SAVANNA RX-7 TURBO SE-Limited (SA22C)

Last-modified: 2025-12-13 (土) 09:42:22

基本スペック

駆動方式[FR]/ミッション[5速] 1978年発売
初期馬力[165ps]/カーナンバー:11-46

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全長:4,320mm
全幅:1,670mm
全高:1,265mm
最高速度:350km/h

モード別カテゴリー称号
ST無敗【首都高無敗】
夏休み称号【永遠のRE使い】
ワンメイクバトル【SAキング】
エンジン形式バトル【ロータリー選手権】
期間限定首都一TA・1【伝説のRX-7】
期間限定首都一TA・2【俺のセブン】
 

備考:マキシ4で追加された初代RX-7。

4~5DX+ではFD3Sやコスモスポーツ程ではないものの、コーナリング性能はそれなりに良く、対接触性能もそこそこ粘る性能であったが、当時の環境では少々力不足な面が否めない厳しめの性能面であったが...

6RRの車種調整アップデートでコーナリング及び操縦性に大幅な上方修正のテコ入れが入り、滑りやすさが大幅に改善されステアリングの応答性も良好に。また旋回中の安定感も良くなり、小柄な車体も相まって同時期に下方修正が入ったRX-7 Type R (FD3S)を陵駕するコーナリングマシンに変貌。
6RR+ではコーナリング性能にさらに強化のテコ入れが入ったのもあり、新環境におけるコーナリング性能は全車種No.1と言っても過言ではない程の最高レベルのものとなった。
旋回中のグリップ性能が極めて高く、FR車とは思えない程コーナーでの食いつきがしっかり効いて制御がしやすく、乗りこなしさえすればレコードラインに乗った際のコーナリングスピードが他車種と比べても明らかに速く、適正馬力より+1ゲージパワーに振ってもそれなりの走りが出来る程の脅威の旋回性と操縦性を併せ持つ。
その高いコーナリング性能はC1・八重洲エリアは勿論のこと、箱根大観山でのテクニカルコースで真の力を発揮する上、癖の無いハンドリング特性からゲームを始めたての初心者にとっつきやすく、コーナリングの基礎を学ぶにはうってつけの車であると言える。
一方でコーナリングマシンのご多分に漏れず、高速域での伸びはあまりよろしくないので、湾岸線やみなとみらい等のハイスピードコースは苦手。コーナ-だけならRX-7 Type R (FD3S)Countach LP400等のTA常連マシン顔負けの速いコーナリングスピードを発揮するものの、元々のフル加速で差が付くのでタイムアタックで上位にランクインする事はほとんど無く、現時点での記録も後述の使用者の少なさもあるが、マイナー車の域を脱しきれてないのが現状か。

車幅は全車種中第8位の狭さであり5ナンバーサイズ車の為、擦り抜けも容易。
元々それなりの強さだった対接触性能も滑らなくなった恩恵でさらに強化され、サイド側の粘りはSPRINTER TRUENO GT-APEX(AE86)Cosmo SPORTS (L10B)に匹敵する最強レベルの強さとなってさらに凶悪化。使用者の多いFD3S程度の接触性能の車相手にインガリを仕掛けられてもいとも簡単に抑え込める事は勿論のこと、上手く扱えばランエボやGT-Rをもねじ伏せる事も可能。ただし、後方から相手車を押す力は弱く、相手がAVENTADOR LP700-4CORVETTE ZR1 (C6)等の強力な車の場合だと簡単に封じ込められてしまう(検証済み)。
この驚異の耐久力と滑らないコーナリング性能故に一度でも前に出るとミスや赤コーナーでのバチコン(ロケット)等が起こらない限り相手が厨車でも追い抜く事は非常に困難となり、ハチヨン縛りの対戦では怪物と化す。
ブーストはロータリー車に限って言えば平均的で全体的に見れば平均より下だが、上記の通りにコーナリング性能が優秀なのでテクニカルコースでは然程気にならないだろう。
また、アザーカーも結構飛ばしやすく、知らない人相手にやり過ぎはトラブルの元になるが、アザーカー飛ばしを用いた戦法も向いている。

車種調整によって他のロータリー車が下方修正による弱体化を受ける中で唯一大きな強化と恩恵を受けた車種の一台で、後継機にあたるSAVANNA RX-7 GT-X (FC3S)よりもまだ性能バランスが取れている事や*1対戦強車と言われていたFD3SCosmo SPORTS (L10B)の対戦性能に下方修正が入ったのもあってか再評価されつつある。

総評的には純粋なコーナリングマシンそのもので、加速とブースト性能は非力な分、それをカバーする程の強力なグリップと旋回性能に加えて強力な対接触性能を有する。
TAには向かないが、操作性の良さから初心者~上級者まで万人にも扱いやすいマシンで、上級者が極めればハイレベルな対戦では十分活躍に期待出来る。

車種調整前と比べてかなり強い車となった故、対戦厨車の仲間入りかと思われたが、それでもやはり5DX+以前の厳しめの性能面からの印象の悪さや他のロータリースポーツカーに人気が集中しているのもあってか*2知名度がお世辞にも高いとは言えず、EUNOS Cosmo TYPE-S (JCESE)程では無いものの、ロータリー車の中では使用者はかなり少ないマイナー車の部類に入る。
あえて大人気車種のFD等を避けて本車を使用するケースも存在するようである。

選択可能カラー

トーンオントーン
ドーバーホワイト
サンビームシルバー
サンライズレッド
スパークリング
ブラック
カスタムシルバー(M)

更新回数及び追加カラー/(M)=メタリック

1フロッググリーン21ブラウンライト
ブラウン
2イエロー22ホワイト
3マルーン23シルバー
4ライトブルー(M)24レッド
5ブラックシルバー25ブラック
6ゴールド26グレー(M)
7ダークピンク(M)27イエロー3
8ブルー(M)28ペールグリーン2(M)
9パープルシルバー(M)29ライムグリーン2
10ピンク30ピンク2
11ダークオレンジ31カナリーイエロー
マイカ
12ライトパープル32オレンジイエロー(M)
13パールブラック(M)33ダークブルー(M)
14ライトブラウン(M)34ペールブルー(M)
15イエローグリーン(M)35ライムグリーン(M)
16グリーン(M)36パールホワイト
17ダークブラウン37ライト
ベージュ
ダーク
レッド
18ダークパープル(M)38ダーク
ブルー
ライト
ブルー
19ピンクブラック39ピンクホワイト
20パープルブルー40レッドブラック2

エアロパーツセット

A:当時の流行を意識したエアロで、カタヤマレーシング製の物に近い形状。
フロントのナンバーが手前に傾いて見え難くなり、マフラーが2本出しとなる。
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B:WRCに参戦した時の仕様に近いエアロ。フロントのナンバーがオフセットとなり、左側に移る。
リトラクタブルヘッドライトを開くと、白く丸いライトが6つ横に並ぶという奇抜な見た目になるため、好みが分かれるエアロではある。
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↓ライト参考
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C:ケントレーシングのワイドボディキットをモチーフにしたエアロ。
まとまりの良さや、リトラクタブルヘッドライトを開いた時の可愛らしい見た目から、使用者が多い人気のエアロ。
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D:カナードが付き、Aとは逆に現代風のエアロ。
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E:通称「ポルシェタイプバンパー」と呼ばれる当時の流行フロントバンパーが装着される。レース中はフォグランプと一緒にリトラクタブルヘッドライトも機能する。
フロントのナンバーは右側にオフセット。ウイングはトレノの車種別A似。
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F:フロントにさりげなく黒いリップスポイラーが着く。全体的にあっさりして纏まっており、エアロC同様こちらも使用者が多いエアロ
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G:フロントはSAVANNA RX-7 GT-X (FC3S)のエアロJ似。ドリ車のような見た目になる。

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H:IMSAのレースに参戦した物にやや似てるがフェンダーが大きくない等実車とは異なる。フロント周りはRE雨宮の13B改ツインターボ仕様、SKYLINE GT-R V-spec (BCNR33)のエアロHに近いか。

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I:RE雨宮製をベースにアレンジを加えたような感じのエアロ。
かなりカクカクした見た目で、箱車というより「箱」のような見た目になる。纏まりがあって良い。
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J:ロータス・エスプリスポーツ300の1993年ル・マン24時間レース仕様をモチーフにしたエアロ。
少しフロントオーバーハングが長くなる(エアロKも同様)。ナンバーもオフセットされる。
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K:ロケットバニーの180SXボディキットをモチーフにしたエアロ。RE雨宮のスリークライトが装着されSA22Cで初の固定ライト仕様になる。
湾岸マキシでロケットバニーの180SXに乗りたいという人にはいいかも?
このエアロのみサイドモールが外されるほかツートンカラーのサブ色が消滅する。
ワイドフェンダー装着により他のエアロと比べて擦り抜けが少々難しくなる点と、カナード及びディフューザーに当たり判定があるのか、擦りやすいのでコーナーの攻め過ぎには要注意。
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ダクト付きボンネット

A:NACAダクトが2つ開く。
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カーボンボンネット(ダクト付1):
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B:中央に大きなダクトと左右に小さい三連ダクト。
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C:昔流行った24連ダクトがモデル。RE雨宮製に近くエアロIやHと組み合わせるとよりRE雨宮の車両に似せられる。
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D:
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カーボンボンネット(ダクト付き)2:
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カーボンボンネット(ダクト付き)3:
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車種専用ウィング

A:門型のハイウィング。当時の流行とは外れた現代的なデザイン。天面は黒色固定。
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B:
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C:
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エアロミラー

小さめの砲弾型ミラー。
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カーボントランク

FCと同様にガラス面積が小さくなる。実車なら視界が悪くなるだろう。
また、ワイパーが取り外される。
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ワークスステッカー

1979年 アメリカIMSA GT仕様。
ゼッケン7・緑とゼッケン77・赤の2種あり、選択しているボディカラーによって変わる。
実車も同じカラー・ゼッケンで、第1戦のデイトナ24時間ではクラス1~2位という成績を収めている。

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サイドステッカー

[添付]

雑記

  • 登場から20年以上続くことになるRX-7の歴史の原点。ロータリーエンジンの長所である軽量、コンパクト、低重心のメリットを最大限に活かした車体形状からCosmo SPORTS (L10B)に次ぐ2台目のロータリーエンジン専用車である。
    本作に登場するのは1983年のマイナーチェンジで追加された後期型のターボ付きモデルである。(それまでのSA22CはNAエンジンのみのラインナップ)
    日本国内では12Aエンジンのみだったが、海外では13Bエンジン仕様もある。13Bに載せ変えるオーナーもいる*3
    • SE-Limitedはパワステ、パワーウィンドウ、LSDにサンルーフ等がおごられたSA22Cの最上級グレードであるが、残念ながらこのゲームにはサンルーフは装着されていない
    • 前期型はサバンナ、ハコスカ、S30のようにボンネット横にフェンダーミラーがある。またドリフトスピリッツによろしくメカドックのコラボ車として前期型のSA22Cが登場している。前期型はドアミラーではなくフェンダーミラーの他テールランプの形状が異なるのとナンバープレートの位置や、バンパーの形状が異なる。
    • ちなみに北米モデルはVINコードを車両型式として採用していたため、北米モデルは前期はSA22C・中期以降はFB3Sの型式を採用した。ここから日本もVINコードを採用するようになり、SA型以降はFC3SやFD3Sといったような型式呼称に変わった。
  • 車名の由来は「R」がロータリーエンジン、「X」が「スポーツカー」「未来を象徴する記号」を表す。「7*4」は「マツダ内での車格番号*5」を意味しており、ほかには2*63*74*85*989*10を車名に含んだ車種がある。
    コンセプトカーでは1970年のRX500、1995年のRX-01、1999年のRX-EVOLV、2001年のRX-8コンセプト、2015年のRX-VISIONがそれぞれRXの名を冠して東京モータショーに出展された。プロトタイプレーシングカーでは1992年に787の発展型であるRX-792Pが実戦投入されている。
    なお、RX-1*11・RX-6*12は欠番である。
    • 余談だが、「機動戦士ガンダム」シリーズに登場するモビルスーツ「ガンダム」系列の機体にも「RX」ならびに「RX-78」という型式番号が振られている。
      これはガンダムシリーズのメカニックデザイナー・大河原邦男の当時の愛車がこのRX-7だった事から。
  • このSA22C型RX-7は、DR30型スカイラインRSやTE71型/AE86型カローラレビン/スプリンタートレノ等と共に日本の走り屋御用達の車両となった。また、当時国産車最速とも言われていた。
  • ちなみに、ロータリーでチューニングカーながら初めて時速300km/hを出したのもこの車。
    当時、誰もが無理だと言ったロータリーでの300km/h、この記録を作った人こそロータリーの神様「アマさん」こと雨宮勇美。
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    このブルー&ピンクに塗装されたセブンは当時のロータリー乗りの注目の的となり、それまでロータリー界隈と一部チューナーの中でしか名前が上がらなかったRE雨宮を全国クラスの名前に押し上げたのである。
    湾岸マキシではエアロEかHにエアロミラーを付ければ少し似せられる。最も近いのはH。
  • 海外版ではサバンナの名が外れている。FC3Sも同様である。
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*1 FC3Sはこれらの性能に加えて滑りやすい挙動故のコーナリング時のボトムスピードの低さと対接触性能の弱さという足枷がつく
*2 後継機であるFDとFCは実車の遭遇率や某人気漫画等の活躍もあって知名度は当然高く、サバンナGTとコスモスポーツは元からの対戦性能の高さから対戦上級者御用達のマシンだけに当然その知名度は高い。
*3 12Aは廃盤部品が多く、維持するのが困難な為
*4 他にも7を車名に冠したクルマとして、SUV「CX」の最初のモデルCX-7がある。
*5 マツダでは1970年代より海外でクルマを販売する際に「Mazda ○(数字)」と表記しており、数字でセグメントの位置づけを表している。日本でも2019年からは新型アクセラを「マツダ3」と改名したのを皮切りに、以降発売されたクルマは車格番号をそのまま車名に当てている。
*6 初代カペラのロータリーエンジン仕様。ロータリークーペグレードは追加車種投票イベントにもエントリーされていたが39位(3924票)に終わり実装には至らなかった。現在はデミオの後継車名、およびコンパクトカーを表すセグメント番号として使われている。
*7 現在のマツダ内ではコンパクトSUVやCセグメントに使われる番号。先述の通り現在では新型アクセラが「マツダ3」として販売されている。
*8 2代目および3代目ルーチェのRE搭載車
*9 コスモAPの輸出仕様。現在はロードスターの海外名やDセグメントクロスオーバーSUV「CX」にこの番号が使われている。
*10 3代目ルーチェの最上級セダン仕様「ルーチェレガート」。同名のコンセプトカーもある。他に代表的なクルマとしてはSUVのCX-9がある。
*11 1はホンダのビート、スズキのカプチーノと共に「ABCトリオ」と呼ばれ、追加車種投票イベントにもエントリーされていたAZ-1がある。
*12 6はアテンザの後継車種名、およびDセグメントに使われる番号。