防具/ハプルシリーズ

Last-modified: 2023-01-06 (金) 20:11:42

MHP3で登場した、ハプルボッカの素材を使用して作られた近未来的なボディアーマー風の防具。

目次

概要・性能

  • 対飛竜戦を想定して、ギルドが技術の粋を集めて作り出した最新鋭の防具。
    男女共にヘッドギアにハプルボッカ由来のカラーリングのタクティカルベストな姿となり、
    ミリタリーテイスト溢れる特殊部隊員といったデザインはなかなかにカッコいい。
    ボウガンあたりが似合いそうである。
    またボディスーツの関係上、女性用の場合は体のラインが分かりやすいピッチリ要素に
    一部の男性ハンターは色気を感じるとか*1
    • 対飛竜戦に特化した装備とのことだが、大食いなハプルボッカの生態を反映してか、
      発動するスキルは食に関係するものがメインで、本当に飛竜戦に有用かどうかは疑わしい。
      水属性攻撃強化等のSPが付与されていたり、火耐性がプラスだったりするので、
      やはり想定相手は飛竜種の代表格であるリオレウスあたりだろうか?レウス通常種に水属性は効かないが。
      もっと前からあれば対グラビモスに使えたかもしれない。
      これ等の条件が合致するのは、MHXXまで待つことになる。
    • 高めの火耐性に加えて早食い、納刀術が発動する事が多いのも相俟って、
      生存性の観点から見ると結構頼もしい。
      …「攻撃は最大の防御」と言う考えが根強いのが悩ましいが。
  • なお、下位のものは未搭載機能のある試作品という扱い。
    その性能もおおよそ設定通りである。

MHP3

下位ハプル装備

  • 剣士・ガンナーとも、一式で早食い+2まんぷく腹減り倍加【小】が発動。
    更に水属性攻撃のSPが9有るため、水属性攻撃強化+1の発動も容易。
    ハプルボッカらしく火耐性はプラスだが、剣士・ガンナーとも一式でも火耐性が10にしかならない。
    この性能で「対飛竜戦に特化」と言われても、首を傾げたくなる。
  • 剣士・ガンナーとも、食いしん坊のSPが11有るため、まんぷくを拾い食いに強化するのも良い。

上位ハプルS装備

  • 剣士・ガンナーとも、一式で早食い+2納刀術雷属性攻撃弱化が発動。
    こちらも水属性攻撃のSPが9あるため、水属性攻撃強化+1の発動も容易。
    剣士は一式でも火耐性が10で下位から据え置きだが、
    ガンナー一式は火耐性が20に上昇しているので、火属性の攻撃についてはそこそこ固い。
    ただしMHP3では火属性やられを防ぐにはスキル「火耐性」が+10ないし+15必要で、
    防具の火耐性が高くても火属性やられを防げないので、その点については注意が必要である。
  • なお、早食い+納刀術の組み合わせは、立ち回りの強化として非常に優秀であり、
    抜刀状態からの回復、被弾後からの納刀→緊急回避など、一連のピンチ時の動作の切り替えが素早く、
    スムーズに行える。

MH3G

下位ハプル装備

  • 剣士・ガンナーとも、一式で早食い+1納刀術泥&雪無効腹減り倍加【小】が発動。
    まんぷくが納刀術に替わり、泥&雪無効が増えた代わりか水属性攻撃のSPはなくなってしまった。
    やはり、剣士一式で火耐性が10、ガンナー一式でも火耐性が15にしか成らないため、
    火属性やられ対策にはあまり意味がない。
  • MHP3時のハプルS一式とほぼ同じスキル構成のため、同様の使い方ができる。

上位ハプルS装備

  • 剣士・ガンナーとも、一式で早食い+2納刀術泥&雪無効雷属性攻撃弱化が発動。
    こちらも水属性攻撃のSPがなくなり、ほぼ下位の強化版に成っている。
    なお、剣士は一式でも火耐性が15にしか成らないが、ガンナーは一式で火耐性が20に成り、
    火属性やられ【大】を無効化できて、それなりに役に立つ。

G級ハプルX装備

  • MH3GではG級装備としてハプルXシリーズが登場。こちらは軍服を着た将校のようなイメージ。
    ナチスドイツの戦車兵に似た風貌だが、男性用ガンナーだけは全体的に増量したアーマー、
    フェイスマスク付きヘッドギアにバックパックと少し外観の毛色が違う。
    なお、一部では女性版のピッチリ感がなくなったことを残念がる声も聞かれた。
    • ギルドの研究開発が実を結んだ対飛竜用装甲。あらゆる衝撃から狩人の身体を守る。」(ハプルXフォールド)
      研究の結果が100%反映された強化外殻。気配を悟らせない忍び足が可能。」(ハプルXグリーヴ)
      「試作を経て完成した新型外殻。強力な飛竜や古龍を狩る事も可能になった。」(ハプルXレジスト)
      人体の構造の研究が成果を見せた脚用装備。暑さに強く砂漠の戦いに適する。」
      などと、説明文もギルドの最新技術と研究によって、完成させた傑作という内容になっている。
      我がギルドの科学力はァァァァァァァアアア世界一ィィィイイイイ!
  • 剣士用は一式で早食い+2抜刀術【力】が、ガンナー用は装填速度+2貫通弾・貫通矢UPが発動。
    共通スキルはやはり納刀術雷属性攻撃弱化
    剣士装備は抜刀斬り&納刀を頻繁に行う大剣・スラアクに向いている。
    ガンナー用は装填速度+2を活かせる貫通ボウガンが無いため、一式での運用は弓向きかも知れない。
    なお、足だけディアブロXに換装することで、装填速度を+1に落としてスロットを増やせるため、
    ボウガンで運用する場合はこの組み合わせをオススメしたい。男性ならば見た目も一式と殆ど変わらない。
    貫通強化、高い火耐性、納刀術とグラン・ミラオス戦では決戦装備になり得るだろう。
    ただ、マイナススキルのため雷属性武器は使いにくく、相変わらず氷耐性も低いので対策が必要。
    • ちなみに、体験版ではを選択するとこのハプルXを装備して出撃していた。

MH4

  • 竜人商人と素材を交換することにより下位装備を生産可能。
    一式装備でのスキルは剣士とガンナー共通で早食い+1納刀術となっている。
    それら以外のスキルポイントは一切ないため、過去作品と比べてスキルが貧相になってしまった。
  • ハプルボッカの素材はバサルモスの素材と交換可能だが、
    そのバサルモスは探索かギルドクエストでしか登場しない。
    そのため、この防具の生産は少々面倒である。

MH4G

  • 下位装備が続投した他、竜人商人との素材交換でハプルXシリーズも生産可能になった。
    一式装備でのスキルはMH3Gから変化が無く、共通スキルは納刀術雷属性攻撃弱化
    剣士用は早食い+2抜刀術【力】。ガンナー用は装填速度+2貫通弾・貫通矢UP
    スロットは合計6つ。一部位には匠(装填数)、属性解放のSPも付き、下位装備より使いやすくなった。
  • 交換素材はリオレイアの厚鱗と重殻。他は重竜骨、重厚な牙、モンスターの特濃のみと全てG★1で入手可能。
    一式作製にレア素材は一切要求されず、素材元のレイアXシリーズよりもスキルの汎用性は高いため、
    G級上がりたての(特に貫通弾や貫通矢を使用するヘビィボウガンと弓を使うガンナー)プレイヤーには、
    取り合えず生産しておきたい打って付けの防具となっている。
    • 特に炎戈砲アグナコルピオとの相性は抜群で、
      十八番の貫通弾運用を強化するだけでなく、唯一の欠点である装填速度も大幅にカバーし、
      リミッター解除で7発装填のLV1貫通弾の最速装填を可能にする。
      更に納刀も速くなるなど、攻守共に充実したスキル構成が実現できるだろう。
      • ここからの改良例としては腕をディアブロXガード、腰と足を胴系統倍加に換装して、
        3スロ空きの護石を用意するだけで「装填数UP・納刀術・貫通弾強化・装填速度+1・回避距離UP」と、
        アグナコルピオでの貫通弾運用としてはハプルX一式以上の攻守隙のない構成を組み上げることが出来る。
        (胴に跳躍珠【2】、護石のスロットに装填珠【3】、
        残りのスロットには早填珠【1】を2つと跳躍珠【1】を入れる。)
        この際に使う護石が装填速度+5スロット3なら装填速度は+2に強化され、
        装填数+2スロット3なんて護石があれば装填珠で発生する装填速度のSPのマイナスを、
        早填珠で補う必要がも無くなってスロットに余裕が増えることで、
        任意の5スロスキルを追加することさえも出来る上に、早填珠を使えば装填速度を+2に伸ばせる。
        難点としては胴系統倍加を持つG級腰防具の製作がG3まで遅れてしまうことくらいだろう。
        最もこの点も防御力を妥協するならば上位の倍加腰を用いれば問題はないわけだが。

MHX ・MHXX

  • 素材元のハプルボッカ復活に伴いこの防具も復活。
    下位の時点から狩猟対象になるのでハプルシリーズと上位版のハプルSシリーズ、
    MHXXではG級版のハプルXシリーズが作成できる。
  • 勿論、MHXXでは防具合成に対応。
    食欲よりも戦闘を優先したい兵士諸君や、スリムなタクティカルベストを活用したいハンターには朗報である。
    武器もシンプルな鉄製からミリタリーチックなボウガンまで幅広く揃えてあるので、
    武器の選択にも困ることはないだろう。

下位ハプル装備

  • 下位で作れるハプルシリーズは剣士ガンナー共通でまんぷく・早食い+1が発動する。
    スロットは剣士ガンナー共通で腰に2つ、腕に1つ。剣士は足に1つ、ガンナーは頭に1つの計4つ。
    食いしん坊のSPは11ある他、回復量のSPが-6になっている。装飾品を使って早食いを+2にしようとすると、
    回復量ダウンが発動してしまうので食いしん坊を拾い食いに強化するほうが賢明だろうか。
    復活しても相変わらず対飛竜を謳いながらも食に傾倒した防具である。

上位ハプルS装備

  • ハプルSシリーズは下位装備から引き継いだ早食いの他に、
    剣士用は抜刀減気、ガンナー用は装填速度+1が発動するようになっているが、
    その一方で食いしん坊のSPは綺麗に消滅している。
    また過去作のハプルシリーズではお馴染みだった納刀術のSPも皆無。
    スロットは腕/腰に共通して1つ、剣士用は足に2つ、ガンナー用は頭と足に1ずつの計4つ。
    回復量のマイナスも無くなっている他、剣士用のみ食事のSPが12になっているので、
    早食いを+2に強化しやすくなっているのは嬉しい強化点。
    腰には抜刀減気/装填速度のSPが4振られていて、
    スロットも1つ空いているので混成防具での出番もあるかもしれない。

G級ハプルX装備

  • 一式の発動スキルは早食い+2、抜刀減気/装填速度+2。
    また、剣士用にのみ納刀のSPが5付いている。
    スロットも8つに増え、納刀術を発動させつつもうひとつスキルを追加するくらいはできるだろう。
    大剣、特に納刀が遅くなるブレイヴスタイルにとって納刀術が発動させやすいのは嬉しい特徴。
    が、それに加えて抜刀会心や集中を付けるのはかなり厳しい。
    最終装備としてはブラックXシリーズなどに譲ることになるだろう。
    パーツとして見ると、相変わらず腰が抜刀減気4納刀2/装填速度5にスロット2と優秀。
    抜刀減気8にスロット1を持つディアブロXR脚が作れるようになるまではお世話になることもあるかもしれない。

ハプルネコシリーズ

  • MHP3で初登場となった、オトモ用のハプル装備。
    ハンター用のハプルシリーズとは少々趣向が違う。
  • 防具はガスマスクのような「ハプルネコヘルム」に、アーマーのような「ハプルネコメイル」。
    あらゆる場所への潜入を可能とするといわれる万能性に長けた装備であるらしい。
    アイルーは元々単独なら(水中以外は)およそ全ての場所に潜入できるのだがそれは置いておいて。
    その目的のため、実用性を重視したかのようなデザインで、
    見た目からは「カッコいい」や「可愛い」などよりも「物騒」という印象がまず浮かんでくる。
    なお、ハプルボッカの端材から作られていることもあり、火属性に対してはなかなか強い。
  • 武器は完全に銃火器のデザインでありながら、射撃機構をあえて搭載していない、
    その名も「ハプルネコ銃」。
    「槌」という銘の通り、直接相手を殴って攻撃する武器である。
    ここまで「銃」の見た目をしているのに何故近接武器なんだと言いたくなるが、
    一応オトモが扱いやすいように考慮して設計された結果であるらしい。
    殴るということで打撃部が銃床、持ち手が銃身、つまり通常の銃とは真逆の持ち方をする。
    細い銃身を握って振り回す姿は非常にシュールである。
    なお、見た目は銃器だが、ハプルボッカの素材の性質上、宿す属性はである。
    傘とか太鼓がある事を考えたら、実は武器の形をしてるだけまだ真っ当なのだが。
    • 因みに現在、このハプルネコ銃槌に酷似した形状のハンター用の武器は存在しない。
      ハプルボッカ素材のヘビィボウガンは存在するが、デザインは随分と異なる。
      MHW:I現在では存在しないハプルボッカ素材のライトボウガンが完成したら、
      もしかしたらこんな形になるかもしれない。
    • MHX(X)では新たに弾を撃てない仲間が登場した。
      あちらは銃剣扱いであり、しっかり銃床を持って銃身側の剣で斬りつける構造のため
      銃身を握って銃床で殴るこちらと違いまだマトモな構想の武器である。
      こちらも含めて弾が出ない時点でマトモじゃないというのは禁句
    • また、コラボ装備として雇われ遊撃隊の光線銃も登場した。
      しかし、こちらも例によって射撃はできず、解説文にも“故障中”と書いてある始末。
      そして銃剣なども付いていないので、ハプルネコ銃槌と同様の鈍器銃である。
      銃身を持たないだけ銃としての尊厳は守っているが。
  • MHXにおいては隻眼イャンガルルガの狩猟に用いられる事の多い武器。
    獰猛化ハプルポッカの素材から作られる「猛ハプルネコ銃槌」には
    打撃系統、水属性偏重、ブーメラン特化といった
    隻眼イャンガルルガに対して非常に相性のいい要素が詰め込まれている。
    手慣れたニャンター4匹がこの武器を装備して挑めば、LV10でも0分針クリアも可能だとか。
    これがホントのハフルボッコ。
    MHXXの「獰ハプルネコ銃槌」も変わらず相性がいいが、悲しいことに完全上位互換の武器が存在している。
    しかし作成時期や難度はこちらに大きく分があるので、出番は無くなっていない。
    上であれこれ言いわれつつも、需要がキッチリあるとは何とも皮肉である。
  • 防具の着彩設定にも対応。
    バッグ等の水色の部分がカラー変更に対応している。
    ミリタリー調の装備なのであえて地味目に色を調整するのもあり。

関連項目

モンスター/ハプルボッカ
オトモ/グラビネコシリーズ - 重装備な後発機後輩。


*1 特に剣士用は胸の上をベルトで締めている関係で、とってもきょにゅーに見える