モンハン用語/フル装備

Last-modified: 2020-10-01 (木) 14:52:14

概要

  • ○○シリーズ装備を一式で頭から脚まで装備すること。
    一式装備とも呼ばれ、フル○○という形で呼称されることも多い。
    もちろんフルフルシリーズ一式はフルフルフルである。
  • 基本的にはどの作品においても「同一シリーズ防具で一切スキルが発動させられない」という例は少なく、
    一式装備するだけでほぼ確実に何らかのスキルが発動する。
    また属性の強弱もはっきりするのがメリットであり、デメリットでもある。
  • 作品によっても異なるが、下位から上位中盤ぐらいまでは防具のSPやスロットに余裕がなく、
    下手にスキルを考慮するよりも一式で装備する方が安定することも多い。
    しかし上位後半やG級ともなると、フル装備で発動するスキル以外のものにSPのついている部位や、
    スロットが3つも開いた部位、胴系統倍加といったパーツとして優秀な部位がいくつも出てくるため、
    発動したいスキルを考えながら装備部位を組み合わせて行くハンターも多い。
    それもまたモンスターハンターの楽しみ方の一つだからだ。
  • 一式装備の問題点として、何かしらスキルは発動するものの、突き詰めた混合装備と比べると、
    防御力・耐性・スキル・空きスロットいずれかが物足りなくなることが多い。
    スキルにしても、結構な確率で付いてくるマイナススキルや、
    中には武器によっては必要性の薄いor皆無なスキルもあったりする(例:太刀+ガード性能、弓+反動軽減)。
    ある意味有名なフル装備はクシャナシリーズ
    必要無いスキルも含めてポイントに無駄がなく、単純なスキル発動数が多いというのは一式の長所と言えるか。
    逆に混合防具は必要の無いスキルを削ることで、有用なスキルの発動数を増やす方向性のものである為に、
    効率重視の装備を組むと最終的には混合装備一択になることもしばしば。
    これらの点から、一式装備は妙に肩身が狭く、一式というだけで嫌う人も少数ながら見られるが、
    大抵の場合、使用する武器や狩猟するモンスターとの相性等のTPOを考えればそこまで問題にはならない。
    事実、ある程度完成された性能とスロットを持つ一式装備も存在しており、
    お守り装飾品である程度スキル面での融通も利く。
    フル装備だからというだけで馬鹿にするのは、それこそ地雷のすることである。
  • 「フル装備=悪」という風潮が特に強くなり出したのは、ギルドクエストが導入されたMH4の頃だろう。
    とりわけ高レベルギルドクエストは、該当作品をプレイしたことがある人は身に染みているだろうが、
    生半可な腕前やスキルで太刀打ちするにはかなりの無理がある高難易度となっている。
    このようなクエストがエンドコンテンツとして導入された結果、
    「対象モンスターに特化したスキル構成の装備」や「手順・装備・スキル固定のハメ」を用いて
    高レべルのクエストをこなすことが半ば当たり前の様に浸透し、
    「必要のないスキル・マイナススキルが発動し、必要なスキルが組み込みにくい」一式装備は、
    悉く地雷として忌避される様な風潮が出来上がってしまった。
    これだけなら住み分けしていれば思想の違いということで収まったかもしれないが、
    MH4の集会所にキック機能が搭載されていなかったという仕様も向かい風であった。
    おかげで、例えお守りや装飾品も込みでフル装備の性能を100%活かし、
    クエストにおいて大活躍している場合であろうと、
    フル装備という一要素だけで(場合によっては地雷プレイヤーから)地雷扱いされる事態に。
  • こういった事情もあってか、MHXではフル装備に対して重点を置かれたテコ入れが行われることとなった。
    MHXでは防具に付与されたスキルポイントは高いもののスロットがない、
    パーツ単位で運用できるポイントを持っているが1つしかスキルが無いというものが多く、
    必然的に下手に組むより一式装備したほうが強いという場面も多い。
    勿論混合で優秀なスキル構成にすることができるが、
    一式装備で混合装備と同等かそれ以上と言える二つ名持ちモンスターの防具の登場もあり、
    一式装備が地雷という風潮も下火になっていった。
    しかし、従来と比べて自由度が低く、一式装備のスキルの性能に相当な格差が出てしまっている。
    そのためオンラインで同じ一式装備のプレイヤーが増え、装備だけでの地雷の判別が非常に難しくなった。
    前作の反動でかなり極端な調整となってしまったのだろうか…
    • 一式装備は見た目に統一感があり、
      スキルの仕組みを理解していない初級プレイヤーも「とりあえず一式」というケースは多い。
      今作ではマイナススキルが発動する上位装備が少ないことも含め、初心者向けの調整といえなくもない。
  • 続くMHXXでは前作と打って変わり、スキル環境は4Gと同等かそれ以上の自由度に。
    特に一式運用が必須でありながらお守りと装飾品次第で柔軟な運用が可能なラスボス防具に、
    後のイベントで作製可能となった、一式でもキメラでも強力な
    GXミラルーツシリーズなどの登場でスキルの自由度は格段に改善されている。
    しかし、そのラスボス防具が霞むレベルで混合装備として優秀なXRシリーズの登場に加え、
    キメラ装備の見た目の問題も防具合成によって解決できるため、
    MH4Gとは別ベクトルでフル装備の立場は弱くなってしまったかもしれない。
    フル装備なだけでまず間違いなく蹴られるMH4Gと違って担ぎやすくはあるが…
    • 一方、二つ名装備は強化することで内包スキルの増えた
      「真・(二つ名)の魂」が開放されるようになったのだが、
      エリアル装備の最適解レベルの青電主を始めとした新規二つ名防具は
      全体的に優秀な構成になっているのに対し、
      前作で強力だった二つ名装備の追加スキルが微妙すぎる*1という
      謎の冷遇を受けているため、運用に注意が必要となった。
      さらに、必要なスキルが多く武器ごとに専用装備を組むことが多いガンナーの場合は、
      新規組も含めた二つ名のガンナー装備は最適化しづらいために敬遠されやすい。
    • MHXで登場しなかった複合スキルもいくつか復活しているのだが、
      その多くは付与されている装備が限られ、さらに装備のスロットも少ない。
      変に混合させて発動するとスキルがちぐはぐでスロットによる補助も難しくなりかねないので、
      複合スキルを使うならあまり変にいじらず一式装備にしておいた方がいいだろう。
  • MHWorldでは同じモンスターの防具を複数装備する事で発動するシリーズスキルが登場。
    とはいうものの、シリーズスキルの発動条件は大抵2~4部位の装備であり、
    フル装備しなければ発動しないというものは長らく存在しなかった。
    また、今回のスキルの仕様では一部位だけでスキルが発動するため、
    「もっと良いスキルを発動させられる防具に変える」という選択肢が存在する。
    さらにフル装備すると剣士用スキルとガンナー用スキルが同時発動するものまで存在するため、
    今までと比べフル装備する必要性はかなり低くなっている。
    • しかしMHWorld発売から1年後に開催された感謝の宴で、
      初めて5部位フル装備で発動するシリーズスキルを引っ提げたフルドレスシリーズが登場している。
  • MHW:Iでは、属性運用において武器種問わず
    龍紋一式で皇金武器を担ぐ構成が手軽さと火力でトップクラスであり、
    固定ダメージを重視するガンランスや榴弾ビンチャアクの場合はブラキウム一式が最適解になるなど、
    キメラ構築と並んでテンプレ装備にもなるほど優秀な一式装備が存在する。
  • ここまではゲーム的な性能での話だったが、性能面を度外視して見た目にこだわるプレイヤーもいるし、
    「一式フル装備ということそのもの」に深い意義を見出すプレイヤーも居る。
    作りたいと思った装備のためにソロで苦戦を重ね、あるいは仲間たちと協力し、
    モンスター達のみならず目には見えない難敵とも死闘を重ねて
    ようやく念願の一式フル装備を取り揃えた達成感は筆舌に尽くしがたいものであり、
    無印から最新作に至るまで、全てのシリーズに於いてハンター魂を駈り立てる要素の一つなのである。
    実戦において最適化した装備には及ばないことがほとんどだが、
    相手がフル装備している理由まで否定してプレイヤーを軽視するのはご法度である。
    • 無論、「単に便利だからフル装備を使ってる」というプレイヤーも存在するが、
      それに対して「ロマンが無い」「ゲームの楽しさを理解していない」と否定するのもご法度である。
    • ただ、近年の作品ではMHXXの防具合成やMHWorldの重ね着装備など、
      性能面を考慮せず自由に見た目を変更できるようになっていることは留意したい。
      無論これらの機能は前者は頭以外はHR上限解放後、後者は導きの地到達後でなければ、
      自由に使うことは難しいが、それでも使えるようになったのなら、
      特段のこだわりがない場合、見た目の都合はこういったシステムで対応したいところ。

MHFでの状況

  • MHFにおいても一式装備自体が全く無いわけではない。
    良い意味で有名な一式装備としてククボエントラがある。
  • ただし、MHFの場合混合防具のメリットが非常に大きく、
    一方で(特にかつての非G級では)フル装備のデメリットがかなり大きいため、混合防具の方が主流となっている。
    具体的なメリットとデメリットについては、下記のリンク先の「混合防具」の記事を参照。
  • 当初の装備は一式のスキル面でかなり使い勝手が悪かったため、「一式装備は地雷」と言われていたこともあった。
    現在は装飾品が大幅に強化されているため、HC防具以降の防具であれば一式でも優秀なスキルを
    組むこと自体はできる。
    また、現在ではスキルや防具種が整っていれば、フル装備でも地雷扱いされることはまずない
    ただしその場合はフル装備で発動することがある無駄なスキルをどう調整するかが鍵となり、
    下手な混合防具よりも調整に苦労する(出来ない訳ではない)場合がある。
  • ちなみにSP防具は携帯機シリーズのように鎧玉(と対応するセンショク草)で強化できる。
    が、「1箇所で1~3スキル発動」というSP防具の性質上、これをフル装備してもそこまで強くない。
    やはり通常の防具と組み合わせた方が便利なので、1箇所か2箇所分くらいの素材集めが楽になる程度である。
  • このためMHFでは「防具は組み合わせて使うもの」というユーザーの認識が非常に強く、
    (これは防具セット数が凄まじく多く、組み合わせパターンも無数にあることも関係している)
    それは運営チームも承知の上なので、*2混合装備に向いた装備セットは非常に多い。
  • ちなみに現在のMHFにおいて最も有名なフル装備は秘伝防具
    こちらは「フル装備でないと性能を発揮できない」という特殊性を持つ防具である。
    現在、G級秘伝防具を含めると1種の武器カテゴリにつき4パターン(4色)存在しており、
    それらを組み合わせる混合防具っぽい使い方は可能ではあるが、
    その特殊性からMHFユーザーからは「フル装備」と見なされている。
  • 余談だがMHFにはロビー装備というおしゃれ用装備システムがあり、
    クエスト装備は混合だが、そちらでは一式装備にしているというハンターも非常に多い。
    また、MHF-Zからは外装変更機能が実装されたことで、
    例えば「中身は混合装備だが見た目はキリンシリーズ一式」というコーディネートが可能になり、
    更に見た目の自由度が上がっている。

その他の作品におけるフル装備

  • ストーリーズやスピリッツ、各種カードゲームやパチスロといった派生シリーズにおいては、
    プレイヤーキャラクターが身に着ける装備は基本的に「装備部位」を選べない。
    つまり、全てフル装備しかできない仕様になっている。
    MHXRでは例外的に防具の装備部位を選択できるため、フル装備以外の選択肢が取れる。
  • MHシリーズを題材にしたアンソロジーコミック、同人誌、ノベル版等といった書籍や、
    固有名が付いたキャラクターが登場する作品においては、登場人物は大抵何かしらの一式装備である事が殆ど。
    書籍などのストーリーではゲームのような装備の組み合わせによるスキルの吟味の話になる事は殆ど無いので、
    上記の通り見た目の統一性が高く違和感を生じにくいと言うデザイン上のメリットの方が大きい他、
    キャラに特に名前を設定していない場合、「○○装備のハンター」と呼ぶ事が多いため、
    一式装備だとキャラを呼びやすいという理由もあるだろう。

関連項目

モンハン用語/混合防具
モンハン用語/セミ装備
モンハン用語/地雷装備
モンハン用語/エロ装備


*1 隻眼の不屈はともかく、燼滅刃はボマー、黒炎王は火事場+1、白疾風は隠密、荒鉤爪はSP時間延長、といった具合
*2 これはオンラインゲームの性質上、色んなモンスターの防具を作ってもらう=いろんなモンスターを狩ってもらう方がユーザーの滞留時間的にもクエストマッチング的にも有効なので、運営側にとってもメリットが大きい