ドハハハハ! バハハハハ!
片方は赤鬼、もう片方は黒鬼と名乗る二人組のハンター。
クエストの依頼人や書物でその名を見かけることも多い。
目次
概要
- 初代から登場しているNPC。MHXXまではモブのハンターたちと同じ見た目の登場人物。
赤鬼は「ドハハハハ!」、黒鬼は「バハハハハ!」という独特な笑い方をし、二人とも豪快な性格。
自称「泣く子も黙る最強ハンターコンビ」で、
二人揃えばどんなモンスターでも裸足で逃げ出すと豪語するほどの自信に満ち溢れている。- 実の兄弟なのかどうかは不明。どちらかが兄か弟かなどという話はないので、
ヘルブラザーズというのは、気の合う二人組ハンターのコンビ名なのかもしれない。
ただし、二人で名乗る際は基本的に赤鬼が先である。
- 実の兄弟なのかどうかは不明。どちらかが兄か弟かなどという話はないので、
- その猛々しい姿に違わず、歴代主人公を除けば世界観上トップクラスと言っても過言ではない実力者である。
というのも、作品によっては古龍種のモンスターに立ち向かい、時には討伐まで成し遂げてしまうからである。
世界観上ではハンター界隈でも上位に位置するであろう精鋭たる筆頭ハンターですら、
(全く情報のない未知の生物だったとはいえ)古龍の幼体に対して遅れを取ったことを考えると、
強大な古龍たちを打ち破ることを可能としている彼らは、正しくハンター界の雄と評すべき傑物である。
- ……が、クエスト依頼主として登場することもある。こんな強者がなぜまた…。
いつの頃からか「体調が万全ではないので代役を頼む」といった具合で
クエスト代行を依頼してくる彼らだが、その内容が惨憺たるものであることも多く、
最近では本当に「大口を叩いているだけの噛ませ犬なんじゃ?」と思い込んでいるハンターも多いとか…。
そして、彼らはどんな理由であっても必ず声高に笑いながら依頼を出してくる。
失敗したのにその余裕と自信は一体どこから湧き出してくるのだろうか?
- このように相反する二面を備えており、時代によって評価が異なる人物といえよう。
キミが見たヘルブラザーズの背中はどっちだ!!
MH(G)
- ミナガルデの酒場にて、左側のテーブルに二人で座っている。
主人公へのヒヨッ子扱いはこの頃から健在だが、HRの上昇や依頼のクリアで評価してくれる他の作品に対し、
MH(G)ではヒヨッ子扱いはいつまでも変わらない。当人達がバリバリの現役だからだろうか。
まあ、この時代は伝説のガンナーもかなり口が悪く、酷すぎる詩を唄う人物もいるので…。
彼らもメタ的な意味で世知辛い世の中に対応していっているのかもしれない…。
- 初回時では双方「気安く話しかけてくれるなよ!」と言いつつ、自身を赤鬼さま、黒鬼さまと名乗る彼ら。
これから初のクエストに向かうハンターに対し
「貧弱なハンターどもと仲良くお出かけするのがお似合いだな!」「オシメを持っていくのを忘れずにな!」
と、完膚なきまでの歓迎の言葉を添えている。
目につく位置にいるので、話しかけてしまったプレイヤー達はさぞ震えたことだろう…。
- その後、主人公が初回の緊急クエストの相手であるゲリョスを狩猟してくると、
彼らはリオレウスの捕獲作戦を練っているとのこと。
落とし穴や捕獲用麻酔玉の活用など、その作戦内容の一部を教えてくれるが、
いずれにせよ火竜を「でかいトカゲ」だの「飛び回る家畜」だのと呼んで余裕をかましている。
ちなみに、主人公もリオレウスを捕獲するころになると、彼らも無事に捕獲に成功していたという話が聞ける。
ハンターランク15の上位ハンターである両者にとっては、昼飯前のクエストだったらしい。
- しかし、そんなリオレウスの捕獲よりも彼らの目的は別にあるようで…。
ひとまずの目標は「バカでけえ雄叫び」の主を探すことであり、
もしそれが聞こえたらすぐさま連絡して欲しいとのこと。
ただし、もし連絡する機会があれば、ヒヨッ子どもは
「おウチでふるえているがいい!」という赤鬼からのありがたい忠告がもらえる。
そして黒鬼曰く、その雄叫びは、彼らが最終目標としている「ヤツ」が接近している前触れであるそう。- しかし、その一人のヒヨッ子が老山龍を退けた頃となっても、出現しない伝説の黒龍に、
とある筋から手に入れた「くだらねぇ情報」は誤りだったとして、街を去る準備をしている。
加えて彼らとは「目指すスケールが違う」と言ってヒヨッ子を一蹴している。
- しかし、その一人のヒヨッ子が老山龍を退けた頃となっても、出現しない伝説の黒龍に、
- …が、そのヒヨッ子が数々の困難を退け、ついに黒龍が姿を現すと、
「ドオオオオオオォォ!!ドオオオオオオォォ!!」
「バオオオオオオォォ!!バオオオオオオォォ!!」
と鬼の血も騒ぐ凄まじい掛け声を発している。
なんとヒヨッ子よりも先に黒龍に挑んだようだが、それぞれ
「勢い余って」「喜び勇んで」不覚にも傷を負い、酒場の床にうな垂れているのだった。
ちなみに、うな垂れたモーションは当時の酔っ払い時のモーションである。酒チーズヤケ酒でもかっくらっていたのだろうか…。
そして、両者一緒に再戦しにいくのかと思いきや、互いにトドメを刺すのは俺の方だと言い張っている。- 負傷したとはいえ、民間人は街から避難し始め、他のモブハンターらも逃げたり挑むのをやめる中、
直ちに黒龍に立ち向かうとは…やはり驚くばかりの実力の持ち主であることが窺える*1。
彼らがいなければ黒龍への挑戦は4回で収まらず、5回戦、6回戦と連戦することになったのだろう。
- 負傷したとはいえ、民間人は街から避難し始め、他のモブハンターらも逃げたり挑むのをやめる中、
- 遂には、ヒヨッ子が討伐してきてしまった後には、どちらも声を絞り出すように、ものすごく悔しがっていた。
クっ!貴様なんぞが伝説にとどめを刺すとはな…。 全く不愉快だぜ…。
またいつか。 機会があったら。 貴様のクエストに同行したいもんだ。
天下のヘルブラザーズ、足手まといにはならないと言い、高らかに笑い飛ばしているのだった。クっ!貴様なんぞが伝説にとどめを刺すとはな…。 全く不愉快だな…。
またいつか。 機会があれば。 貴様のクエストに同行したいもんだな。
- MHGではGクラスの追加に伴い、セリフも変化。
彼らも無事にGクラスに進出しているが、骨が折れるレベルだとして難易度を噛み締めている。
だが、流石というべきか、支給品が届かずベースキャンプからスタートできないことを、
ギルドの粋な計らいとして大きな器でもって受け止めている。
このため、どちらも念には念を入れてモドリ玉を常備しているのだという。
設定上においてG級ハンターは大陸全体で見ても一握りしかいないとされており、彼らの凄腕ぶりが窺い知れる。
MHP
- 本作ではNPCとしては登場しないが「狩りに生きる」にて新米ハンター用の特集記事を執筆している。
それぞれ題は「赤鬼様の近接武器講座」と「黒鬼様のアイテム講座」。
あいも変わらず独特の言い回しで
「狩りに生きるを購読していらっしゃるてめえらヒヨッ子諸君/しょんべんくせぇ読者諸氏」にレクチャーしている。
所々に妙な敬語が入っているあたり、雑誌編集部の校閲でも入ったのだろうか…。
- 赤鬼は近接武器をロマンと語り、ボウガンも捨てがたいが、
「得物一丁担いで血シブキ舞い飛ぶ修羅のチマタを駆け回ってこそ、一人前」
という歴戦のハンターを思わせる理由で当記事を担当している。- その後も「ハンター見習いの坊ちゃん、嬢ちゃん、みんないい子にしてたかな?」と冷やかしつつ、
砥石について「《とぎいし》じゃねぇ《といし》だ」など細かい読み方まで丁寧に綴っている。
一方で、モンスターの弱点部位については企業秘密としており、
狩場で学ぶべきだとして、後進の育成を真剣に考えていることが見える。
- その後も「ハンター見習いの坊ちゃん、嬢ちゃん、みんないい子にしてたかな?」と冷やかしつつ、
- 黒鬼は武器の取り回しだけではない、狩場でのアイテムの重要性を説く。
「飛竜を倒せないとお嘆きのヒヨッ子諸君」に爆弾を、
漢起爆に怯む「剣士のクセに非力な坊や達」に起爆方法などなどを紹介。
しかし、いざそれらの入手方法や調合法を尋ねられると「それくらい自分で考えろ!」を数回も繰り返している。
やはり、こちらも緩い育成はナンセンスであると感じているようだ。
MH2, MHF
- 無印に引き続き登場。ドンドルマの大衆酒場の右奥の席にいる。
フードに隠された顔が、今作でははっきりと見えるようになり、どちらも同じ青年ハンターの顔である。
やはり実の兄弟なのか双子なのか?…と思いたいが、当然の如くモブハンターらは全員同じ汎用顔面である。
当時のデータ容量の問題という謎の壁を前に、ブラザーズの意味解明は今回もお預けとなった…。
- 無印からの「泣く子も黙る最強ハンターコンビ」という別名称に加え、
今作から独特なトンチの利いた名乗りが加わっている。
「泣く子はもう一度泣く、その名もヘルブラザーズの《赤鬼》様よ!!」
「泣く子もさらに泣く、その名もヘルブラザーズの《黒鬼》様よ!!」
そして、新米のヒヨッ子が話しかけるなんざ
「井の中の蛙が大海を知るってなもんだ!」「100年と3ヶ月はやいってなもんだ!」
というもてなしを受ける。3ヶ月が何なのかを突っ込むのは無粋であろう…。- その後は、季節に応じたアドバイスをくれる。
例えば、クソ寒い時期には雪山に赴くなど凍りにいくようなもんだとして、酒場で待機中とのことらしい。
依然としてルールはしっかり守るハンター達である。
- その後は、季節に応じたアドバイスをくれる。
- 今回彼らが大衆酒場に屯している理由は、やはり古龍を追っているため。
古龍迎撃戦の際には「ドオーーーーッ!!」「バオーーーーッ!!」という、
MH(G)とは異なる鬼の叫びをあげている。
唸り上げる雰囲気が減り、少々あっさりしていると感じるかどうかは人それぞれ。
そして、いままで追い続けてきた古龍が現れたとして、さっそく挑もうとしている。
1匹だけ古龍じゃない蟹も混ざっているが…。- ちなみに、台詞は変わらず自信に満ち溢れているが、大老殿(上位クエスト)に行く気配は最後までなかった。
上位ハンターであったとしても、怪しすぎるのでガーディアンズに阻まれたというのだろうか…。
- ちなみに、台詞は変わらず自信に満ち溢れているが、大老殿(上位クエスト)に行く気配は最後までなかった。
- 従って、彼らが大老殿に向かうことはないので、上位限定のミラボレアスとも今作では会えずじまい。
一方で、ヒヨッ子は最終試験で否応がなしに黒龍・紅龍と対峙しなければならない。
たとえ、この試験をもクリアし晴れて街へ帰還しようとも、大老殿の皆々、そして酒場のギルドマスターらにより、
ミラボレアスの一件に関する情報に箝口令が敷かれているため、モブの街人からの賛辞はない。
しかし、ヤツと因縁のあるヘルブラザーズだけは察してくれている。
「ドオーーーーッ!! ドオーーーーッ!!」「バオーーーーッ!! バオーーーーッ!!」
と歓喜の喝を入れつつ、ドンドルマから遠く離れた地で渦巻いていた異様な気配と暗雲が消えたことと、
主人公の天晴れな姿を見て、皆まで言わずとも理解を示している。
気配の正体は知らなかったと、はぐらかしているが、「獲物をブンどった」主人公の土産話に耳を傾けているのだった。
この《ヘルトリオ》を授かったのは、正しく《ドンドルマの英雄》のみである。それと今日から貴様には《ヘルトリオ》を名乗ることを許してやろう!
これからも宜しく頼むぜ相棒よ!ドハハハハ!
これからも宜しく頼むぞ相棒よ!バハハハハ!
何鬼なのか? どんな笑い方をするのか? 泣く子はどうなっちまうのか?
第三の鬼への期待は膨らむばかりである!!
- ジャンボ村の掲示板によれば、赤鬼のみ「第1回・難しい部位破壊コンテスト」なる大会に密かに参加している。
さすがはベテランハンターというべきか優勝を飾っており、ドドブランゴの牙を火属性の武器で見事に破壊したらしい。
準優勝はダイミョウザザミの殻を打撃武器で破壊したグレートハンターさん。
同大衆酒場にいるハンターであるが、まだ街に行っていないプレイヤーらは誰!?と困惑したかもしれない…。- この話にはオチがあり、参加者の中にクシャルダオラの尻尾を斬った凄腕のハンターがいたそうなのだが、
ギルドが凶暴な古龍に近づくことができず事実確認ができなかったため、あまりにも不条理だが失格となっている。
古龍に立ち向かえるとなると…こちらのハンターが黒鬼だったのだろうか…。
- この話にはオチがあり、参加者の中にクシャルダオラの尻尾を斬った凄腕のハンターがいたそうなのだが、
- ベースとなったMH2の雰囲気が色濃く残っていた黎明期のMHFにも登場していたが、
各種イベント関係の受付嬢やジジイが酒場に舞い込んできたために、
「同時に設置できるNPC数の制限」というあまりにもあっけない(?)壁に阻まれその姿を消してしまった。
MHP2(G)
- MHPに引き続き「狩りに生きる」で登場。基本的に文章は使い回しだが、
黒鬼のアイテム講座の方には新刊が加わっている。内容は捕獲と報酬について。
二匹のモンスターに相対した場合には、片方は捕獲、もう片方は討伐して、様々な素材を一挙に入手すると綴り、
「まぁそんな戦略なんて、考えてらんねぇなんてヒヨッ子、すっこんでろってこった!」とも語っている。
二頭同時狩猟にも物怖じしない彼らの姿勢が垣間見える。
- …が、こんな文章が皮肉にも思えてくるような、彼らの歩くに息を切る物語がここに幕を上げる。
MHP2Gのネコートさんから受けられるクエストの中に「地獄から来た兄弟」というクエストがある。
このクエストの内容はティガレックスの二頭同時狩猟。
上述の通り、二頭同時狩猟など本来であれば大したものではないはず。
しかし、依頼主「赤と黒の外套の二人組 」の態度と独特な笑い方は、まさにヘルブラザーズのそれである。
どういうわけか「本当なら轟竜ごとき楽勝なんだが、今日は腹の具合がな…。」ということで代行を依頼。
余談だが、依頼文では笑いの「ハ」の数が5つで、いつもより一つ多い。空元気だろうか。- 当作では、あくまでもネコートさん経由の外套シリーズの一組として登場。
つまりは、彼ら自身、代役を頼むことを大変恥じているということである。
これまで散々ヒヨッ子どもをかわいがっていただけに、相当な屈辱であったのだろう。
このクエストのみであれば、千慮の一失ということで済まされるだろうが………。
- 当作では、あくまでもネコートさん経由の外套シリーズの一組として登場。
MHP3, MH3G
- 正体を隠すのが面倒くさくなったのか、代行の楽さにハマってしまったのか、
あろうことか実名で何度もクエストの依頼人として登場している。
- 両作に登場するクエスト「クローベリング・タイム!」から、なぜこんなことになったのかを知ることができる。
赤鬼の名義で「あんな厄介な連中が立て続けにやってくるとはな!」と大連続狩猟の過酷さに嘆きつつ、
「歳は食いたくねぇモンだな!」と綴っている。
彼らは人間のハンターなので、ミナガルデの一件から数年が経った現在は
力が衰えた壮年のハンターとなっているということのようだ。
ちなみに、この依頼内容はMH3Gの「巨重攻伐」も同じである。
- また、MHP3の「決戦の火山」MH3Gの「決戦の砂原」では
ヘルブラザーズの名義で「今日はやけに古傷が痛みやがる。…背に腹は代えられねぇ」として依頼。
亀の甲より年の功とはいうものの、やはり数々の狩場を踏んできたことによる負傷も大きいようだ。
- ヘルブラザーズの肩を持てば、一連のクエストは全て大連続狩猟のため、
大連続のみは焼きが回った現在では難しいということなのであろう。そう信じたい…。
MH4(G)
- あまりにも悲しい依頼文と、後世まで語り継がれる業績の二つが共存する作品。
どちらの姿が正しいのか…確かめられたい。
地獄から来た○○
- 彼らが直接依頼してくるクエストでは、依頼主が「地獄から来た兄弟/赤鬼/黒鬼」となっている。
内容は全てティガレックス関連で、8回も代行を頼んでいる。以下に一覧を示す。
- 集★3 愛と恐怖のティガレックス!
- 依頼主: 地獄から来た兄弟
依頼内容を見た時、誰もが目を疑ったであろう。俺たち最強ハンターコンビが
そろえば、さすがのアイツも恐怖を覚える…。
そんなアイツを愛していると言ってもいいが…
今日はどうも体調が悪いぜ!
奴の狩猟を代わりに頼む!
ドハハハハハ! バハハハハハ!
これは下位のティガレックス単体の生態未確定なしのクエストである。
かつてのG級ハンターが本当にこれほどまでに落ちぶれてしまったのか…
あるいは轟竜に愛着が湧きすぎて狩猟できないため、仮病を使っているのか…。
いずれにせよ、彼らに轟竜ただ一頭を狩る気力はもう無いことだけは確かである。
- 村★6 地獄から来た轟竜達
- 依頼主: 地獄から来た兄弟
「相手は地獄の鬼のように凶悪な轟竜が2頭だ」ということで依頼。
生態未確定の二頭ではあるが、村の下位クエストではある。
ウイルスがそれほどまでに恐ろしいものであるともいえるが、体調を悪化させた文言は無い。
クエスト中に感染して具合が悪くなったのだろうか…。
- 集★5 飛竜達の集い/集★6 原生林に轟く怒号
- 依頼主: 地獄から来た赤鬼/黒鬼
轟竜に加えリオス夫婦/黒轟竜もいることを聞いておらず、不意を突かれたため代行を依頼。
「しょうがねぇよな!」「まあ、たまには若ぇのに道をゆずらにゃな!」
この二つはMH3Gの「水滸猟」と同じく、目当てのモンスター以外に乱入が入ったため失敗したパターンだが、
そもそも下位クエストで代行を頼んでしまっているので…。彼らの弁明は言い訳のそれであろうか…。
「最強ハンターの俺様がしくじっちまった!」が虚しく響く。
- 集★7 破天大轟
- 依頼主: 地獄から来た兄弟
「今日ばかりは勘弁だぜ!なんせ相手は黒くて赤いアイツだ!」と代行を依頼している。
言われてみれば、今回の相手はカラーリング的には彼らのために誕生したと言っても過言ではない(?)が…。
流石に希少種のため、万全でない状態でモンスターに挑むのは危険と判断してのことだろうか。
無理せず引き際を弁えているのも、彼らがベテランであるからこそといえるかもしれない。
筆頭ルーキーの暴走劇を考えればなおのことである。
- 集★G2 地底の底に轟竜現る!/集★G2 灼熱地獄から来た黒轟竜
- 依頼主: 地獄から来た赤鬼/黒鬼
「アイツを追いかけて地底めがけてジャンプしたら、足を痛めちまってな。」
「黒轟竜が旧砂漠を爆走し、砂ぼこりが目にしみて前が見えねぇ。」
ここまでくると、もはや対象モンスターがどうかなど関係がない。
前者はG級クエストでモドリ玉を使うかつての戦法が仇となったか、地底洞窟の高低差に敗北し、
後者は小型モンスターでさえ巻き上げるであろう、砂ぼこりに敗北している。
ロックラックを訪れなかったのは、これが原因か!?
- 集★G3 轟竜、限界突破!
- 依頼主: 地獄から来た兄弟
リオレウスはかつて昼飯前だったにも関わらず、こちらは朝メシ前。俺たち最強ハンターコンビがそろえば、
轟竜なんざ朝メシ前よ…と思ったが、
腹が減りすぎて力が出ねえ。
俺たちの空腹も限界突破だ!
ここは代わりに任せるぜ!
ドハハハハハ! バハハハハハ!
機知も何もなく、ここだけ飯がカタカナなのでただ単にメシを食べ忘れただけであろう…。
なぜ早朝から挑まなくてはならなかったのか…何らかの理由が欲しかっただけなのかもしれない…。
あるのは「限界突破」のギャグと極限状態の底知れぬ恐怖だけである。
このように、G級クエスト3つの失敗理由は散々なもの。
嬉々として粋な計らいを受け止めるだけの余力はないようだ…。これで終わっていいのかヘルブラザーズ!
ジゴクから来た○○
- 本人達からの依頼とは別に、ドンドルマのアリーナにいるお掃除ネコから彼らに関する依頼もある。
当ネコによれば「ジゴクから来た」という二人組のハンターを見かけ、ジゴクにヒトがいたことに仰天したそうな。
多分そういうことではない気が…。ジゴクから送られてきたようなアイルーならいるが。
その彼らを捕まえて、ジゴクについて何としてでも聞き出したいとのことで、
追跡の邪魔になっているモンスター達を狩猟してくれ、というストーリーである。- このネコはMH2の時点で昼のアリーナを掃除していたネコだと思われるが、
今頃になって彼らの存在に気付いたのであろうか。
まあ、終身雇用という保障もないので、同じ口調の別のアイルーかもしれないが…。…本当に解雇するニャ?
- このネコはMH2の時点で昼のアリーナを掃除していたネコだと思われるが、
- なぜヘルブラザーズが、また何かに向かって奔走しているかといえば、
「相棒よ!今からナナ・テスカトリを狩りに行くぜ!ドハハハハ!」
「おっとラオシャンロン亜種も狩りに行こうじゃねえか!バハハハハ!」
ということらしいが、上述のクエスト依頼文を見ると…本当に討伐できるのだろうか?
- 道すがら、初めに現れたのは「ジゴク?から来た毒怪鳥」。
当ネコ曰く、ヘルブラザーズの前にゲリョスが立ちはだかり、狩猟は朝飯前と言っていたとのことだが、
「なんだか調子が悪かったみたいで」一目散に逃げていったらしい…。
ということで、主人公が間接的にまたもや代行するハメになっている。- MH(G)の彼らであれば、火竜の前の緊クエの相手である毒怪鳥は
本当に昼飯前の朝飯前だっただろうに。老境に入るとは、酷なものである。 - 本クエストをクリアしてくると、彼らは古龍に挑むために英気を養って現在休憩中、という話が聞ける。
- MH(G)の彼らであれば、火竜の前の緊クエの相手である毒怪鳥は
- 休息を終え、再び出発しだしたヘルブラザーズの前に現れたのは「ジゴク?から来た角竜」。
こちらは昼飯前と言っていたそうなのだが「なんだかお腹が痛かったみたいで」無視して立ち去ってしまったという…。
そして、腹痛の十八番により放り出されたディアブロスの狩猟を代行することに。- しかも、腹痛にも関わらず、クリア後は食事をとって英気を養っているという話になっているのだが。
本当に腹が痛かったのだろうか…。
- しかも、腹痛にも関わらず、クリア後は食事をとって英気を養っているという話になっているのだが。
- 食事を終え、三度出発しだしたヘルブラザーズの前に現れたのは「ジゴクから来た宿敵達」。
ティガレックスとその亜種を前に、思わず「現れたな!俺達の宿敵!」と声を上げたらしい。
夕飯前ではなくオヤツ前のちょっと小腹が空いた今の状態であれば狩猟できると豪語していたようだが、
なんたることか旧砂漠に「クーラードリンクを忘れた」というヒヨッ子がやらかしそうなミスにより逃走している。
…そういうことで、三度目の代行である。こちらも逃走して突っ切れるのでは…ということは一切認められない。
ヘルブラザーズは逃走技術すら超一流ということか。
- こんな調子なので、古龍にはいつまでも辿り着けないのか…
ところがどっこい地底洞窟を抜け、未知の樹海を渡り、旧砂漠を超えた先で、目標の古龍達を見つけ、
G級個体のナナ・テスカトリとラオシャンロン亜種を遂に討伐!!
今までの敗北が嘘であったかのように、オニのような強さで古龍を薙ぎ倒していったという。
古龍種を全盛期から落ちた状態でも狩ってしまうところから見るに、
全盛期の彼らの実力は本当にモンスターを地獄へ誘う鬼の様な存在だったことが
再び浮き彫りとなったエピソードであろう。
下位クエストすら投げ出す満身創痍の絶不調の日々だが、やる時はやる、真の古強者であるといえよう。- さらに言うと、片方がナナ・テスカトリであることからして、
それぞれのモンスターを別行動で、1人だけで狩猟したかもしれない*2と考察することもできる。
MH(G)でミラボレアスの武功の取り合いをしていたことからも、この案に一理があるであろう。
ただし、互いに呼びかけ合って古龍に向かっているので、両方とも仲良く2人で討伐したという見方もできる。
この点はプレイヤー達の想像の豊かさに任せる他ない。
- さらに言うと、片方がナナ・テスカトリであることからして、
MHX
- 久々にココット村のNPCとして登場。MHG(wii版)での食事場所の方に座っている。
出会った当初は、最近の若い奴こと主人公がヘルブラザーズを知らないことに
「カーッ!」と息を巻き、早速自己紹介を披露する。
「得物一丁担いで血シブキ舞い飛ぶ修羅のチマタを駆け回る、
その名も高き、《ヘルブラザーズ》の赤鬼様とは俺のことよ!」
「泣く子も泣き出す最強コンビ、天下の《ヘルブラザーズ》、黒鬼様とは俺のことよ!」
というMHPとMH2を合わせたようなセリフで啖呵を切っている。
そして、いつもの如く「俺たちと会話するなんざ、100年と3か月早いってもんだ!」という言葉をいただける。
しかし、勇気を出して挨拶をしたご褒美にピッケルグレートをプレゼントしてくれるなど、
一応先輩ハンターとして面倒見のいいところを見せてもくれるのだが。
序盤のもらい物としてはそこそこ高級品なので有りがたく頂戴しよう。- また、この際にMH(G)のヒヨッ子とのエピソードも語っている。
「伝説の古龍を追い続けて幾星霜」人生をかけ伝説を追い求めてきたが、
かつては「うっかりぽっと出のハンターにトドメを奪われた」と未だに根に持っているようだ。
- また、この際にMH(G)のヒヨッ子とのエピソードも語っている。
- そんなMH2以来のいつも通りな様子の彼らだが、ココット村に滞在している理由についてはこうも語る。
普段はミナガルデやドンドルマの街で狩猟をしているそうなのだが、
誰が言ったか「ココットよいとこ、一度はおいで」という
現実のどこかの温泉街から聞こえてきそうな宣伝文句につられ、ふらっと立ち寄ってしまったとのこと。
ひなびた村と思いきや、《ココットの英雄》の地ということもあって、
ハンター思いのこの村の居心地の良さにどっぷり浸かりきってしまったそうな。
すぐに狩場に戻りたいそうなのだが、村長の昔話などについつい聞き入ってしまい、
中々出発できないというのが実際のところのようだ。
- 例のトラウマクエスト後は予定外の狩猟はやめた方がいいと助言をくれる。
ヘルブラザーズクラスになれば「行きがけの駄賃に、尻尾の1本もぶち切って帰るが…」
そんな余裕がなければ逃げるが勝ちとのこと。
そして、装備を整え来たるべき時にリベンジするというのがハンター道というものらしい。やばくなったらスタコラ逃げる!
ハンターにとっちゃそんなの恥でも何でもねぇ、
依頼失敗の方がよッぽど恥よ!!- ここからわかるように、これまで彼らがクエストを依頼していたのは、
失敗したからではなく、あくまで一時撤退しているという認識からくるようだが…。
撤退中にぽっと出のヒヨッ子の手によって先に狩猟されてしまうところまでがセットなのだろうか…。
- ここからわかるように、これまで彼らがクエストを依頼していたのは、
- その後は各村で最近確認された4種のモンスターについて語っていたりするが、
たまたま彼らが村を留守にしていた際に、タイミング悪く主人公がライゼクスの狩猟を達成してしまう。
大事な時にいなくなる彼らは、しばらくココット村の住人から白眼視される憂き目に遭った様である。
日頃大口を叩いている自業自得ではあるが、実力に偽りは無いので、ちょっと可哀そうな事をしたかも知れない。
さらには、他の話題のモンスター達もどこかの誰かさんに狩猟されてしまい、
「赤鬼よ、どうやら俺たちはまた出遅れたようだぜ」と飄々としながらも愕然としているのだった。- しかし、この頃には彼らもとびきりのヤツの情報を仕入れており、
龍歴院の幹部とコネを見つけて、どうにかして内々に依頼を回してもらおうとしている。
根回し手回ししたとしても、これまでの経歴が複雑すぎるので、信用してもらえるかどうか…。
- しかし、この頃には彼らもとびきりのヤツの情報を仕入れており、
- そんなこんなで
コネクションが繋がるはずもなく、またもヒヨッ子に先を越されると、
上位ハンターとなったことで実力を認めてくれたのか「龍歴院のハンター殿」と呼ぶようになってくれる。
話によれば、街でもハンター殿の話題で持ちきりのようだ。
それからというもの、粗暴でどこかエラそうな態度はそのままだが、
彼等なりに龍歴院所属のハンターには敬意を抱くようになった様子。- 加えて、上位でのランダムスタートの危険性や支給品の遅れについて触れたうえで
「モンスターの目の前に放り出されることもある」と警告し、かつてのGクラスでの助言と同じく、
念のためモドリ玉を持ち込むと安全だということも教えてくれる。
- 加えて、上位でのランダムスタートの危険性や支給品の遅れについて触れたうえで
- そのほか、本作の目玉要素に関するアドバイスもくれる。
狩技についてもかなり順応を見せており、高レベル狩技の取得条件のヒントをくれるほか
「高レベルならいいというわけではない」とレベルごとの使い分けの重要性まで助言をもらえる。
味方を平気な顔でふっとばすヒヨッ子共よ、心して聞け- また、各狩猟スタイルについても高い適応力を見せ、「早く試してみたい」等と意気込みを見せる。
ディノバルドとの対峙を機に、「ヤツはヤバイな!」と驚きつつ「久々に心底エキサイトできた」そう。
その戦いぶりから地衝斬IIIとエキスハンターIIIを編み出し、伝授してくれる。
口振りからして黒鬼が地衝斬、赤鬼がエキスハンターを思いついた模様。
確かに、得物を振り上げつつ衝撃波を飛ばす技や力を溜めて一気に振り抜く技は、
ディノバルドの火炎斬り上げや尻尾大回転斬りに通じる部分もあると言える。
- 獰猛化モンスターについても興味があり、
加工屋の連中がやたらと目をつけている素材に注目し、武器の強化の夢に華を添えている。
- 龍歴院ギルドのみの管轄である「二つ名持ちモンスター」にも興味を示しはじめ、
龍歴院に所属しようかと冗談交じりに話し始める。
曰く「俺たちクラスなら、さすがのヤツらも否やはいうまい。バハハハハハ!」。
実力は相当な物であるため、今度こそ真剣に掛け合えばそれこそ文句ナシで迎えてもらえることだろう。
もっとも「派遣だの調査だのってのが性に合わねぇ」ということで所属を断念しているが…。
- また、各狩猟スタイルについても高い適応力を見せ、「早く試してみたい」等と意気込みを見せる。
- そうこうしているうちに、ハンター殿が真の姿を明かしたオストガロアの討伐を達成…。
双頭のガイコツの与太話だと思っていたそうなのだが、
巨大なモンスターの2本の触腕に過ぎなかったという報告結果を耳にし、
それならば是非ともお相手願いたいとして、MH(G)版の懐かしの掛け声を見せてくれる。
「ドオオオオオオォォ!!」「バオオオオオオォォ!!」
- 本作では珍しく体調の悪そうな発言は無し。
それゆえHR開放後の彼らからの依頼は、骸龍を討伐したヒヨッ子ハンター殿に向けて
「強いモンスターとやり合えるクエストを紹介してやる」という名目である。
獰猛化リオスを狩猟する集会所クエスト「空の飛竜と陸の飛竜」、
およびココット村に伝わる伝統クエスト「一対の巨影」を紹介してくれる。- これをクリアすると、MH(G)での締めと同じく、ただし今回は素直な気持ちで、
「機会があれば、貴様のクエストに同行したいもんだ」と語ってくれる。
彼ら程の実力者なら是非お願いしたいところである。
- これをクリアすると、MH(G)での締めと同じく、ただし今回は素直な気持ちで、
MHXX
- ……と、復調の兆しを見せ始めたが、ここに来てまたまた絶不調期に入ってしまう。
というのも、今回も腹痛を理由に主人公にクエストの代行を直接依頼してくる。
今までの文面はもしや仮病なのではないかと疑ってしまうくらい元気そうにも見えるものだったが、
直接会って話してみると本当に体調が悪そうで、会話の所々にいつもの自信や覇気が見られなかったり、
クエストに向かえそうにない事を残念そうに嘆いている姿が見られる。「ドハハハハ!ハァ…。」
不特定多数のヒヨッ子にはあまり知られたくないが、
自分達も信用している龍歴院のハンターになら見せられる、彼らの弱みや意地の一端なのかもしれない。- 依頼対象のモンスターは、やはり因縁のティガレックス。
その他、もうひとつ依頼があり、どういう因縁かショウグンギザミが相手…。
腹痛が起こるちょうどのタイミングで、ハンター殿が駆けつけてくれたようで、
どこからか見ているんじゃないか?とまで疑われる始末である。
曰く、それぞれ「究極に難しい依頼」「最高に難度の高い依頼」だそうで、
本来であれば楽勝で狩猟できると言っているが、出発直前になって腹が痛くなったらしい。
……というわけで、ハンター殿には朝飯前だとして、腹の具合が悪い今は代行を頼んでいる。
- ちなみに、もう一度話しかけると腹の調子についての解説が聞ける。そんな余裕があるなら…。
「自分たちの腹の具合には勝てねぇ。モンスターを倒すのとは別の話だからな。」
「今回の腹の具合の悪さは、すげぇ…!今まで経験したことのないほどの、破壊力と持続力だ…!」
やっぱり仮病なのか!?
- 腹痛にのたうち回る叫び声として「ちくしょぉぉぉぉ!ドオオオォォォ!」と唸っていたりする。
しかし、これをなぜか黒鬼が発している…。本来ならバオオオォォォ!のはずでは…。
破壊力と持続力がすげぇため混乱してしまったのか、誤植なのかは不明である。
黒鬼からの鎌蟹の依頼文では正しく「バオオォォ!」を叫んでいるのだが。
地味にこの掛け声が古龍だけではなく、日常使いできることも判明した貴重な文面である。
プレイヤー諸氏も仮病を使いたい時は、一言添えてみてはいかがだろうか。ドオオオォォォ!
- 依頼対象のモンスターは、やはり因縁のティガレックス。
- これらをクリアすると、彼らが使っていたらしい武器の生産レシピや新たな狩技を伝授してくれる。
「泣く子も黙る俺たちからの礼に感激のあまり泣くんじゃないぞ!」
ところで作成できる武器はハンマーとヘビィボウガンなのだが、彼らが教えてくれる狩技は
(前作でもそうだったように)大剣と操虫棍の専用技・ムーンブレイクIIと覚蟲強化IIである*3。
プレイヤースキルによって様々な武器種を使いこなせる可能性がある主人公ハンターはともかく、
MH世界の一般的なハンターは多様な武器種を使いこなす事ができる人物は実力的にも経済的にも少ないとされているが、
そういった面から考えてもヘルブラザーズの実力の高さが窺える。- 解放される武器の内、ヘビィボウガンの方はなんと既存品を独自に改造したモデルである。
ハンター個人が武器を改造しているだけでも異例だが、 その性能の優秀さにも驚かされる。
単に狩猟技術だけでないところも、彼らが一流たる所以だろうか。
ただし、こちらは赤鬼愛用のもののようだが…。近接武器を担ぐことこそ、ロマンだったのではないのか…。
- 解放される武器の内、ヘビィボウガンの方はなんと既存品を独自に改造したモデルである。
MHR:S
- MHWorld越しに本人たちが登場。
観測拠点エルガドの出張茶屋近くのテーブルで赤鬼が山盛りの団子を食べており、
黒鬼はその向かいに座って湯呑みを持っている。
なお、名前はヘルブラザーズではなく「流れのハンター・赤鬼/黒鬼」となっている。
- クエスト前の食事として、赤鬼が大量に注文した団子を食べきるのを待っているらしいが、
主人公がクエストに行こうが里帰りをしようが、一向に食べ終わる事が無い。
当の赤鬼は団子の食べ過ぎで立ち上がれなくなったこともあるようである。
こんな有り余る食欲のせいで、あの頃はよく腹痛になっていたのだろうか。
黒鬼も黒鬼で、熱々のお茶と格闘しているようだ。案外猫舌なのかもしれない
また、たまに赤鬼と王国騎士ジェイで山盛り団子の早食い勝負を行っていることがある。- 一応冗談抜きで英雄クラスのハンターではあるはずなのだが、
エルガドでは赤鬼が団子ばっかり食べてるせいで狩猟に出ることがほとんど無いらしく、
他のNPCも彼らの狩猟について言及することは殆どない。
その数少ない機会でも「今受けてるのは『黒鬼』っておっちゃんからの注文だけ(だから後回しでいい)」だとか、
「流れのハンター*4がクレーンに吊るされた荷物に激突して海に落ちた」だのと随分とぞんざいな扱いである。- 前者は深淵の悪魔との戦闘に備える加工屋のセリフであるため仕方ないと言えば仕方ないのだが、
それでも言外に彼らのことを戦力と見做していないような内容であるため、
エルガドの彼らがいかに団子に夢中クエストをサボっているかが窺える…。
- 前者は深淵の悪魔との戦闘に備える加工屋のセリフであるため仕方ないと言えば仕方ないのだが、
- 一応冗談抜きで英雄クラスのハンターではあるはずなのだが、
- 今作ではMRに上がった段階で出会う事になるのだが、それでも最初はヒヨっ子扱いしてくる。
XXの時は、上位に上がった時点で実力を認めてくれたのに…
とはいえ、MRクエストをクリアしていくと実力を認めてくれる、という流れは相変わらず。- 今作の主人公はエルガドに赴ける時点で、
王国も偵察要員を出す百竜夜行という大事件を解決に導いている英雄であり、
騎士を中心とした他のNPCからもそういった鳴物入りの待遇でもてなされるため、
ヘルブラザーズからのヒヨっ子扱いが浮いてしまうという現象が起こっている。
ヘルブラザーズからすれば、それでもまだヒヨッ子なのだと強弁できなくはないが、
今作ではこの二人の実力を推察できる描写が殆ど存在せず、周囲からの扱いが雑なのも上記の通りなので、
大口をたたく割に何もしないハンターという構図が浮き彫りになってしまっている。- エスピナス討伐の★4緊急クエスト出現中に限り、
黒鬼が暇だから何かクエストを受けてやるかとツンデレ気味なやる気を見せ、
赤鬼も「無理に王国のやつらと合わせる必要はない。最後に頼れるのは今まで培った自分の経験」
と、極めて真っ当な助言をするなど実力に見合う言動を始める。
エスピナスを倒した途端に元に戻る。まだフィオレーネが倒れている緊急事態なのだが… - また、ガイアデルムに対しては調査途中の断片的な情報から
「要するにキュリアがいなければ何もできない奴」となかなか鋭い考察を述べたり、
ガイアデルム討伐後に暴走したキュリアにより傀異化が発生した後には、
キュリアに対して「案外本当に侮れないのはそういう奴の方かもしれない」と評したりするなど、
物事の本質を捉えるその目は確か。腐ってもG級ハンターといったところか。 - 今作には盟勇同行クエストという打ってつけのシステムが存在することから、
一部ではヘルブラザーズを盟勇としてクエストに連れていきたいというニッチな要望もあるようだ。
なお、MR解放後に話しかけると「いつか実力を見せる時が来るかもしれない」を意味深な発言をする。 - 最後のアップデートであるver.16になってもこうした扱いは変わらなかった。カムラ・エルガドのそれぞれが
最大の危機を迎えた中、数名の住人は新しい世間話が追加されたのだが、
彼らには特にそういったこともなく、相変わらず茶屋の一席を占拠しているだけに終わった。
もっとも、周囲からの扱いについては前作でもこんなものであったが。
- エスピナス討伐の★4緊急クエスト出現中に限り、
- 今作の主人公はエルガドに赴ける時点で、
- サイドクエストでは彼らからも依頼を受けることになるが、
赤鬼の依頼はもはや因縁を通り越して腐れ縁になりつつあるティガレックス関連である。
一方で黒鬼の依頼は懐かしの卵納品。報酬も卵武器の強化解禁である。
Riseではフリーで設定しない限り依頼サイドクエストでしか運搬アイテムを運ぶ必要がないのだが、
そのMR版担当になっている。シンジケート入りしたのではないと思いたい
- ここにきて初めて汎用の顔面を捨て去り、間近でその素顔を見られるようになった。
初登場の初代MHから数えると実に18年越しの素顔である。
MH2からは彼らも老けたのか、整形疑惑が持たれるまでに異なる顔となっているが…。
まあ、モンスターのグラフィックも変わっているので…ということで片付けてしまってよいのだろうか。
今後とも汎用のモブキャラの復活の際には整形疑惑が浮上することの良い先例となるであろう。
また、日本語ボイスがついたことによりちゃんとボイスで「ドハハハハ!」「バハハハハ!」と笑ってくれる。
余談
- 彼らの名前と掛けて、炎戈銃ブレイズヘル・凍戈銃アヴェルスヘルの2挺のことを指すこともある。
作品によって性能も評価も両極端なヘビィボウガンで、
攻撃力も反動も装填速度もしゃがみ対応弾も微妙で残念な銃だったこともあれば、
高い攻撃力と小さい反動から貫通弾をしゃがんでバラ撒ける優秀な砲になったこともある。
よりにもよって彼らが再登場したMHXでは過去最低クラスの銃となっているが、
続編のMHXXで追加された派生先の砲は優秀な性能を誇っており、元の銃の方も産廃から脱している。
関連項目
世界観/ミナガルデ
世界観/ドンドルマ
世界観/ココット村
世界観/エルガド
世界観/クエスト代行
モンスター/ティガレックス - 何かと関わりが深いモンスター
登場人物/汎用NPC
登場人物/アイルー族のハンター - NPCとしても登場する同期のG級ハンター
武器/アグナブラスター - 亜種武器と併せて「ヘルブラザーズ」と呼ばれることがあるボウガン、作中での関わりは特にない
武器/アルバレッド・武器/クリスタルロック - MHXXで赤鬼の依頼をクリアすると作製可能になる武器