白き輝きを放つ祖龍の霊槍。
一筋の光明の如き神の槍は、 神速を以て地を駆ける。
目次
概要
- MH4Gから登場する、祖龍素材を用いたランス。
見た目は概ね黒龍や紅龍のランスを祖龍カラーにしたもの。
これも片手剣と同様、MHP2G以前に於ける紅龍のランスと同じようなポジションの武器となっている。
性能
MH4G
- 平均以上の攻撃力621に驚異の龍属性640、匠を発動させれば紫40と全てを高水準で両立させている。
惜しむらくはスロットが無いことぐらいだろう。
また、匠無しでは青10・白10とあまりに貧弱なので、運用する上では匠が必須でスキルの圧迫が大きいのも難点。
- スキル自由度に乏しい事を除けば強力な性能を持った龍属性ランスなのだが、今作の龍属性枠は激戦区。
特に手強いのはTHEパラディンである。
他のカテゴリでは喰われ気味な天廻龍武器だが、ランスはかなり強力な性能に仕上がっている。- 攻撃力575・龍属性560と見た目の数値は劣るが、
此方には無い圧倒的な会心率45%により期待値が約639.7となるため、物理火力では僅かに勝っている。
匠で出てくる紫ゲージも40。
ここまでならほぼ同じなのだが、あちらは素の白ゲージもかなり長く、
スロットも1つと、最早隙が見当たらない。 - 一応、物理の差で生まれる与ダメージ差は1ダメージあるか無いかなのに対して、
属性値の差ではちゃんと属性が通る部位を狙えば2ダメージくらいの差は確実に生まれる。
そのため、瞬間火力ではギリギリで祖龍霊槍が一歩勝る。
ただし今作には極限強化があり、
それぞれで攻撃を採用した場合は共に武器倍率が+20され、
会心率が高いTHEパラディンが有利になるので物理火力差がさらに開くことになる。
さらに真打と業物の両立が比較的容易なので
匠の代わりに真打を採用するとなると当然会心率の高いTHEパラディンが有利になる。
斬れ味50消費まではこちらが勝つことになるので、その点でどうにか差別化したいところ。
ならいっそ龍属性強化スキルを発動させてそちらに特化させてしまえば……とも考えられるが、
そうなると今度は会心撃【属性】を持ち出されてしまい、やはり辛い戦いになる。
というか、そもそもランスの手数では斬れ味50は明らかに足りる筈がなく、それ以上の消費を
強いられるため結局は継戦能力の高いパラディンに総合的な火力で上回られてしまう。
強力なライバルに負け気味という結果に。折角の新顔なのに残念な話である。 - 攻撃力575・龍属性560と見た目の数値は劣るが、
MHXX
- ミラルーツの復活に合わせてこちらも再登場。
祖龍霊槍から始まり、真・祖龍霊槍を経て最終的に真・祖龍霊槍【無始】の銘を得る。
前作ではパッとしなかった一本だがその性能は- 低めの攻撃力300
- 龍属性ランス最高の属性値64
- 素では白10しか無いが匠で増えるゲージは全て紫
- スロット0
龍属性に弱い相手なら凄まじい火力を発揮できるだろう。 - 前作のライバルだったTHEパラディンは属性値が大幅に低下したため属性方面での差別化が容易になった。
そのためどちらかと言えば同僚の黒龍槍の方がライバルになるだろう。
あちらは高い龍属性50を持ちつつも攻撃力330に会心率-10%と物理性能まで十分。
ただし斬れ味が貧弱なので継戦能力はこちらが上。
物理の通り具合で使い分けていくのが良い。