目次
概要 
鞘から出すと薄氷を纏う氷狼竜の
太刀。その冷たき刀身からは一切の
温かみを感じられない。(冷たき月の白刃)
月明かりに照らし出された
氷の刀身は冷ややかに輝き、
温かな獲物の血肉を求め続ける。(氷輪刀ルアシェイア)
- MHR:Sより登場した、氷狼竜ルナガロンの素材を用いた太刀。
公式のアートワークや太刀の武器紹介動画で、発売前から姿を見せていた武器の一つ。
ルナガロンの爪による素早い斬り裂きが、流れるような斬撃を繰り出せる太刀のイメージと一致していたのだろうか。- 因みに使用しているハンターはルナガロシリーズを装備した女性ハンター。
- 三日月のような形状が特徴的。
刀身部分はその名が示すように氷のような白い刃で構成されており、とても美しい。
鞘は柄と同様に暗い色だが、一筋の隙間が空いている。
納刀時はここから見える刀身により、白いラインが走っているかのようになる。
他のルナガロン武器と同様に、納刀時は鎖でつながれている。
性能 
- 氷属性派生の太刀、凍刃【霧花】から派生する。
他のルナガロン武器と同様に、初期段階で高めの攻撃力と悪くない属性値を持ち、
素で紫ゲージが10だけ出ている。
この時点では相当に優秀な斬れ味を持つため、氷属性太刀として大いに活躍してくれることだろう。
ただし紫ゲージはもちろん続く白ゲージも短いので、大事な場面での斬れ味の低下には注意。
- クリア後、傀異化素材を投入することで最終形の氷輪刀ルアシェイアとなる。
その気になる性能は- 標準的な攻撃力320
- やや低めの氷属性31
- 素で白30と紫40、匠で延長可能
- 会心率と防御力ボーナスは0のまま、スロットはレベル2が一つ
- 百竜スロットはレベル2
となっている。
- 今作の属性武器は並以上の物理性能と高い属性値を両立させていることが少なくないが、
この武器はどちらも平均的であり、突出した部分は持っていない。
その一方で斬れ味はかなり優秀であるため、斬れ味のフォローを軽く済ませることができる。
続く白も30と妥当な長さのため、計70の武器と捉えるなら斬れ味関連のスキルも不要。
百竜スロットがレベル2なので、特効系の装飾品が入るのも嬉しいポイント。
- 他の氷属性太刀と比べると、ルアシェイアは攻撃力または属性値のいずれかで劣ることが多い。
その一方で最初から長い紫ゲージが出ているのはルアシェイアだけなので、
素の物理期待値と斬れ味に関しては氷太刀の中で最も優秀。
上述の通りスキル自由度も高い方であるため氷太刀に何を求めるかで需要が変わる。
この点を軸に、プレイスタイル等とも相談しながら使用する武器を決めることになるだろう。- この点で見ると、ライバルは皮肉なことに派性元の最終形・六花垂氷丸【瑞雪】となる。
320と同じ攻撃力に氷48と高く、素で白80と補助いらずの継戦能力、
おまけにスロットはどちらも1段階大きいLv3とバランスと火力を取りそろえている。
こちらは素で紫40を持つものの、それ以外のできることはあっちも全部できてしまうという状況で、
いかに紫を活かした装備が作れるかにかかっている。
- この点で見ると、ライバルは皮肉なことに派性元の最終形・六花垂氷丸【瑞雪】となる。
- Ver11.0になったことで活路が開いた。
そこそこの紫にやや短めの白、そう、研磨術【鋭】である。
サンブレイク実装当初から相性はよかったのだが、如何せん当時にこのスキルを発動するには
ほんの一部の防具と護石のみしか使えず、構築の幅が非常に限られるという窮屈そのものといった環境だった。
しかしVer11以降はついにLv3装飾品が登場、作成はかなり面倒で1ポイントずつだが無いよりずっといい。
さらに傀異錬成により、運がよければお好みの防具に研磨術【鋭】を追加できるようになった。
元々あった防具・護石・装飾品・傀異錬成…選択肢がワッと増えたこの喜ばしい環境を使えば、
スキル発動中の物理期待値は間違いなく氷太刀トップとなる。
うれしいのは発動中は属性値も1.07倍されるということ。
他の氷太刀はいずれも紫発動に匠スキルが必要という点でも優遇されているといえる。
運用にはある程度の慣れを要するものの、うまく飼いならせば比類なき力を見せてくれるだろう。
余談 
- ルア・シェイア (lua cheia)はポルトガル語で満月を意味する。
太刀は月の名前から採られた鉄蟲糸技を持つため、
同じ名を冠する武器としてそれらの技を繰り出すのもまた趣深いかもしれない。