目次
概要
- 名前の通り毒狗竜フロギィの素材で作られた太刀。
斬りつけた衝撃でポンプを作用させ、毒を充填する構造を持つ画期的な太刀。
- 見た目がなかなか格好良く、フロギィの皮を用いて作られた大きめの鞘がオシャレ。
刀身自体は意外と複雑そうな構造をしており、峰の方がフロギィ素材で作られ、刀身は普通の刃に見える。
おそらく峰に見られる仕掛けがポンプ構造なのだろう。
フロギィシリーズとの組み合わせはよく映える。- 太刀は全体的に細身の武器が多く、そうでなければ鎌などの変則的なデザインのものばかりなので、
比較的正統派な太刀のシルエットながら横幅が非常に広いこの武器は遠目からでもよく目立つ。
- 太刀は全体的に細身の武器が多く、そうでなければ鎌などの変則的なデザインのものばかりなので、
性能
- 全体的に、残念ながらほぼ見た目だけのオシャレ装備。
MHP3
- 生産段階では斬れ味が黄色しかないとんでもないナマクラである。
一応ドスフロギィ素材を足してフロギィソード改にすれば多少マシになるが、
斬れ味緑がちょっとしかないのは相変わらず。
しかもこれ以上の強化は上位までお預けである。- この段階ではスロット数を除き、ブラッドクロス、ブラッドクロス改の完全劣化である。
正直余り作る旨味はない。
- この段階ではスロット数を除き、ブラッドクロス、ブラッドクロス改の完全劣化である。
- 上位ドスフロギィ素材でポイズンヘケトに強化できるが、これで終了。
肝心の性能だが、デブリテイトグレイブの完全劣化。
攻撃力は195とそこそこあるが、属性値が24と低すぎる上
斬れ味が匠をもってして超微弱な青という貧相さ。
というか、デブリテイトグレイブの一段階前のドループグレイブと総合性能ではどっこいどっこいである。
- 一応長所はある。
最終強化まで入手の面倒くさい王者のクチバシをなぜか一個も使わないのだ。
下手すればドスフロギィを1頭狩るだけでフロギィソード改まで行けてしまう。- …がポイズンヘケトに鳥竜玉3個使うことを考えれば、このぐらい大したメリットではないのだが…。
MH3G
- 前作よりは遙かにマシになっており、フロギィソードの時点でそこそこの緑がある。
他の毒太刀より一歩早く手に入るので、攻略用なら十分活かせるスペックになった。- G級強化のポイズンディキラはスペックこそ劣るが、
G★1で手に入る入手難易度の低さとスロット3を活かせば使えなくはない。
ただ、それこそ攻略用以外ではほぼ使い道はないだろうが…- 一応、ドスフロギィの素材がメインなので非常に作成しやすいため、
勲章獲得のために量産するという手もあるが…。
- 一応、ドスフロギィの素材がメインなので非常に作成しやすいため、
- G級強化のポイズンディキラはスペックこそ劣るが、
- むしろ、あの雷刀ジンライの派生元として使えることの方が重要かもしれない。
雷刀ジンライは一発生産だと、海竜の逆鱗が必要な上、
ジンライからの派生でさらにガノスラッシャーも作れる。
こちらから回れば入手困難な素材は特に必要ないので、できればこのルートを通るべきだろう。
MHRise
- ドスフロギィ共々久し振りの登場。
今作もフロギィソードIの段階でちゃんと緑ゲージを持っている。
ただ攻撃力は状態異常武器の宿命か、どの段階でも同時期の他武器と比べて低い。
最終強化のポイズンヘケトでも攻撃力150、しかも素の斬れ味は緑ゲージのままなので、
最終強化武器中の物理期待値でブービー争いをしてしまっている。
毒ダメージの分まだマシではあるが……。- 最初に作れる毒太刀ではあるので攻略用としては使える。
毒に弱いモンスターは序盤に集中しているので、作成可能時期の早さを活かしやすい。
- 最初に作れる毒太刀ではあるので攻略用としては使える。
- ドス鳥竜武器なので百竜強化でオトモへの采配術を付与できるのが固有の利点……
とはいかず、大鎌威太刀もイズチ武器から引き継げるので、
残念ながらこの点で差別化することはできない。
MHR:S
- 登場から長い時を経て、ようやくMR(G級)最終強化相当ランクが登場。
銘はポイズンディキラとなる。
性能は- どうしたことか攻撃力330
- 毒属性太刀1位の毒60
- 会心率0%
- 斬れ味も白40、匠3から紫ゲージ
- 通常スロットLV1が2つ
- 百竜スロットLv1
上位までとは見違えるほどに強化されており、最終強化のキー素材もMR10から揃うなど隙がない。
斬れ味も匠しっかり紫が出るため火力増強に一役買うのもうれしい。- 明確な欠陥は百竜スロット。
LV1しか備えていないため、特効系の百竜装飾品が入らない。
本気で運用するなら、傀異錬成による拡張は必須だろう。
- MRの環境もあって、「毒属性値が高い」ことが明確な長所としては運用しづらいのも事実だが、
今までは「見た目だけのオシャレ装備」扱いが関の山だったことを考えると、大健闘の性能と言えるだろう。
- Ver.13から状態異常確定蓄積と蓄積時攻撃強化が登場しており、
それぞれ状態異常武器の地力を底上げしてくれるスキルで、Lv1だけでも発動すると非常に嬉しいもの。
元の属性値が異様に高く、スキル発動中は確定となるため実質的な蓄積値は3倍の毒180と見ることができる。
傀異化したモンスターですらあっという間に毒漬けにできるとんでもない妖刀の完成である。
このスキルが揃えられるテンプレ装備の他、傀異錬成で確率で付くようになっているため、
徹底した毒まみれの理想を求めて回すのもいいだろう。- ただしVer.16現在では両方を採用する意義は薄いと考えられつつある。
目標が分散するマルチのみならず、ソロでも猛攻をかいくぐり続ける戦法が現実的とは言えず、
結果として蓄積時攻撃強化のみで運用されるケースが増加した。
まぁこの武器なら素の蓄積値がおどろくほど高いため特に困ることはないだろう。
- ただしVer.16現在では両方を採用する意義は薄いと考えられつつある。
- 最終アプデ後のVer.16現在では傀異錬成の錬成枠解放にボーナスが入るようになり、
最大の10枠解放まで頑張れば攻撃力+40と斬れ味+20が無条件で付与される。
百竜スロット拡張に4枠割くとしてもかなり自由なことができ、斬れ味面でも匠に融通が利きやすくなるため
この武器にとって非常に嬉しい環境が整ったことになる。
余談
- 「ポイズンヘケト」の「ヘケト」は、
エジプト神話に登場する、蛙の顔を持つ女神「ヘケト」が由来だと思われる。
水の女神であり、多産と復活を司るとされている。
また、古代エジプトにおいて蛙はその姿から胎児の象徴であり、
多くの卵を産むことから多産の象徴と崇めらていた。