MHP3で丸鳥ガーグァとともに初登場した頭用防具。
目次
概要
- フェイク系やピアス系にはそれ単体でスキルが発動する物が多いが、
この防具の場合は「調合成功率+20%」のスキルがつく。
閃光玉や落とし穴を多用するハンターやガンナーにはうれしいスキルだが、
これを装備しているハンターは恐ろしく少ない。- 使い道としては調合書が揃わない序盤、自宅での調合成功率を上げるために作成する程度か。
ただ、油断すると頭がガーグァのままクエスト出撃という喜劇悲劇が起こりかねないので注意。
- 使い道としては調合書が揃わない序盤、自宅での調合成功率を上げるために作成する程度か。
- 理由として挙げられるのは、やはりその見た目だろう。
ガーグァフェイクというのだからあの鳥竜種のガーグァを模したものなのだが、これがものすごく気持ち悪い。
目の部分にいくつかの穴をあけた覆面の上に、可愛らしいガーグァの頭が乗っかっているデザインである。
アイルーフェイクのように、どんなガチ装備でも見た目的にネタ装備にする力を持つ。
奇抜とかそういうレベルではなく、不気味というか恐ろしさを感じさせる。
作った工房はガーグァに何か恨みでもあるのだろうか。
防具の説明文にも「あまりの不気味さに子供達は一目散に逃げ出す。」とある。そりゃそうだ。
さらに、同じくMHP3で登場したユアミ装備と合わせて装備することで
とんでもない変態装備と化す(見た目的な意味で)。- だが、流石に女性用はガーグァの頭を模した帽子のようなデザインであり、
男性用に比べればはるかにマシなデザインである。
というか、普通にかわいい。何だこの差は…。
- だが、流石に女性用はガーグァの頭を模した帽子のようなデザインであり、
- これを装備すると各アクションの声がガーグァの鳴き声に変わるギミックがある。
MH4の登場ムービーなどでもこの効果は遺憾なく発揮される。
4の主人公は不意討ちを頻繁に受けるため、疑似的にガーグァ気分が味わえるだろう。
特にネルスキュラやラージャンのムービーとの相性は抜群である。
各作品での変遷
MHP3
- 初登場作品。丸鳥の羽×7、ユクモの木×5で作る事ができ、
上述の通りこれだけで調合成功率+20%が発動する。
- 上位になると、剣士用(フェイク)とガンナー用(ヘッド)に分かれる。
必要な素材もユクモの堅木×2と上質な毛皮×3、そして丸鳥の羽が×10と少し増える。
発動するスキルも「調合成功率+45%」と強化され、
これ一つ装備していれば調合書はいらないというほどの性能になる。
ただしそれでも装備しているハンターは少ない。- 剣士はともかく、ガンナーに調合成功率はそこそこ有用である。
貫通弾・散弾の調合率を100%にするには本来調合書を4つ持ち込む必要があるが、
その分の枠を空けることができ、ポーチ圧縮効果は非常に大きい。
使われることが少なかったのは、やはりそのネタに振り切った見た目が要因だろうか。
- 剣士はともかく、ガンナーに調合成功率はそこそこ有用である。
MH3G
- 丸鳥の羽×7とカブレライト鉱石×5で作れる。
ガーグァ自体が上位からの登場であるため、この防具も上位から作成可能。
しかし、MHP3の下位の方と羽の必要数が同じであるからか、
スキルが「調合成功率+20%」のままなので、見た目・性能ともにネタ防具である。- ちなみに、MH3Gでは調合成功率+10のSPを持つ護石が下位で手に入ってしまう。
MH4(G)
- ガーグァの続投に伴いこちらも続投。丸鳥の羽×3と鉄鉱石×10で製作可能。
相変わらず調合成功率+20%が単品で発動する。
今作のガーグァは最初のフィールドである遺跡平原から頻繁に出現するので
最序盤から作る事が出来るのだが、何故かレア度は3のまま。
なお、上位版のガーグァSフェイクは登場しない。
- これ一つ被るだけで序盤の殆どのアイテム調合成功率を100%に出来るので、
調合書が少ない故に調合の失敗をしやすく資金も少ない序盤、回復薬グレートを
調合する際、また高価なトラップツールを利用しての罠の作成の際には大いに安心感を与えてくれる。
しかし、防具としては心許ないので、マイハウスでの調合時のみ取り出して使うハンターが殆どだろう。
同期のユクモはあんなに優秀だというのに
まあ、例の金策を確実に進めるために使うのはありかもしれない。
ハンターシリーズ?さあ、なんのことやら。
MHX(X)
- 本作では、スキルが何故か調合成功率から観察眼に変更されてしまった。
さらに、レア度も2に下がっている。
スキルポイントが7かつ空きスロットが無い為、捕獲の見極めを発動させようとすると
他の部位に頼る事となり、実用性を求める事は難しい。
- しかし、上位装備のガーグァSフェイクでは一変。
こちらもレア度が4になったのだが、観察眼のスキルポイントが8になった上に空きスロットが1つ出現、
単体で捕獲の見極めを発動させられるようになる。
今作では二つ名クエストに「アイテム持ち込み禁止、支給された1個のシビレ罠で捕獲する」*2と言う物があり
PTでは勢いあまって討伐してしまったり瀕死時の足引きずりエリアチェンジで罠が不発に終わったりする事故が多発。
1部位のみで捕獲の見極めを発動させられるこの防具に注目が集まるようになった。- ただし、Sでも剣士・ガンナー共用となったためか初期防御力はたったの15、
最大まで強化しても53であり、鮮烈を極める二つ名持ちモンスターの攻撃を耐えられる程度には
他の防具を鍛えておく事を忘れないようにしておきたい。
- ただし、Sでも剣士・ガンナー共用となったためか初期防御力はたったの15、
- ちなみに闘技大会のリオレウス討伐は、武器種問わず全員コレで出撃する。
観察眼のSPが完全に死んでいるので、装備に限って言えば完全なネタクエストである。
ガーグァの逆襲というコンセプトなのだろうか。
- 続編であるMHXXではついにG級装備であるガーグァXフェイクが登場、
観察眼のスキルポイントが10になり、スロットが1つ空いているので少し拡張性が増えた。- また防具合成により見た目を変えたり、他の装備でこの装備の見た目にできる。
後者の場合、例の如く女性用はかわいいが男性用は一瞬にして恐怖ネタと化す
- また防具合成により見た目を変えたり、他の装備でこの装備の見た目にできる。
MHR(:S)
- MHWorldでリストラされた後、ガーグァと共に復活。
発動スキルが再度変更されており、本作では飛び込みになった。名前は違うが要するに飛距離の類似品である。
もっとも、MHWでのシステムの一新に伴い調合成功率も観察眼も削除されてしまったため、
仕方のないことであるが。
- 上位版のガーグァSフェイクは飛び込みに加えて、なんと幸運Lv1が付いており、
物欲装備の一角に名を連ねるという謎の強化を受けたことになる。
そのためなのかなんなのか素材に黄金色の粘泥土を必要とし、下位ではMHX同様レア2だったのが、
あのリオレウス達の装備と同格のレア6装備に昇格。
ただし、防御力は同レアリティ内最低であり、強弓の羽飾り以下である。
羽飾りより防御性能のないフルフェイス装備とは…- 防御力はレア度6でも最低とは言うものの、Ver.3.0からは最大強化で74と上位防具としては及第点である。
頭装備は現状ガンナーを除いて絶対必須と言える火力装備はないため、
火力と防御力と幸運とネタ性を両立した装備を作ることは可能。
……だったのだが、Ver.2.0で強力な火力スキルを持つカイザークラウンが登場したため、競合が非常に厳しくなった。
- 防御力はレア度6でも最低とは言うものの、Ver.3.0からは最大強化で74と上位防具としては及第点である。
- MR版のガーグァXフェイクは幸運がLv2に上昇し、さらにLv4スロットを獲得。
これによって頭1部位だけで幸運Lv3を発動させられるようになった。
ちなみに、要求素材は序盤で揃う素材のみに戻っており、レア度も8。
何かと素材が入用な序盤で幸運を発動できるのはありがたい。
- そして、ビジュアル面で一つ変化が。
フェイクの首、つまりハンターの頭に当たる部分に毛が生えた。
ガーグァ自体のビジュアルに変化はないのに何故なのか。胴体の色のイメージだろうか。
同時に覗き穴もなくなっているのでハンターがどのように見ているのか全くの謎である。
- なお女性版はオミットされた。これで男女の別なくキモいマスクが着用可能である。
どうしても幸運を発動させたいがキモいマスクが嫌だという人は頭装備の表示をオフにしよう。
また本作では重ね着装備があるので、見た目に関してはあまり気にならない。
逆に重ね着でこのマスクを被る変態ハンターも多い
関連項目
モンスター/ガーグァ
武器/エッグハンマー
スキル/観察眼 - 当防具に加え、装飾品では丸鳥の羽を使う事がある
オトモ/ガーグァフェイク - チャチャ・カヤンバの被るお面。
オトモ/ガーグァネコシリーズ - ガーグァを模したイーオス端材の防具。
防具/リモスフェイク - 首が伸びる変態覆面装備その2。こっちは女性もオトモも覆面。
防具/ユラユラフェイク - 首が伸びる覆面装備その3。こちらはぬいぐるみのようなデフォルメ系。