MHP3以降に登場する、ガンチャリオットの前身として登場したリオレウス素材のガンランス。
本項では二つ名持ちモンスターである黒炎王リオレウス、
及び特殊種であるリオレウス豪火種の武器についても扱う。
希少種武器であるガンチャリオットについては個別記事を参照されたし。
目次
概要 
- 早い話は希少種ではないリオレウスの素材で作られた色違いのガンチャリオット。
アイアンガンランスからの強化途中に割り込む形で登場し、
将来的にガンチャリオットの派生強化を控える量産型とも言うべき銃槍である。
既にリオス武器らしからぬ金属質な質感が現れているのはガンチャリオットの兄弟機だからだろうか。
- 龍属性のシルバールークに対し、この武器は一貫して火属性を纏う。
レッドルーク 
- あくまでガンチャリオットの前身なのか、
長らくの間レッドルークのまま最終強化を迎えることは出来なかった。
そのため、独自の強化先が与えられたMHX(X)までは影の薄い存在であったという。
MHP3 
- レッドルーク→レッドルーク改と強化され、そこからは希少種素材を用いてシルバールークへと進化する。
火属性武器がいきなり龍属性武器へと変貌するのに驚いたプレイヤーも多いだろう。
- レッドルーク系はアグナコトルのガンランスの完全な下位互換武器なので、
希少種素材を取り込み、龍属性の全く別の武器となったのはいい事かもしれない。
(そもそも、強化途中なので最終強化のアグナ=マグマに劣るのも当然なのだが。)
MH3G 
- 強化形態が一つ増え、G級火竜素材を用ることでクリムゾンルークに名を変える。
しかしながら、この時点ではやはりアグナガンランスの下位互換である。
更に強化することで、銀火竜素材を用いたシルバールークへと一本道進化し、
火属性から龍属性へと変化する。スロットも1から2に増え、使い勝手が強化される。
- しかし、下位時点で考えると、長い緑ゲージに、やはりこの時点では強力な攻撃力345を誇る為、
無属性ガンランスとして使用しても強いという特徴を持つようにはなった。
…ボルボロスガンスやイベクエでお手軽に作れるイノシシガンスで十分と言ってはいけない。
MH4 
- クリムゾンルークが上位武器として続投し、上述したようにシルバールーク系が火属性に変更された。
- 下位における火属性ガンランスはこれとペッコティピーのみであり、
あちらは上位から睡眠属性に変化してしまうため、長く火属性ガンスを使っていきたい場合は
レッドルーク系統に頼ることとなる。
- ちなみに発売前から公式サイトにこの武器を持ったハンターの画像が掲載されており、
続投自体はかなり早い段階で知れ渡っていた。
MHX 
- 今作ではシルバールークに派生出来る他、レッドルークの見た目そのまま強化をすることができる。
最終進化を迎え「クリムゾンルーク」という銘を得る。- 火属性ガンランス同率2位の攻撃力210
- 高めの火属性30
- 素で青20、匠2で白ゲージを獲得
- 放射型レベル3
- スロット1
- 今作でもアグナ=マグマの壁が厚い。
素の状態ではこちらの方が武器倍率が高くスロット1が付くものの、
青ゲージの維持が難しい上属性値と会心率で負けており、継戦能力ならあちらに軍配が上がる。
緑ゲージまで落ちれば逆転は可能。
匠でもこの関係は覆らず。
スキルの組みにくい今作では継戦能力に秀でた向こうのほうが手に取られやすい。
差別化点であるスロット1にどれだけ価値を見いだせるかが鍵。
差別化点であるスロット1に価値を見出さなければ、今作でもシルバールークの前身に甘えてしまうだろう。
今回もダメだったか
MHXX 
- クリムゾンルークから強化を重ね、限界突破を経て新たな銘「バーンチャリオット」を得る。
ここで「シルバールークの前身」というイメージを払拭したいところだが、その性能は…- 無属性武器顔負けの攻撃力340
- かつ及第点な火属性値35
- 素では斬れ味白20、匠2で紫40
- 放射型レベル4
- 十分な空きスロット2個
- 高い攻撃力が味方し、物理期待値は火属性ガンランス1位に躍り出た。
それでいて属性値も決して低くない。
斬れ味も素では心もとないものの、付けやすくなった匠2によって得られる紫ゲージは長い。
ここまで強力な突き性能を有しながら、空きスロットは2個。
上位までのイマイチな性能は何処へやら、ガンランス全体を見ても破格と言えるスペックを獲得している。
- ライバルは前作に引き続き因縁のアグナコトルのガンランス「アグナ=ウルカヌス」と「ケオ・アグナクホヌア」、
復活した同族のガンランス「エントグルティガス」だろうか。どちらも砲撃は放射型である。- 前者のアグナ=ウルカヌスは攻撃力330、属性値40、会心率25%と前作から順当に伸びてきているが、
スロットは無しのままで、斬れ味が素で青、匠でも白止まりとなっている。
またG級からの新派生であるケオ・アグナクホヌアは攻撃力310、属性値45、会心率15%と
より属性寄りの性能になっている他スロットが2個空き、斬れ味が匠で紫になるという改善が為されている。
素の物理期待値ではこちらが勝るが、超会心を加えた会心運用ではバーンチャリオットに肉薄し、
特に前者は属性値の差でダメージを上回ることも。 - 同族のエントグルティガスは、攻撃力320、属性値40、空きスロット1個、斬れ味白40、匠2で紫50。
スロット数と、何よりも物理期待値で大きく差を付けており、一見こちらが優勢に思える。
しかし、こちらよりも匠での斬れ味上昇の恩恵が高く、属性値、砲撃レベルも上回られる難敵となっている。
砲撃特化運用ではまず勝てない。
こちらはスロット2つによる拡張性、両者より高い攻撃力を活かすことで差別化したい。 - 前者のアグナ=ウルカヌスは攻撃力330、属性値40、会心率25%と前作から順当に伸びてきているが、
- 一転して激戦区にも堂々と参入できる最強クラスのガンランスに変貌したが、製作難度は至って普通。
…どころか火竜の天鱗すら使用しないというサービスっぷり。
火竜素材以外には天彗龍の重殻、巨竜結晶を使用するが、どれも出やすい素材であり入手は容易。
早く作るという点では金銀火竜素材で完結しているエントグルティガスが意外にもトップである。
MHWorld 
- 無事続投。派生元はトビカガチ由来のパルサーガンランスII。
今回は銀レウスが登場しないので新大陸の最終強化 はクリムゾンルークッ!
…と見せかけて、強化の途中で蒼レウスの武器へと転化する。やっぱり今回もつなぎ止まりだったよ……
そんなわけで、最終強化のブルーチャリオットの性能は以下の通り。- 毎度お馴染み攻撃力437。今作でも水準は高め。
- 割とポピュラーな会心率20%
- 高くもなく低くもない火属性240
- そこそこ長めの青ゲージ。匠スキルで白ゲージも発生。
- 悲しいかな、砲撃性能は"放射型Lv3"。武器スロットは"Lv1×1"。
- レア度はRARE8。カスタム強化は一回のみ。
- 単体で見れば悪くない性能だが、伸び幅が良い無属性強化スキルのある環境、
属性攻撃強化スキルの頭打ちが起きる仕様のある今作では属性値の数値が非常に気掛かり。
白ゲージこそないが属性値は倍近くある"ジャナフキャノンIII"、
入手性に難があれど貴重な放射型Lv4を持つ"ガイラバスター・王"など、強力な対抗馬も多い。
悪くはないが、他のガンランスを押し退けてまで目立てていると聞かれたら素直に頷けないのが正直なところ。
- 幸い火属性ガンランスの中では唯一白ゲージが発生することと、武器スロットを持つこと、
そして武器のデザインがまるで違うという持ち味は十分にある。扱うなら上手く活かしたい。
MHW:I 
- マスターランクの実装に伴い、
ソウルチャリオットとガンチャリオットの強化が追加。知ってた。
系列の最終形態であるガンチャリオットの解説はコチラからどうぞ。やっぱり蒼いのもつなぎ止まりだったよ……
- Ver.13.50から武器の重ね着が拡張され、
例によってつなぎ止まりだったレッドルークやブルーチャリオットの外見も対応。
ガンチャリオットのみならず全てのガンランスにおいて、これの見た目に変更できるようになった。
MHRise 
火竜が具現した紅蓮の銃槍。その咆哮は猛火の旋律。
獲物は炎の舞に踊り狂い、死に急ぐ。
(レッドルーク)
レッドルーク強化型は、真紅の業火を従える。
今宵、数多の魂を焼き尽くす炎の宴が始まる。
(クリムゾンルーク)
- 無事続投。直接生産するか、プリンセスバーストIIから派生する。
ただし、生産及び強化には上位火竜素材が必要な為、入手はストーリー終盤になる。
- 発売時点ではレッドルークIIが最終強化であったが、
Ver.2.0からは炎王龍の尻尾を投入することにより、クリムゾンルークへの強化が可能になった。
最終強化のクリムゾンルークの性能は以下の通り。
- スロットこそ無いものの、それ以外は優秀なスペックを持つ。
火属性で放射型はこの武器のみの為、他武器との差別化もできている。
- ただし、Ver.3.0からは百竜銃鎗【一念化生】がライバルとなる。
あちらは砲撃Lv5を持ち、属性値強化IIIを付けた場合は属性値も上回る。
とはいえ、こちらも百竜強化で攻撃力もしくは属性値を伸ばせるので、
突きと砲撃をバランスよく使うのであれば横並びと言えるだろうか。
砲撃や竜杭砲を主軸にする場合は、あちらに軍配が上がるであろう。
MHR:S 
赤く滾る灼熱の鱗は火竜が抱く
真紅の鎧。決して朽ちず決して
砕けぬ、王者の誇り。の顕れ。
(エタンセチャリオット)
- MRの実装に伴い本武器も強化が可能になった。
一発生産と強化派生両方に対応しており、一発生産の際には天鱗を要求される。
最終強化はエタンセチャリオットと、MHXXとは違う名になる。- 攻撃力320
- 斬れ味は素で紫,延長可能。
- 火属性47
- 残念ながら武器スロットはなし
- 百竜装飾品スロットLv3
- 放射型レベル7
- 良くも悪くも平均的な性能をしており、あまり尖った強みというのはない。
百竜スロットがLv3なので上位から引き続き弱点特効【属性】を付与することが可能。
火属性の放射型ガンランスが本種とその希少種しか存在していないため、
火属性の放射型ガンランスが使いたいときにお呼びになる…かもしれない。
- 素で紫ゲージを持っており火属性も十分な数値とレウス武器に恥じぬ性能をしているのだが、
武器スロットが一個もないため、スキルの拡張性に乏しい。
スキルの自由度が上がっている本作だが、それでも武器スロ有り無しの差は大きいため、
傀異錬成をしっかり頑張らないと思うようにスキルが組めないことも。
- 名前のエタンセとは、フランス語で”火花、輝き”を意味する「エタンセル」からだろう。
ディノバルドの双剣を使ったことがあるハンターなら思わずニヤリとしたはずだ。
グロードルーク 
MHX 
- 二つ名モンスター・黒炎王リオレウスの素材を用いたグロードルークが登場、
通常種武器より刺々しい形状で、槍の先端や盾の一部が炎のように明るく輝いているのが特徴。 - 最終強化は「リガルチャリオット」。
- 攻撃力200
- 火属性値28
- 会心率は5%
- 斬れ味は素で青50、匠追加分は全て白
- ルーク2種とどちらとも異なる通常型LV3
匠運用はもちろん、欲しいスキルが多いガンランスなので素の青ゲージ運用も視野に入るだろう。
- 火属性・通常型に絞るとライバルになるのは熔解銃槍ヴォルガノス。
攻撃力とスロットはあちらが上だが、総合的に見ればこちらが上と言えるか。
特に優れた斬れ味と二つ名補正は大きなアドバンテージとなる。
MHXX 
- リガルチャリオットの究極強化で「ガラ=エーネヴェルデ」になる。
- 悪くない攻撃力310
- そこそこの火属値34
- ささやかな会心率5%
- 斬れ味は素で白50、匠追加分は全て紫
- 通常型LV4
こちらの表がわかりやすいが、火属性ガンランスの中で性能的にはやや見劣りする。
活躍するには二つ名補正を最大限活用する必要があるだろう。
- 上位でのライバルだった融壊ヴォルガカノーネは砲撃が通常型LV5に成長しているが
上位同様に斬れ味や二つ名補正で差別化できるだろう。
焦熱銃槍バンドーラ 
MHXR 
- 通常種と希少種に加え、特殊種であるリオレウス豪火種のものが実装されている。属性は全て火。
- 豪火種の焦熱銃槍バンドーラ(☆5)は朱と金の甲殻、
銃槍自体だけでなく、盾からも常に発される炎のエフェクトがあり、より熱いデザインとなった。
武技は、与えるダメージが最大で4.5倍になるため、竜撃砲やフルバーストと組み合わせる事で高火力を出す事が可能。
特に、特効武器種にガンランスが含まれ更に弱点が火属性のナルガクルガ希少種の強襲クエストと相性が良く、
竜撃砲であれば道中のサブモンスターは一撃で討伐できるため討伐時間を大幅に短縮できる。
というより、元々の制限時間がかなり短いため嫌でも短縮せざるを得ないのだが…
関連項目 
モンスター/リオレウス
モンスター/リオレウス亜種
モンスター/リオレウス希少種
モンスター/黒炎王リオレウス
武器/火竜武器
武器/ガンチャリオット - 兄弟機。
武器/火竜銃槍 - MHFに存在する第2の火竜ガンランス
武器/火竜猛銃槍ヤフタレク - 〃第3の火竜ガンランス(辿異武器)
武器/エムロードルーク - 本武器をオマージュした電竜武器。