力尽きました |
\ぐあっ!/
プレイヤーの体力がゼロになった時に起こる操作不能のモーション。
目次
概要
- 我らがハンターはどんなに超人的であっても、体力ゲージが無くなってしまえば
その場で立ちすくんで動けなくなり、やがて倒れ込んでしまう。
【力尽きました】とアナウンスされてしまえばそこまでである。- MHの世界観上では「死」という直接的な表現は慎まれているので、ハンターが倒れ込んでいる様は
「力尽きた」や「ダウン」といった表現がなされる。
一方、プレイヤー間においては冗談混じりで「死んだ」と表現することが多い。
- MHの世界観上では「死」という直接的な表現は慎まれているので、ハンターが倒れ込んでいる様は
- 力尽きても時間は停止しないが、ハンターは行動不能になり、当たり判定とモンスターのヘイトが消失した状態になる。
いわゆる「死体蹴り」が起こることはない。- 「死体蹴り」が起こる事は無いが、行動ルーチン自体はモーション終了まで続くため
力尽きたハンターに対してモーションが継続状態となり、当たり判定の無い追撃行動が取られるケースはある。
例えばアオアシラの連続引っ掻きの一撃目で力尽きた場合、
倒れたハンターに対して二撃目、三撃目、四撃目…と執拗に攻撃を続けて来たりする事例である。
他にも、ヘイトが消失したはずなのに倒れたハンターに対して(攻撃後確定の)威嚇行動を取ったり、
スリップダメージ等で力尽きたハンターに対して攻撃モーションを取ったり、
「死体蹴り」では無いが視覚的にハンターに攻撃モーションを取ってる様に見える演出ラグには多様である。
また、移動ルーチン中の小型モンスターの取り巻きが倒れたハンターの元まで寄って来たり、
移動攻撃ルーチンの場合には倒れたハンターに攻撃を仕掛けてから逃げたりと言ったラグ誤差もある。 - 例外として、モンスターの攻撃で崩落するギミックの上で力尽きた際、
それが崩されると力尽きている筈なのにハンターが動く。
- 「死体蹴り」が起こる事は無いが、行動ルーチン自体はモーション終了まで続くため
- 力尽きる際のモーションはその場で倒れ込む他にも、吹き飛ばされてゴロゴロ転がってダウンしたり、
高所から転落して倒れたりといくつかのバリエーションが存在する。
システムが刷新されるMHWorldを境にモーションは大きく変化し、派生作品でも一風変わったモーションが使われたりする。
MH~MHXX
- シリーズを通して、力尽きると動けないハンターを10秒ほど画面中央に映し出す。
徐々に引いてゆくカメラアングルが悲壮感を演出する。
基本的に螺旋状で反時計回りに引いてゆくカメラアングルだが、
ハンターの位置関係によっては時計回りになることがある。
- MHX(X)のニャンターに関しては野生アイルーの討伐モーションで力尽きるが、
ハンターと同様にその場で倒れ込むようになっている。
- 以下、ハンターが力尽きた際に起こすモーションを紹介する。
- その場倒れ込み
- 誰もが一度なったことがあるであろうお馴染みのモーション。
身体を反らせて膝から崩れ落ち、両腕を上げて倒れ伏す。- 地上で体力がゼロになると必ずこのモーションになる。
例え尻尾ビターンやソニックブラストに直撃しても吹き飛ぶことはなく、律儀に前方へ倒れ込む。
あまり現実的な動きとは言いがたいが、プレイヤーがもう動けないという意思を
身体全体で示していると考えればまともに見えてくるかもしれない。
もしくはハンターなりの様式美なのだろう。 - 自分で高所から飛び降り、毒などのスリップダメージによって滞空中に体力がゼロになると、
地面に接した瞬間その場倒れ込みモーションで力尽きる。
骨折で力尽きたようにしか見えない。 - マルチプレイで通信が切断されたハンターもこのモーションで倒れて離脱する。
また、MHP以前のシリーズではクエストリタイアするとまるで精気を奪われたかのようにその場に倒れ伏す。
引き返すだけなのに悲しいBGMで倒れたハンターを映し出すのはちょっと…。
- 地上で体力がゼロになると必ずこのモーションになる。
- 吹き飛び転倒→力尽きる
- 空中で体力がゼロになった際に発生するモーション。
通常の吹き飛びの派生形で、倒れ込んだ後に起き上がれずそのまま力尽きるというもの。
かつてこの現象が起こりうるモンスター戦はヤマツカミほどだったが、
高低差アクションが導入されたMH4からはかなり頻繁に見れるようになった。- 転倒が終わるまでは仮死状態なので、味方やオトモが回復してくれると蘇生することがある。
- このモーションのフィニッシュはうつ伏せと仰向けの2種類に分けられ、
うつ伏せはその場倒れ込みと同じ格好である。
飛ばされた方向が手前だと仰向け、奥だとうつ伏せになりやすい。 - 仰向けになるハンターをよく見ると目を開けたまま力尽きており、若干の怖さを覚える。
キャラクリをニヤけ顔にするとシュールな光景が広がる。- 因みにMH2ベースで改良を積み重ねたMHFでは、力尽きると目を閉じるようになっていた。
これはメインシリーズに先立って実装された技術である。
- 因みにMH2ベースで改良を積み重ねたMHFでは、力尽きると目を閉じるようになっていた。
- 崖下転落
- MH4より実装されたモーション。
発生条件が特殊で、吹き飛び転倒でゴロゴロ転がっている最中に段差を越える際に起こり、
ハンターが崖を沿うように垂直落下して地面にぶつかり、仰向けでフィニッシュ…という流れである。
また、空中で体力がゼロになったまま高所のエリア移動をすると、移動後にこの転落モーションで力尽きる。- MH4(G)では地面に接すると
物理法則を無視し一瞬で仰向けになるが、MHX(X)では仕様が変わり、
受け身をとりつつバタンと仰向けになるモーションが追加されている。
- MH4(G)では地面に接すると
MHW(:I)
- 上記3種類のモーション全てが廃止され、キャンプ送りになるまでの時間が大幅に短縮された。
さらに、空中で体力がゼロになるとその時点で力尽きる判定になり、
数秒経つと画面が暗転してキャンプ送りになる。
- その場倒れ込みモーションが刷新され、何も抵抗できずその場任せで仰向けに倒されるという
人間味のある現実的なモーションになった。
また、スリップダメージで力尽きる際も違ったものになり、
もう立つことが出来ずその場で横たわるモーションが追加されている。- 麻痺状態で力尽きた場合は、うつ伏せのまま右手を前に伸ばすもそのまま失神という流れになる。
- ストリートファイターコラボ装備のリュウシリーズ・さくらシリーズを着用した状態で力尽きると、
原作お馴染みであるK.O.時のエコーボイスが流れる。
ウーワ…ウーワ…ウーワ…
MHR(:S)
- 今作は基本的にMHWorld準拠だが、翔蟲アクションの導入で変更された仕様がある。
最も変化したのは滞空中の力尽きる判定で、体力がゼロになった時点で必ず垂直落下するようになり、
地面にぶつかって仰向けで倒れるようになった。
これは攻撃の威力に左右されないもので、滞空中のスリップダメージで体力が尽きても同様のモーションになる。- かつて存在した仮死状態は復活せず、体力がゼロになった時点で助かることはない…のだが、
垂直落下から地面激突までにクエストクリアするとダウン回数がカウントされずキャンプ送りにされる。
この事象は狙って起こすことさえ難しいであろう。 - 大翔蟲に掴まっていても体力ゼロの時点で垂直落下モーションに移行する。
密林の隠しエリアへのルートでは、この現象で水の底へ落ち続けることができた。
現在のバージョンでは修正されている。
- かつて存在した仮死状態は復活せず、体力がゼロになった時点で助かることはない…のだが、
- 盟勇クエストなどで連れていける盟勇たちは
体力がゼロになると倒れ込むことがなく、その場で膝を崩して待機モーションをとる。
頭上に青色の矢印が出現し、そこでハンターが救助するとすぐに戦線に復帰してくれる他、
放置していても一定時間が経過すれば自力で復活する。
故に盟勇には力尽きるという概念が無い。
MHF
- MH2をベースに開発された本作だが、アップデートを重ねるうちに多種多様のモンスターが登場し、
モンスターの攻撃方法もインフレじみた大胆なものが増えてきた。
そしてメインシリーズでは見られない特殊な力尽きモーションも幾つか追加されるようになった。
どれも限られた経緯によって起こるものとなっている。
- とどめ刺し
- バルラガルの拘束攻撃から見られるようになったモーション。
仰向けになりながら最後の力を振り絞って起き上がろうとするが、絶命するかのように手を下ろし力尽きる。
うつ伏せになる場合もあり、こちらも通常とは異なるものになっている。
- 埋没
- 辿異種ドラギュロスの最大技とも言える「超出力冥雷ビーム」で溶かされ形成された沼に触れると
ハンターが沼に嵌ってしまい、抜け出せないまま地面に埋まった状態で力尽きる。
- 捕食・丸呑み
- なんとモンスターに拘束されるどころか、胃袋の中に収められてしまうフィニッシュが存在する。
ラヴィエンテ猛狂期が扱う攻撃技には「捕食」があり、
尻尾を打ちつけ発生させた噴水に当たると大きく打ち上げられ、ダイナミックに食べられる。
もちろん、根性や魂の再燃などの防御系効果を完全無視する。
また、フルフル辿異種が扱う即死技にはハンターを丸呑みにするものがあり、被弾するとハンターが頭から呑み込まれる。
両者とも姿すら見えないまま力尽きる扱いになるのだが、
数秒後には何故かネコタクに乗せられたハンターが映し出される。
一体どうやって一命を取り留めたのだろうか…。
MHSTシリーズ, MH-R
- MHSTシリーズのライダーもシリーズお馴染みの倒れ込みモーションをとる。
もう再起できないように見えるが、ライフポイントが残っていればうつ伏せ状態から立ち上がることが可能。
ナビルー曰く「すさまじいガッツ」。
もちろんライフポイントが無くなっていればそのまま敗北となり画面が暗転する。- 更なる派生作品のMH-Rでは、ゆっくりと膝を崩しうつ伏せになる新規モーションが採用されている。
MHNow
- MHNowでは、MHR:Sの盟勇のしゃがみ込むモーションでダウンする。
そして回復アイテムを使って戦線復帰するか諦めるかの二択を選ぶ画面に移行する。
その場ダウンと吹き飛びダウンの2種類に分けられるが、
戦闘時間が短いので吹き飛びダウンは大幅なタイムロスになってしまう。
その結果討伐が厳しくなるので、一度諦めてリトライする方が効率は良い。
関連項目
モンハン用語/○オチ - 力尽きるシステム面について記載
アクション/死に真似
アクション/死に際大ジャンプ