防具/アルテラシリーズ

Last-modified: 2023-08-04 (金) 17:15:29

PS3版、Wii U版MHF-Gを象徴するモンスターとして実装された輝界竜ゼルレウス
その素材を用いることによって生産可能な防具シリーズ。

目次

概要

  • ゼルレウスはリオレウスに近い存在ではあるが、防具の外見はレウスシリーズとはかなり異なっており、
    それでいてレウスシリーズ同様スタイリッシュなデザイン。
    輝界竜の真っ白な甲殻に蒼く光り輝く棘や爪があしらわれており、新鮮な印象を抱かせる。
    剣士、ガンナー、男性、女性ともに王冠を被っているようにも見え、
    その姿はまさに「白き蒼空の王」と呼べる。
    • デザインそのものは全く違うがアルテラシリーズの色合いからは、ラギアUシリーズを思い浮かべる人もいるという。
  • 現段階では剛種防具のアルテラシリーズ、天嵐防具のアルテラFシリーズ
    覇種防具のアルテラFXシリーズ、G級覇種防具のアルテラGシリーズ
    そして烈種防具のアルテラGFシリーズまでが存在している。
    これら特殊防具の詳細はこちら
    • MH2の仕様をご存じない方のために念のためにここで補足しておくと、
      アルテラGFシリーズまでは一本道の強化となっているため、無論一発生産は不可。
      例えばアルテラGFヘルムが欲しければ、アルテラヘルムを生産した後、
      アルテラヘルムを最大レベルまで強化しアルテラFヘルムへ派生、
      ということをGFまで繰り返さなければならない。
  • アルテラシリーズの特徴として、MHF-G3にて登場した新スキル「適応撃」がある。
    これは自身の体力を100以上に保っているとき、攻撃を当てたモンスターの部位の肉質によって、
    切断、打撃、弾属性のなかから最も有効な属性を自動で選んでダメージ計算する、という効果。
    詳細は解説ページに譲るが、これを利用すれば太刀でダイミョウザザミのヤドを破壊できたり、
    ハンマーやボウガンの弾で尻尾を切断したりといったことが可能となる。
    切断武器で切断属性に強い部位を攻撃した際は勝手に打撃や弾属性になるなど、
    非常に便利かつ汎用性の高い強力なスキルである。
  • この適応撃のスキルポイントが全身共通でアルテラとアルテラFに2ずつ、
    アルテラFXに3ずつ、アルテラGに4ずつ、アルテラGFに5ずつ付加している。
    適応撃+1の発動には適応撃のSPが10必要であるため、アルテラFまでは全身装備、
    アルテラGFのみいずれか2部位装備するだけでスキルが発動。
    強力な適応撃+2となるとSP20を要することから、アルテラG以上でなければ発動できない。
  • 防具の耐性は水がマイナス3、氷がマイナス3となっている。
    ゼルレウスは光属性のモンスターなので雷耐性も2~3と相応の値だが、火属性や龍属性は変化がない。

アルテラシリーズ(剛種防具)

  • アルテラシリーズの最たる特徴である適応撃の発動を加味し、まずは一式全て装備した際の性能を紹介する。
    以下に挙げる性能は全部位レベル7時のもの。
    青字は剛種防具効果でスキルランクアップグレードが適用されたスキル。
    • 剣士:適応撃+1、見切り+2
      防御力…629、空きスロット10
      • SP内約⇒適応撃+10、達人+12、剣術+8、匠+6、
              聴覚保護+6、風圧+6、耐震+4、斬れ味+4、ガード性能+4
  • ガンナー:適応撃+1、見切り+2
    防御力…388、空きスロット10
    • SP内約⇒適応撃+10、達人+12、装填数+8、精密射撃+6、
            装填+6、聴覚保護+6、弾調合+4、反動+4、貫通弾追加+4
  • これは他の剛種防具にも言えることではあるのだが、
    やはりスキルランクアップの特殊効果を駆使しても性能不足な面は否めない。
    HR5から無理して適応撃を発動させる必要性は高くはないと言える。
    ただし、剣士は胴と腰に匠+3が入っており、適応撃を考慮しなくても
    SPが達人、匠、風圧となっているため、それら部位の有用性自体は比較的高め。
  • 生産には「輝界竜討伐の証」が2枚と「輝界竜の鱗」が3枚、「古龍種の稀玉」が1個あればよい。

アルテラFシリーズ(天嵐防具)

  • この段階でもやはり適応撃発動には全部位装備の必要がある。
    一式装備時の性能は以下の通り。
    • 剣士:適応撃+1、見切り+4
      防御力…727、空きスロット15
      • SP内約⇒適応撃+10、達人+20、剣術+8、匠+6、
              聴覚保護+8、風圧+8、耐震+5、斬れ味+5、ガード性能+5
    • ガンナー:適応撃+1、見切り+4
      防御力…447、空きスロット15
      • SP内約⇒適応撃+10、達人+20、装填数+8、精密射撃+8、
              装填+6、聴覚保護+8、弾調合+5、反動+5、貫通弾追加+5
  • 達人のスキルポイントが共通で4とようやく及第点に到達し、
    スロット数も全部位が3に増えたことで組み合わせには強くなった。
    なかでも剣士の胴や腰が有用なのは相変わらず。
  • 天嵐防具へと派生するには、やはりレウス繋がりからか、
    下位リオレウス特異個体のHC素材火竜の禍鱗」が必要。

アルテラFXシリーズ(覇種防具)

  • アルテラシリーズの覇種防具派生。ようやく、ようやく本領を発揮する。
    覇種防具化することで全部位に5種類目のスキルポイントが追加され、
    「組み合わせで楽しむ」という覇種防具のコンセプトのもと、非常に強力に仕上がっている。
    ここからは一つ一つの性能も見ていこう。
    • 剣士頭:適応撃+3、ガード性能+5、斬れ味+6、耐震+5、溜め短縮+4
    • 剣士胴&腰:適応撃+3、達人+4、匠+3、剣術+4、風圧+4
    • 剣士腕&脚:適応撃+3、達人+4、匠+4、剣術+4、聴覚保護+4、
    • ガンナー頭:適応撃+3、弾調合+5、反動+5、貫通弾追加+5、連射+4
    • ガンナー胴&腰:適応撃+3、達人+4、装填数+4、装填+3、精密射撃+4
    • ガンナー腕&脚:適応撃+3、達人+4、装填数+4、装填+4、聴覚保護+4
    こうして並べて見てみるとわかりやすいと思うが、胴以下の4部位、
    新たに追加された5品目目のSPがよく考えられており、
    バラバラに見えて実は匠や剣術、装填や装填数が見事に揃えられていることがわかるだろう。
    組み合わせでももちろん強いのだが、ここで登場するのが適応撃。
    覇種防具になってSPがそれぞれ3に強化されたことにより、4部位でも適応撃+1の発動が可能。
    つまり頭だけ他の防具、例えばピアスなどに換装し、
    残りの4部位を装備することでアルテラシリーズとしての強みを発揮することができるのである。
    • また、胴以下のそれぞれ対応する部位が互いのスキルを複製しあったため、
      部位ごとの差別化が抑えられ、組み合わせに使用する際は
      アルテラシリーズとしてのスキル項目が定着したことで非常にわかりやすくなっている。
  • ガンナーはスキル構成的に弓よりもボウガン向けか。
  • なお、参考までに一式装備時の性能は以下の通り。
    • 剣士…適応撃+1、見切り+4、斬れ味レベル+1、剣術+2
          防御力781、空きスロット15
    • ガンナー…適応撃+1、見切り+4、装填数UP、装填速度+2
            防御力500、空きスロット15
  • 強化には、ゼルレウスと相反する特徴を持った飛竜UNKNOWNの覇種素材「飛竜の砕爪」が4個必要。
    また、覇種の汎用素材とも言える「鮮烈なる滾血」も4個必要である。

アルテラGシリーズ(G級覇種防具)

  • アルテラGに関する性能の記述は割愛する。
    というのは、G級覇種防具という名からもわかる通り、
    G級ランクに上がって初めて派生が可能となる防具シリーズなのだが、
    G級クエストではHR7からG級に昇格したその時点(GR1)で全てのG級モンスターを受注可能
    それゆえ「強化可能時期」は後述する烈種防具、アルテラGFシリーズと全く同じであることから、
    スキルシミュレータなどでこのアルテラGがわざわざ指定されることはあまり多くない。
    ただ単純に、アルテラGはG★2までのG級ハードコアクエストを攻略できればよいが、
    GFはG★7の強敵である烈種ゼルレウスを討伐しなければならない、という強化難易度的な違いでしかない。
  • G★3までのG級モンスター素材で強化が可能なため、もちろん繋ぎには使える。
    スキルポイントは少しずつ強化されているので、
    多くの場合は既存の防具セットに組み込んでいたものをそのまま強化して使えるだろう。
  • とはいえ、派生強化を繰り返すという仕様ゆえ、
    アルテラGFシリーズに到達するために、このアルテラGシリーズの強化は避けて通れない道である。
    強化に必要なG級HC素材は、イャンクックの「怪鳥の鳴管」とババコンガの「桃毛獣の磨牙」。
    それ以外は覇種UNKNOWNの「飛竜の砕爪」や、通常のG級素材などで強化が可能。
    G級HC素材さえ手に入ったら、あとはGF前まで一気に強化してしまおう。

アルテラGFシリーズ(烈種防具)

  • 初めて登場した烈種防具、アルテラGFシリーズ。
    同じく初代の烈種である烈種ゼルレウスを倒さなければ強化もできないが、
    無印からF、FX、Gと強化を重ねてきただけあってその性能はG級防具にも劣らないほど超強力。
    実装と同時にその驚くべき性能を見せつけた。
    • 剣士頭:適応撃+5、ガード性能+5、斬れ味+10、耐震+5、溜め短縮+5
    • 剣士胴&腰:適応撃+5、達人+7、匠+5、剣術+5、風圧+5
    • 剣士腕&脚:適応撃+5、達人+7、匠+5、剣術+5、聴覚保護+5
    • ガンナー頭:適応撃+5、弾調合+10、反動+5、貫通弾追加+5、連射+5
    • ガンナー胴&腰:適応撃+5、達人+7、装填数+5、装填+5、精密射撃+5
    • ガンナー腕&脚:適応撃+5、達人+7、装填数+5、装填+5、聴覚保護+6
  • 烈種防具共通の特性として、1部位装備するだけでスキルアップグレードが常時発動するようになる。
    そして剣士頭の斬れ味+10、ガンナー頭の弾調合+10というピアスもびっくりなスキルポイント
    アルテラGFキャップを装備するだけで「最大数弾生産」が発動することはもちろん、
    アルテラGFヘルムに至ってはこれ単体で業物+2が発動する。
    胴から下の各部位のスキルポイントも大幅強化され、特に達人は一部位につき7という驚愕の値。
    SP20の適応撃+2も4部位装備で発動が可能となったことで、適応撃+2と頭の換装が両立可能となる。
    ただ、SP10の時点でスキルランクアップグレードが必然的に適用されることを加味すると、
    アルテラGFの4部位装備は多くの余剰SPを無駄にしてしまう。
    特に匠20や剣術20、装填20や装填数20は非常にもったいない。
    適応撃+2に拘らないのなら、アルテラGFを2部位選ぶことで、
    適応撃+1を始めとした各種有用スキルが全て発動、SP10が多いことでスキルランクアップ効果も効率的に発揮、
    と、非常に好ましい状態になる。
    • もっとも、剣術だけは場合によってはむしろ要らない、ということもあるので、
      その場合は烈種防具効果のみを目当てに1部位のみに絞るという選択肢もある。
    • 他にも、G3.2で追加されたエミットGF・ストロマGF・ブリッツGFなどを始めとした防具は、
      ゼルレウス烈種素材を使用するためか一部部位に適応撃+5のスキルが付与される。
      これらを組み合わせて、余剰スキルや剣術を発動させないようにしつつ適応撃を発動させる、
      ということも可能になった。
  • G★7のモンスター素材を要するだけあって、基本性能が極めて高い。
    今回も参考として一式装備時のものを記載する。
    • 剣士…適応撃+2、見切り+4、斬れ味レベル+1、剣術+2、高級耳栓風圧【大】無効業物+2
          防御力1507、空きスロット15
    • ガンナー…適応撃+2、見切り+4装填速度+3、装填数UP、高級耳栓狙い撃ち、最大数弾生産
            防御力1342、空きスロット15
  • 強化にはアルテラGシリーズと同じく2種類のG級HC素材が必要。
    フルフルの「伸縮する柔皮」、そしてティガレックスの「轟竜の虎皮」の2つ。
    烈種ゼルレウスの素材では烈鱗や烈殻といった基本的な素材のほか、
    部位破壊限定素材である「輝界竜の剣尾」を5本、「輝界竜の鈍角」を3本、
    輝界竜の光翼」2枚に加え、レア素材の「輝界竜の骨髄」をレベル7の最後の素材として要求される。
    特に輝界竜の光翼は翼破壊23%でしか得ることができない希少な素材で、
    手に入らないときは全く手に入らないのがもはや恒例。
    • ちなみに同じく部位破壊限定レア素材である「輝界竜の襲爪」は、
      アルテラGFシリーズには使用しない。
      また、剥ぎ取り希少素材である「輝界竜の蒼玉」も使用しない。
  • 初代の烈種防具なのでスキルに関しては最近のG級最前線環境と噛み合いにくいものが多い。
    ただ、最前線環境の装備を用意するまでのものとしてはかなり優秀なため、使用者もそれなりに見受けられる。

関連項目

モンスター/ゼルレウス
防具/剛種防具
防具/G級防具
防具/レウスシリーズ
スキル/適応撃