MHXで新たに追加されたドボルベルクの狩猟笛。
目次
概要
- 遂に現れたドボルベルク第二の打撃武器。
MHXのPV2に登場しており、見覚えのあるハンターもいることだろう。
コブを利用した太鼓と角を加工したバチが3対取り付けられており、一目でドボル武器と分かる外観をしている。 - さぞ山嶺に木霊する重みのある音が出るのかと思いきや、
実際に吹いてみると小太鼓のような軽快な音が鳴り始める。
過去の狩猟笛で言うならコンガ笛に似た音がする。
性能
MHX
- 直接生産はできず、LV4鬼面木魚からの派生で「山砕太鼓」が手に入る。山菜太鼓ではない
いきなり尾槌竜の尖角を3本要求されるが、自分強化で心眼を得られる狩猟笛なら調達は苦では無いだろう。
- LV1にして攻撃力190に青ゲージという一線級の威力を誇る。おまけにスロットも1つ付いている。
しかし音色が紫青緑となっており、火力強化用の赤音符を持っていない。
風圧軽減にスタミナ減少無効と回復旋律を兼ね備えて便利ではあるが、PTではイマイチ活かしづらいのが欠点。
なんとか解毒旋律を活かしてゲリョスやオオナズチ、紫毒姫といった毒が危険な相手で
使うと言いたいところだが、そういった支援は速度的に広域解毒薬の方が優秀であり
残る風圧軽減とスタミナ減少無効も両方吹ける音色は非常に多いためやはり救いがない。
旋律効果は補助程度に考え、その攻撃性能を生かして素で殴りに行く運用が良いだろう。
- LV3で「山響シュラクベルク」に銘を変えて最終形となる。
その性能は…- ドボルベルク級の攻撃力220
- 音色は相変わらず紫青緑
- 素で青ゲージ、斬れ味レベル+1から白ゲージが出現
- スロット1個
- やはり殴り性能は高く、自分強化だけ吹いてガンガン攻撃しに行っても普通に強い。
しかしシュラクベルクに辿り着くには大竜結晶が必要な関係上、
ラスボスの撃破が必須であり、攻略段階で使えないのが痛い。 - それに、HR解放前に最終形を迎える笛も出てくるので、思わぬ対抗馬に遭遇する事も。
直近のライバルはドラグマ【弐式】である。
何と攻撃力がシュラクベルクと同値、斬れ味も短いながら素で青、匠で白と迫っており、
何よりもドラグマには赤音符の存在が。
これによって攻撃力強化を吹かれた瞬間に火力は逆転、シュラクベルクは置いてけぼりになってしまう。
よもや渓流の格下に敗れるとは… - シュラクベルクの強みと言えばすっぴんでの高火力と便利な旋律なので、
やり残したクエストをソロで手早く片付けたいなら担ぐのもアリか。
こらそこ、別にシュラクベルクでなくても良いじゃんって言わない
MHXX
- G級ではドボルベルクがG4での登場になっているため、限界突破の時期がG4とかなり遅い。
その後、上位同様に巨竜結晶や獰猛化素材、ドボルストーン等の素材を使うことで究極強化することができる。
- 究極強化の嶺響シュヴィンゲルクは
- 相変わらず高い攻撃力340
- 素で充分な長さの白ゲージに、斬れ味レベル+2で紫ゲージ
- スロット数は1のまま
相変わらず使える旋律の関係でいまいちパッとしないものの、
防御関係の強化は今作の高難易度クエスト群で輝く場面も多い。
相手によって必要な演奏を行い、それによりヘイトを集めて
自身は自己強化で殴りに行く…。
他RPGにおける「タンク役」のような運用のできる狩猟笛だ。
- また、今回は斬れ味レベル+2を使った運用には全く向かない。
なんとMHXXで復帰を果たした打楽器仲間であるコンガコンガが、
同じ攻撃力340に斬れ味レベル+2でこちらより長い紫ゲージ、
さらに音色が並びまで一緒でスロット2という事で、
匠使用時はあちらが完全に上位互換となってしまいる。
ただし本作では紫ゲージの下方修正により白運用が現実的であり
素の白ゲージが長いため差別化は十分可能。
余談
- 最終形の銘にある「シュラクベルク」の由来は、ドイツ語で「打楽器」を意味する
“Schlagwerk”(シュラークヴェルク)だと思われる。
太鼓を模したこの武器とも、バチのように尻尾を振り下ろすドボルベルク自身とも良く合ったネーミングだろう。