無印時代にのみ存在した特殊な弾丸。
調合レシピはカラの実×円盤石(成功率75%)。最大所持数は12。
概要
- 名前の通り円盤形をしている弾丸。発射すると放物線状の独特な軌道で飛んでいき、
モンスターに命中すると現在のLV3通常弾のように跳弾する(当時のLV3通常弾は跳弾しなかった)。
威力はLV3通常弾の2倍程度で、より射程が長い上に遠距離でも威力が減衰しない
(かわりにクリティカル距離も無いが、クリティカル時のLv2通常弾よりも威力は大きい)。
さらに微弱ながら雷属性を秘めていた。性能だけを見ればそこそこ強力な弾丸。
しかし装填可能なボウガンが少なく、装填数が少なく反動も発生するので扱いにくい。
そもそも弾自体の入手性に難があるので使われることは稀だった。
- 非売品のため調合で作るしか入手手段が無い。
円盤石は余りがちな素材とはいえ、1発で1個使うのはいくらなんでも割に合わない。
強敵相手に使うにしても、調合素材をフルに持ち込んでさえ12+調合分20個=1クエストで32発しか使えない。
とはいえ、シビアなクエストでは予備弾として持ち出されることもあったようだ。
- 調合後のほうが高く売れるので換金用に作る人もいたが、調合に失敗したら元も子もない。
ちなみに無印のオフラインモードでは調合書は中級編(3)までしか入手できず、
調合成功率アップのスキルも存在しないため、円盤弾の調合率は100%にできなかった。
- 円盤弾の使い道は「尻尾を切断する事」と思われていた時期もあった。
見た目的にはいかにも切断属性がついていそうだが、切断属性が付いているわけではなく同作の部位破壊の仕様上
打撃でなければ尻尾を切断可能だったというだけの話である。詳細は石ころの項目を参照。- MH3以降で登場したボウガン用の弾丸である斬裂弾は正しく「尻尾を切断するための弾丸」である。
材料も研磨用に使われる円盤石を用いた円盤弾に対し、
斬裂弾も砥石やキレアジといった研磨用のアイテムで作られている点も同じ。
- MH3以降で登場したボウガン用の弾丸である斬裂弾は正しく「尻尾を切断するための弾丸」である。
- MHG以降では登場さえしていない。
- …が、実はMH2とほぼ同時期にサービスが開始された携帯アプリ、「モンスターハンターi」には、
こっそりちゃっかり登場していたりする。
こちらの方でもモンスターの尻尾を切断できる*1。 - なお、このアイテムを作る素材だった円盤石は円盤弾がリストラされて以後もなんやかんやで
登場する事が多く、MHXでは普通に武具の素材アイテムとして使用されるようになっている。
- …が、実はMH2とほぼ同時期にサービスが開始された携帯アプリ、「モンスターハンターi」には、
余談
- 様々な面で使いづらい弾丸だったが、もし同性能で後の作品に登場するのならば話は変わる。
アイテムのストックが容易な上に炭鉱夫プレイで円盤石は自然に溜まっていくであろうし、
スキルも付けやすくなったので反動軽減によってこの弾の真価が発揮されただろう。
威力が通常弾の2倍で跳弾してしかも雷属性もあるというのだから、
特にMH3Gのナバルデウス乱獲などにはさぞ役に立っただろうに…。
生まれる時期を間違えた弾だったのかもしれない。
- 現実の鉄砲や弓矢で円盤型の弾を撃つものは実用化されていないが、
フリスビーや手裏剣のように平たい物は安定して飛ばしやすいというのは発想として分かりやすい。- 「ユーホーコルト」という円盤型の弾を変化球のように発射する銃の玩具もあり、元ネタではないかと言われることも。
「円盤弾」で検索するとこの玩具の弾が出てきたりするが、
あちらの弾はパッケージに「ユーホーダマ」と書かれている。
- 「ユーホーコルト」という円盤型の弾を変化球のように発射する銃の玩具もあり、元ネタではないかと言われることも。
- 円盤弾と同じくMHGでオミットされた弾丸には他にこやし弾や毒消し弾があるが、
こやし弾に関してはMHXで武器内蔵弾として復活を飾り、
毒消し弾の方も他の状態異常もまとめて回復することが可能な治癒活力弾と言う形で、
同じくMHXにて武器内蔵弾として転生している。
しかし、円盤弾については残念ながら復活はしなかった。