目次
概要
- ガンキンシリーズとは、MH3から登場するウラガンキンの素材から作られる防具である。
- 上位装備は、MH3ではガンキンG、MHP3とMH3GではガンキンS、G級装備はガンキンXになる。
MHP3から登場した亜種の素材によって作られるシリーズはガンキンU、G級ではガンキンZになる。
- MHXにてウラガンキンが復活した際に上述のガンキンシリーズ及びSシリーズが復活したほか、
「宝纏」の二つ名を持つウラガンキンの素材から作られる宝纏シリーズもここで解説する。
- 各パーツの説名文には共通して「重量級」と書かれており、
見た目通り、その重量に見合った強大な防御力と、他に類を見ないほどの頑丈さを併せ持ち、
これをまとう者は歩く城塞と化する。
しかし、その重量故、重く扱いが困難であり、脚部装備は大変な脚力を必要とする。
腕部装備は岩石を粉砕するほどの硬度を誇り、大変な重装甲だが、見た目とは裏腹に指先の可動域は広い。
ガンナー用装備は、ガンナー用とは思えないほど重装甲であり、防御力に関しては絶大な信頼が置ける。- G級装備は剛殻な形姿に流麗な曲線が映える外観に、堅固な装甲を持ち、荒れ狂う爆雷の嵐にもビクともせず、
腕用装備については、剣士用は溶岩流の噴射を手で押さえ込む事が可能な程であり、
ガンナー用は爆薬が暴発しても全く意に介さずにいられる。
脚部装備は火山地帯も草原のように歩け、激しい土石流の中も歩くことができる。
剣士用頭部は、巨神の輝く瞳のような日輪の如き金色の光(ガンキンZは蒼月の如き青き光)を放ち、
ガンナー用腰部は前述の外観の影響なのか、ベルト部分の突起がオシャレと一部で評判。
しかし、ガンナー用頭部は顎部のガードが硬いため、口が動かし辛いのが欠点。
- G級装備は剛殻な形姿に流麗な曲線が映える外観に、堅固な装甲を持ち、荒れ狂う爆雷の嵐にもビクともせず、
外見
- まず目を引くのはその見た目である。素材元があのウラガンキンということから
想像できる通り、一言で表せばゴツイ。そしてそれ以上に“ロボっぽい”こと。
どのくらいゴツイかでいえば、男用の装備は過去のグラビドシリーズを除けばゴツさでは右に出る装備は無いレベル。
さらに全身が素材元のウラガンキン同様の金色となっている事もロボっぽさに拍車をかけている。
- ガンナー用の見た目も大概で、剣士用をスーパーロボットで表すなら
ガンナーはリアルロボットで表すほうが手っ取り早い。
異様なまでに張り出した肩当と顔面が見えない頭装備はまさに重モビルスーツといった風体で、
「お前ボウガンより核バズーカの方が似合ってるよ」と言わずにはいられない。
- 上述のように男用の見た目は物凄いことになっているが、
女性用のはゴツさは控えめでそれほどでもない。
が、ガンナー用の装備は、明らかに不必要なほどに横に伸びた肩当、
絶対座るのに邪魔だろうと思われるスカートアーマーなど、
男性用のとは違った方面で狙った見た目になっている。
- デザイン画の時点では、それほど印象は悪くなかったりする。
ゲーム用ポリゴンに置き換える際の微妙なラインの差異が印象の悪化に繋がっているようだ。
- あまりにも狙いすぎた見た目にさすがに反省したのか、
ガンキンX、Zシリーズではロボット然とした見た目ではなくなり、
実にSFなパワードスーツのごとくシャープ&スマートになった。
その姿にロボット好きハンター達は肩を落としたとか落とさなかったとか。
しかし、元の頑丈さはそのままに軽量化、扱いやすさと機動性を大幅に改良した結果、
このような流麗な曲線が映える外観になったと思われる。- 男性用は同じカプコンの「ロックマンゼロ」シリーズの主人公、ゼロを彷彿とさせるデザインで、
特にガンナー用はよりそれに近いデザインであり、上記のロボット好きハンター達の好みが大きく分かれるだろう。
Zシリーズはカラーリングもそれに近くなっており、一式の色彩を赤に変更すれば、さらに一段階ゼロらしくなれる。
XXでは防具合成も可能なので、自分の好みに合わせて自由に変更しよう。
- 男性用は同じカプコンの「ロックマンゼロ」シリーズの主人公、ゼロを彷彿とさせるデザインで、
性能
- シリーズを通じて一式を装備すると防御力UP、ボマーが発動し、
剣士では抜刀術【力】やスタミナ奪取、ガンナーでは反動軽減が主に発動する。
これらは素材元であるウラガンキンの岩塊そのものと言える重厚な身体と、
それから繰り出される気絶値の高い一撃の再現といえよう。
MH3
- MH3では抜刀術【技】との両立が容易で、さらに抜刀攻撃が攻撃の中核を占める大剣と相性が抜群に
よかったため、W抜刀と呼ばれる装備が大剣で台頭していた。
MHP3でも引き続き大剣の推奨装備として挙げられるが、
MH3Gでは抜刀術【力】が抜刀術【技】との両立が困難、抜刀術【力】よりも優先してつけるべきスキルが増え、
さらにそれらをつけただけで抜刀術【力】を付けられるだけの空きがなくなってしまうため、
以前ほどにダブル抜刀をつけた大剣使いは見かけなくなってしまった。
頭部の肉質が異様に硬いモンスターが増えてきたのも減少の原因の一つだといえる。
- その他、ガンキングリーヴ&レギンスは胴系統倍加が付いていたため様々な装備で流用できた。
下位装備にしか付与されていないが、当時は下位装備も上位の「G」装備相当の防御力に強化できたため防御力は問題なく、
むしろ最終的に一部位78(ガンナーは45)と全防具でもかなり高い部類に入る。
MHP3
- ガンナー版ガンキンSは反動軽減+1と貫通弾UPが発動する、富国やペングルスカイザーはじめ貫通ガン向けの防具。
こちらも特に腰防具はSPの優秀さ、他防具とのミスマッチ具合から度々呪いの防具として挙げられた。
- また、亜種初登場に合わせガンキンUシリーズもお目見え。
ボマー・スタミナ急速回復のSPは共通で、剣士はガード性能+2が付くランス・ガンランス向け、
ガンナーは散弾・拡散矢UPが付き、セレーネ用防具として頻繁に用いられた。
MH3G
- MH3Gではどのランクでも一式揃えると、必ずマイナススキルとしてカナヅチが発動してしまう。岩みたいな体故だろう。
元々水耐性が非常に低いこともあり、水中戦は大の苦手。
水中戦が想定されるクエストでの運用はあまりオススメできない。
特にナバルデウスが相手の場合、常時水中戦を強要される上に
スタミナ奪取やKO術まで意味を成さなくなってしまうので相性は最悪に近い。
逆に水中以外ではマイナススキルを消す必要は無いので、お守りやスロットを制限されずに済む。
- 亜種の素材によって作られるガンキンU、Zシリーズは剣士だとガード性能や砲術師など
ガンランス向けのスキルが揃う。一方ガンナー用は反動軽減は変わらず、防御力UPが砲術師に変わっている。
剣士用ガンキンZの発動スキルはガンランスのためにあるといっていいスキルが揃っており、
昨今の防具では珍しく、一式でも十分に運用可能な性能を持っている。
また、バイオドクターが発動するため、対ブラキディオス戦でもかなり重宝する。*1
なお、ガンランスは水中戦と相性が良い武器種である。水中戦で使うならマイナススキルは消しておこう。
もちろん、食事による水耐性の補強も忘れずに。高い火耐性故にラスボスであるグラン・ミラオスとの相性も良好。突きメインでも心眼のおかげで硬化中も気にせず攻撃ができ、砲撃メインならば砲術スキルのおかげで威力がアップできる。
MH4(G)
- MH4では立ち位置の似ているグラビモスとの素材交換で素材が入手可能。下位装備のみ。
一式での発動スキルは共通で防御力UP【中】とスタミナがマイナス4、
それに剣士用はスタミナ奪取とガンナー用は通常弾強化が発動する。
スロット数は頭、胴、腕に1、腰に2。脚が胴系統倍加なので、実質的にはもう1スロ増える。- 余分なSPもなく、正直一式では地味と言う他ない性能である。
マイナススキルがつかないこと、そこそこスロットが多いこと、
通常弾強化はそれなりに強力であることなどから、
全く使い物にならない訳ではないが…。 - MH4GではG級グラビモスとの素材交換でG級ガンキン素材が手に入る。
しかしガンキンXシリーズは作れない。なんということか…。
- 余分なSPもなく、正直一式では地味と言う他ない性能である。
MHX
- ウラガンキン自体が復活したMHXでも本装備は続投した。MHXでは下位、上位共に裂傷無効と剣士では抜刀術【力】、ガンナーでは散弾強化。
上位のみ防御力UP【小】が発動する。スロットはいずれも4つ。
下位上位共に防御力が高く、下位はレア度3の防具の中でトップクラス、
上位はレア度5の防具の中でダントツでトップである。
下位ではクシャナシリーズなどの古龍種の防具と同じ防御力、上位でも防御力UPのスキル込みで、
ラージャンやイビルジョーといった最終盤のモンスターと同じ防御力になる。
一方で耐性値は3属性でマイナスとなるのであまり優れてはいない。特に水が苦手。
終盤に出るモンスターの中で水属性使いはタマミツネくらいしかいないのが救いか。
高い耐久性の代わりにスキル構成は良いとは言えず、僅かな相手にしか効果がない裂傷無効と、
火力に関わってこない防御力UPを除けばもう抜刀術【力】/散弾強化しか残っていない。
直接火力UPに繋がるガンナーはともかく、剣士の方は直接火力に貢献するスキルではないため、
スロットが4つしかない拡張性の乏しさと合わせて火力面は貧弱。
スピードよりも安定性を求める人向けの防具と言える。- 何気に今作では唯一の裂傷無効持ち装備である(しかも、頭・腕・腰の三部位で発動)。
- 剣士・ガンナー共に、裂傷攻撃を使ってこないモンスターに挑む場合、
頭をアーティアSヘルム(スキル無し、スロット3)に変更すると中々よくなる。
耐性面で致命的な隙も無く、素の防御力もガンキン頭部より劣るものの許容範囲であり、
頭3、腕2、腰1、足1、合計で7スロットの穴を持つ汎用性の高さを得る。
防御珠【2】(スロ2、防御+3)で防御力UP【小】を発動しつつ、5スロスキルの発動が可能。
逆にお守りと合わせて攻撃珠を増し増しにしても、素の防御のSPが高いため防御力DOWNが発動しない。
そして何より、持ち前の
パワードスーツ感の映える見た目をそれっぽく維持できる恩恵も含めて、一考の価値はある。- なお、ガンナー用のアーティアSキャップ(スロット3)にすると雷属性攻撃+1のSPが付くが、
防御力の大幅な低下を考えると、まったくと言って良いほど意味が無い。
ちなみにこちらでも、パワードスーツ感の映える見た目を維持する事はできる。
- なお、ガンナー用のアーティアSキャップ(スロット3)にすると雷属性攻撃+1のSPが付くが、
MHXX
- MHXXではG級版のガンキンXシリーズが登場。
一式で上位までのスキルに加えて、攻撃力UP【小】が付き、スロットが6つに増えている。
やはり防御力は同レアリティ間でダントツ。一つ上のレア度9の装備と比べても見劣りしない数字である。
ネックだった火力面は攻撃力UP【小】が加わったことで多少解消された。
他のスキルは防御力UPを除いてこれより上位のスキルは存在しないため、
攻撃力UPを上位スキルまで持っていくのが良いだろう。
細かいところでは新登場の鎧裂ショウグンギザミも当然裂傷攻撃を使うので、スキルの対応範囲が少し広がった。
今作でもやはり裂傷無効を防具で発動できるのはガンキンシリーズしかない。
MHWorld
- MHWでは上位防具にガンキンα、ガンキンβの二種類が登場。下位にはウラガンキンが登場しないため、防具もなし。
デザインは相変わらず黄金色に光るやたらとゴツいパワードスーツである*2。新大陸でもここは変わらなかった。
- スキル構成としてはガード性能、破壊王、雷耐性と、ガード可能武器向け。
今作では、後述のガード強化の装飾品に加えて、ガード性能の装飾品もレアなので作成する価値は高い。
また、α,β問わずガンキンシリーズの防具を三箇所装備することで、爆鎚竜の守護(ガード強化)が発動する。- 「ガード強化」のスキルは、上記の「爆鎚竜の守護」か、
終盤になって生産できる護石を使うか、あるいは低確率でドロップする装飾品を使わないと発動しない。
このうち、護石は「全てのフリークエストをクリアする」or「HR100まで到達する」
という条件を満たさないと生産できず、
また、装飾品に関しても、調査クエストでの低確率ドロップとなっているため、入手性に難がある。
となると、護石・装飾品の無い時期は「爆鎚竜の守護」に頼る事になるのだが…… - 見た目が黄金色に光るやたらとゴツいパワードスーツであるため、
その他の防具との親和性が皆無。それを三箇所も装備するため、見た目がなかなかきらびやかな事になる。
そのため、ガード強化を求める者にとって、新たな呪いの装備としての地位を確立しつつあるようだ。
とはいえスキルは優秀なので、純粋なランサーやガンサーであれば、
ストーリー攻略の段階やクリア後のやり込みでもお世話になる人も多いのではないだろうか。- 男性キャラは他の防具でもマッシブなものが存在し、防具着彩で他の防具を黄色にすれば
まだ組み合わせて見れなくもない。ゴツい装備を好んで着る人もいなくはない。
ただ細身の鎧が多い女性キャラ、特に露出が好きな人にとっては相容れぬ装備だろう。
しかし、ガンキン脚αだけは別。スパッツな上に太股が大きく露出しているという、
ガンキンらしかぬ意外なデザインとなっている。靴はゴツいけど - さらに皮肉なことに根本的にスキルスロットが優秀なため装飾品が揃ったとしても場合によっては呪われる。
特にガード性能を備えながらサイズが優秀な腕と脚、
破壊王も今作では、一見TAには無関係だがネルギガンテの部位破壊による攻撃チャンス増加、
マム・タロトの外殻破壊などに活かされる重要なスキルである。
付け加えて基本的に装飾品が揃っている場合はαはβの下位互換である事が多いのだが、
ガンキンシリーズは頭以外のαβは互換が効かず両方採用する幅が広い。
苦労の末に強壁珠、鉄壁珠両方を手に入れても、結局装備するプレイヤーも少なくないであろう…。
幸い(?)現在は重ね着装備も豊富なので、それで隠すという手も有りか。 - 救いがあるとすれば、ガード関連のスキルが最も必要とされる
ランス・ガンランス・チャージアックスが比較的ゴツい武器で、それなりにマッチすることだろうか…。
ただこれもよりによってガード関連のスキルがついているのが腕と脚なため、
これにもう1部位加えて他防具と合わせようとするとどうにもマッチしない。
せめて胴と腰ならよかったのに……
- 男性キャラは他の防具でもマッシブなものが存在し、防具着彩で他の防具を黄色にすれば
- ちなみに上位装備のαとβの見た目は、ディテールが変わっていて差異が出るパターンと
ほぼ色の変更可能箇所しか変わってないパターンがあるが、ガンキンは前者である、一応前者である。
加工屋で試着して見比べると分かるが、各部位の突起部分がほんの僅か縮んでいる。アハ体験
配色のパターンは違うので色で区別は付くが、
デフォルトカラーでは狩りに着てきても、どちらがどちらだかわかりにくい。
- 「ガード強化」のスキルは、上記の「爆鎚竜の守護」か、
MHW:I
- 大型アップデート後の環境でもEXガンキンシリーズとして続投している。
従来のガード系スキルに加えて、ニューカマーである攻めの守勢のSPが追加され、さらにガードが捗る防具へと進化。
モンスターの一方的な連撃やガード不能攻撃が増えるマスターランクでもなかなか頼もしい。
部位 | α | β | ||
---|---|---|---|---|
スキル | スロット | スキル | スロット | |
頭 | 爆破やられ耐性+2 | Lv2×1 Lv1×1 | 爆破やられ耐性+2 | Lv4×1 Lv3×1 |
ひるみ軽減+1 | ||||
胴 | 破壊王+2 | Lv3×1 | 破壊王+2 | Lv4×1 |
爆破やられ耐性+1 | ||||
腕 | ガード性能+2 | Lv2×1 | ガード性能+2 | Lv4×1 |
防御DOWN耐性+2 | 防御DOWN耐性+1 | |||
腰 | 破壊王+1 | Lv2×1 Lv1×1 | 破壊王+1 | Lv4×1 Lv2×1 |
ガード性能+1 | ||||
脚 | ガード性能+2 | Lv1×1 | ガード性能+2 | Lv4×1 Lv1×1 |
攻めの守勢+1 | ||||
一式 | 爆破やられ耐性Lv3 | Lv1×3 Lv2×3 Lv3×1 | 爆破やられ耐性~Lv2 | Lv1×1 Lv2×1 Lv3×1 Lv4×5 |
破壊王Lv3 | 破壊王Lv3 | |||
ガード性能Lv5 | ガード性能Lv4 | |||
防御DOWN耐性Lv2 | 防御DOWN耐性Lv1 | |||
ひるみ軽減Lv1 | ||||
攻めの守勢Lv1 | ||||
シリーズ スキル | 2部位以上・ガード強化 |
- 新たに爆破やられ耐性が付与されたので、同アップデートでの追加モンスターとなった
ブラキディオスとの戦闘がかなり快適になるなど、総じて実用性が高まっている。
ムービーで主任が爆破粘菌に吹っ飛ばされていたのは忘れよう- 一方で雷耐性は消失した。
雷属性を用いる古龍としては新たにネロミェールとストーリー上で相まみえる事になるが、
ガード強化が不要な上水耐性が低い本防具では相性が悪いか。
- 一方で雷耐性は消失した。
- デザイン面ではかつてのXシリーズをベースにしたスリムなシルエットを実現し、
特に足などは男性用でもガンキン防具と思えないほど細身になっている。
更にシリーズスキル発動に必要な部位が2部位に減った為、
これでコーディネートもなんとか…と思いたかったが、そうは主任問屋が卸さない。
もとのデザインと比べれば細くなっただけで、金ピカ装甲や肩腰のゴツさは相変わらず。
また、兜がフルフェイスではなくなったせいで
一式装備した際の体はガチガチ、顔だけ丸出しな感じもXシリーズから引き継いでしまった。- なお、今作ではフェイスペイントが3種類まで設定可能になり、更に発光させる事もできる。
顔に金属光沢を入れて目の周りを発光させれば某アメコミ風のロボットアーマーにする事ができる。
- なお、今作ではフェイスペイントが3種類まで設定可能になり、更に発光させる事もできる。
MHF
- MHFでは遷悠防具として登場。
デザインは無印ベースであり、ロボット然とした見た目も健在。
遷悠防具の特性として「スキル1つの自動発動」効果があるが、
ガンキンシリーズは剣士が「ガード性能+2」、ガンナーが「最大弾数生産」である。- スキルとしては剣士装備はランスやガンランスに向いたスキルが発動する。
G級では剣士もガンナーも炎寵という火耐性スキルを内蔵したスキルがあるため、
元々の火耐性が一部位16もあることから、一式装備時の火耐性は100に達する。
ただし水耐性が-50、龍耐性が-35、氷耐性が-25という致命的なものとなってしまうが、
そもそも遷悠防具一式を着込む必要性は無い。
- スキルとしては剣士装備はランスやガンランスに向いたスキルが発動する。
- 強化に際してはウラガンキン素材のほか、
各種火炎袋系素材や紅蓮石、獄炎石も必要となる。
他の遷悠防具は、鎧玉を除けばそのモンスターから得られる素材のみで強化が可能となっているのだが、
ガンキンシリーズだけは例外である。
ただ、他の遷悠防具なら当該のモンスター素材を要求されていたところが
これらに置き換わっているということなので、
連戦により報酬が減少してしまうかつての遷悠クエストのシステム下では、
比較的強化しやすい部類の防具だったと言える……かもしれない。
宝纏シリーズ
- MHXにてウラガンキンが復活した際に追加された亜種とは別の特殊個体である、
宝纏ウラガンキンの素材を用いて作られる防具。
二つ名持ちモンスターの防具は二つ名がそのまま防具名として扱われ、
レア度もXとまた他の武具とは別に扱われている。
- 宝纏の名が示す通り、戦闘よりもむしろ宝探しに向いたスキルが揃う。
一式揃えた時の発動スキルは強運、切り札、宝纏の魂(お守りハンター&腹減り無効)と
歴代のガンキンシリーズとは一線を画す。
一応「切り札」は戦闘向きのスキルではあるが…- しかも宝纏の魂はただ装備を揃えただけでは発動せず、さらに防具のLvを6以上にしなければ
スキルとして発動せず、それまではただの物欲装備と何ら変わらない。 - 原種防具と同様、スキル面の扱いが難しい分、防御力だけは優遇されてトップクラスの性能を誇り
黒炎王シリーズすら凌駕して燼滅刃シリーズと互角の数値を誇る。
高い防御力が活かせず、宝の持ち腐れとか言っちゃいけない。
- しかも宝纏の魂はただ装備を揃えただけでは発動せず、さらに防具のLvを6以上にしなければ
- これまでのガンキンシリーズは一部を除き、上述する通りロボットっぽい見た目が特徴だったが、
宝纏シリーズはその特徴を極めてしまっており、最早ロボットそのものと化している。
正直な所、ロボット度でこれを越える装備は後にも先にも現れないと思われる。
- その見た目を一言で表すなら、男性用はブロ○ィア、あるいは(顔が)コ○ボイ司令官(「私に良い考えが有る!」)で、
女性用はブレードアンテナの無いガン○ムとなっている。
また男女共通して左腕にガンナー腕でよくある小型シールドが付いている。
片手剣とかランスとかは更に武器にある盾を装備するというのに付ける必要があるのか?
それよりも様々なロボット作品が一堂に会する某ロボット大戦ゲームですら過去にこんな問題が起きて、
ガン○ムに似たロボットがリアルでもゲームでもバニシングされてしまったのに大丈夫なのか?
- 極めつけとばかりに色彩変更範囲が防具のほぼ全体に及ぶ。初期状態では赤茶けた錆びた鉄の色をしているのだが、
色を変えればヒーロー系ロボットから悪役系、量産型からエース機、はては黄金色の特殊コーティング機まで
様々にコーディネイトできてしまう。
特に女性用装備はガンキンシリーズリスペクトで金色に色を変えようものならこの辺に酷似してくる。*3
- 二つ名スキルの仕様上、一式装備がほぼ必須であるため、
MHXにおけるお守り収集は採取+2を発動させたこの装備一式か
装飾品でお守りハンターまで発動させたギルドガード装備を揃えてから「たんと掘れ燃石炭」を
周回することが最高効率とされている結果が出てきている。
利用する上では二つ名主任のレベル6までやらなければいけないため、一部のハンターからは
エリート正社員のパワードスーツとか社畜の耐熱服等と言われている。
今日もどこかで様々な色のガン○ムとか蒼いギルドガードとか山賊に転職した海賊とか
黄金聖衣金ピカピカの鎧を着たハンターが神聖なるお守りを求めて火山へ赴くのである…。- 剣士装備で頭をガンナー用にすれば、胴だけは省いても二つ名スキルの発動を保てるため、
スロ3の胴に交換して拡張性を高める事が可能。
ただし、その場合はロボット度を維持できるザザミRの胴を使うべしとされている。
- 剣士装備で頭をガンナー用にすれば、胴だけは省いても二つ名スキルの発動を保てるため、
- 激運と採取+2の両立はいかに正社員と言えど困難だが、どちらか1つだけならば容易。
採取+2を付けるならそのまんま採取+10おまに武器スロで採取珠を付け足せばいいし、
激運を付けるなら剣士一式で頭をガンナー用、胴を3スロに換え、武器と胴に運気珠【3】を入れればOK。
採取+13かつスロットが1以上ある神おま*4があればこれらの両立は可能だがハードルは高い。
また、運気珠【3】も1個あたり金のたまごを2個使うのでこれまた厳しい*5。
故に宝纏の魂、激運、採取+2と炭鉱夫の3種の神器を発動させた炭鉱夫は社畜の鑑炭鉱夫を極めた者として、
尊敬と哀れみの眼差しを受けるであろう…
それでも火山に出勤する彼等の背中には、絶望にも等しい結果にも耐え抜くたくましさが垣間見える…
- ちなみに本作、歴代全シリーズで見ても1、2を争うほど運気のSP持ち装備の性能が悪い。
毎度おなじみのゴールドルナが見るも無残な有様になったのを始め、
笛吹き名人とランナーが発動し腰部分が空く分、ニセたまSシリーズすら実戦向きと評されるぐらい。
そのため、「二つ名防具故の高い防御力と狩技主体なら強力な切り札」が併用できる宝纏シリーズは、
実は運気装備の中では随一の高性能だったりする。
理解あるメンバーと素材集めに赴くなら、普通に実戦投入も検討できるレベル。
そのためにもスロットのない宝纏に強力なスキルを付け足すためのお守り掘りは
やっぱり必須だったりするのである…。- その後、イベントクエストでEXGルナシリーズが作成可能になり、こちらは一式で激運がしっかり発動する。
しかし配信が遅かったことや既にこちらを運用出来ているなら乗り換えるかと聞かれれば…
やはり本作の運気装備はコメントに困るものが多いか。
- その後、イベントクエストでEXGルナシリーズが作成可能になり、こちらは一式で激運がしっかり発動する。
- MHXXではG級強化が可能となり、真・宝纏の魂に出来るようになった。
これにより元々のお守りハンターと腹減り無効に加えて、小型モンスターの攻撃を無力化できる英雄の護りが発動する。
小型モンスターに邪魔されやすい採掘を非常に快適に行えるようになり、一層炭鉱夫にも熱が入るだろう。
こんなに炭鉱夫に特化しているなんてやはりウラガンキンは山に籠り過ぎた炭鉱夫のなれの果てなのだろうか
しかし、MHXXではお守りマラソンはブラキ炭鉱と護石錬金で済ませる人が多く、
火山で燃石炭を掘る人は少なくなってしまった。
というか、小型モンスターの攻撃力が普通に英雄の護りを貫通してくるレベルになった為、殆ど意味がない。- 具体的には全部位究極強化の剣士一式+守りの爪&護符+ネセト武器で981の防御力を確保しても、
G級のイーオスから噛みつきを受けたら発動しない(飛びかかりと毒吐きは防げる)。
確かにバリア系装備は破られてしまうのが一種のお約束なのだが、こうもあっさり破られなくとも…。
- 具体的には全部位究極強化の剣士一式+守りの爪&護符+ネセト武器で981の防御力を確保しても、
- しかし上位のたん掘れ辺りでマカフシギの錬金術の材料を集めるとなれば話は変わる。
981の防御力は上位の小型モンスターから英雄の盾の発動を狙うには十分であり、
護符爪を預ける程度なら上位モンスターからなら貫通される事はそうそうない。
ただガブラスの飛びかかりのようなふっ飛ばし攻撃はダメージを無効化出来ても、
リアクションまでは無効化出来ないので過度な期待は禁物である。
バリア持ちのネームド機ともなれば、格下のモブの攻撃なんぞものともしないのもまたお約束。
さすがに開発もここまで狙ったわけではないと思うが…。
- 装備合成システムにより、防具性能関係なしに見た目をこの装備にできてしまうので、
炭鉱以外でも目にする機会は増えるだろう。
ただし、この防具を合成するには「ガンキン難民」という言葉を生んだ
超特殊許可クエストをクリアする必要がある点には注意。
逆に言えばこれを合成しているハンターは今作最難関とも言われる超特殊宝纏を突破した豪の者である。
ゴンゲンシリーズ
- MHXRに登場する特殊種、ウラガンキン輝岩種の素材を用いた防具。
「強襲!ウラガンキン輝岩種!」をクリアした際に一定確率で入手可能。
- ガンキンXシリーズのデザインを踏襲しており、
武器と同様に光の反射が激しい白銀の甲殻を使用した物に変化している。
丁寧に磨かれた鏡を思わせるような美しさに光沢も加わった故に、外見の美しさも原種と亜種を凌駕する。
しかし、武器と比べると青か紫色がかかったカラーリングとなっており、一部のパーツは赤紫色に変化しているのも特徴。
装備すると黒いガスのエフェクトを纏うようになる。
部位 | 防御力 (剣/ガ) | スキル | 覚醒スキル | 技玉 |
---|---|---|---|---|
頭 | 484/455 | 氷攻撃力増強【小】 | 運+5 (プラス値10で解放) | 氷2 |
胴 | 485/452 | 追い打ち【中】 | 氷2火1 | |
腕 | 489/452 | 変換再生術【小】 | 氷2土1 | |
腰 | 483/455 | ずぶ濡れ耐性+50% | 氷2 | |
脚 | 482/453 | 蘇生回復・武【小】 | 氷1土1 |
- 腰装備は初の氷の技玉とずぶ濡れ耐性スキルを併せ持つ装備であり、
土属性でずぶ濡れを扱うラギアクルス陸征種への対策として便利である。
- ゴンゲンの由来は、日本の神の神号の一つ「権現(ごんげん)」だと思われる。
日本の神々を仏教の仏や菩薩が仮の姿で現れたものとする本地垂迹思想による神号とされている。
「権」は「臨時の」「仮の」という意味で、「現」は「仮に」神の形を取って「現れた」ことを意味する。
ガンキンネコシリーズ
- MHP3から登場した、オトモ用のガンキンシリーズ。
こちらも変な意味で目を引く見た目になっている。
- 武器として担ぐのは猫の像とブラスナックルを足し合わせたような「ガンキンネコ鉄塊」、
頭には頭頂部からウラガンキンの背中から伸びる突起のようなものが一本突き立った「ガンキンネコヘルム」、
そして胴をすっぽりと覆い隠すような「ガンキンネコメイル」の三点構成。
徹底的に研磨されているのか、意外と綺麗な丸みを帯びており、
一式揃えるとまるで金色の瓢箪のような外見となる。
しかし、ウラガンキンの端材を利用しただけあって見た目以上の強度と重量を誇る。
特にガンキンネコ鉄塊は数あるオトモ武器の中でも最重量級とされる。
なお、素材の特性や徹底的に強度を追求した代償か、柔軟性が極端に損なわれているため
着にくく脱ぎにくいという欠点を持つ。
勿論設定上のことであり実際は他の防具同様一瞬だが…
また、ガンキンネコヘルムを装着した場合は顔が完全に隠れ、表情が一切わからなくなる。
まぁガンキンネコに限った話ではないが。
- 数値上の攻撃力は一歩抜きんでているがやっぱり劣悪な斬れ味の武器に、
防御力はまずまずではあるが水属性攻撃には滅法弱い防具。
良くも悪くも、オトモ用になってもガンキン装備はガンキン装備であった。
- MHP3の「ガンキンSネコ鉄塊」はオトモ武器で最も高い防御力ボーナスを持つので、
平和主義のオトモの最終武器はこれになるが、
最も高いと言っても+15なので、実際には見た目を重視して他の武器を持たせても大差ない。
- MHWorldにも主任が進出したことにより続投。グラフィックの向上に伴い甲殻の質感がリアルになった。
性能面での一番大きな変化としてはなんといっても火属性を獲得したことだろう。
劣悪だった会心率も克服しており、火属性打撃武器として普通に運用できるレベルに強化されている。
防具も過去作と変わらず水と氷属性が弱点だが、
Worldのオトモは打たれ強いことや弱点の水属性や氷属性を扱うモンスターがかなり少ないこともあり、
ネタ同然だった過去作品に比べるとはるかに使い勝手が上がっている。- ちなみに同作には頭防具を装備させるとオトモの尻尾のグラフィックが表示されなくなるバグが存在していた。
発売日から長い間放置されていたが、2018年4月4日に行われたアップデートVer2.01でこっそり修正されている。
- ちなみに同作には頭防具を装備させるとオトモの尻尾のグラフィックが表示されなくなるバグが存在していた。
- MHP3の公式サイトの一コーナー『教えて!?トモちゃん。』に登場するオトモアイルー「ヒラオカ」は
常にこの装備を着込んでいる。
- MHXXより可能になった防具の着彩設定にも対応。
防具の繋ぎ目の黒い部分がカラー変更に対応している。
宝纏ネコシリーズ
- オトモ装備の宝纏ネコシリーズも登場。
ハンター装備がロボットだったのに対し、こちらは宝石の塊を組み合わせた物体が誕生する。
頭と胴をセットで装備するとプリズム的な色に輝くレジア○スさながらで、
狩場に連れて行くとキラキラ輝く鉱石の塊が後ろを付いてくるシュールな絵面になる。- その見た目から、ギルドカードの背景とポーズを「ゼルダの伝説」「アイテムゲット」にして、
オトモ1に宝纏防具を装備させるとやけに映える。 - 形状はマキネッタと呼ばれるエスプレッソを作る道具に似ている。
- その見た目から、ギルドカードの背景とポーズを「ゼルダの伝説」「アイテムゲット」にして、
- 武器はやはり宝石の塊そのまんまではあるが、普通の棍棒で打撃武器としてしっくりくる形状。
性能も斬れ味の色はよろしくないが近接攻撃力は高めの典型的な打撃武器。
明らかに宝石なのに名前が鉄塊である事は気になるが。- G級版武器の「宝纏XXネコ鉄塊」には防御力+60とかなり高い防御力ボーナスが付与されている。
近接攻撃力も295と非常に高いのだが、やはり斬れ味が
かなりよろしくない為、普通に使うにはかなり難がある。
サポート役のオトモや育成中のオトモに装備させるのがいいだろう。- 攻撃力の数値・防御ボーナスどちらも最高値であるため、
ボマーニャンターで爆弾しか使わないのなら間違いなく今作最強のオトモ武器である。
ただしオトモは爆弾ダメージに弱体補正がかかっているため、
効率を求めるならボマーオトモ自体が実用的ではない。
- 攻撃力の数値・防御ボーナスどちらも最高値であるため、
- 通常版は肩から先が全て露出していたが、
こちらは手(前足)部分が角ばった筒状の装甲に覆われている。
指の造形すら無いのでどう見ても物が掴める構造をしていない。
- G級版武器の「宝纏XXネコ鉄塊」には防御力+60とかなり高い防御力ボーナスが付与されている。
- 本来オトモ装備はハンター用装備に素材を使った余りや、そもそもハンター用装備に使えないような
小さな切れ端である「端材」を使って作るものだったはずだが、
宝纏ネコシリーズは明らかに宝纏ウラガンキンの最大の特徴でもある宝石のアゴ部分だけを
ふんだんに使って作られている。サイズ的にもハンターの頭の2倍はある塊をくりぬいて使っているので
ハンター用に使えない程の切れ端とも思えない。
パワードスーツを作ると宝石が余るんだろうか?- もしかしたら外側をコーティングしているだけで、
中身は普通のガンキンと似た様な色合いをしているのかも知れない。
- もしかしたら外側をコーティングしているだけで、
- 水と龍が弱点で、他の耐性はプラスだったハンター版宝纏と異なり、
宝纏ネコの弱点は龍と氷の耐性が逆転しており、氷に弱く龍に強くなっている。
耐性に差があるのは珍しくないと言えばそうだが、統一するべきではないのか?
- 通常個体の防具同様、防具の繋ぎ目部分のカラーが変更可能。
防具のデザインがかなりキラキラしているため、普段は浮きがちな"虹色"のカラーにしても違和感が少ない。
余談
- ゴツいロボっぽい見た目の下位・上位装備から、G級装備はシャープ&スマートになるという要素は、
外観も合わせて、前述のロックマンゼロ3に登場するオメガを彷彿とさせる。
ストーリーでは3回も交戦する事となり、1回目では巨大な銀色基調の鎧のような姿で登場し、
2回目でも1回目と同じ姿で再登場するが、
金色基調へと変化した第二形態へと変貌する。
3回目の交戦ではとある理由からスマートな容姿となる。
この事から、巨大な鎧とその金色の第二形態はガンキンシリーズのカラーリング、
その本体でもあるオメガ自身は、下位・上位シリーズと比べ、大きく変化したG級ガンキンシリーズの外観と似ている。
関連項目
モンスター/ウラガンキン - この防具の元凶素材元
モンスター/ウラガンキン亜種 - 同上
モンスター/宝纏ウラガンキン - 同上
防具/セルタスシリーズ - 4よりロボ防具界に身を投じた勇者系の新星
防具/スキュラシリーズ - 同じくロボ防具界に現れたリアル系の新星
防具/オロミドシリーズ - 新たに登場した某機動戦士系の新星。