武器/鎌威太刀

Last-modified: 2024-08-20 (火) 09:57:06

鎌威太刀とは名前の通り太刀である。
誰がなんと言おうと太刀である。
名前の最初に余計な文字が付いているような気がするが、太刀である。
大事なことなのでもう一度言うが、太刀である。
ちなみにMHP以前は大剣である。

目次

概要

  • 極秘の精製過程を経て調合された薬品により、
    強烈な毒を持つに至った暗殺用の武器とされている。
    暗殺用にしてはあまりのデカさで目立ちそうなものだが
  • 太刀を名乗りながら見た目はどこからどう見ても
    他の太刀とは明らかに一線を画す存在ながら、モーションは太刀なので違和感が結構ある。
    また、鎌なので鞘はない。
    • 金属製に見えるが、素材は主に骨系素材を用いる。
      中にはあの達人のドクロも含まれるが…
  • 鎌威太刀の銘は、ダークサイス系統の最終強化形態として使われている作品が多い。
    一方、初代MHのダークトーメントはあのハルバードの最終強化であった。
    • 何気に強化前のダークサイス/ダークトーメントは初代から登場している古株。
      このころは太刀がないので分類は大剣

性能

MH~MHP2

  • 会心率は悪いが、貴重な毒属性持ちの太刀として需要は高い。
    ちなみに、ダークサイス/トーメントの段階では毒属性がなく、
    鎌威太刀まで強化することでいきなり毒属性が付く、という不思議な強化形態をとる。
    最終強化の鎌威太刀になると全体的な色合いが鉄色からやや銀色に変化し、持ち手に赤い布が巻かれる。
  • ライバルはリオレイア素材を用いる飛竜刀【青葉】の系統だろう。
    どちらかと言えば飛竜刀が属性重視、鎌威太刀が攻撃力重視だが、
    鎌威太刀には匠を付けても斬れ味白が現れないという重大な欠陥がある。
  • wii版MHGに限る仕様だが、
    この武器に要求されるG級素材であるのりこねバッタと交換可能である怪鳥の地獄耳が
    PS2版と違い何故かH級でも出現するようになったため、性能はG級相当でありながらH級で作成可能だった。
    地獄耳の確率はH級だと耳破壊15%のみであり高いとはいえない確率だが、
    当時のオンラインはHRPによるHR上昇を採用していたため
    H級イャンクックとの連戦自体がさほど寄り道ではなく、攻略上優れたルートだったと言える。
    • 肝心の性能だが、攻撃力はトップレベルの1104、加えて毒320と当時では高い水準。
      匠を使っても補正が高い白ゲージが出ないのは残念だが、素の青は30と当時の大剣ならこれまた充分。
      G級のあらゆる敵を難なく切り伏せる力はあり、H級環境なら言うまでもなく最強である。

MHP2G

  • めでたくG級強化先の鎌威太刀が追加され、デフォルトで白、匠で紫が付くようになった。
    スロットもなぜかいきなり0→2に強化される。
    G級素材は重竜骨と劇烈毒袋、エルトライト鉱石しか使わないのでG★1で強化できるのも大きい。
    飛竜刀【葵】もG級では火属性の【銀】【椿】に派生する関係上、ほぼ唯一のG級毒太刀となる。
    2Gから追加されたダイトウ【凶】が気になるが、
    こちらはこちらで徹底した物理偏重武器なので、一応住み分けはできている。
    • …が、ウカム後に飛竜刀【葵】が飛竜刀【葵】Gとして帰ってくると、
      スロット数以外完敗ということになってしまう。
      対するダークトーメントGはなぜか無属性武器である。
      毒属性は「鎌威太刀」の名を冠する物しか得られないのであろうか…?

MHX

  • 鎌威太刀、派生元のダークサイスともども久しぶりの登場。
    無属性武器のダークサイスを強化することで、毒を持つ鎌威太刀に派生し、最終型は大鎌威太刀となる。
    グラフィックも過去作のダークサイス、鎌威太刀の微妙な違いをしっかりと再現し、
    2種の武器に仕上げている。
  • 今作では派生せずダークサイスのままでも、そのまま強化していけるようになった。
    こちらは毒属性がつかず、他の武器を最終強化した場合と同じ平凡な無属性武器のダークトーメントになる。
    比較的簡単に作れて、攻撃力240と緑ゲージ60を持つので鈍器運用で使える。
  • 過去作で鎌威太刀は毒を持つ希少な太刀であったが、今作では同じ毒太刀として過去作でもライバルだった
    リオレイア武器(青葉系列)とガルルガ武器(ダイトウ系列)に加えて、
    二つ名ガルルガ、獰猛化ガルルガのものがさらに2種類追加となかなか激戦区となっているが、
    性能はどれも一長一短といった感じである。
    鎌威太刀は、その中で物理火力トップにそこそこの毒属性値という、
    やや物理攻撃力寄りのバランス型といったポジションに収まっている。

MHXX

  • MHXXではダークサイス、鎌威太刀をそれぞれ限界突破して強化していけるようになっている。
  • MHXXでダークサイスの究極強化「ダークインザダーク」の性能は以下の通り。
    • 高い攻撃力360
    • 会心率-10%
    • 素では青60だが斬れ味レベル+2で紫30白10を獲得
    • スロットなし
    とアトラル武器もびっくりな攻撃性能。
    匠+2を発動して紫ゲージを出現させることが前提の武器となっているが、
    無属性太刀の中でもトップクラスの物理期待値を発揮できるなど、大出世を遂げている。
    それでもやや短めの紫/白ゲージがネックであるため、そこを剛刃研磨・業物等でフォローするといいだろう。
    • しかし高い武器倍率の反面、主流の超会心スキルを軸としたスキル構成では素の会心率-10%が足を引っ張る。
      無属性武器で属性武器に張り合おうと考えた場合、
      連撃や弱点特効などの会心率上昇スキルがあって初めて属性武器以上のポテンシャルが得られるため、
      スキル構成には一考を要する。
      むしろ素の攻撃力の高さを生かし、匠以外のスキルを生存・快適スキルに割く運用も十分考えられるだろう。
      使用者のプレイング傾向・技量が問われる一振りと言える。
  • 鎌威太刀は究極強化で「怨毒の大鎌威太刀」となる。
    • 攻撃力330
    • 会心率-10%
    • 毒属性28
    • 素では白30、斬れ味レベル+2で紫30
    • スロットなし
    物理火力ではダイトウ【凶】に負けて毒太刀第二位。あちらは属性値が16しかないのでそこで差別化しよう。
    スロットが無いこととマイナス会心が難点。
    作成は金火竜の秘棘がネックだが、それ以外は面倒な素材は要求されない。

MHRise

  • ダークサイス、鎌威太刀共に復活。
    ボーンサイスからイズチ武器を経てダークサイスIに派生できる。一発生産も可能。
    ダークサイスIから鎌威太刀Iに派生するが、MHX同様ダークサイスのまま強化することもできる。
    しかしまさか鎌鼬モチーフのモンスターの武器から鎌威太刀に移っていくとは、なかなかどうして感慨深いものである。
  • ダークサイスのまま強化するとダークトーメントとなる。性能は以下の通り。
    • 高い攻撃力220
    • 会心率-10%
    • 素では緑70、匠Lv3から
    • Lv1スロットが3つ
    • 百竜スキルは会心率強化II、防御力強化III、鈍刃の一撃
    長い緑ゲージを活かした鈍器向けの性能となっており、百竜スキルにも鈍刃の一撃が用意されている。
    だが、無属性太刀の鈍器運用にはほぼ同時期に生産可能な骨刀グアルガという大きな壁が立ちはだかっており、
    攻撃力、会心率、青ゲージの出やすさのいずれもあちらが上回ってしまっている。
    こちらはイズチ武器から派生できるため、百竜スキルにオトモへの采配術を引き継げるという点を活かしたい。
  • 一方の鎌威太刀は、発売当初は鎌威太刀IIで強化が止まっていたが、
    Ver.2.0のアップデートによりオオナズチ素材を使って大鎌威太刀に強化できるようになった。
    こちらの性能は、
    • 状態異常武器としては高い攻撃力210
    • こちらも高い毒属性34
    • 代償の会心率-10%
    • 素でそこそこの青40、匠Lv3から
    • スロットはなし
    • 百竜スキルは攻撃力強化I、属性強化【毒】II、痛恨の一撃
    会心率こそマイナスだが物理性能も属性値も共に高く使いやすい一振りとなっている。
    ライバルとなるレイア武器の属性値が22と従来より低めなのも追い風。
    加えて、ダークサイスIからの派生なのでこちらもオトモへの采配術を引き継げる。
    オトモにも毒属性武器を持たせて徹底的に毒まみれにしてやるのも一興だろう。
    また、ダークサイス側から会心率強化II(+6%)を引き継ぐこともできる。
    …が、実は会心をー4%に抑えるよりも攻撃力強化I(+4)の方が期待値はわずかだが上になる。
    単純な威力増強を図るなら攻撃力強化Iを選んだ方がいいだろう。
    • ちなみに他の百竜スキルに目を移すと、
      属性強化【毒】IIは増加した分の数値としてはなかなか優秀なのだが、
      もう十分すぎるくらい高濃度の毒をそなえるため効果は微々たるものでしかない。
      痛恨の一撃はマイナス会心ならではだがー30%以下でないと期待できない。
      どちらも無駄ではないがほとんどパッとしないため、やはり上述の2種類が無難。

MHR:S

ダークサイス系列

飛竜類を一刀両断できるほど
の大鎌。命だけでなく魂まで
も刈り取る力があるという噂

  • まずは無属性のダークサイスから。最終強化はダークインザダーク改
    • 攻撃力340
    • 会心率-10%
    • 白ゲージ120。匠Lv3で紫
    • 装飾品スロットはLv1が3つ。百竜装飾品スロットはLv2
    といった具合。特徴はなんといってもやたらめったら長い白ゲージの目立つ斬れ味で、
    匠Lv3と剛刃研磨で無理やり紫を維持するよりは、開き直って攻撃Lv7などを発動させた方が威力は上がるか。
    しかし、純粋に無属性太刀として性能を見るとなんとも微妙。
    剛刃研磨を使うのならばこれより高火力な武器はいくつもあり、最終装備とはなりにくいか。
    • とはいえ、そもそもMHR:Sは属性太刀の方が好まれる環境なのでダークインザダーク改はつなぎという立場で十分。
      そういう意味では素材が安く完成も早く、スキル自由度が高いこの武器もそう悪くは無い。
      サンブレイクから太刀を触ってみようというプレイヤーの入門用としてはぴったりかもしれない。
      また、強化途中のダークインザダークも無茶苦茶に長い青ゲージが特徴的である。
  • Ver.14以降は傀異錬成を進めることで、素の斬れ味を+20増やすことができるようになった。
    これにより、紫ゲージを出す為に必要スキルが匠Lv3からLv1に減り、
    3スロが余っていれば匠Lv1を装飾品で発動するだけで紫ゲージを出すことができるようになった。

大鎌威太刀系列

この世のあらゆる苦悶と怨嗟を
猛毒の刃に込め、世界すらも
呪わんとする禁忌の鎌

  • もう一本の大鎌、大鎌威太刀を強化して出来上がるのが怨毒の大鎌威太刀
    • 攻撃力330
    • 会心率-10%
    • 毒属性52
    • 紫10白30、紫は匠で延長可
    • 装飾品スロットは無し。百竜装飾品スロットはLv2
    と全体的にアップグレードされ、強化されている。
    標準レベルの攻撃力に素で紫ゲージを備えているのは大きい。
    多少の斬れ味フォローは必要だが、毒属性太刀では最高クラスの火力を誇る。
    そしてマスターランクでは毒の威力も上がり、攻勢スキルの登場で風向きが良く……ならなかった。
    • 最大の難点はモンスターの体力上昇に毒の威力が全く追いついていない事。
      そもそも序盤に登場するモンスターほど毒が効きやすく、終盤のモンスターには効きづらいのも向かい風。
      マスターランク後半で毒が効くのはクシャルダオラとシャガルマガラくらいである。
    • また今作は武器の属性値が非常に高いこともあるため
      基本的には弱点の通常属性の太刀を使った方がダメージが通る事が多く、
      毒属性そのものが環境から向かい風を受けている状態である。
    それでも、大鎌威太刀は標準よりちょっと上の物理性能があるだけでもマシな部類ではあるか。
    総合的には、クシャルダオラや複数モンスタークエストなら担ぐ価値あり、と言ったところ。
  • Ver13以降、2種のスキルにより状態異常武器はかなりの復権を果たす。
    高めの毒属性を大盤振る舞いしながら物理面も補強されるため、しっかり運用できれば属性武器にも比肩できるだろう。
    • この方面でのライバルはその他毒太刀全般といえるが、
      最も安定感の高いのは、白斬れ味ながら安定した性能を持つリオレイア希少種の飛竜刀【月】
      製作可能時期が遅い分、装備構成次第では属性武器に並ぶ程の性能をしている。
    • 怨毒の大鎌威太刀に方向性が似てるのは、ポイズンディキラだろう。
      あちらは素白で紫に匠Lv3を要する代わりに、攻撃力330・会心率0% ・スロットLv1×2という中々の性能。
      それでいながら毒はこちらよりも高い60という魔物である。怨毒のポイズンヘケト。
      こちらは上記スキル2種を中心に素紫であることを活かしたスキル構成が必要だろう。
  • Ver.14、15で武器の傀異錬成にボーナスが付き、斬れ味が+20された。
    これによって、懸念されていた斬れ味が紫ゲージ30という申し分ない性能にパワーアップ。
    加えて、ノーダメージであれば斬れ味の消耗を無くすスキル「天衣無崩」の登場により、
    最もネックであった斬れ味の不安が解消され、飛竜刀【月】に並ぶ利便性を手に入れた。
    • 会心率の低さがネックだが、高い毒値により常時攻勢による会心率+20%の恩恵が得られる。
      太刀は回避を多用しないために渾身とも相性が良く、見切りもLv7まで積みやすくなった。
      加えて会心率を+20%する狂竜症【蝕】狂竜症【翔】のセット運用も太刀向きであり、
      会心率を積む構成が作りやすくなっている。
      唯一積みにくいのが弱点特効だが、上記のスキルを積むだけでも110%なので
      太刀で弱点を狙うのが不得意なプレイヤーはなしでもいいだろう。
      状態異常武器の場合は弱点を斬るよりも、とにかく攻撃を当てて相手を毒漬けにする方が大切である。
    • 紫ゲージを持ちつつ、短い白斬れ味30を持つので、研磨術【鋭】がなんとか活かせる。
      紫斬れ味は30と心許ないが、天衣無崩疾替えによる斬れ味回復でも十分維持できる。
      天衣無崩LV1~LV2を装備し、疾替えでの斬れ味回復と組み合わせると良い。
    ポジションとしては、毒属性が強い飛竜刀【月】と、毒属性がオマケの七星刀【天権】の中間になる。
    • 飛竜刀【月】と比較すると、会心率が20%も低く、スロットが1つ減っているが、
      斬れ味と毒属性値はこちらの方が高いので、会心率さえ補填できればこちらの方が火力は上。
    • 七星刀【天権】と比較すると、天衣無崩&研磨術での運用法は同じ。
      七星刀【天権】の毒はあくまでオマケ程度だったが、こちらは毒属性値が高いので攻勢が視野に入る。
      ただしスロットの数では劇的に負けているので、そこは傀異錬成で頑張るしかない。

MHF

  • MHFでは鎌威太刀の強化先にHR51(参加はHR48)から「鎌威太刀 - 改」、
    HR100で「鎌威太刀 - 極」、HR500以降でさらにHC武器となった「真鎌威太刀 - 極」と派生する。
    毒属性が少しだけ抑えられたが、その理由として双属性として新たに獲得した氷属性が挙げられる。
    鎌威太刀 - 極の時点で氷属性210に毒属性320を併せ持っており、
    従来の鎌威太刀の悩みでもあった他の毒属性太刀との大きな差別点を得た。
    氷と毒を一度に発揮できる太刀は現状でこの鎌威太刀系統とヘイルアクア系統しか存在しておらず、
    しかも後者はテクストキットの武器なので実質的には鎌威太刀しかない。
    ただし、この特性を最大発揮できる相手は多くはないので汎用的ではなくなった点には留意したい。
    • 強化可能ハンターランクでだいたい察しはつくが、
      鎌威太刀- 改に強化するために黒龍の角が必要である。
      真鎌威太刀 - 極への強化には「毒怪鳥の最上皮」や「氷狐竜の凍殻」といったレア素材が必要。
    • 正統な毒属性武器を使いたいなら、攻撃力は低めだが属性値特化の飛竜刀【葵】系統か、
      十分な毒属性に高い会心率を併せ持つ威力特化のローゼンフェーダー系統がオススメ。

余談

  • 太刀としては特殊な形状の武器である鎌だが、実は意外に種類が多い
    ただし形状が特殊なのもあってか、登場するモンスターの種類によって鎌形太刀の登場数も変動しやすい。
    • MHP2G時点では盾蟹素材のクラブカッター、鎌蟹素材のショウグンカッター
      一角竜素材のモノブロスサイスやホワイトマンティスなどが存在する。
      黒いかけらから生産できるブラックサイスはこちらのダークサイスと混同しやすいので注意。
    • MH3では一転して煌黒龍武器である漆黒の爪のみと非常に寂しい状態だった。
      MHP3では尾槌竜太刀の山薙ワイルドハイト、MH3Gでは水竜のガノスラッシャーが追加されバリエーションが増えた。
    • MH4系列も鎌型太刀はミラドレパノン系列のみであり、発掘装備にも存在しない。
      あまりに馴染みがないので発掘されても使い道不明のガラクタとして処分されているのではと思えるほど。
      • MH4Gではクラブカッターとモノブロスサイスが復活。
        さらに新規として斬罪のエルガレイオンが追加された。
        ただしやはり発掘装備には出てこない。
        また、変わったところでは海外版イベントクエスト限定で審判の翼も登場している*1
    • MHXでは一転し、ザザミ武器、ギザミ武器、ガノス武器、ドボル武器、アルバ武器、
      そしてこのダークサイスと大盤振る舞い。
      さらにデスペレイションと二つ名ザザミ武器のウィルガカッターも新登場。
      MHXXでは二つ名ギザミ武器のヨロイザキカッターも追加されている。
    • MHWorldでは骨武器の強化後としてボーンリーパー、及びその皮ペタ武器が登場。
      ただ、持ち手から刃先までが真っ直ぐに近いのであまり鎌らしくなく、
      皮ペタの中には鍔がついて太刀らしくなっているものもあるので、意見の分かれるところか。
      後のMHRiseにて同じ見た目の武器がボーンサイスという名で登場し、
      そちらでは派生図での分類が骨鎌派生となっているので鎌なのだろう。
    • MHW:Iではクロームデスサイズという鎌型の武器が新顔として登場。
      ……これに関しては太刀ではなく大剣
      登場初期のダークサイスを思わせる鎌型の大剣となっているが、
      こちらは納刀時に刃が折り畳まれ、普通の大剣のような見た目になる。
      • 既存武器からはミラボレアス武器、アルバ武器が復活している。
    • MHRiseでは上述のボーンサイスのほか、
      デスペレイションと当記事のダークサイスが復活し、イソネミクニ武器のメロウパウが新登場している。
      • 別名もモチーフも鎌形太刀にぴったりな鎌鼬が新登場し、
        その武器もボーンサイスから派生するのだが、鎌というよりはショテルの見た目をしている。残念。
        ただし、この武器自体がイズチ武器から派生する辺りを見ると多少は意識されているようだ。
  • 武器としての鎌はいわゆる「鎖鎌」に代表されるように暗器としての運用が主であり、
    この武器のような「大鎌」は農具かあるいは象徴的な扱いであるのが一般的である。
    武器としての使い勝手は見ての通りお世辞にも良いとは言えないが、
    実は中世においては農民が蜂起する際の主力武器になっていたとの説もある。
    鎌は農家の必需品であり、権力者が『武器』として所有を制限できないという事情もあるが、
    盾の上面から攻撃を加える*2、鎧の隙間を突く、独特な形状から剣や槍を受けやすいと
    鎮圧側と戦うのに有利だったとの説もある。
    要するに我が国の農民が鍬や鋤を手に一揆を起こすのと同じイメージである*3
    ただ、ポーランドなど一部の地域では刃のついている部分を着脱式にし、
    普段は鎌としての用途で使えるが、すわその時は刃を縦に取り付けて薙刀のような武器になる
    その名も戦鎌(ウォーサイス)なる武器も存在している。
    いずれにせよモンハンに限らずファンタジーでは頻繁に見られる武器である。
    • ご存じの通り鎌は一般的に『草を刈る農具』なので、
      太刀に分類されている鎌の面々は、足元を払う斬り払いがよく似合う。
      逆に突きの動作が非常に残念なことになっているが…。
  • 鎌「居」太刀と書くと、某人気海賊漫画に登場する技になる。
    こっちの名前で覚えている人もたまにいるようだ。
    ちなみに、元ネタはどちらも同じく「鎌鼬」という自然現象である。
  • MHFに登場するモンスター:デュラガウアは「かまいたち」と呼ばれる攻撃を持っている。

関連項目

武器/クラブカッター - 鎌形太刀2号
武器/ヒキサキ - 3号
武器/モノブロスサイス - 4号
武器/ミラザーゲスパノン - 5号
武器/漆黒爪【終焉】 - 6号
武器/ガノスラッシャー - 7号
武器/山薙ワイルドハイト - 8号
武器/斬罪のエルガレイオン - 9号
武器/審判の翼 - 10号
武器/デスペレイション - 11号
武器/メロウパウ - 12号


*1 後にMHXで日本版も登場した
*2 ショテルのような使い方となる
*3 ただし、同時代は戦国期なので農民が足軽の仕事をこなすために武装しているケースは多く、決して正しいイメージではないようだ