システム/外装変更

Last-modified: 2023-12-18 (月) 11:23:28

MHF-Zにて導入された、防具の見た目に関わる新機能。

目次

概要

  • 一言で言えば「防具の性能はそのままに、防具の見た目だけを変えられる機能」というもの。
    具体的には“外装”と呼ばれる装備品の性能に影響を及ぼさない特殊な防具を使い、
    実際に装備する防具に装着させることで外見のみを変えてしまう仕組み。
    こちらは防具同士を合成するというよりかは防具に防具を被せている(防具のオーバーボディ化)というべきか。
    • MHFではロビー装備というファッションに重点を置いたシステムが導入されていたが、
      適用されるのはメゼポルタ広場に限られ、良くも悪くもクエスト用の装備に干渉しなかった。
      制約はあるものの、クエストでも活用する防具の外見を変えるシステムは(MHFだと)これが初となる。
  • 近年増加しつつある防具グラフィック変更システムとしての特徴は以下の通り。
    1. 機能そのものはゲーム開始時点で使用可能だが、項目(防具)のアンロックは必須。
    2. 各項目のアンロックには防具ごとに指定された素材を消費する。
    3. 機能を使用する際にゼニーや特殊な素材を要求されることはない。
      また、グラフィックの変更先となる防具を用意する必要もない。
    4. アンロック済の項目であればハンタータイプは不問
    5. 対象の防具はMHFに実装された一部の防具。必要素材の入手可能なタイミングもまちまち。
    6. ラスタ装備パートナー等のNPCは使用不可。
これらの詳細は追って解説する。
  • MHシリーズではご承知の通り、防具ごとに特定のスキルポイントが割り振られているため、
    プレイヤーの好みの外見を維持しつつスキルや防御力を高めるというのは必ずしもできない事が多い
    (MHFではあまり聞かれないが、呪いなんてスラングもあるほど)。
    これは10000種類を超える防具セットを有する*1MHFでも例外ではなく
    他シリーズよりは遥かに自由度が高いとはいえ、それでもスキルポイントなどの制約は生じてくるため、
    例えば見た目の統一感がある一式装備が構築しづらかったり、
    スキルを追究した結果、望まぬ見た目になるということは十分起こりうる。
    また近年では防具自体にオンリーワンの特殊効果を持つものも出てきており、
    それを活かそうとすると、見た目が犠牲になる可能性は十分ありえるものとなっている。
    無論「より良いスキル構成の為なら見た目の犠牲はやむを得ない」という言い分も御尤もであるが、
    それでもやはり、統一感のある外見で装備を組めるのであればそれに越した話は無い。
    そういった「ゲーム内の数値」とは直接関わらない、
    プレイヤーのモチベーションに作用するとも言えるのがこの外装変更である。

詳細

  • 以下は外装防具の具体的な手順。
    1. 武器工房より“防具の加工 → 外装防具 → 外装の変更”を選択。
    2. 装備ボックスの中から見た目を変更したい防具を選択。
    3. 一覧から見た目の変更先となる防具の外装を選択。
      この際に使用する防具の外装は予め解放(アンロック)している必要がある。
    4. 外装の変更が完了。完了後はアイコンの右上に緑色のバッジマークが付く。
    5. 外装の再変更は同様の手順、外装の解除は“外装防具 → 外装の取り外し”より行う。
    各外装の解放に必要な素材については後述。
  • ここで重要なのは、未解放の外装はアイコンに鍵が掛かった状態にあり、
    初期状態のままでは(実質的に)外装防具の機能を活用することができない
    外装の解放も防具の部位毎に行うため、種類を充実させるのにも相応の手間を必要とする。
  • 手間は掛かるものの、一度解放してしまえば素材やゼニー等の追加費用は不要。
    また、防具に使う外装も工房側が負担してくれる上、回数制限もないので、
    予算や在庫の心配をすることなく好きなだけ外装の着せ替えを楽しめるのは大きな長所。
    その気になれば同じ外見のクローンを無尽蔵に生み出すことも可能である。
    • 余談だが、外装の解放で素材の他にゼニーも消費してしまう時期があった。
      本来は外装の解放にゼニーは要求されないため、不具合として処理された。
      • 同時期に外装変更を行なった状態においてロビー装備を有効にしてクエストに出発すると、
        外装変更を行なう前の装備が表示される不具合も一時期確認されていた。
        こちらも現在は修正済み。
  • 地味に重要な点だが、外装防具には装備可能なハンタータイプの概念はなく、
    剣士がガンナー用の防具を、ガンナーが剣士用の防具を装備することが出来る
    (これはバグや裏技の類ではなく運営からも公式的に紹介されている仕様)。
    疑似的ながらもハンタータイプの異なる防具を装備させられる唯一の手段となるため、
    ファッションの幅を広げる手段になると密かに注目されている模様。
    • 流石に性別の壁は厚かったのか、性別の条件と一致していない外装は一覧に現れない
      元々の防具がそういう仕様なので当然といえば当然だが、
      仮に一覧に現れていたら男パピメルや男ヒーラー(巨乳)が顕現した可能性も……なにそれこわい
      ……とか言ってたら公式で男女で着る防具を逆転させたような外装が現れてしまった。
      ちなみに男性版ではキッチリ谷間のある……むちむちの胸板である。
  • 使い方次第では新たなファッションの可能性も見えてくる外装防具だが、
    種類は限られており、上述した10000種類もの防具が全て外装にできるわけではない
    外装の種類はカテゴリ問わずアップデート毎に増えているとはいえ、
    やはり外装のみで補完しきれるパターンは限られる点は慰留すべきだろう。
    それでもクエスト装備の酷い外見を誤魔化せる点は画期的ではあるが。
    • 実装ラインナップは概ね人気どころを押えたものになっているが、
      当時は別のベクトルで人気のあるアレソレコレは実装されていなかった。
      その一方でタロスUやらビストロやらオウビートやらが先に実装されている辺り、チョイスが謎。
      その後は概ね最新防具の外装化が優先され、古い防具は功猟くじでの実装に限られた。
  • なお、外装変更時の防具はラスタ用装備に選択できず、
    ラスタ用装備に選択している防具は外装の変更ができないため、
    引き続き従来の方法でスキルと外見の両立をしていくことになる。
    また、外装変更が適用されている防具はパートナーへの譲渡が不可であり、
    パートナーの防具についても外装変更の項目は存在しない。
    もっとも、パートナーの防具は防御力については強化段階による固定値であるため
    強化段階が同じであれば元々外装変更でしかないのだが。
  • 2018年5月時点では外装をマイセットに登録することはできない。
    例えばAという防具にBという外装を設定してマイセット1に登録し、
    一方でAにCという外装を設定してマイセット2に登録する事で装備セットごとに切り替えを……
    というのは不可能である。
    これについては2018年4月アップデート*2で導入が検討されたようだが
    技術的に難しい部分があり、一旦は見送られたとのこと。

ラインナップ

  • 外装防具のカテゴリは「通常防具外装」「イベント防具外装」「特典防具外装」の三種。
    そのカテゴリの中でも幾らかの傾向が存在しており、
    防具の種類や入手方法が似た防具ごとにカテゴライズすることが可能。
    多少の差はあれど、外装によっては解放素材の入手経路が似てくることも少なくない。
  • 外装防具は防具の語尾に「D」の付いたDシリーズが一般的だが、
    シンボルカラーによる色変更に対応しているものは代わりに「C」が付く(Colorの略か)。
    このCシリーズの一部はほぼ全身が色変更の適応範囲。色次第では印象もだいぶ変わることも。
    • 通常防具外装にもCシリーズは存在するが、こちらは元の防具と同じく部分的。
      もっとも、シンボルカラーに疎い時期が長かったMHFでは種類は限られるが。
  • 外装の解放に求められる素材は「○○解放券D/C」ないし「○○生産券D/C」が一般的だが、
    通常防具外装に関しては通常の素材が求められるケースも多々存在する。
    ちなみに「解放券」と「生産券」は素材としての役割に違いはないが、
    強いて言えばイベント防具は解放券、特典防具は生産券である場合が多い。
  • 全ての部位を解放しきってしまえば追加の解放用の素材は不要となる性質からか、
    或いは外装防具が一つの目玉コンテンツとして高い付加価値があると認知しているからなのか、
    いずれのカテゴリーも本来の防具よりも外装防具の方が入手難度が高い傾向にある。
    良くも悪くも性能に関与しないので、この辺りでプレイヤーごとの温度差が生じてしまうことも。

通常防具外装

  • 主にモンスター固有の防具を元にした防具のカテゴリー。
  • 上述の通り、解放券や生産券ではなく通常の素材を解放に用いる場合も多いが、
    それらの素材はNPやギルド貢献Pなどのポイント交換に対応していないものが大多数であった
    (現在はある時期を境に各種ポイント交換に対応されるようになっている)。
    また素材によっては抜け道も存在するため、外装ごとの入手難度には開きがある。
  • 以下は防具の区分や解放素材をグループ化した際の主な傾向を記載。
    なお、遷悠防具と辿異防具はアップデード毎に新モンスターの外装防具が追加されていた。
HR1~HR4
タロスUD、レウスD、ゴゴD、キリンD、カイザーC、エンプレスC、ドラゴンDシリーズが該当。
要求される素材はキリンの皮や炎(妃/王)龍のたてがみ等の妙に確率の低い素材であり、
一部位辺りの個数も入手確率の割には8~12個と多めに設定されている。いやらしい。
幸いレウスDで使う火竜の骨髄はキークエストの固定報酬に含まれているので、
初めて外装防具に手を出すならばレウスDシリーズが無難な選択になるか。
  • 労力は掛かるが、理論的にはトライアルコースでも入手可能。
剛種防具(固有素材)
アルテラD、ストロマD、ポボルムD、ヴァルD、トリドD、
ハルドD、メラギD、雅孔/雅穿D、トアDシリーズが該当。
こちらは殆どが玉石相当のレア素材を5個必要(雅孔/雅穿Dのみ1個)。
確率と個数の割合から来る入手難度は可もなく不可もなく。
剛種防具(汎用素材)
ブリッツD、グァンDシリーズが該当。
後者は古龍種の顎3個と良心的だが、前者は古龍種の腱15個とかなり厳しく、
剣士ガンナー共用デザインである事を差し引いても倍以上要求される。
ちなみにブリッツはキリンシリーズのリデザインである。そういう事なのだろうか。
遷悠防具
解放素材は玉石相当のレア素材5個だが、求められるのはHR帯の素材。
戦歌の章の時期ならばギルド貢献ポイント交換(歌姫)でも入手可能*3
流石に解禁直後のもの(2018年5月で言えばレギオスシリーズ)はポイント交換非対応だが。
G級防具
ポカラD、ファルノD、雅深/雅淵D、創音奏/音紡奏D、照雷/明雷G、エルゼDシリーズが該当。
当初はG級希少素材を1個要求されたので入手難度も相応に高かったのだが、
近年は迎撃戦のリファインや狩煉道の実装、秘伝への導きの常駐化による影響が著しく、
必要個数の少なさもあってか相対的に入手難度は落ちてきている。
多少割高だが、その気になれば全て狩煉道のポイントで賄えるのも大きい。
辿異防具
解放には“脅威の象徴”と各モンスターのコモン素材が1個ずつ必要。
この脅威の象徴は新規辿異種が実装された直後のイベント報酬で手に入るのだが、
その条件を満たすには武具をある程度の段階まで強化しないといけない。*4
現状では最低でもGR600に到達していないと入手できない設定になっているが、
過去にはGR200まで達していれば入手が可能なイベントが開催された事もある。
  • なお、同じ辿異防具でもコリニィやカタンテ等のイベント由来の防具は含まれない。
極征クエスト / 至天クエスト
ショウロウ/ミタマD、ディスD、ドラゴンSC、ドラゴンGD、
バルカンSD、バルカンGD、リルスDシリーズが該当。
解放素材の解放券はハンターナビの各項目より入手可能。
しかしながら各クエストの最高難易度のクリアが必須。入手難度も並ではない。

功猟くじ防具外装

  • 厳密には通常防具外装のカテゴリーに含まれるが、解放素材の入手経路が特殊であるため別記する。
  • 外装の解放に必要な素材は一律で「○○功券」。
    GR899かつGSR999の状態でモンスターを狩猟すると“功猟ポイント”が加算され、
    その功猟ポイントを10000P消費することで○○功券が当たるくじが引ける。
    一度のくじ引きでどれかの防具全部位の外装が解放できる分だけ功券を受け取れ、
    ダブってしまった分はポルタカードとの交換という形で換金できる。
  • 功猟くじは秘伝防具の各色に対応した六種類存在し、
    サービス末期までアップデード毎に追加されていた。ラインナップは以下の通り。
秘伝防具
いわゆる白秘伝や赤秘伝、G級秘伝4色(白虎、朱雀、玄武、青龍)が該当。
功猟くじの名前も各秘伝防具のシリーズが由来と思われる。
フェイク関連
ブルファンDフェイク、ガルルガDフェイク、モスD、ランポスーツD、ゲネポスーツD、
イーオスーツD、ギアノスーツD、ガブラスーツDシリーズが該当。白くじ限定。
功券の数は存在する部位と同じ。空欄の腰枠に使う防具が悩ましい。
SP防具(白くじ)
バトルPD(ガンナー:青/黄/紫)、レイアPD(剣士:青/赤/黒)、フルフルPD(剣士:青/緑/黒)、
エスピナPD(剣士:赤/青/黄)、ガーディPD(白/黒/紫)、ヒーラーPD(白/黒/紫)が該当。
この内ガーディとヒーラーは男女ごと専用の装備だが、必要な功券は共通している。
  • 基本的に功券もSP防具の色ごとに用意されているものの、
    何故かヒーディ功券だけは一種類のみで色別に用意されていない。
SP防具(赤くじ)
マフモフPD(赤/黄/紫)、バサルPD(ガンナー:赤/黒/黄)、ブランゴPD(剣士:黄/青/黒)、
金色PD(剣士:白/紫/緑)、グラビドPD(ガンナー:緑/紫/赤)、ハイメタPD(剣士:黒/青/黄)
S・ソルPD(剣士:赤/紫/黒)、ガルルガPD(ガンナー:白/緑/赤)、ザザミPD(剣士:青/白/紫)、
クシャナPD(剣士ガンナー:赤/黄/緑)が該当。ある意味バケツとフルクシャが最大の目玉か。
SP防具(白虎くじ)
キリンPD(赤/紫/黒)、カイザーPD(剣士ガンナー:白/黒/緑)、ミヅハPD/トヨタマPD(青/赤/黄)、
暁丸PD(赤/紫/白)、凛PD(赤/紫/白)、ギザミPD(ガンナー:赤/黒/黄)、
ガブラスフェイクPD(白/黄/黒)が該当。なお、暁丸と凛の功券は共通している。
SP防具(朱雀くじ)
G・ナイトPD(赤/青/紫)、PVグラスPD(赤/青/紫)、エンプレPD(赤/黄/紫)、ランゴPD(黄/黒/青)、
デスギアPD(白/赤/青)、ディアブロPD(紫/青/黄)、マカルパPD(緑/青/黒)、
アカムトPD(黒/赤/白)、グラビPD(剣士:黒/青/赤)が該当。GナイトとPVグラス功券は共通。
これによってSP防具ながらもシルアカテンプレの再現が可能となった。
SP防具(玄武くじ)
レックスPD(剣士:黒/白/紫)、モノブロPD(剣士:黄/緑/白)、フルフPD(ガンナー:黒/緑/青)、
ガノスPD(黒/黄/紫)、ゲリョスPD(ガンナー:赤/黄/緑)、神楽PD(剣士:赤/黒/紫)、
神座PD(ガンナー:赤/黒/紫)、モスPD(白/黄/青)、忍PD(黄/赤/青)が該当。
SP防具(青龍くじ)
最後に実装された功猟くじ。KロブスPD(黒/緑/青)、
ヒプノPD(剣士:緑/赤/黄)、ベルPD(黒/赤/紫)、クロオビPD(白/黒/青)、
アプカルPD(白/緑/黄)、ルコPD(白/青/赤)、コムラダPD白(赤/青/黄)が該当。
これによってSP防具ながらもトリアカテンプレの再現が(ry

イベント防具外装

  • 主に各種イベントで入手可能な防具のカテゴリー。
    歌姫狩衛戦や双頭襲撃戦関連の外装もこちらにカテゴライズされる。
  • 解放素材は一律で1部位につき解放券1枚。しかし入手までの紆余曲折が長いものや、
    入手可能なクエストが極端に難しい場合があったりと、必要個数に反し入手難度の差は極端。
    物によっては一種の“勲章”に等しい入手難度を誇る外装もあるほど。
    • 変則的なパターンとして専用の生産素材と交換する形で解放券を入手するケースもある。
      ハロキュDシリーズがそれだが、これは外装機能の実装日と入れ違った際の処置の名残である。
  • 以下は外装の解放券ごとにグループ化した際の傾向を記載。
歌姫狩衛戦・真説(歌迎の調べ)
このカテゴリに該当する解放券は“歌迎の調べ”と1=1のレートで交換して入手するのだが、
歌迎の調べのストックは5個(2018年5月より6個になった)が限度。せいぜい一式分交換するのが関の山になる。
交換は特別猟団部屋で行うため、猟団のアクティブ数が少ないと前提条件すら危ういことも。
歌姫狩衛戦・真説(お宝報酬)
デリヴD、アサークD、デゾルトD、ハラガンD、アブヤドDシリーズ等が該当。
解放券の入手先は猟団迎撃戦の分岐ルートの宝箱からだが、
分岐ルートは1マップにつき1回。報酬の内容もランダムで確定枠無し
かなりマイナーだが、一式揃える難易度の高さは知る人ぞ知る。
双頭襲撃戦 / 無双襲撃戦
外装解放券は専用の生産素材と混じる形でクエスト報酬に現れるが、
高難易度版と通常難易度版に分かれているクエストは高難易度版でしか現れない
この仕様のおかげで一部外装の入手難度が末恐ろしいことに。
アスールDとタングスD、ボンネDは専用の納品クエクトで解放券を入手する形式であり、
前者は三種のクエストから納品用の素材を集める必要がある。
後者は前述した高難易度版と低難易度版に分かれているクエストだが、
素材自体は通常難度版で入手できる。
メゼフェス
メゼポルタフェスタでポイント交換できる「メゼフェス券」で解放可能。現状全て頭防具。
よく見るとメゼフェス受付の奥に陳列されており、さながらお祭りで売られているお面のよう。
いずれもいわゆるフェイク系のものとなっているが、よりデフォルメが効いたものになっており、
中には支給品・納品ボックスを模したものすら存在する。
また、本カテゴリーの防具は外装専用であり通常防具としては存在しない
期間限定イベント
直接的な関連性のない筈の有象無象の外装防具群だが、
どういう訳だが該当クエストの受注条件に武器(種)を指定してくる傾向が強い。
それを除けば極端に難しくはないので、比較的入手しやすい外装ではある。
ただし該当クエストが再配信された例は極小例。外装解放券の入手はお早めに。

特典防具外装

  • 俗に「課金装備」とも呼ばれる特典防具関連のカテゴリー。
    MHF-Zより導入されたHLリワード特典で入手可能な外装防具、
    ネットカフェ特典、キャンペーン特典なども含まれる。
  • 解放素材は一律で1部位につき生産券1枚。実は実装済みの外装は相当多いのだが、
    生産券の配信に至らず「実装済み配信待ち」の状態にある外装も多数に及ぶ。
    もっとも、これは一部のイベント防具外装にも言えることだが。
  • 以下は各商品ごとの大まかな傾向を記載。
パッケージ / オリジナルキット
防具によって生産券の入手方法がだいぶ異なる外装群。
近年販売されたキットはG級強化券と入れ替わる形で同梱されるようになったが、
外装機能の実装より以前から販売されているキットは含まれていない。
一部キットは購入者向けのイベント報酬として配布されているが、ない場合も多い。
ルースCシリーズのように記念キャンペーンの一巻でプレゼントされたケースもあれば、
リアンDシリーズのようにボックスくじの景品として登場したケースもある。
エヴォルDシリーズはシリーズクエストの受付から通常の生産券と交換することも可能だが、
これはエヴォルDの特例処置であり、他の特典防具も同じ対応をされている訳ではない。
ハリセンネコくじ関連
主に“ステップアップくじ”や“ボックスくじ”が該当。
通常の生産券と比較すると若干確率は高いが、代わりにステップアップ時の確定報酬はない。
確率は概ね“5.00%”程度なのだが、人によってはドツボに嵌まることも少なくない模様
一部のプレイヤーからは沼の如く恐れられていることもあるとかないとか。
ボックスくじの景品は一度に一式分の生産券が手に入るが、確率は不明。
  • なお、コラボくじ関連の場合は約3~4%程度と若干確率が落ちる。
特典遷悠防具
ユクモC、ロワーガC/ファルメルC、ギルドバードC/スカラーC、チアリムDシリーズが該当。
これらは(レートも)本来の防具と同じくフロンティアポイント交換でFP外装券を入手する必要がある。
本来チアリムシリーズはFP交換のリストに含まれてないが、細かいことは気にしちゃいけない。
ちなみに一式分揃えるには約4週半程度の追加課金が必要。お高い。
その他
エミールDフェイク、ストレングスDシリーズ等が該当。
アイテム販売に関わらないものでも、コラボ関連の外装はこちらにカテゴライズされる模様。

余談

  • MHF-Zの発表時点では、外装は「解放」ではなく「生産」であり、
    一度設定した外装は取り外すと強制破棄される仕様になっていた。
    この仕様は多くの意見が寄せられ、運営レポートにて仕様変更が予告。
    TGS2016の生放送上にて改めて破棄される仕様を撤廃する事が発表された。
    この表記は現在でも一部残り、特典防具外装の「生産券」も その名残ではないかと言われる。
    • しかし、特典装備は元来より装備品の生産には「生産券」を用いてきており、
      他の特典装備(防具)と合わせる形で「生産券」と表記している可能性もありうる。
    • 外装変更は武器には対応しないと見られており、実際に防具のみの適用であったのだが、
      上記の生放送では武器の外装変更についても仄めかす発言が出ている。
      同一武器種に限定したとしても、実現するには大きな課題がありそうだが…
      なに?過去性能はそのままで武器の見た目を変更できた?いやあれはバグだし…
    • 宮下P曰く「長年やりたかったができなかった事を遂に実現できた」とのことだが、
      台湾版MHFにはロビー装備の見た目をクエスト装備に転用できる機能が存在していた。
      しかし再度MHF-Gとしてサービスを再開した頃にはオミットされており、
      MHF-Zを迎えた現在は国内版と同様の仕様で外装防具の機能が再度実装。
      無論この旧台湾版MHFの機能は国内版では導入されておらず、半ば幻の存在となりつつある。
      • かつての中国版MHのMHOではロビー装備のままクエストに行ける「時装」が存在したが、
        後に実際に装備している防具と見た目上の防具を異なるものにする「幻化」が追加された。
        これは外装変更に近い仕様と言えるだろう。
    • 同作には頭防具を非表示にする機能があるが、
      MHFの場合は歌姫狩衛戦で入手可能な"イーリスDピアス"を使うことで同様の状態にすることができる。
    • 元の防具によってはデザインが設定されていないものがあり、その場合は外装防具もデザインなしという事になる。
      頭は先述の"イーリスDピアス"が該当するが、2018年4月にはコラボ防具でデザインなしの腰外装が登場
      用途?察しろ
  • MHXXでも、外装変更に類似したシステムとして「防具合成」が登場した。
    外装変更とは異なりG級ハンターのみが行える「通常防具同士の合成」という仕組みで、
    こちらはG級ハンターであれば種類が限定されていないメリットが有る一方、
    剣士・ガンナーの混在が不可能というという注意点がある。
    これに関しては、むしろ剣士・ガンナーの区別が無いMHFの方が特異な例と言えるだろう。
    • なお、3DS版発売時点ではカプコン社外コラボ装備が対象外という仕様もあった。
      現在ではSwitch版が発売されたのに合わせ、
      他社コラボ装備も合成に使用可能となっている*5
  • MHWorldには「重ね着装備 」という類似システムが存在している。
    XXの防具合成と違い重ね着専用装備を別途生産する必要がある
    (なので重ね着専用装備が存在しない防具の見た目にすることはできない)という点はフロンティアの外装変更と一緒だが、
    こちらは特定の防具の見た目を変えるのではなくどの装備でも重ね着の見た目に変えるという点で異なる。
    • 超大型DLCのMHW:Iでは後のアップデートにてカスタム強化の一環として「武器の重ね着」も実装され、
      MHFでは実現されず終いとなった武器の見た目変更も実現した。
    MHRise及びDLCのMHR:Sにも重ね着システムが存在するが、
    武器の重ね着はMHR:Sのタイトルアップデート二弾までは実装されておらず、
    唯一「百竜武器」だけが(最終強化後に)武器の見た目を変更可能であった。
    その設定名称はズバリ「外装変更」であり、MHFのそれと同じ名前になっている。
    • ちなみにMHR:S Ver12.xでは防具と同じ枠で「武器の重ね着」が実装されており、
      名称も「重ね着」となっている。

関連項目

システム/ロビー装備 - こちらはクエスト時以外で適用される見た目装備。
システム/試着 - 防具生産前に見た目を確認できるシステム。
システム/防具合成 - MHXXの類似システム。防具を1つに合成する事で見た目を変える。
システム/重ね着装備 - MHW以降の類似システム。防具や武器を重ね着する事で見た目を変える。
モンハン用語/装備グラフィック変更バグ - MHPで同じことが強引に出来る。別カテゴリーの武器も。
システム/カスタム強化 - 上記バグ同様、武器の見た目を変えるMHW:Iでの類似システム「武器の重ね着」についての記載あり。


*1 PS4ティザーサイトより。
*2 マイセットのリファインが行われ、それまで不可能だったシジルのマイセット登録が可能になった
*3 ただし鏗鏗の祈珠を一定Lvまで満たしている必要がある
*4 2018年時点では、防具はZX(Lv1でも可)の段階、武器はレア度11の段階まで強化する必要がある。
*5 3DS版では更新データが必要