MHP3、MH3G、MHX(X)に登場するアグナコトル素材のガンランス。
渦巻く業火に包まれし獲物は、またたくまに灰塵の柱になり、崩れ落ちるという。
目次
概要・性能 
- おおまかなシルエットはアグナコトルの尻尾そのものだがリボルバー式の水平二連銃身が仕込まれている。
盾は大きく、アグナコトルの顔を模しているのがチャーミング。
- ちなみに英単語としてのFlamethrower
は火炎放射器を意味する。
MHP3 
- 火属性で唯一の放射ガンランス。
やはり斬れ味に申し分なく緑が半分くらい占めるほど。強化するとアグナ=マグマとなる。
素材に覇竜の尻尾が必要なため、作成できるのはかなり遅い。
放射型にしては砲撃エフェクトがかなりしょぼいのも特徴である。
- 途中で水属性のリキッドスロワー→アグナ=アクアへと派生できる。また砲撃は通常型に変化する。
亜種の武器は斬れ味が悪いものばかりだが、これはかなりの長さの緑ゲージを誇っている。
斬れ味の落ちやすいガンランスのための配慮といえる。アグナ=マグマに比べ、攻撃力は少し低いが
水属性48(他作品の480)と3rdのガンランスの中では非常に高い属性値を持つ。
こちらもアマツマガツチ素材の嵐気胞が必要になるため作成時期はかなり後半。
- MHP3では、火属性のガンランスは上位になるとアグナコトルのものしか存在しなくなるため、
アグナ=マグマはかなり高い需要を誇っていた(一応クルペッコのガンランスもあるのだが、
性能面でアグナ=マグマに遠く及ばない)。
また、水属性のガンランスは、他にアマツマガツチの素材を用いた「凶銃槍【瑞雨】」や
ハプルボッカの素材を使用した「ソルダートアサルト」も存在したが、
前者は作成可能時期が遅いことに加え、属性値や会心率が低く斬れ味ゲージも青止まりであり、
後者は攻撃力と斬れ味ゲージは申し分ないものの、砲撃が拡散LV2であるなど、
どちらの性能も今一つであったことから、アグナ=アクアを担ぐガンサーも結構多かった。
MH3G 
- 多くのアグナ武器が上位でないと入手できなくなった中、下位で入手できる数少ない武器になった他、
ウルクスキーから派生する形になった。
ちなみに、これの他に下位で入手出来るアグナ武器は太刀とヘビィボウガンの二つ。
アグナ=マグマからケオ・アグナヴルカンに、アグナ=アクアからダム・アグナコルソに強化できる。
外見も変化し、ケオ・アグナヴルカンは黒く固まった溶岩、ダム・アグナコルソは氷塊を纏ったものになる。
- ケオ・アグナヴルカンは、緑ゲージが減った代わりに青ゲージが伸びた。
デフォルトで白、斬れ味レベル+1で紫が出るスタンダードな斬れ味になった。
攻撃力と属性値も高水準でまとまっており、会心率15%、スロット2と全体的に優秀な性能を誇る。
これだけの性能を持ちながらレア素材を一切使わずに作成できるのは破格と言えるだろう。
ナルニツさんには勝てず、そちらが出来れば使われることは少なくなるが
非常に優秀な武器であることには変わりない。
- 対してダム・アグナコルソは、緑と青が減ったが、攻撃力や属性値は優秀である。
斬れ味レベル+1で出現する紫ゲージも比較的長めであり、
さらに会心率10%・スロット1・砲撃は通常LV5と、ガンランス全体で見ても非常に強力な一品である。
そのため、MH3Gのアグナコトル亜種の武器では破格の性能を誇っており、
水属性弱点の相手としては申し分ない性能である。
そして、これだけの性能を持ちながら作成にレア素材が必要ないのも大きな利点と言える。
ただし、最終強化には特大水袋が10個も必要になるので、それなりに手間はかかる。- 水属性ガンランスには、他にガノトトスの素材から作られる「海神槍リヴァイアサン」と
ハプルボッカの素材から作られる「マーシャルウォースト」も存在する。
前者はアグナコルソと比べて攻撃力は高いものの、砲撃は放射でLV4止まりとなっており、
一応差別化は図られている。なお、こちらは匠できっちり紫ゲージが現れる。
後者は汎用性の高いスロット3・防御力上昇効果があるものの、
攻撃力ではアグナコルソやリヴァイアサンには及ばず、斬れ味は匠でも白止まりで
砲撃も拡散LV3とあまり使いどころのない性能になってしまっている。
- 水属性ガンランスには、他にガノトトスの素材から作られる「海神槍リヴァイアサン」と
MHX(X) 
- 本作では強化途上のデザインのフレイムスロワー系列と、
過去作のG級強化以降の黒ずんだ配色のアグナヴルカン系列の二種類用意されている。
アグナ=ウルカヌス 
- まずフレイムスロワー系列の究極強化アグナ=ウルカヌスはというと、
- 攻撃力330
- 会心率25%
- 火属性値40
- 放射型LV4
- スロットなし
その代償に斬れ味が素で青、匠をつけても白止まりとなっている。
ただ、本作の紫は補正がほぼ半減しており白ゲでも紫換算での攻撃力約312、
会心率込みの期待値でなら約333と無属性ガンスに肉薄する水準をなお保っている。
ケオ・アグナクホヌア 
- そしてアグナヴルカン系列の究極強化ケオ・アグナクホヌアはというと
- 攻撃力310
- 会心率15%
- 火属性値45
- 放射型LV4
- スロット2
こちらの斬れ味は素で白、匠でそれなりの紫となっている。
紫こそ得たものの、物理火力に関してはケオ紫<ウルカヌス白、ケオ白>ウルカヌス青となっており、
単純に優劣はつけにくい。
攻撃と会心が低い代わりに属性値が僅かに高く、スロットが2つある為スキルの自由度はこっちが高めである。 - どちらも放射型LV4のため同じ土俵で競合することになる。
ここに更にレウスのガンス2本と龍識船ガンスも同じ火属性放射枠として参戦してくるため激戦区である。
どれも一長一短であり、単純に優劣はつけられない。 - なお、両方とも最終強化にアカムのG級素材を要求されるため強化完了時期に差はない。
余談 
- アグナヴルカン系列は砲撃や突きや納刀、果てはリロードまで個性的な効果音が鳴る。
特にリロード音のインパクトは強く、ガチャガチャとアニメのロボの変形時を思わせる音が鳴り、
聞いていて非常に面白い作りになっている。
しかしフレイムスロワー系統は目立った効果音は特にない。物理火力に注いだ結果なのだろうか