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世界観/モンスター愛好家

Last-modified: 2019-05-17 (金) 19:10:33

モンスターを愛でる趣向を持つ人。
単純に考えれば、現実世界で言うところの「動物愛好家」とほぼ同義。
…と言いたいところなのだが、
モンハン世界のモンスター観は現代における愛護などとは立脚点からして異なっている
と思われるため、一概に言えない。





概要 Edit

  • 「モンスター」という単語だけ聞くと、
    主に創作物の中に登場する、人に仇なす「魔獣」や「怪獣」などを連想する人も多いだろう。
    しかし、MHシリーズにおける「モンスター」とは
    「(危険性こそ段違いだが)割と一般的な動物」というポジションであり、
    「(可能な限り)人間とも共存していくべき存在」「人間側の都合だけで駆逐してはいけない存在」である。
    そして人間は個人差こそあれど、基本的に「動物」を愛でることが好きな生き物である。
    よってMH世界には様々なモンスターを好む趣向の人間が溢れている。
    その中でも特にその傾向が強い人物がこのように呼ばれる。
    • 危険性が高いモンスターを好むなど正気の沙汰ではない、なんて思う人もいるかもしれない。
      しかし、簡単に言ってしまえば、例えばMH世界で「リオレウスが好きだ」と発言することは
      現実世界で「ライオンが好きだ」と発言するようなものなのである。
      世間でどれほど危険だと言われる動物でも、実は噂以上の危険性を孕んだ猛獣であっても、
      その動物自体にある種の好意や憧れを持つことに制限が設けられているわけではない。
      それが一般的に受け入れられるかはまた別問題となるが、
      MH世界のモンスターもポジション的にはそのような「猛獣」の類なので、
      直接的に接触しないのであればどんな想いを持とうと個人の自由なのである。
      実際、作中ではリオレウスを空の象徴、リオレイアを大地の象徴としている場合が多く、
      クエストの依頼文では、その他のモンスターにも様々な象徴として扱われていることが分かるものもある。
      無論、野生で遭遇してしまえばハンターであれど命の保証など無いが。
      • まぁなんだかんだ語るよりも「旅団の看板娘みたいな人」という一言でまとめてしまえば、
        良くも悪くも分かりやすいのではないだろうか。そこ、変態とか言わない
  • 実はモンスターを狩猟する職業であるハンターにも、このような趣向を持つ人物は非常に多い。
    そもそもハンターとはモンスターを狩猟することで、
    人間とモンスター、両者の共存と繁栄を図るという趣旨を持っている。
    決して世界からモンスターを駆逐するために存在するのではなく、人とモンスターの間に入る調整役なのである。
    しかし、上述した通りMH世界のモンスターは「動物」であり、
    大自然の中で力強く生きる彼らに畏敬の念を抱くハンターも多く、
    他にも様々な理由から特定のモンスターがお気に入り、
    あるいはモンスター全般を非常に好ましく思っている者も存在する。
    • もちろん、過去に何か苦い経験やトラウマがあったり、外見や特徴が生理的に受け付けなかったり、
      そのような理由から特定のモンスター、あるいはモンスター全体を嫌う人もいないわけではない。
      ただ、少なくともあらゆるモンスターを駆逐しようと考えるハンターは
      皆無に等しいほどの少数派であることは間違いなく、
      仮にそんなハンターがいるとすればギルドの方針に黙って従ってなどいられないだろう。
  • 特定のモンスターを愛するあまり、
    そのモンスターをほぼ専門的に狩猟するというスタイルのハンターも存在する。殺し愛」とはこのことか。
    そういったハンターはそのモンスターの素材で作られる武具を一式で身に纏う場合が多い。
    中には武器までそのモンスター素材で完全に揃えてしまうハンターもいるが、
    そこまで行くと狩猟の作戦としては愚策となってしまう可能性も高い
    (例えばリオレウス相手にレッドウィング+レウスシリーズという装備構成で挑む)ため、
    そのような人物は余程ハンターとしての腕に自信があるか、
    あるいはそのモンスターへの愛が信仰ないし半ば恋人扱いの域にまで到達しているか、そのどちらかだろう。
    なお、ゲーム中でこのようなプレイの仕方をすれば残念ながら地雷扱いはほぼ免れないが、
    世界観的には「本人はポリシーを持ってその装備を選んでいる」と見られる場合が多く、
    徹底的に目の敵にされるということはまず無いようである。
    ゲームでも、その辺りを説明して分かってくれる仲間内であれば、そんなプレイングも大いにアリである。
    • ノベル版にはこのような趣向のハンターが何人も登場している。
      程度の低い者ではディアブロスなどの肉体派モンスターを好み、その装備を愛用するロッシィやホルト、
      もう少し踏み込むとラングロトラを好み、ラングロトラを専門的に狩猟する狩猟集団「ラングロガールズ」、
      極めつけはゲリョスを彼女と呼び、全身常時ゲリョス装備(アンダー無し)で身を固めているフラディオ。
      彼らのようなハンターも存在するのだ。
      ただ、流石にフラディオあたりまで行くと仲間内でも引かれる可能性が高いので注意。
    • 逆に一部のモンスターが好きすぎて自力では狩れないというハンターもいるらしい。
  • ただし一般人の愛好家の場合、上述したハンターの本分や趣旨を正しく理解していない者も少なくはない。
    その中にはハンターの狩猟行為やギルドの存在をも毛嫌いし、
    頭ごなしに批判したりハンターとしての行動を妨害しようとする人物もいる。
    現実世界でも決して少なくない、過激派動物愛護団体のそれと似たようなものである。
    彼らは彼らなりの考えの下、モンスターを保護しようと行動しており、
    流石にその思考や姿勢まで全否定する理由はハンター側にも存在しないのだが、
    自分たちこそが絶対的な正義でモンスター狩ることそのものが絶対悪であると信じて疑っていない場合や、
    理想化したモンスターをシンボルのように崇めている場合が多く、それ故に説明しようにも
    まともに対話にも応じようとしないこともある。
    彼らの存在や行動によってハンター側の対応が遅れ、結果的に被害が大きくなってしまう恐れもあり、
    ハンター側からすると、基本的には自分自身でその脅威を体験・学習していることもあり、
    非常に性質が悪い連中と言わざるを得ない。
    • 具体的な例を挙げれば、
      ノベル版第一弾に登場したモンスター愛護団体である「ラブ・ワイバーン」がこれに当たる。
      彼らは大勢でハンターを囲み、某海洋生物愛護団体とどっこいどっこいの身勝手な理屈を並べ立てていたが、
      エルメリア一人に軽々と言い負かされてしまった。
      どこの世界でも胡散臭い愛護団体などその程度の存在である。
  • 特定のモンスターの愛好家が集まり、上記のような愛護団体や愛好会を設立することがあるらしい。
    ただ、やはりというか彼らもまた基本的に一般人なので、モンスターの危険性を充分に理解しておらず、
    観察や接触を試みて大変な目に遭うというケースが見られる。
    • このような例である意味有名なのが、MHP3のクエスト「嵐を呼ぶ! 紅彩鳥」である。
      このクエストの依頼主は彩鳥の会・会長
      クルペッコをこよなく愛し、「ペッコちゃん」などと呼んでいた彼だったが、
      クルペッコ亜種については情報をあまり集めていなかったらしく、そのまま接触を試みてしまった。
      その結果、「通常種よりも強力なモンスターを呼び込む傾向がある」クルペッコ亜種の脅威を
      まざまざと見せつけられ、狩猟の依頼をギルドに提示してきたというわけである。
      ハンターからすれば「何やってんだか…」と呆れざるを得ないが、
      彼も「もうペッコちゃんとか呼ばないから勘弁してくれ!」と大いに反省しているので、いい薬にはなったようだ。
    • MHXではこの手の団体の存在を示すテキストが幾つかあり、
      少なくとも「ムーファ愛好会」「夜鳥の会」「モス愛護団体」の存在が確認されている。
      さらにはDLクエストにて「ザザミ愛好会」「ギザミ愛好会」という名前の団体も追加で登場。
      それぞれ獰猛化ダイミョウザザミと獰猛化ショウグンギザミの依頼主となっている。
      ただし彼らはモンスターの危険性を十分に理解しており、
      依頼内容も「獰猛化ザザミが付近の住民に迷惑をかけているので狩猟してくれ」(要約)と、
      至極真っ当な理由である。
      一方のギザミ愛好会は、「過酷な環境を生き抜いている獰猛化ギザミが本当に強いのか確かめてきてくれ」と、
      少々ズレている気がしなくもないが…。というか確かめるだけでいいはずのに狩ってしまっていいのだろうか?
    • MHXXではなんとザボアザギルマニアなる人物からザボアザギルの狩猟依頼が入る。
      膨らんだザボアザギルがいたくお気に入りのようだが、
      その様子をハンターを雇ってでも見に行きたいとは筋金入りである。