特別な製造法で、凍てつく刃を得た太刀。
溢れ出る冷気で、その鞘口は常に氷を纏う。
(凍刃)
最終形の凍刃【氷華】。
解き放てば、雪花舞い、獲物を垂氷なす氷像へと変える。
(六花垂氷丸)
MHP3より登場した氷属性太刀。
読みは「六花垂氷丸」。
目次
概要
- 形状はオーソドックスな太刀であり、氷のような青白いグラデーションの刀身に、
鞘にはつららを模した装飾、鍔には雪の結晶の意匠を凝らした美しい一振り。
強化前の名称は凍刃および凍刃【氷華】。
- なお、「六花」は雪の結晶が大抵六角形であることから使われる呼び方の一つで、「垂氷」はつららのこと。
MHP3
- MH3系列で初となる純粋な氷属性太刀として登場。
攻撃力200(ブーストで215)、太刀でも高めの氷属性30(他作の300相当)とレア5にしてはなかなかのスペック。
作成素材も鉱石系素材がメインで、モンスターのレア素材も要求されないうえに、
★7で完成するので★8緊急のジンオウガ2頭狩猟に担いでいけるのもセールスポイント。 - このように頼もしい一振りではあるが、斬れ味レベル+1を発動しても白10しか出ないという弱点を抱えている。
そのため妥協して青ゲージで戦うことになってしまい、たとえ氷弱点の相手だろうと
白ゲージが優秀な次点弱点属性の太刀に出番をとられがち。
ただし、それらはどれも★8以降の作成難易度が高い太刀ばかりなので、
作成時期が早く簡単に作成できるのがこの太刀の強みといえる。
- 氷属性太刀にはウカムルバスの崩刀ウコトカムルバスもあるが、
斬れ味が非常に悪い(素で緑、匠で青10)おかげで物理火力が低い上に、肝心の属性値が14しかないため、
氷属性太刀は事実上六花垂氷丸一択と言っていい。
MH3G
- G級が追加された今作でも、六花垂氷丸は上位武器として登場。
強化ルートはMHP3と同じだが、アグナコトル亜種の素材である
「凍戈竜の鋭爪」が要求されるようになり、作製難度は微妙に上がった。
攻撃力693、氷属性200と前作より属性値は下がったが、
攻撃力は上位武器としては全太刀の中でもトップクラス。
斬れ味レベル+1を発動した際の白ゲージは相変わらず短いが、
今作ではG級にならないと斬れ味レベル+1が発動できないため攻略段階では問題にならず、
結果として長大な青ゲージで戦う形で斬れ味の悪さを克服。
今作より登場したアグナコトル亜種のスノウセイレーンを上回り
G級序盤の武器と張り合えるほどの破格の性能であり、上位でのオススメ武器として重宝されている。 - G級では氷刃【雪月花】に強化できる。
MH4(G)
- 発掘装備で「凍刃」が登場。
栄光~封じられし武器の場合はドスランポスのギルドクエストでしか手に入らない。
ドスランポス単体では報酬の質が良くないため、欲しい人は右ラーや右ジョーを活用するなどして集めてみよう。 - 発掘太刀の中では最も普通の日本刀に近い外見なので需要は高そうだが、
属性などのパラメータは勿論、色違いの影響が結構大きいので、
発光の有無も含めた完全に好みの見た目のものを発掘するのはかなり骨が折れる。 - 仕様上、本来の氷属性とは真逆の火属性の凍刃を入手することももちろん可能である。
MHX
- MH3Gよりちゃんとした氷属性太刀として復活。鉄刀Lv3から凍刃【氷華】に派生可能になる。
強化していくと最終的に六花垂氷丸になるほか、Lv3では属性特化の雪一文字へと派生できる。
六花垂氷丸の性能は攻撃力210、氷属性32、斬れ味レベル+2で白20、会心とスロットは0。
素だと青20なのが難点だが、攻撃力と属性を両立できるのがこの武器の持ち味と言えるだろう。
MHXX
- 前作から続いて続投。究極強化で六花垂氷丸【瑞雪】の銘を得る。
攻撃力330、属性値36、斬れ味レベル+2で紫20、会心とスロットは変わらず0…と悪くない性能だが、
白兎棘刃イナバが攻撃力340、会心率-10%、属性値38、斬れ味レベル+2で紫30と
会心率込みでもこちらより期待値は上という業物となっている。
あちらは素の白ゲージが短いため、素白ゲージ運用であれば差別化は可能。
MHRise
- MHWorldでは未登場だったが復活。
鉄刀からクルル武器を経て凍刃Iに派生する。一発生産も可能。
最終強化は凍刃【氷華】。その性能は- 属性武器としてはかなり高い攻撃力210
- それでいて氷属性27と属性値も悪くない
- 斬れ味は素で青40、匠4から白が出る
- 会心率0%、スロットもなし
- 百竜スキルは攻撃力強化II、属性強化【氷】II、鉄蟲糸技強化
物理も強い属性武器という従来通りの性能で手堅くまとまっている。
百竜強化もどれも使いやすく、派生元から引き継げば会心率強化IIも選べる。
白ゲージの短さやスロットなど多少物足りない部分はあるが、それも欲張りというもの。
総合的には氷弱点の相手なら高い期待値を得られる優秀な一振りといえよう。
日本刀に近い刀身なので和風な世界観に似合い、見た目の人気も高い。- 氷属性太刀のライバルは鋼氷大刃。
素の斬れ味や会心率は同等だが、あちらは攻撃力が180と低めの代わりに属性値が高く、
さらに百竜強化で得られる「鋼龍の魂」によって会心率に25~30%のブーストをかけられる。
Ver.2.0現在は素の攻撃力分まだまだこちらにも分がある状況だが、
あちらの武器銘が鋼氷大刃Iで止まっているため、アップデートで強化先が登場する可能性が高い。
今後の動向が注目される。 - Ver.3.0で古龍武器の強化が実装。クシャ武器はほぼ全てが僅かながら素で白ゲージを得た。
攻撃力や属性値の強化幅は微々たるものだったとは言え、さすがにもう分が悪いだろう
さらに追い上げてきた百竜刀が新たなライバルになってしまい、状況は苦しくなる一方である。
MHR:S
- マスターランクの☆1から凍刃【霧花】への強化と一発生産が可能となり、Lv3スロットが追加。
その後は凍刃の銘のまま強化を重ね、最終強化にて六花垂氷丸をすっ飛ばしていきなり六花垂氷丸【瑞雪】の銘を得る。
その性能は- 属性武器としては標準的な攻撃力320
- 属性値もそれなりの氷属性48
- 斬れ味は長めの白、匠2から紫が出る
- 会心率0%、スロットはLv3が1つ。
- 百竜スロットはLv3。
物理と属性のバランスの良さはそのままに、スロットの追加で拡張性も向上。
百竜スロットも最高レベルの3を得て、好きな方向性へカスタマイズできる一振りとなった。
- それに対し、Rise時代からのライバルであるダオラ=スト-ムはスロットこそLv1が1つだけだが、
攻撃力と百竜スロットで六花垂氷丸【瑞雪】に並び、属性値は56、匠1から紫ゲージの斬れ味と
最終的な性能では六花垂氷丸【瑞雪】をやや上回る性能を持った業物に仕上がっている。
ただし、あちらはマスターランク最初の強化がMR★5と遅く、
さらに完成には古龍の大宝玉とMR70で解禁されるバルファルク素材を要求されるのに対し、
六花垂氷丸【瑞雪】はMR★1、★4とマスターランク攻略中に段階的に強化でき、最終強化もMR20と早いのが特長。
しかも、その過程にレア素材を一切要求されない。
- むしろ、マスターランク攻略用の氷属性太刀としては、MR★3で作れて氷太刀最高の属性値を持つ雪花のスノウパウや、
凍刃【霧花】のもう一つの強化先であり、早期から素で紫ゲージを持つ冷たき月の白刃の方が競合相手になるだろう。
攻略段階ではスロットLv3で有用なものが太刀だと抜刀珠【3】や匠珠【3】くらい*1なので、
それほどアピールポイントにならない。- もっとも、後者に関しては傀異適応前ならば強化段階を巻き戻せるので、
まずは攻略用の太刀として六花垂氷丸【瑞雪】を作り、MR上限解放後もそのまま使い続けるなら傀異錬成で強化し、
属性重視の太刀を他のものに乗り換えるなら、凍刃【霧花】まで巻き戻して
冷たき月の白刃派生に造り変えるといったことも可能。
傀異討究クエストをやりこむならば素材も売るほど余ることになるので、なんならどっちも作ってもよいかも
- もっとも、後者に関しては傀異適応前ならば強化段階を巻き戻せるので、