MHXにて颯爽と登場した防具。
「しゅんじんのはねかざり」と読む。
概要 
- 頭装備しか存在しない特殊な防具で、いわゆるピアス装備の一種と言える。
この手の防具は防御力が低い代わりに、一部位に大量のスキルポイントが割り当てられていることが多い。
では、隼刃の羽飾りはというと……。
達人 +15
なんと、たった一部位で見切り+2が発動するのだ。
同系統の防具は使いどころを選ぶスキルだったり、採取・探索向けスキルだったりする中で、
抜刀型の大剣を除く*1全ての武器で満遍なく火力上昇の恩恵を受けられる汎用防具である。
- この装備の登場により、会心率-20%までの武器はたった一部位でマイナス会心を相殺できるようになった。
マイナス会心がない、またはプラス会心の武器にとっても、
会心撃や超会心の効果を容易に上乗せすることが可能。
一部位で発動するスキルとしては異例と言える程に強力である。- 欠点は下記の入手難易度と、やはり防御力が低いこと。
最終強化でも防御力51が限界で、一般的な剣士防具の半分以下、下手すると3分の1である。
まさに攻撃に特化した装備であると言えよう。- とはいえ、防御力は高くなればなるほど数値あたりの効果が薄くなっていく仕様であるため、
最終的には1部位の防御力が下がったところで実際に受けるダメージにほとんど変化が無くなる。
ましてこの防具を装備できるのは下記の入手条件を満たせたプレイヤーのみであるため、
本人の実力も相まってこれは無視できると考えていいだろう。
- とはいえ、防御力は高くなればなるほど数値あたりの効果が薄くなっていく仕様であるため、
- 欠点は下記の入手難易度と、やはり防御力が低いこと。
- 最大の問題となるのはその入手条件。
この防具を手に入れるには、ニャンターと高難度を除く村クエストを全てクリアし、
尚且つユクモ村の貢献度を1500以上にした後、
ユクモ村の村長から出される依頼『高難度:終焉を喰らう者』をクリアする必要がある。- 普通の村クエストは下位相当なので上位装備を持っていけばクリアは容易。
……なのだが、MHXでは村クエストのボリュームが尋常ではない。
キークエストのみを進めていたのでは、エンディング時点で半分しかクリアしていないことがザラにある。
しかも採取や運搬クエストでは防具の強弱に関係なく時間がかかるので、
全てクリアするとなると途方もない労力が必要になる。
中には集会所の依頼クエストをクリアしないと出現しない村クエストなんてものや
不定期に登場するキリン討伐が2種類存在したりするため見落としが発生しやすく
「出てる分の村クエには全部CLEARがついてるのに依頼が来ない」なんてこともある。 - 貢献度1500以上というのも厄介…
かと思いきや、何故かユクモ村のNPCは事ある毎に依頼をハンターに押し付けて頼んでくる。
他の村の依頼が二十数件なのに対して、ユクモだけ47件もある。
しかも比較的納品依頼が多く、他の村と比べると明らかに貢献度の溜まりが早い。
その為「村クエを消化してるうちに1500溜まってた」なんて事はザラ。
また、特定の装備を作りたくて連戦していたり、
火山に通いつめて石炭を掘ってたら1500どころかカンストしている事も*2。 - そして『高難度:終焉を喰らう者』は、上位相当のイビルジョー・ナルガクルガ・ティガレックスを
ソロで狩猟するという、桁外れの高難度クエストである。
特にナルガとティガは同時狩猟であるため、対抗策を練らないと間違いなく地獄を見る。
- 普通の村クエストは下位相当なので上位装備を持っていけばクリアは容易。
- 上記の通り、非常に高性能な装備であるが、入手条件は最難関と言えるほどであり、
MHXをやり込む上での「一つの到達点」になっている。
また、これを身につけた者は数多のモンスターを狩猟し、超高難度のクエストを一人でクリアした証でもある。
すなわち実力の証明であり、一種の「勲章」と捉えることもできるだろう。 - 尚、一連の条件は下位の時点で達成できるため、上位を進めずとも隼刃の羽飾りを
入手することは可能。ただしその場合、プロハンとまではいかなくても高い実力が必要になると思われる。
終焉~は村クエゆえに体力は低めになるとはいえ、攻撃力には一切手加減は無い。
- MHXXでは達人のSPと拡張性を兼ね備えた防具が多数揃っており、
達人スキルを組み込む際には前作ほどこちらの防具一色にはなっていない…が、
それでもなお要求されることは依然として多い。- MHXで使用率が高かったためか、
MHXXでの強化限度はG級であるにもかかわらず上位と比べ+5の56と非常に低くなった。
ただでさえ防御力に難があるピアス装備にこの仕打ちである
その代償を具体的に見てみると、これを組み込んだ場合には他をレア9以上の防具で固めても
剣士は防御力700代、ガンナーは防御力400代という状況から逃れられない。
この低い防御力をカバーするプレイスキルが欲しいところであり、
前作以上に上級者向け防具という側面が強くなっている。
- MHXで使用率が高かったためか、
- 幸いにも防御力を60も補ってくれるアトラル武器を装備すると、この問題は随分とマシになる。
その場合でも剣士装備で800弱が関の山なので、心して臨みたいところである。
類似装備 
炎の封眼 
- 時を経てMHRise。
この隼刃の羽飾りが復活したわけではないが、頭部装備として
これを彷彿とさせる性能の「炎の封眼」がVer2.00で登場した。
見た目は左目に炎のエンブレムをあしらったアイパッチというものである。
男キャラなら伝説の傭兵ごっこが出来る……かもしれない。
ただし左目に眼帯をしているのは伝説の傭兵のクローン2名だったりするのだが……
今のところモンハンでは右目の眼帯がないのが悔やまれるところ。
- 生産するにはまずVer.2.0にアップデートした上で里クエストを全て攻略し、
更に集会所★7「雷神」も攻略した上でフゲンに話しかけ、
クエスト「高難度:いざ挑め、覇者の行列」を出現させてクリアする必要がある。
当然生温い相手なわけがなく、上位相当のラージャン・バゼルギウス・マガイマガドがお相手。里なので当然ソロ。
最初はラージャンから始まり割と容赦ないタイミングで次が追加されていく。
同士討ち等も最大限に活かしつつ攻略すべし。
- しかし、今回はなんといつもと違ってクリアしても現物はもらえない。
クリア画面でこっそり作れるようになった旨が出るだけである。
ただ、必要な素材は上記クエストに出てくる3体の一般素材+古龍の血なので極端に難しいわけではない。
- そしてその性能はズバリ
見切りLv4
これが一部位で発動する。
アップデート以前は頭装備にさほど強力な火力装備がなかったため、
武器種にもよるが最早革命がもたらされる強さである。
頭防具が呪われている剣斧使いは泣いた。
これにより、今作ではやや重かった見切りLv7の発動も現実味を帯びてきた。
それを考えなくても単純に一部位で無条件の会心率+20%というトンデモ装備であり、
実装判明直後から多くのプレイヤーの注目を浴びている。- 弓使いに至ってはこれの存在により溜め4を捨てる選択肢が現実を帯びるランクにまでに…ならなかった。
当時の溜め4は溜め3の1.13倍の物理火力があり、この補正を上回るには会心率を54%も上げる必要があり、見切りLv4程度では足りないのである - ただし片手剣に限っては割と例外であり、アップデートと共に追加されたハイニンジャソードが、
まさかの会心率100%という衝撃的な性能を提げてきている。
当然見切りを発動させても意味がないため、この装備との相性は悪い。 - また、頭装備のライバルとして同じくVer.2.00で追加された
テオ・テスカトルから作成できるカイザークラウンが挙げられる。
こちらは見切りLv3と炎の封眼よりLv1少ないものの、
超会心Lv1にLv1スロット×1と破格の性能を持っている。
各スキルをスロット換算した単純な数値で言えばカイザークラウンがLv1スロット1つ分、
そして防御力の差で概ね上位互換である。
しかしテオと戦えるようになるためにはHR40まで上げなければならないため、
それまでは炎の封眼のほうにお呼びがかかるか。
とはいえ炎の封眼を手に入れるにも一苦労ではあるが。
そして剣斧使いには何の慰めにもなっていない- なおHR40も遠いかというとそうでもなく、HR7から数えると
「集会所バゼルギウス+ヌシ・リオレウス&ディアブロス+ヌシ・アオアシラ単体+各追加クエスト群」
を順当にプレイしていけば、HRP目的の大量周回を挟まずとも概ねHR40に到達してしまう。
村クエストを全てクリアする手間を考えると、
作成時期の差を考えても些か不利かもしれない。
- なおHR40も遠いかというとそうでもなく、HR7から数えると
- 弓使いに至ってはこれの存在により溜め4を捨てる選択肢が現実を帯びるランクにまでに…ならなかった。