システム/ロビー装備

Last-modified: 2023-07-25 (火) 02:21:58

MHFにのみ存在するロビー用の武具装備システム。対義語は「クエスト装備」。

目次

概要

  • その名の通り、ロビーでのみ反映される装備セットのことを指す。
    モンスターハンターフロンティアというゲームの楽しみ方の一端を担うと言っても過言ではない存在であった。
    ここでいう「ロビー」とはクエスト以外の場所すべて、
    具体的にはメゼポルタ広場やパローネ=キャラバンなどを表す。
    ちなみにMHFはメインシリーズと違い、オンライン/オフラインの垣根が存在しない。
    他シリーズで例えるなら起動すれば必ず他のプレイヤーが居るオンライン集会所エリアに放り込まれる、と言った具合。*1
    そういう前提で読んでいただくとより理解が深まるだろう。
  • MHFにおいては、アイテムボックスの「装備の変更」から3種類のコマンドが選択できる。
    上から順に「クエスト用」「ロビー用」「ラスタ用」の3つとなっている。
    クエスト用は当然クエストで着用する武具、モンスターハンターシリーズ通しての基本システムである。
    ラスタ用は自分の分身とも言える存在である頼狩人に着せる武具を選択する専用のコマンド。
  • ロビー装備というコマンドを選択すると、ロビーでのみ適用される装備セットを指定できる。
    クエスト用などと同様に頭から脚までの5部位、さらには武器も選ぶことができる。
    好きな武具を選択したら、同じ「装備を変更する」のカテゴリーから「ロビー内装備切替」を選択。
    『ロビー内装備を有効にしてよろしいですか?』と訊かれるので、はいと答えれば完了となる。
    手順を終わらせれば、ロビーではロビー装備、クエストではクエスト装備が自動的に適用される
    • ロビーではランドにいるプレイヤーのメンバーリストが画面右下に表示されるが、
      そのハンターネームの左側に表される武器アイコンのうち、
      白い武器アイコンがクエスト装備の武器、青い武器アイコンがロビー装備の武器を示す。
      当人のロビー装備が無効に設定されていれば後者は表示されない。

利用

  • モンスターハンターは防具にスキルポイントの割り振りが行われているため、
    完全に見た目だけで防具を選ぶという選択肢はなかなか採りがたいが、
    このロビー装備というシステムを使えばロビーでは好きなファッションで立ち振る舞うことができる。
  • そしてこのロビー装備の楽しさを助長するのがMHF特有の武具の種類の豊富さである。
    MHFにはハンターの武器が約9000種類以上、防具も約3500セット以上ものバリエーションが揃っており、
    この膨大な量から自分だけのファッションを産み出すことは難しいことではない
    (もちろん派生先など同じグラフィックの武具もあるのでその数のグラフィックがあるわけではないが、
    それを抜きにしても凄まじい種類の武具が存在することには変わりはない)。
    ロビー装備に知名度の低い珍しい代物を採用し、通りすがる人に「あれってなんだ?」と思わせるのもよし、
    とんでもない見た目の組み合わせにして広場の人に笑いを誘うのもよし、
    もちろん自分のお気に入りの防具シリーズを一式、武器も合わせて装備するのも悪くない。
    数えきれないほどの組み合わせパターンの中からどんな外見の装備が出来上がるか、
    武器の性能や防具のスキルポイントなどを一切気にすることなく楽しめるのがロビー装備なのである。
  • 好みのロビー装備が完成したら、それをマイセット登録しておくこともできる。
    ロビー装備を有効にしている状態でマイセット登録を行えば、
    ロビー装備に指定している武器や防具の組み合わせがそのまま登録される。
    クエスト装備用のマイセットと共用なので登録が可能な限界数に注意。
    ちなみにクエスト装備をマイセット登録したい場合は、ロビー装備を一旦解除しておけばよい。
  • 性能を気にせずに見た目だけを考えて選べるというところから、
    防具ばかりに目が行きがちだが、武器をどれにするかという点も面白さを引き立てるうえで重要である。
    たとえば、MHFではオプションで武器グラフィックの表示を完全にOFFにするということは可能だが、
    それはオプションを有効にしている人の画面でだけの話であり、道行く人がそうであるとは限らない。
    このwikiで特筆されている武器の中から有名な例を以下にいくつか挙げる。
    当然、有名なほどオリジナリティは下がるので、その点を追求するのであれば自分で探す努力もしよう。
    なお、納刀している間だけグラフィックが消失する双剣も存在する。課金系統だが非常に便利である。 選ぶコツは、納刀時の外見的な面白さという部分だろう。
    知っての通りロビーでは抜刀することはできない。
    つまり、抜刀時に珍しい見た目になったり、面白いギミックなどが発動するだけの武器では意味がない。
    たとえばブレイドシールドはその裏を突いて納刀時でも抜身の剣を握っている武器だったりする。
    面白い武器だけでなくかっこいい武器やかわいい武器を追求するのもまた一興。
    とにかく外見だけを楽しむ。それがロビー装備の醍醐味である。
  • ロビー装備が有効、かつロビー内の場合、スキルやシジルはロビー装備のものが適用される。
    具体的にロビーで機能するスキルは調合系のみ(釣りや高速収集は無効)、
    シジルに至ってはショップで値切る「だだコネ」のみだが、入れておくと便利である。
  • MHF-Zアップデートでは外装変更という、
    クエスト中にも適用される、特定の防具の見た目を変更できる機能が実装された。
    これによってロビー装備もお役御免……とはならなかった
    • 外装変更については種類こそ非常に多いものの流石に全ての防具までカバーしている訳ではなく、
      特にコラボが終了したものや、古い時代の特典防具などは外装が用意されなかった。
      そういうものをロビーで着ていれば当然目立つので、ロビー装備で仕込む価値があった。
    • また、ロールプレイの一環として、
      「ロビーでは軽装、狩りでは(外装変更も活用した)好みの装備」なんて事も可能であったので、
      そういう楽しみ方をしているハンターも少なくはなかっただろう。
    • そして外装変更は武器にまでは適用されないので、
      上記のネタ武器をロビーで見せびらかしたい時はロビー装備を使うのが最も手っ取り早かった。
      また、後期のMHFではロビー(=納刀時)でも特殊なエフェクトを放ち、
      その武器自体の価値も色んな意味で凄まじく高いものが実装されていたので、
      ロビー装備で仕込み、時には狩りで使いという事も最後まで行われていた。

余談

  • ロビー装備はクローズドβテスト時に寄せられた「クエスト中と広場で装備を切り替えたい」
    という要望対応としてオープンβテスト時より導入されている。
  • 以前はロビー装備を有効にしているとステータス画面にロビー装備の性能が反映されてしまい、
    クエスト装備の発動スキルがわからないということが起こっていたが、
    現在はリファインによってクエスト装備の性能が見られるように改善されている。
    • シーズン8.5アップデートにて特に要望の多かった
      「他プレイヤーのクエスト装備とクエスト装備の発動スキル」が確認できるようになり、
      MHF-G1アップデートにて自分、他人のクエスト装備とロビー装備を1画面で同時に閲覧することが可能になった。
      その後MHF-G8アップデートにて、自分のロビー装備が有効でも
      「クエスト装備」時の発動スキルが閲覧できるようになった。
  • ロビー装備のデメリットとしては、ステータス画面を開かないとクエスト装備がわからない点が挙げられる。
    ロビーでだけ見た目を上書きするのでこのことに対してどうこう言っていては全く始まらないのだが、
    ロビー装備を有効にしている場合はクエスト用に装備している(と思っている)武器と防具が合っているか、
    クエストに出発する前に一度ご確認を。一瞬だけの確認だが、これをするのとしないのとではかなり違う。
    自分では合っていると思っていたのが、実は武器が違っていたりというミスは普通にありえる話である。
  • 何でもできるというロビー装備の特性と、数千種類のバリエーションに富むMHFの防具群が組み合わさって、
    少々(ときには大胆な)エロスを感じさせるロビー装備も少なからず存在する。
    たとえば女性ハンターでインナーよりも遥かにほぼ全裸に近い、
    隠さないとまずいところだけとりあえず隠しておいただけのようなレベルのロビー装備なども可能だが、
    ここではその組み合わせなどについて特に詳しくは触れることはしない。
    ロビー装備は自分で組み合わせを探すことが大事である。辿り着いても破廉恥すぎて変な目で見られるが
  • なかにはクエスト装備の見た目があまりにも残念なことになってしまい、
    せめてもとロビー装備を活用している人もいるが、それも立派な使い方の一つである。
  • まだフォワード.5アップデートの情報がほとんど判明していなかったころ、運営動画レポートにて、
    クエスト用、ロビー用に異なる色の秘伝防具を装備することで発動する
    いわば現在でいう「秘伝二重装備」の効果を考えているという発言もあった。
    その後、正式に紹介、実装されたシステムはロビー装備が関連していないものに方向性が変更されている。
  • ナンバリングシリーズにおいては実装されていないが、
    MH4以降におけるギルドカード表示用の装備を登録する機能が近いと言える。
  • かつて台湾でサービス展開をしていた時は、ロビー装備のままでクエストに出発、
    つまり装備の見た目と性能を完全に切り離せるシステムが実装されていた。
    後に再始動した台湾版MHF-Gにはこの機能はない。
    なお、こちらはロビー装備をそのまま使いまわすという利用方法であった。
    また、MHXRでは「見た目装備」というシステムが存在する。
    こちらは見た目装備のままでクエストに出発することができる

関連項目

防具
モンハン用語/フル装備 - ロビー装備をフル装備にしているプレイヤーも少なくない。
モンハン用語/混合防具 - しっくりくる組み合わせは千差万別
モンハン用語/エロ装備 - 突き詰めた結果これになる事も…
システム/外装変更 - こちらはクエスト中にも反映される。


*1 武具工房など自分しか入れない場所や、マイハウスなど許可無しでは他プレイヤーが入れない区画は存在していた