フェルファング

◆忍◆ ニンジャ名鑑#0054 【フェルファング】 ◆殺◆
ザイバツのマスター位階。フェンリル・ニンジャのソウルを憑依させた巨大な狼。ニンジャアニマルゆえ知性は高く、ニンジャと会話を行える。グランドマスターの位階を要求したが認められず、代わりに懲罰騎士の特別称号が贈られた。

登場エピソード

• 「アルター・オブ・マッポーカリプス」
• 「シャドウズ・アゲインスト・ヴァイン」
• 「トレイス・オブ・ダークニンジャ」

「我は誇り高き狼の王。既にして、貴様らの遥か上の存在である」

狼物

• ダークニンジャ率いる新生ザイバツに所属するニンジャの狼。「フェンリル・ニンジャ」のソウルを身に宿す。
  • 名鑑によると位階はマスター。また、グランドマスターの位階を要求したが認められず、代わりに懲罰騎士の特別称号を贈られたとのこと。
• ニンジャアニマルの例に漏れず高い知能を持ち、ニンジャとの会話も可能。
• 誇り高く、馴れ合いをよしとしない文字通りの一匹狼。

外見

• キョート城天守閣の部屋の天井を衝くほどに巨大な狼。
  • 作中では、味方のニンジャがフェルファングにしがみつくように跨る場面がある。
• 宝石めいた目を持ち、神獣じみて壮麗な毛皮を輝かせている。
  • 「白い炎めいた毛並み」との記述もある。

元ネタ・考察

• フェルファングは"Fell"（獰猛な）と"Fang"（犬歯）を組み合わせた名前だろうか。形容詞の"Fell"であるとすれば時代がかった単語である。
• 憑依ソウルの「フェンリル」の由来は、北欧神話に登場する狼の姿をした巨大な怪物「フェンリル（Fenrir）」であろう。
  • ロキが女巨人アングルボザとの間にもうけた子の一人（一匹）で、三兄妹の長子にあたる。その存在は神々に災いをもたらすと予言され、ラグナロクでは最高神オーディンと対峙して彼を飲み込むが、直後にオーディンの息子ヴィーザルに殺される運命にあるとされる。

ワザ・ジツ

• 強大なリアルニンジャとオスモウめいて格闘できるほど高いカラテの持ち主。
• 鋭い爪と牙を武器とする。巨体に似合わず走行速度は速く、色付きの風じみた残像を伴い疾駆する。
  • また、味方のニンジャを背に乗せたり、脇腹にしがみつかせて運搬することも可能。
• カラテミサイルに食らいつくことで無効化する芸当を披露している。

ソウルの力の分与

• 自らの身体に触れている者にソウルの力を分け与え、そのジツを強化する。
• ただし、本人曰く「我に触れる権利は、かなり限っておる」とのことで、誰にでも行わせる行為ではないようだ。

ストーリー中での活躍

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