武器/レッドテイル

Last-modified: 2023-10-18 (水) 15:23:08

多くのシリーズに登場する火属性のランス。
リオレウスの素材を使用して作成する。

目次

概要

  • 素材元の種によってカラーリングは異なるが、盾・槍共にリオレウスの尻尾を模した形状。
    槍の穂は非常に細く、全体的にシンプルなデザインである。
    ちなみに、穂の部分は伸縮式となっている。
    収納するとプレイヤーの背の1.3倍程度の高さとなり、他のランスに比べると非常に短くなる。
    「長いランスだと戸口で引っかからないのか?」等のどうでもいい心配とも無縁である。

性能

レッドテイル

  • 無印から存在する、リオレウス通常種の素材から作成できるランス。
    リオレウスの体色と同じ赤いカラーリングである。

無印~MHP

  • ボーンランス派生の火属性ランスとして初登場。
    レッドテイル改→ヘルファイア→プロミネンスピラーと派生する。
    同じ派生元ではクリムゾンブロスという火属性ランスがあるが、
    あちらと比べると物理が低めで属性がやや高めである。
    ただし火竜の尻尾を合計で11本必要とすることから作成難度は高く、
    見た目以外でこちらが選ばれることはあまり無かった。
  • MHGにてブルーテイルが追加されたが、こちらはブロスホーン派生なのでレッドとの分岐ではない。
    オフライン武器の例に漏れずプロミネンスピラーの派生先も追加されなかった。
    さらに属性肉質の見直しにより事実上の弱体化を遂げている。
  • MHPではプロミネンスピラーからブルーテイルか通常種素材のブレイズテイルに強化できるようになった。
    ブレイズテイルを経ての最終強化はレッドプロミネンス。
    攻撃力483とブループロミネンスを上回り、火属性も350(ブルーは410)とランスの手数を考えれば十分な値。
    ブループロミネンスとはプロミネンスピラーからの強化過程を含めて通常種・亜種の素材を入れ替えただけのため、
    こちらの方が作りやすく、総合的には優勢という逸品である。

MH2・MHF

  • 直接生産。ここから通常種武器のプロミネンスピラーと亜種武器のブルーテイル(後記)に派生する。
    通常種武器への派生では作成に火竜の尻尾を5つと火竜の逆鱗を1つ使うだけあって、
    火属性値はかなり高い。MH2では全ランスで最高の値である。
  • MHFではさらにプロミネンスピラー改を経てプロミネンスタスクまで派生する。
    ただしピラー改の時点でさらに逆鱗4個、紅玉2個、黒龍の魔眼まで使用するので作成難度は高い。
    プロミネンスタスクへの派生は汎用素材のみなので比較的簡単である。
    • プロミネンスピラー改はレア度3としては地味に優秀な性能である。
      攻撃力は345と控えめだが、火属性580に長い緑ゲージ、さらに2スロットを持つため、
      モンスターによっては同レア度のHC武器にすら匹敵する火力を誇る。
      初期から存在する武器でありながら韋駄天クエストなどではまだまだ現役である。

MHP2(G)

  • ワイルドボーランス改からの強化か直接生産で作成可能。
    DL特典のトレニャーを利用すれば村★2で強化なら作成することができる。
    攻撃力は253とスパイクスピアに僅かに劣るが、同等の長さの緑ゲージを持つ。
    さらに火属性はレッドテイルの段階でも250もある。
    これはG級の火ランスのテオ=エクシスの220を上回る(あちらの属性値が低すぎるとも)。
    同ランク帯にはフルフル、ゲリョス、ガノトトス、ダイミョウザザミと火に弱いモンスターが目白押し。
    総じて作りやすく強い逸品と言えよう。
  • 派生についてはMH2と同様。
    プロミネンスピラーは高い攻撃力とG級クラスの火属性、スロットを二つ持つ優秀な武器。
    MH2より緩和されたが、それでも火竜の尻尾を5つと火竜の逆鱗を1つ使う上、それ以上の強化はできない。
    同じリオレウス通常種の武器のイフリートマロウ炎剣リオレウスと比較すると
    逆鱗が必要な点で作成難易度にかなりの開きがある。
    おまけに作成には下位武器としては法外な35000zも必要。
    作りやすく強いレッドテイルと異なり、こちらはイマイチといったところか。
  • ウカム戦後はプロミネンスピラーGが製作可能。
    火属性こそ据え置きだが、攻撃力が529まで引き上げられ、充分実戦に耐えうる性能。
    プロミネンスソウルと比較すると攻撃力や属性値こそ劣るものの、
    スロット2による拡張性の高さと匠で現れる紫ゲージが長いのが長所。
    攻撃力の差はあちらが575と覆すにはやや厳しいものの、属性値はほぼ互角。
    さらにあちらはリオレウス亜種の尻尾系素材を計15本に加えて天鱗も要求されるが、
    こちらは通常種の靱尾3本に逆鱗が5個と相対的にマシな難易度。
    総じて住み分けができており、ランス使いなら持っておいて損はないだろう。

MHP3

  • ロングホーン改から強化する。
    強化するとヘルファイア→プロミネンスピラーへと変わる。
    プロミネンスピラーは高い攻撃力・良い斬れ味・スロット一つと結構優秀。
    炎槍アグナコトルに火力では劣るが斬れ味・スロットで差別化が可能。

MH3G

  • なぜか鉱石武器であるドリルランスからの強化で作成する。
    ヘルファイア→プロミネンスピラーと強化し、
    通常種武器のレッドプロミネンスと亜種武器のブルーテイルへと派生する。
    レッドプロミネンスは後記するシルバープロミネンスへと進化を遂げる。

MH4

  • リオレウスと共に堂々続投(ヘルファイアは廃止された)。
    レッドテイルの時点で高攻撃力・長い緑ゲージと優秀。
    上位になると強化可能のプロミネンスピラーは、特捜隊専用槍【百狐】のほぼ下位互換となるため
    しばらく出番がなくなる。イベントクエストが入手出来ればの話だが。
    その後亜種武器のブループロミネンスと希少種武器のシルバープロミネンスに分かれる。

MHX

  • ワイルドボーランスLV2からいきなり派生可能。
    イノシシの頭から火竜の尻尾とは結構な変貌っぷりである。
  • 火属性ランスの中では物理攻撃力重視型である。
    MHXでは、ランスに物理攻撃力を強化する強力な狩技があるため、環境に恵まれたと言える。
  • 最終形態はプロミネンスピラー。
    高い攻撃力に加え斬れ味レベル+2で白ゲージ50と非常に安定感のある強さを誇る。
    またLV3で属性重視のシルバープロミネンスに派生可能。

MHXX

  • G級追加に伴いレッドプロミネンスが再登場した。
    • 属性武器としてはかなり高い攻撃力340
    • やや低めの火属性25
    • 素では白20、匠+2で紫40
    • 引き続きスロット0
    と、物理寄り火属性ランスとしてはトップクラスの性能を持つ。
    前作と違って匠の発動難易度が下がったため、ガード性能などとの併用も難しくなくなったのも追い風。
  • ライバルはディノバルド武器の大斬槍グラノヴァ
    物理攻撃力ではこちらが圧倒しているが、あちらは素の白ゲージが40かつスロットを1つ所持している。
    匠以外のスキルを盛りたい場合はグラノヴァ、そうでなければレッドプロミネンスと使い分けるのが良いだろう。

MHWorld

  • 下位のうちは鉱石素材からプケプケ素材を経て派生するフレイムランスI、IIを作成できる。
    そして、上位に上がると満を持してレッドテイルへと派生する。
    が、今作はプロミネンスピラーもレッドプロミネンスも存在しない為通常種素材での強化はここで終了し、
    以降は亜種素材での強化となる。
    しかし、亜種の登場はストーリーの後半になる為、繋ぎとしては十分と言える。
    • 同時期に作成可能な属性ランスとしては極々平凡な攻撃力391
    • 火属性240
    • 斬れ味は青10。匠の発現で青60となる。
    • 会心率は嬉しい10%
    • レベル1のスロットが1つ
    繋ぎとして十分とは言うものの、今作は火属性弱点のモンスターが終盤まであまりいない為、
    残念ながら余り日の目を見ない可能性もある。

MHRise

  • ボーン系からプケプケ素材のヒルバーランスを経由して派生。
    当初最終強化は「レッドテイルII」だったがアップデートで晴れて「プロミネンスピラー」に。
    • 攻撃力低めの190
    • 火属性は非常に高い火37
    • 斬れ味は青40、匠4以降白ゲージ出現
    • スロット1×1
  • 近年のレウス素材ランスは物理攻撃力も優秀なものが多かったが打って変わって属性重視に。
    ランスに非常に高いモーション値の攻撃が多く追加された今作には正直噛み合わない路線である。
  • ライバルはなんといってもアケノシルム素材のランス
    暁の突槍シルリッター
    • 攻撃力210
    • 火属性24
    • 斬れ味青30、匠2以降白ゲージ出現
  • この通り属性値と素の斬れ味では勝てているが、攻撃力と匠の斬れ味で劣っている。
  • アップデートによってプロミネンスピラー追加で若干ながら強化されたものの、
    それ以上に装飾品によってスキル自由度が上がり、匠のハードルが下がったのがシルリッターに有利に。
    プロミネンスピラーにも白ゲージが出るとは言え流石に匠5で白20では割に合わず。
  • 強化前のレッドテイルIIは攻撃力180火34
    よくよく見ればプロミネンスピラーに強化しても攻撃力はたった10、属性値に至っては僅か3しか上昇していない。
    アップデートで追加された武器として非常にショボい。
  • 強みとするなら百竜強化スキルである弱点特効【属性】の存在。
    属性肉質25以上の部位には属性ダメージが1.3倍になると言う乗算効果で、
    元々の属性地値が非常に高い本武器との相性が良い。
    上段突きやカウンター突き等、細かい攻撃を堅実に重ねるスタイルならば、
    相手によっては目の上のたんこぶなシルリッターをも凌駕し得る火力を発揮する。
    • なおプロミネンスピラーには気の毒な事に今作のランスは爆発的な物理火力を出す新たなスタイルを確立した。
      この物理重視の新スタイルが強力かつ立ち回りでも優秀で、従来型の属性重視運用は立場が弱いのが実情。

MHR:S

無尽蔵に溢れ出す緋色の炎
本能に等しい。戦いの高揚
突き動かされて、とめどなく。
(ルジュプロミネンス)

  • MHW:Iと打って変わり、通常種武器のままMR武器に昇格。
    本作では全体的に属性攻撃の価値が向上しているほか、
    ランスとしても飛び込み突きをはじめとした属性重視モーションが強化され、
    活かし甲斐があるのが嬉しいところ。
  • MR最初の「プロミネンスピラー改」は
    • 攻撃力310
    • 火属性44
    • 斬れ味白20、匠による紫出現は無し
    • 装飾品スロットLv1×1
    • 百竜装飾品スロットLv3
      上位時代の弱点特効【属性】も引き続き装着可能
    攻略中のM★4近辺ではライバルのアケノ槍「暁の突槍シルタープ(改)」が伸び悩むこともあり、
    汎用火属性ランスの乗り換え先としてかなり便利。
    ただし、EX★2(MR20~)では最終強化「暁の突槍シルファレン」に再び性能差で抜かれ、
    こちらは少々雌伏の時期を迎えることになる。
    • 当武器はプロミネンスピラーからの強化・一発生産の両方が可能。
      一部のリオレウス通常種武器に共通して言えることだが、一発生産時は火竜の天鱗が要求されるのに対し、
      強化の際はなんとレア素材無しの好待遇を受けられる。
      なお、後述のシルバープロミネンスも当武器からの派生強化となるため、
      通常種のルジュプロミネンスと使い分けたい場合は最低2本作製が必要となる。
      物欲センサーの振れ具合で強化か一発生産かを選ぶのもよいだろう。
  • EX★4(MR50~)にて必要な傀異化素材を揃えれば、当武器も最終強化を迎えられる。
    本作では多くのレウス通常種武器が銘をマイナーチェンジしており、
    ランスもその例に違わず、新銘ルジュプロミネンスを授かっている。
    「ルジュ」とは恐らくフランス語で「赤」を表す“rouge”を指しているものだと思われる。
    お洒落でもあり、ダジャレでもある。
    その性能は
    • 攻撃力330
    • 火属性46
    • 素で斬れ味紫10白40、無論匠などで更に伸びる
    • 装飾品スロットLv1×1
    • 百竜装飾品スロットLv3
    一見シルファレンと同等かそれ以下のパラメータばかりに見えるが、
    短い紫の斬れ味補正を活かせば斬れ味白換算で攻撃力345火属性50相当と、
    シルファレンよりやや物理寄りの属性重視武器として十分な性能を発揮できる。
    一方で、ランスにとって紫10など簡単に使い切ってしまう短さのため、スキルでの補強は必須となる。
    匠や傀異錬成の斬れ味強化などで紫ゲージ自体を伸ばしたり、
    剛刃研磨等での消費節約や刃鱗磨き等での回復で従来通り紫を維持するのもいいが、
    紫+白の斬れ味50を使い切った後に研磨術【鋭】Lv2以上で更なる威力上昇を目指せるのも、
    シルファレンとの差別化点と言えるだろう。

ブループロミネンス

  • レッドテイル系の亜種派生となるランス。愛称はブルプロ。
    リオレウス亜種の登場と共に追加された。
    カラーリングは亜種の体色に合わせ、蒼色となっている。
  • 大量の尻尾を要求することから作成難易度の高さで知られる。
    クエストやリオレウス自体の手強さもあり、真面目にやって作成に一週間もかかったという声もあるらしい。
    まだ上位武器なのにである。

~MHP2G

  • レッドプロミネンスと比較するとやや属性よりも物理重視の仕上がり。
    それでも火属性ランス全体で見れば属性値が高めの部類である。
    看板とも言えるレウスの武器なので火属性ランスを代表する武器のはず…なのだが、
    実際にはランスの火属性は毎回ライバルが多い。
    • MHP2では何よりもその圧倒的な作成難易度から敬遠され、
      性能としてもライバルのほうが強いといった意見も。
      なんと生産時に「蒼火竜の尻尾」を13個(MHFは15個)要求されるのである。
      更にリオレウス亜種の尻尾の入手確率が低く下位で40%にも満たなかったため、
      多くのランサーがこの武器のためにマラソンを敢行した。
  • MHP2GではG級派生となるプロミネンスソウル(通称:プロミソ)と変化する。その性能は
    • 攻撃力575
    • 火属性480
    • 会心率0%
    • スロット1
    属性重視の性能となったが、作成難易度が地味に無駄に高く、
    後に作れるようになる重火槍グラビモス(作りやすい・そこそこの斬れ味・スロット2)や、
    テオ=エクシス(高い攻撃力・斬れ味が優秀)に押され、存在すら忘れているランサーもいる。
  • 初登場のMHGの時点ではブロスホーンからの派生だったので通常種の尻尾は必要としなかったが、
    MHP以降は武器派生ルートの大整理により、派生素材はそのままにレッドテイル派生に編入された。
    結果、派生前後ともに大量の尻尾を使うことになり、それが以降のシリーズまで受け継がれている。
    MH3Gで緩和されるまでは性能に見合わない圧倒的な難易度なので作る人は少なかったであろう。

MHF

  • 上位武器であり、攻撃力391 火属性400と属性値は高いもののかなり控えめな性能。
    強化でエクリプスタスクとなり、攻撃力が437に上昇するが、それ以上は強化できないという不遇な武器。
  • また、SP武器版に火属性の「グリーンテイルSP」や、毒属性の「ダークテイルSP」も存在する。
    それぞれ緑色と黒色のテイルランスであるが、当然ながら緑色や黒色のリオレウスがいるわけではない。
    グリーンテイルSPはまさにリオレイアの配色であり、雌雄の火竜素材を大量に必要とする。
    ダークテイルSPはなぜか汎用素材以外ではエスピナス素材を多く用いる。
  • MHF-G6ではG級リオレウス亜種の登場に伴い、
    蒼翼槍シエルランスの後継者であるG級武器「蒼翼槍シエルランケア」が登場予定。

MH3G

  • MH3やMHP3ではリストラされていたものの、MH3Gでは華麗に復活。
    なんと直接生産ができるようになり、また必要な尻尾数は4つと激減したため、
    旧作と比較してかなり作成しやすくなった。
    同時に、後述の通常種と希少種の素材を用いたシルバープロミネンスが登場し、
    またもいらない子扱いされるのか?という声が囁かれたが、
    プロミネンスソウルは並み居る強豪を抑えて火属性ランスの中で攻撃値トップ
    (一方の属性値はMHP2Gとは反対に低めの値に落ち着いている)、
    作成難易度もそこそこと比較的作成難度とのバランスが良く、
    見事に古参火ランスという名に恥じない地位を確立した。

MH4

  • ブループロミネンスは攻撃力・斬れ味がいまいちだが高い火属性をもち、
    物理重視だった3Gとは一変、属性寄りの性能となっている。
    また、強化でなら火竜の紅玉を使用しない(火竜の紅玉を使うことで一発生産も可能)。
    総合的に見るとややシルバープロミネンスに食われ気味であり、
    つなぎとして考えると特捜隊専用槍【百狐】で十分となってしまう。
    ここにきてまたいらない子扱いとなってしまった。

MH4G

  • ブループロミネンスにG級亜種素材をつぎ込むことで
    プロミネンスソウル」となる。
    ランスでは切りづらい蒼火竜の靭尾が5本必要なのがやや面倒だが、
    これといったレア素材は一切必要ないため、作成難度は言うほど高いわけでもない。
  • 攻撃力は598に引き上げられ、会心率10%も考慮すると物理性能は低くない。
    属性値も480と順調に強化された。これまで見ると優秀な属性重視ランスなのだが、
    斬れ味が素で白ゲージ20、匠で紫ゲージ10という有様。
    ランス自体が手数で勝負する武器な上に、弾かれた時の隙もかなり大きいので
    この斬れ味は正直言って厳しい。
    追い討ちと言わんばかりにスロットも0。必須スキルが多いランスでこれも致命的である。
  • 総合性能で言えば後述の希少種ランスディバイン=ソルには敵わず、
    それまでの繋ぎとしてはケチャワチャ亜種の白槍キルシュラーザンが立ちはだかる。
    この武器はちょうど彼らの中間点の辺りに位置しているが、
    尻尾切りが面倒なことから結果としてキルシュラーザンで済ませる人も少なくない。
    結果として前作同様G級に上がってもいらない子扱いとなってしまった。
    レア素材を使わなかった代償なのだろうか。

MHWorld

  • まず通常種のレッドテイルからブルーテイルへと派生するが、なんとこの段階でもう火竜の紅玉を1つ使用する。
    さらにブルーテイルから最終強化であるブループロミネンスへと派生する際に更にもう1つ紅玉を使用する。
    なんとも贅沢に素材を使用するが、性能は申し分ない。
  • ライバルとなるのはオドガロンの素材を使用したガロンダーラか。
    こちらは属性解放によって火属性となる。
    比較すると、斬れ味と会心率はガロンダーラに軍配が上がるが、攻撃力と火属性はブループロミネンスが圧倒的に高い。
    更にガロンダーラにはスロットがない為、益々ブループロミネンスの方が実用的であると考えられる。
    • 歴戦王マム・タロトの実装と共にレウス槍を元にした新ランス皇金の槍・王が追加された。
      概ね似通った性能ではあるがあちらの方が斬れ味がかなり良く、
      なんと属性武器に非常に有効な会心撃【属性】が防具無しで無条件で発動するという特殊武器。
      ただでさえ斬れ味面を補わないといけないブループロミネンスは火力に割けるスキル自由度が少なく、
      現在ではブループロミネンスの活躍の場は完全に皇金の槍・王に奪われてしまう結果となった…。

シルバープロミネンス

  • 通常種と希少種の素材を用いたレッドテイル系の希少種派生ランス。通称シルプロ。
    槍の穂先は銀色、持ち手は赤色になっており、盾はとなっている。

MH3G

  • G級武器としては新たにリオレウス希少種の槍・シルバープロミネンスが登場。
    最終強化のソル=プロミネンスはプロミネンスソウルと比べ
    属性値が高く攻撃力が控えめとなっている。
    レッドテイルから強化しようがシルバープロミネンスを作成しそこから強化しようが
    火竜の天鱗を3つも使用するという贅沢な一品。

MH4

  • プロミネンスピラーからの強化でのみ作成可能。
    高い攻撃力となかなかの斬れ味(匠で白30)をもち、物理ダメージの期待値は
    全武器中2位(匠有り大鬼槍ラージャンと同じ)と高い。
    スロットも一つ持つと至れり尽くせり。
    一方で火属性は控えめとなっており、ブループロミネンス同様に性能が反転している。
  • また発掘武器にシルバープロミネンスが登場した。
    槍の先端と持ち手に付いた棘、盾の左半分の棘の色が変化する。

MH4G

  • こちらはG級希少種素材で「ソル=プロミネンス」、そして新たな強化先「ディバインソル」の2段構えである。
    作成難度も亜種ランスの比ではない。
    ソルプロでは安定の天鱗が要求され、ディバインに至ってはまさかの古龍の大宝玉が要求される。
    古龍種ではないモンスターの武器に古龍の大宝玉が要求されるとは一体どこの誰が想像しただろうか。
    まあそれ以上に誰も想像しなかったであろう蜘蛛の武器にも使われていたりするのだが。
    余談だが、「ディバイン=ソル」を直訳すると「神の太陽」である。
  • だが、こんなにたくさんの素材をつぎ込んだだけに性能もそれ相応。
    • 属性武器の中ではトップクラスの攻撃力667
    • ランスには十分な属性値380
    • 高い攻撃力を助長する長い紫ゲージと白ゲージ
    • スロット1
    このように物理・属性共に隙の無い性能に仕上がっている。
    特に物理重視の武器にとって長い斬れ味は有り難い。
  • 火属性ランスの中では文句無しの最強である。
    白槍キルシュラーザンは吹っ切れた属性値とスロ3こそあるものの物理性能に乏しく、火力ではまず敵わない。
    亜種のプロミネンスソウルも攻撃力・斬れ味・スロットで遅れをとり、
    唯一勝る属性値もあまり大差ないためやはり敵わない。
    ロストバベル真紅槍モノブロスはスロット以外ではディバインの完全劣化。
    このようにどれも微妙なものばかりだが、ディバインが完成するまでの繋ぎとしては機能してくれる。
    一方この武器は上位のシルプロからの強化がG★3なので攻略用にはまず適さないと考えてよい。

MHX

  • レッドテイルLV3から銀火竜素材を使って派生。
    最終LVはソル=プロミネンスに名前が変わる。
  • MH4Gとは打って変わって微妙な性能になってしまった。
    通常種のモノより物理攻撃力が下がった代わりに属性攻撃力が上がったのだが、
    物理攻撃力の低下に対して属性値の上昇が小さすぎ、全く割りに合っていない。
  • また属性値重視の他の槍と比べても、攻撃力は同じ、属性値はこちらより上、
    更には会心まで付いた炎槍アグナコトルに完敗している。
    頑張って派生させる意味などないに等しいのでプロミネンスピラーがおすすめ。

MHXX

  • 上位段階ではあまり存在感を見いだせなかった希少種武器だが、
    G級ではディバイン=ソルに強化することが出来る。
  • 具体的な性能は攻撃力310・属性値34・素で白ゲージ40・匠で紫ゲージ40・スロット1と、
    全ての要素をバランスよく備えている。
    しかしそれ故に物理や属性に特化した面子と競合しやすいのも相変わらずである。
  • 対抗馬となりうるランスとしては
    • 斬れ味とスロット数は同等で、攻撃力や属性値の差も小さい大斬槍グラノヴァ
    • 攻撃力でソルに対して30も上回っている通常種武器のレッドプロミネンス
    • 会心率が高く、物理期待値・属性値の両方でソルを上回る灼槍ヴァスティアグニ
    • 会心率と斬れ味でこちらを上回り、狩技ゲージボーナスまで併せ持つ黒炎王武器・シンヴァルツテイル
    が挙げられる。獰猛化レウス希少種の手強さはG級でも健在であり、
    火竜の天鱗を2つも使うディバイン=ソルはどうしても採用されにくい。
    ライバルとの差は多少縮んだが、やはり通常種武器の方が個性を出しやすいだろう。

MHW:I

  • アイスボーンでの希少種の登場に伴い、シルバープロミネンスが復活。
    今回は銀火竜の素材のみ使うため全体が銀一色になっている。
  • ブループロミネンスから強化していくことで入手可能だが、
    レッドテイル以降の途中生産が存在せず、銀火竜自体もMR70まで上げないと遭遇できないため、
    作製にはかなり骨が折れる。
  • 性能面ではやや物理寄りのバランス型といったところ。
    会心率やスロットも備え、全体的に高水準になっている。
    ライバルとしては同じくバランス型の斬竜槍グラナトが存在するが、
    こちらは会心率20%が付いており、火力を伸ばしやすい点でややリードしているか。
  • その後のアップデートにて、上位時点で煮え湯を飲まされた皇金の槍・王が再来。
    物理面ではこちらがやや優勢だが、属性面で大きく水をあけられており、
    やはり苦しい立場に追いやられている。

MHR:S

  • Ver.11にてリオレウス希少種の追加に伴い、シルバープロミネンスが復活。
    こちらもプロミネンスピラー改からの最終強化となる。
    彼自体はかなりの強敵ではあるものの、最低MR10から狩猟可能であること、
    ついでにランスの昇天突きが気持ちよく刺さる相手であることから、
    少々背伸びしてこちらへの強化を目指すのも一つの選択と言えるだろう。
    その性能は
    • 攻撃力310
    • 会心率35%
      素の物理期待値は攻撃力約337相当
    • 火属性52
    • 斬れ味白50、紫の出現は匠+4以降と負担は重め
    • 装飾品スロットLV3×1
    • 百竜装飾品スロットLV2
      種族特効系は付けられるも、弱点特効【属性】は百竜スロット拡張が必要
    素の能力配分はルジュプロミネンスとシルファレンのさらに中間に当たり、
    白運用が基本な点ではゲージ量の差でシルファレンよりやや使い勝手で劣る。
    こちらも真価を発揮するためには、高会心の属性武器を活かす特殊なスキル構築が必要。
    当然会心撃【属性】と各種会心率上昇スキルを主軸とし、達人芸での斬れ味節約などを添え、
    そのうえで物理火力が疎かになってはいけないので超会心や攻撃力上昇スキルを……
    などといった調子で、この手の武器は火力追及の際欲しいスキルが膨れ上がりやすく、
    何かと便利なガ性ガ強等の入り込む隙が無くなりやすいのが悩みどころ。
    利便性を重視し火力を削るか、あるいは高性能なガード・回避アクションを駆使し
    ガ性ガ強を削るかは、ランサー毎の価値観次第といえよう。

グロードテイル

  • 二つ名モンスター黒炎王リオレウスの素材から作られるランス。
    通常種武器のレッドテイルと比べるとやや刺々しい形状をしている。

MHX

  • 最終強化は「グロードテイルネラ」。
    攻撃力200・火属性値25。斬れ味は素で青だが、匠追加分は全て白。
    プロミネンスピラーとソル=プロミネンスの中間の性能で、更に二つ名補正により狩技ゲージが溜まりやすい。
    と言っても属性値の差5とゲージ補正で攻撃力の差20を埋めるのは難しく、
    大抵の場面ではプロミネンスピラーの方が優秀だろう。

MHXX

  • 究極強化で「シンヴァルツテイル」となる。性能は
    • 攻撃力310
    • 火属性30
    • 会心率10%
    • 斬れ味は素で白50、匠追加分は全て紫
    となっている。
    希少種武器と同じくバランス型の性能であり、そちらの項目にもあるように、
    レッドプロミネンスや大斬槍グラノヴァ灼槍ヴァスティアグニ等が強敵である。
    二つ名補正をどれだけ活かせるかが鍵となるか。

ゴールドルーン

MHXR

  • MHXRオリジナル種であるリオレウス豪火種のランス。
  • ゴールドルーンという名の通り、
    熱く煮えたぎる溶岩を彷彿とさせるような朱と金に輝く甲殻が眩しい。
    槍の穂からは常に発される炎のエフェクトがあるが、槍と盾の両方から発せられており、
    今にも火傷しそうな非常にアツい外観。
    • なお、MHFにはレッドルーンという名称の火竜ランスが存在する。
      そのためこの武器の名称はあちらへのオマージュとして付けられたものと考えられる。
      豪火種双剣のヴァララクロウズもレウスクロウズに対して同様。

余談

  • リオレウスの通常種、亜種、希少種の3種類のレッドテイルシリーズ全て、
    同一の形状で色違いとなっており、それぞれのテーマカラーを用いている。
    全てのシリーズが太陽の炎「プロミネンス」の名前を冠しており、
    シンプルなデザインとかっこ良さから、プロミネンスシリーズを愛してやまないランサーは多い。
    • ちなみに、プロミネンスピラー(prominence pillar)を直訳すると「紅炎の柱」となる。
  • ちなみに、MHP2G以前では希少種ランスは存在しないが、訓練所武器であるタツジンランス
    という希少種カラーのレッドテイル*1となっている(ただし盾は全く異なるもの)。
    なお、強化前のクロオビランスは色違いの竜騎槍ゲイボルグで、やはり盾が異なる。
  • レッドテール・ブラックシャークとレッドテール・キャットフィッシュという魚が実在する。
    前者は「ブラックシャーク」と言ってもサメではなく、タイ固有のコイ科の淡水魚。
    後者は「キャットフィッシュ」の通りナマズで、現地ではピララーラ(Pirarara)と呼ばれる南米の淡水魚である。
    どちらもレッドテールの名前に違わぬ赤い尾びれが特徴。

関連項目

モンスター/リオレウス
モンスター/リオレウス/派生作品
モンスター/リオレウス亜種
モンスター/リオレウス希少種
モンスター/黒炎王リオレウス
武器/火竜武器
武器/レッドルーン - MHFに存在するG級武器版レッドテイル
武器/フェローテイル - MHFに存在するリオレイア素材のランス
武器/エムロードテイル - 本武器をオマージュして作られた電竜武器。
アイテム/レッドオイル - オマージュ食材


*1 シルバープロミネンスの赤を金に変えたような配色