このミヅハ醒シリーズの見た目は、従来のミヅハシリーズからアレンジされている。
    武器に関しては新規の物や既存の物の強化は無い。

素材

霞龍の破傀玉
傀異克服せし霞龍を討伐した証。
古龍素材に秘められた新たな力を解放する鍵となる。
傀異克服オオナズチ固有の素材ではあるが剥ぎ取りや部位破壊等では入手できず、
イベントクエスト限定アイテムのようにクエスト追加報酬での入手となる。
扱い的にはかつての極竜玉や大極竜玉に近いといったところ。
従って1クエストで1つは確定で手に入るため、必要数揃えるのは手間だが奴の襲来を恐れることもない。

関連項目

モンスター/オオナズチ
システム/傀異化
防具/ミヅハ・トヨタマシリーズ - ミヅハ醒シリーズも解説。
BGM/オオナズチ戦闘BGM
アクション/ステルス
モンハン用語/ドス古龍
スキル/○○の護り


*1 改定前は霞龍亜目
*2 ゲーム内のアイテム名表記「掛軸【霞龍克】」より
*3 具体的な差異は落とし物の精算アイテムがいにしえの龍秘宝に一本化されたこと、霞龍の剛爪のターゲット報酬と剥ぎ取りにおける確率が1%減り古龍の大宝玉に移されたこと、角の部位破壊報酬から霞龍の特上皮が削除されてその分が他の素材の確率に移されたことの3つ
*4 参考までにランクの上昇で最後に解放されるモンスターを挙げると、MH4(G)のダラ・アマデュラ強化個体(HR100)、MHXXにおけるミラボレアス【祖龍】(HR100)等が挙げられる。