レブリミット(レッドゾーン)に針が入ったことを警告するアラームで、主にRX-7等のロータリーエンジン車に実装されている。また、実車では一部の路線バスにも採用された。
視覚情報(タコメーター)のみならず音でレッドゾーンを知らせるため、三人称視点でなかなかタコメーターを見る事ができない湾岸マキシでもシフトアップタイミングを知るのに一役買っている。
ロータリーエンジンはその構造上どこまでも回ろうとするユニットなので、ある一定の回転数になるとドライバーへの注意のため警告音を出す。
しかし湾岸マキシでは実際の車両で搭載されているクルマにしか実装していないので、同じロータリー車でも実車がATのみのEUNOS Cosmo TYPE-S (JCESE)のような例外も存在する。
また、湾岸マキシで使われているレブリミットアラームはすべて同じ音で、SAVANNA RX-7 TURBO SE-Limited (SA22C)やSAVANNA RX-7 GT-X (FC3S)等に搭載されている本来は「ビーッ」という低い音域のアラームも、すべて電子音のような高い音域のアラーム音に変えられている。
ちなみにセガの頭文字DシリーズではFC3S・FD3S・SE3Pともに実際のアラーム音がしっかりと再現されている。
また、スバルのインプレッサ WRX STI(主にGDB型以降)においても「ピピピッ」という音のレブリミットアラームが採用されているが、湾岸マキシでは実装されていない。
これも、頭文字D ARCADE STAGEではきちんと鳴るようになっている。
余談だが、昔の車でよく鳴る「キンコン」というオルゴールとは全くの別物で、あちらは時速約100km/h以上(軽自動車は80km/h)出すと鳴るように設定された速度の出しすぎという意味を込めた警告音である。
初期の頭文字Dにおいてハチロクの速度警告用オルゴールが鳴る描写が多くあるので、気になる方はチェックしてみよう。