精妙な装飾が特徴的な傘鳥の
槍。素材を薄く重ねることで
強度を上げ、衝撃も吸収する。
(シルムズランシア)
高潔たる者だけが持てる、洗練
された傘鳥の槍。東雲色の鋭き
穿刺は、闇をも破り光を呼ぶ。
(暁の突槍シルリッター)
目次
概要
- MHRise登場の新モンスター、アケノシルムの素材で作られたランス。
発売前のPV1(TGSver)にて登場し、本作のランスとして一番に公開された記念すべき最初の一本。 - デザインとしては超正統派なイケメン。
前作で腕だったりパイルだったり、イロモノが多かった反動か。
ただしただの突撃槍という訳でもなく、アケノシルム武器特有の傘のモチーフも入れられている。
盾は正統派カイトシールドの中央に大きく黒い両翼のエンブレムがあしらわれ、
それでいてしっかりと唐傘お化けの目玉の意匠も盛り込まれている。
槍も盾も白・オレンジ・黒を基調としたアケノシルムカラーリング。
- 中身の性能は全く違ったものの、体験版でもランスは本武器のデザインが採用された。
MHRise
- アイアンランスIIからアケノシルム素材でシルムズランシアIへ派生可能。
アイアンランス直系の強化形であるミレニアムは素材の都合上作成タイミングが遅く、
緑ゲージが長い本武器は重宝される傾向にある。
- II、IIIはそれぞれの作成可能タイミングでは他にいくらでも優秀な槍が登場する為影が薄くなるのだが、
妃蜘蛛の素材を用いて最終強化することで攻撃力が急に跳ね上がり、トップクラスの性能を持つランスに化ける。
- 最終強化は暁の突槍シルリッターと名称が変わる。その性能は以下の通り。
- マイナス会心抜きなら最高値の攻撃力210
- 斬れ味青30、匠2から白ゲージ出現
- 属性値は上々の火24
- ガード性能や攻撃の装飾品に重宝するスロットLv2×1
攻撃力210の属性武器は他にもいくつかあるが、
属性値20超えはVer2.0.0時点では唯一これだけ(Ver3.0.0では百竜鎗に逆転)。
属性武器としてどころか、ランス全体で数えても5本の指に入るほどの性能を誇る。- ちなみに、強化前のシルムズランシアIIIは攻撃力150、火属性19、斬れ味は青ゲージが素で10と
上位突入直後の性能として見てもやや心許ない。
集会所☆4から☆7まで長いお預けを喰らった末、
攻撃力だけ見ても+60と驚異的な成長を遂げ全国のランサーを驚愕させた。
- 同じ火属性のランスとしてはお馴染みのレッドテイルやヒートスティンガーがあるが、
ヒートスティンガーはスロットの数以外下位互換な性能でマイナス会心付き、
レッドテイルは属性値が10ほど高いものの攻撃力たった180という情けない値になってしまっている。
そのため、高い攻撃力と真っ当な属性値にまともな斬れ味と、本武器の高水準なバランスの良さが際立つ。- 特に、今作のランスは定点火力として有用な「溜めなぎ払い」や
ズバ抜けたモーション値の鉄蟲糸技「流転突き」など、
非常に物理攻撃力が大事な武器になっており、攻撃力の値が高い本武器が環境にあっている。
- 特に、今作のランスは定点火力として有用な「溜めなぎ払い」や
- Ver3.0.0で登場した百竜鎗【変幻自在】が火属性におけるライバルか。
攻撃力205~235、属性値20~30を簡単に達成してしまうので、基本的に向こうが上位互換になってしまう。
ただしあちらにはスロットが無く、Lv2スロが喉から手が出るほど欲しいランスにとっては痛手。
シルリッターは匠での白ゲージも出しやすい為選択の余地がある。
- 火属性武器では上記の通り最強クラスな以上、火弱点のモンスターに事欠かない今作では使いどころは多そうだが、
弱点属性などお構いなしに暴力的な破壊力を発揮する角槍ディアブロス(現在は更に強い轟槍【独虎】)、
会心盛りでやはり属性相性関係なしに火力を出せる暗夜槍【黒雨】などが目下最大のライバル。- 因みに匠で白ゲージさえ出せれば、物理期待値だけで暗夜槍【黒雨】を追い抜いてしまう。
無論相手は匠の分を他のスキルに回してさらなる火力を発揮してくるので、
火属性をどう活かしていくかが差別化の鍵となる。
火属性弱点だけを考えるならこちらも匠を切って欲しいスキルに回すのも十分アリだろう。
- 因みに匠で白ゲージさえ出せれば、物理期待値だけで暗夜槍【黒雨】を追い抜いてしまう。
- 百竜強化に関してはどれをとってもそう劇的な変化はないが、火やられ特効は活用の場面が限定的。
弱点属性に担ぐ前提なら属性強化、少しでも汎用性を上げるなら上がる期待値は低めだが攻撃力強化が順当。
- 他のアケノ武器は攻撃力170前後が一般的で、良くて双剣の190な中、
ランスのみ210という頭一つ抜けたスペックを持っている。
他にも百竜強化の属性強化【火】がこの武器だけIIIだったり、体験版での抜擢など何かと優遇が目立つ武器である。- アケノ武器は各武器種で見た目の評価が高く、百竜武器の見た目としても選択されやすいのだが
ランスだけはその百竜武器と性能を競い合うというなかなか異質なことになっている。
- アケノ武器は各武器種で見た目の評価が高く、百竜武器の見た目としても選択されやすいのだが
MHR:S
静かに見下ろす有明月のように
平和を望む騎士の魂が宿る傘鳥
の槍。輝く白い盾は堅固な砦。
(暁月の突槍シルタープ)
閃光のように真っ直ぐに伸びる
傘鳥の槍。敵を穿ち、主君に
勝利をもたらす栄華の象徴。
(暁光の突槍シルファレン)
- 暁月の突槍シルタープとしてマスターランクデビュー。
- 攻撃力240
- 属性値火38
- 斬れ味青30
- スロットLv2×1
- 百竜装飾品スロットLv3
百竜スロットが優秀だが、この時点ではそこまで優秀な百竜装飾品は作れず。
- その後暁月の突槍シルタープ改に強化可能で、全体的にスペック上昇。
MR2で強化できる武器としては平凡な攻撃力だが、属性値火43が優秀。
Ver.10以降はランスも属性補正が強化されたモーションも増えているので嬉しい性能。 - ただし大きな欠点があり、レア素材の「幻鳥竜玉」を要求される。
鉱石派生のランパート改などもっと簡単に作れるMR武器が豊富な為微妙なポジション。
MRとは言えまだ序盤では目もくれず通りすぎて言ってしまうプレイヤーも多いかも。
- そんな影の薄い状態を経てMRの通常ストーリークリア後、満を持してレア10の最終形態「暁光の突槍シルファレン」が登場。
- レア10無属性ランスの一部と同等クラス攻撃力330
- 火属性で最高値を誇る属性値火57
- 斬れ味ケアがほぼ必要ない斬れ味白70、匠で最大紫30
- 貴重なスロットLv3×1
- 更に貴重な百竜装飾品スロットLv3
- 攻撃力と属性値のバランスがハイレベルで、
モーション値と属性補正の両面が強化されたVer.10以降のランスに非常にマッチした性能。 - スロット3もシールドタックル導入で発動機会が大幅に増えた攻めの守勢や新登場の鉄壁珠IIが採用可能。
- 百竜スロットはランスにはLv3の目ぼしいスキルはあまりないものの、
勿論スロ2で非常に優秀な特効系が採用可能。
特に、水棲系特効を選べば
火属性を弱点とするイソネミクニ亜種やオロミドロに対して物理ダメージ1.05倍特効が得られる。
アップデートを繰り返したことにより弱点特効【属性】や炎龍の恩寵を装飾珠で付けられるようになったことや、
傀異錬成で属性値を大幅に強化できるため属性偏重の手数武器ではないが属痛竜珠を百竜スロ3で付けるメリットも生まれた。
- MHR:Sでは最終レア10形態が全て粒ぞろいで、火属性ランスのライバル候補も強力ではあるのだが
- エスピナス素材のローゼンべギールデは会心付きだが斬れ味消耗が激しく低属性値。
- レウス素材のルジュプロミネンスは最初から紫があるものの極めて短く属性値とスロットでも劣る。
- 鉱石素材のヒートインペイルは攻撃力で優れるもののマイナス会心付き。
火では属性値最強という分かりやすい長所がありながら目立った短所は無いこの槍の優秀さが光る。
- Ver.11にてシルバープロミネンス、Ver.12でカクトスべギールデと言う強力なライバルが出現。
そのどちらもが高会心率や隠し毒ギミックなどの強みがあってエース級ではあるが、
斬れ味ゲージを手数に換算した総合火力トップの座は未だに譲らない模様。
火属性ランスはだいたいこの3種類からそれぞれ好きな物を好みで使い分ける事になるだろう。
何故火属性だけこんなに潤沢に…。- Ver.12, Ver.13と進むごとにスキル自由度に拍車がかかっており、その他の火ランス達も斬れ味や攻撃力を活かした
バランス型・瞬間火力型などそれぞれの道を歩み出しており、3本だけの天下とは限らなくなった。
この武器は火属性を底上げしつつ継戦能力を活かした素直なスキル構成にするのが最も望ましいだろう。
- Ver.12, Ver.13と進むごとにスキル自由度に拍車がかかっており、その他の火ランス達も斬れ味や攻撃力を活かした
余談
- シルムズランシアの「ランシア」は、イタリア語で槍を意味する"Lancia"からと見られる。
「シルム's Lancia」で「アケノシルムの槍」といった具合だろう。- ちなみに、イタリアの自動車会社でも"Lancia"というものがあるが、
そちらは日本だと「ランチア」と表記される。
なお本来のイタリア語での発音は「ランチャ」に近い。
- ちなみに、イタリアの自動車会社でも"Lancia"というものがあるが、