目次
現実世界における希少種の定義
- 現実世界における「希少種」という言葉は環境アセスメント用語の1つであり、
種や亜種の中でも存続基盤が脆弱な種のことを指す。
- 具体的には、生息環境が変化すると絶滅の危機に瀕する可能性のあるもの、
若しくは既に種の存続の危機が始まっており、今後さらにそうした傾向が進行する恐れのあるものをいう。
簡単に言えば「ちょっとしたことが原因でも絶滅しやすい生物」ということである。
つまり、モンハンの希少種とは違い物凄くか弱い存在、という事になる。大切にしてあげよう。
- 現実で言い表す希少種をモンスターハンターの世界観で当てはめるとすれば、
個体数が少ないとされ二人以上での狩猟が禁止されているモノブロスが最も近いか。
- 亜種に関してもそうだが、決して通常種より強い個体の事を指す言葉ではない。
モンハンにおける希少種
- 限られた地域で極めて稀に確認されるという特殊な亜種モンスター。
比較的珍しいとされる通常の亜種よりも更に希少な存在であり、滅多にお目にかかれない。
そのいずれもが通常種や亜種をも上回る凄まじい戦闘能力を誇り、
特に高い実力を評価された一部のハンターだけがその狩猟を許される。
- 希少種の狩猟クエストの一部は隠しクエストとなっており、
設定の通りギルドに実力を証明しなければ、つまり特定の条件を満たさなければ受注できない。
しかし、条件を達成した後は自由に受注する事が出来るようになる。
その条件は異なるが、殆どがHR一定以上か、飛竜、魚竜、海竜、獣竜を多く狩猟することが条件である。
- 非常に手強い存在だが、通常種や亜種と比べて紅玉や天鱗などのレア素材が
比較的入手しやすいというメリットもある。
また中には、通常種や亜種からは入手できない、希少種限定のレア素材を持つものもいる。
そのせいで、通常種や亜種武器に比べて武具の生産及び強化が大変面倒となることも。
シリーズ毎の変遷
MHG~MHP2G
- MHGにて、亜種モンスターと共に希少種という概念が登場。
シリーズ初登場の希少種は、今なお希少種の代名詞的な存在であるリオレウス希少種とリオレイア希少種。
彼らはプレイヤーから「金銀夫婦」、英語圏では"Metal Rath"といった愛称で親しまれている。
- 初登場のMHGでは、希少種はG級にのみ姿を現すご褒美的な存在であった。
というのも、この時代の「亜種」は追加モーションや仕様の変更といったものが殆どなく、
弱点属性や弱点部位が異なるだけの「色違いモンスター」であり、
リオス希少種も例外ではなかったからである。
故に行動パターンも通常種と大差なく、残念ながら裏ボス然とした実力は期待できなかった。
一方、出現条件はやたらと厳しく、キリンを除いた全ての大型モンスターに最大金冠を付けた上で、
それぞれの通常種と亜種のクエストを両方クリアしないと出ないという超やり込み仕様であった。
- 以降、MHP2Gまでの作品群においても、狩猟可能ランクなどを除いてこのような状況は変化しなかったが、
MHPでは事実上の村最終クエストに抜擢されるなど、
それなりにインパクトのある登場もしている。
MHP3
- MH3では亜種とともに希少種も全種リストラされたが、
MHP3にてリオレウスとリオレイアの希少種が復活した際には
以前とはまるで別物と言わんばかりのとんでもない強化が施された。
本作では、大型モンスターの討伐数が合計100体以上になると希少種のクエストが追加される。
- 最高ランク帯にのみ登場する点は旧作と共通するが、肉質の硬化や行動パターンの大幅刷新など、
通常種とは全くの別種ということを強調する大胆な調整がなされ、
裏ボスらしい実力者としてハンターから恐れられることとなった。
MH3G
- MHGで元祖希少種であるリオス希少種が登場して以来、新希少種の音沙汰は無かったが、
MH3Gにて、満を持してナルガクルガ希少種とラギアクルス希少種が新登場。
いずれも通常種や亜種とは一線を画した特徴と戦闘力を持つ強敵である。
- ナルガクルガ希少種は月夜の古塔に登場し、姿を消す能力を持つ。
また、尾を用いた攻撃の際に大量の毒棘を発射する能力を得た。
- ラギアクルス希少種は、ナバルデウスの根城である海底遺跡に出現する。
新たなアクションとして追加された3つの巨大な渦潮を発生させる攻撃には、
アマツマガツチが竜巻を発生させるモーションを流用されている。
両種とも、能力や戦闘フィールドの雰囲気も相俟って、古龍種の如き風格すら感じられる。
MH4(G)
- MH4ではリオス希少種の続投に加えて、ティガレックス希少種が新登場。
一方、ナルガクルガとラギアクルスは通常種が不参戦のため希少種も未登場となった。
- ティガレックス希少種は、HR50になるとクエストの受注が可能となる。
ナルガクルガ希少種と同じく塔で相見えることとなるが、こちらは頂上での対決となる。
最大金冠サイズの通常種を遥かに超える巨体を持つ本種は、
発達した前脚の爪により爆発性の粉塵をばら撒く能力を持つ。
また、極度の興奮状態に陥ると、怒り状態をさらに超えた「爆轟状態」に変化する。
3Gで登場した2種と同様、古龍をも彷彿とさせる、通常種を遥かに超越した戦闘能力が特徴。
- 希少種モンスターには、本作独自の要素である狂竜化や極限状態の個体が存在しない。
MHX(X)
- ほぼ全てのメインモンスターが登場した本作であるが、新規希少種の追加はならず。
ナルガクルガ、ラギアクルス、ティガレックスの希少種も復活せず、リオス希少種のみの参戦となった。
なお、今作には亜種モンスターが存在しないため、MHP3以来の希少種はいるのに亜種がいないという状態になった。
- 一方、本作では金銀夫妻にも獰猛化個体が存在する。
通常の希少種をさらに超える手強いモンスターとなっている。
MHW:I
- MHWorldでは一切の希少種が登場していなかったが、
MHW:Iではリオレイア希少種、リオレウス希少種が満を持して復活した。
- 本作での彼らは更なる進化を遂げ、劫炎状態という強化状態を手に入れた。
また、互いのブレスを合体させることで辺り一面に巨大な爆発を起こす合体技も追加された。
過去作と比べても圧倒的な実力で、裏ボスの座に相応しい強敵に仕上がっている。
- 両種とも導きの地や龍結晶の地に登場するが、どのフィールドにおいても非常に奥まったエリアに出現する。
そしてエリア移動を一切せず、こやし玉による強制エリア移動も無効化する。
この性質は恐らく過去作において希少種モンスターのクエストによく使用されていた
塔の秘境などの決戦場型フィールドを再現するための策と思われる。
- MHWorldでは捕獲したモンスターは拠点に運び込まれ、眠っているモンスターの近くの研究員に話しかけると、
一部のモンスターについては専用のセリフを聞く事が出来た。
これはMHW:Iでも同じなのだが、希少種は何故かアステラとセリエナ、
どちらに運び込まれても汎用的なセリフしか聞くことができない。
滅多に見つからない希少種を捕獲したのだから、専用のセリフがあってもよさそうなものだが…。
MHR:S
- MHRiseではMHWorld同様一切の希少種が登場していなかったが、
MHR:Sの無料タイトルアップデートVer.11にて金銀火竜、およびナルガクルガ希少種が復活した。
金銀火竜は半ば常連のような扱いではあるが、
一方でそれ以外の希少種がシリーズを超えて復活した例はナルガクルガ希少種が初である。
- 更にタイトルアップデート第2弾では完全新規の希少種として焔狐竜タマミツネ希少種が登場。
完全新規の希少種が登場するのはMH4のティガレックス希少種以来、実に9年ぶりとなる。
また、亜種を飛ばして希少種が新規で登場すると言うのもメインシリーズではこれが初となる。
- MHR:Sの追加アップデート第3弾(Ver.13)では、新たに追加されるEX★7の傀異調査クエストにおいて、
傀異化した希少種モンスターも特殊個体共々登場する様になる。
秘境の地まではキュリアの影響が及んでないのか、ナルガクルガやタマミツネの希少種の様に、
決戦場型フィールドにのみ登場する希少種には傀異化個体が見られない。
MHF
- MHFにはシリーズお馴染みのリオス希少種に加え、本作オリジナルの希少種として、
ヒプノック希少種とエスピナス希少種の2種が存在する。
希少種は上位クエストとG級クエストに出現するほか、ハードコアモードへの切り替えも可能であり、
新アクションを多数備えた特異個体としてハンターに襲い掛かる。
- MHFはベースが「亜種」の変化に乏しいMH2ではあるが、彼らが実装された当時からの方向性として、
亜種や希少種に通常種と大きく異なる性質を持たせるというものがあったようで、
ヒプノック希少種とエスピナス希少種も行動が大幅に変化し、もはや別モンスターと化している。
だが悲しいかな、彼らの実装から間もなくしてプレイヤーの関心は「剛種」の装備に移行してしまい、
リオス希少種達と違い凄腕のクエストも用意されず、
剛種の装備の次に関心を持たれるようになった特異個体も長らく登場しなかったため、
多くの人間からすっかり忘れ去られる存在であった。
- そんな彼らだが、エスピナス希少種はMHF-G5、ヒプノック希少種はMHF-G9でG級対応・特異個体化を果たし、
最前線環境へのリバイバルを果たした。
- エスピナス希少種はG級最高ランクのG★7クエストに該当し、
ほぼあらゆる攻撃技が毒属性やスリップダメージを伴うなど、
通常のG級クエストのモンスターの中でも極めて凶悪な性質を持つだけでなく、
討伐難易度に見合った高性能の武具が揃っており、一躍その名をG級ハンターに知らしめた。
- ヒプノック希少種はG★5と他のG級希少種よりは低いが、
より強力になった体術でハンターを攻め立てる。
武具もエスピナス希少種のものほど有名にはならなかったが、
精錬装飾品がかゆいところに手が届くような優秀な性能となった。
- 一方のリオス希少種もG級クエストにおける通常G級モンスター枠としては最高難度の★7に設定されており、
特異個体・G級個体ともに炎や毒を巧みに操る新たな技を会得している。
両者のハードコア専用2頭クエストも存在しており、このクエスト限定のクリア報酬素材がある。*1
また、過去にはこのクエストをアレンジした金策クエストも存在した。
- ちなみにかつては凄腕(HR5)で挑める個体も存在した。
凄腕の個体はどちらも特異個体として定義されているが、
上述したハードコアモードの個体とは姿や使用するアクションが異なる。
実装としてはこれらより遥かに前の時代のもので、いわば初期型の特異個体である。
HR帯刷新後も、イベントで「HR5」のリオス希少種がターゲットとなっているクエストではこの個体が出現する。
MHST
- RPGの本シリーズにも、リオス希少種とティガレックス希少種が登場。
ストーリークリア後の登場となり、オトモンとしても頼もしい活躍を見せる。
ティガレックス希少種に関してはアップデートでの追加となった。
MHST2
- 続編であるMHST2でも前作同様の3種がアップデートにて追加された。
特にリオス希少種は、アップデートのトリを飾る第5弾の追加モンスターとして抜擢されるなど、
全モンスターの中でも破格の待遇である。
MH-R
- メインシリーズに登場する全ての希少種(当時)が登場し、オトモン化することができた。
- 派生作品とはいえ、メインシリーズの希少種が勢揃いしていたのは今作のみである。
サービス終了が悔やまれるところ。
- 今作では希少種は「夢幻の塔」のボスとして登場し、中でもリオス希少種は夢幻の塔関連のストーリーにも関わっていた。
- 元々水棲のラギアクルス希少種に関して、なぜ塔に出現するのかについては一応理由付けされている。
希少種モンスター一覧
メインシリーズ
- 飛竜種
- リオレウス希少種
リオレイア希少種
ナルガクルガ希少種
ティガレックス希少種
- 海竜種
- ラギアクルス希少種
タマミツネ希少種
MHF
- 鳥竜種
- ヒプノック希少種
- 飛竜種
- エスピナス希少種
MHO
- 分類不明
- 滅星竜
余談
- MH3G以降に登場した希少種には、既存の古龍種を彷彿とさせる特徴を併せ持つ者もいる。
例えばステルス能力を持つナルガクルガ希少種は透明化できるオオナズチ、
渦巻きを作るラギアクルス希少種は竜巻を発生させるアマツマガツチ、
爆破粉塵を出すティガレックス希少種は粉塵爆発を起こすテオ・テスカトルと似ている。
これらが制作側の意図によるものなのかは現状は不明。
- 他の本家希少種と比べると、古龍種の特徴と接点の無いリオス希少種であったが、
MHW:Iで再登場した際には、時間経過で「劫炎」と呼ばれる強化状態に移行し、
扱う火炎ブレスや熱エネルギーを大幅に強化するようになった。
時間経過でエネルギーを蓄積し、エネルギー強化状態に移行する古龍種と言えば、
やはり思い起こされるのはMHWのラスボスだろうか。
…もしくは伝説の黒龍だろうか? 実際、ムフェト・ジーヴァもミラボレアスも、
BGMや見た目など、リオス種(特にリオレウス)との共通項の多いモンスターである。
奇しくも頭に攻撃を加える事で弱体化が狙える点も同様である*2。
- 本編作品では一貫して希少種全体が古龍・古龍級のモンスターと同程度の扱いをされており、
MHR:Sではリオス希少種が古龍や古龍級相手に優位に戦う登場ムービーも見られる。
また、その狩猟例についても歴史的といわれるほどであるらしい。
- その一方で、小説版などでは相応の実力を持つハンターにとっては
決して倒せない相手というわけではないようで、
第三弾にて登場したキオはリオス希少種から作れる武器や防具を装備しており、
さらに第五弾に登場したエスラ・シャーラ姉妹に至っては
希少種を積極的に狩猟しているという驚愕の事実が語られる。
積極的に狩猟していると言える程遭遇出来るのなら、それは最早希少でも何でも無い様な…
同作品の世界観における古龍種が討伐不可の存在として描かれているのに対して、
希少種はあくまで既存種の上位個体扱いらしい*3。
小説版は公認とはいえあくまで外伝作品であるため、この辺りの相違は致し方ないだろう。
当時は劫炎状態などの強化要素も無く、希少種の世界観上の立ち位置が不明瞭だったことも原因かもしれない。
- ちなみに、MHRiseまでは
と、亜種の別名に色が入っているモンスターにだけ希少種が存在するという妙な法則性が存在していた。
- MHR:Sで登場した焔狐竜タマミツネ希少種は亜種に当たる個体が存在せず、
ヌシや二つ名など別名が通常種と同じモンスターしか存在しなかったため、
上記の法則が前提から当てはまらない。
この事例を見る限り、上記の色の法則は
別名に色名が含まれる亜種が多いため結果的にそうなっていただけであり、
特に希少種に選抜される理由にはなっていなかったと考えた方が自然だろう。
- 星竜の希少種である滅星竜は、亜種個体が禍星竜と色とは全然関係ない名前を持つが、
あちらは中国のゲームということで、滅星竜は別名ではなく名前そのものである。
よって、そもそも別名での比較が不可能であるため、上記の法則と特に関連性はない。
- 希少種はどういう訳か、頭部の肉質が固いモンスターが多い。
希少種の代表とも言えるレウス・レイア希少種はMHG~MHP2Gの時には
通常種の頭の斬肉質が80に対し25となっており、通常種と比べれば固い程度のものだった。
代わりに打撃と弾肉質は40であり、ゴリ押しもできるが一応役割分担もできる肉質と言える。
しかし続くMHP3で再登場した際には全武器種で19以下という異常なまでの硬化を果たし、
MHP3屈指の火力と新規モーションによりハンター達は阿鼻叫喚となった。
さらにMH3Gにて初登場した希少種両名にいたっては
ナルガクルガ希少種は全武器種一律で20、ラギアクルスは斬打15に弾18とやはりこちらもガッチガチ。
これにより、当時は「次の希少種は何が来るか分からないが、とりあえず頭は固い」とまで言われるようになった。
- しかし、MH3Gで不評が多かったのか以降の作品でこの傾向は改善されつつあり、
金銀夫妻はMH4から頭部を部位破壊すれば肉質が軟化するようになり、
さらにMHR:Sからは劫炎状態に移行すると部位破壊せずとも非常に軟化するようになった。
- MH4で新登場したティガレックス希少種は通常時こそ一律20と固いものの、
部位破壊することで40以上に、爆轟状態では60以上にまで軟化する。
- MHR:Sでナルガクルガ希少種が再登場した際には頭部が非常に柔らかくなった。
また、同作で新登場したタマミツネ希少種も通常種と同じく頭部が柔らかい。
- MHR:Sの時点まで一貫して、希少種は何れかのシリーズでメインモンスター、
ないしそれに準ずる扱いを受けたモンスターにしか確認されていない。
- メインシリーズの希少種で唯一メインモンスターではないリオレイアだが、
初代モンハンを象徴する「ワイバーン」の中で最初に作られその礎となったモンスターでもあり、
当初はメインモンスターにする予定で作られていた事から無印のタイトルロゴに描かれている。
そういう意味では十分「メインモンスター」と同等の扱いを受けているといえる。
- MHFの希少種であるヒプノック、エスピナスはメインモンスターではない。
しかしヒプノックはヴォルガノスと共にMHP2Gとの共同開発時代に生まれた、
MHF初の新モンスターという扱いを受けており、
エスピナスはMHP2Gとの共同開発が終った後のMHF独自の完全オリジナルモンスターの第1号であるなど、
どちらもMHFにとって重要な位置を占めるモンスターである。
- MHOの希少種である星竜はれっきとしたメインモンスターであり、
希少種が与えられ得るポジションであることにも疑いはないだろう。
この法則が続くのか、それとも外れる日が来るのかは開発陣のみぞ知る所である、といった所だろう。
- 亜種の存在するメインモンスターの多くに希少種が用意されているが、
現在のところジンオウガとディノバルドの希少種は確認されていない。
- 前述したが、「亜種」や「希少種」は通常種より強い上位種といった意味合いではない。
モンハン世界におけるこれら(特に希少種が)やたら強いのは、一部の希少種の設定で見られる「先祖帰り」によって
同じく太古に栄えた古龍種達と競合する実力を取り戻したが故、なのかもしれない。
メタ的に言えば「希少なものほど価値(ゲームの敵においては強さ)が高い」という話ではあるが。
- 同様に、通常種や亜種・希少種に順番的な相互関係がある訳ではない。
というか「元の種とは違う種」という使用法からして正確ではない*4。この辺りは通常種や亜種の項目も参照されたし。
例えばMHR:Sではタマミツネ亜種を飛ばしてタマミツネ希少種が登場したが、
これも「発見されたタマミツネの近縁種が希少な種であった」と考えればそれまでではある。
モノブロス亜種?あれは通常種の時点で希少種に等しい存在だし…
- 一方で上記はあくまで現実世界における定義に則した話であり、
ゲームのコンテンツとしては通常種(原種)→亜種(派生種)→希少種(上位派生種)という系譜を
踏んでいるのは事実である。
同様にモンハン世界の分類学も現実世界のそれとは違い(例えば甲虫種は現実世界とは大分違った分類をしている)、
新しく発見されたモンスターは通常種→亜種→希少種の順で分類していくのが一般的なのだと考えられる。
そこへいくとタマミツネには二つ名個体やヌシ個体は存在していたものの亜種にあたる個体は存在せず、
亜種に当たる個体を飛ばして希少種が追加されるのは前代未聞の事態*5であった。
- 総じて言えば亜種、希少種と強敵になっていくことや、メインモンスターの希少種しかいないのも
ゲームキャラクター的な都合であり、厳密なルールが存在するわけではないと思われる。
シリーズが続けばそれまでの法則を外れて意外性を出していく必要もあり、
「既存の亜種・希少種とは別の亜種・希少種(蒼火竜以外のリオレウス亜種など)」
「通常種が希少で狩猟できないので亜種しか登場しないモンスター」
などといったシリーズの常識を覆すモンスターが登場する可能性はある。
関連項目
システム/亜種
システム/原種
ゲーム用語/裏ボス
モンハン用語/古龍級生物
モンハン用語/特殊個体