クエスト/終焉を喰らう者

Last-modified: 2024-01-06 (土) 05:21:18

MHP3の村長クエストの最後になる大連続狩猟クエスト。
村ージャンと同じポジションだが……
なお、MHXにも同名のクエストが登場する。

 
作品クエストレベルクエスト種別目的地報酬金契約金獲得PT
MHP3村下位★6大連続狩猟闘技場21000z3500z2100GP
MHX21600z2200z
 

目次

概要

MHP3

  • 相手はイビルジョーとティガレックスとナルガクルガ。
    いずれも強豪揃いだが幸いな事に大連続狩猟クエストなので
    「1頭ずつなら何とかなるだろう。」と思っていたハンターも多いだろう。
    尚、村クエストでイビルジョーを狩猟できるクエストはこれのみである。
  • 開始早々イビルジョーの登場ムービーが流れる。
    闘技場に餌の如く放たれたアプトノスを強引に踏み倒し、
    噛みついてそのまま投げ飛ばす暴虐さは、これからの狩猟に一抹の不安を感じさせる。
    ちなみにムービーが流れる初回ではイビルジョーが勝手にキレている
    つまり初回のみいきなり怒り状態のイビルジョーと戦うハメになってしまう。
    怒り状態は腹の肉質が軟化するメリットがあるが、もしイビルジョーが苦手で
    慣れていない場合は、1度リタイアしてやり直す事をお勧めする。
    既に慣れている場合は、怒り状態もむしろメリットなため思いっきり攻めていこう。
    しかし既に集会所の上位で狩猟済みorもうMH3で狩りつくしたから慣れているなど、
    恐怖に打ち震えようが楽勝気分に浸っていようが、
    初見のハンターはまず次の光景に驚愕することになる。
    本当の地獄はまだ始まってもいなかったのだ……
  • イビルジョーはただの前哨戦に過ぎないと言っても過言ではない。
    なぜなら次はティガレックスとナルガクルガを同時相手しなければならないからだ。
    「ティガとナルガが遂に夢の共演を果たした!」…などという余韻に浸かる暇も無く、
    突進系と跳躍系がお互いの相性を最大限に生かして同時に襲いかかってくる。
    イビルジョーは楽だったけど次の2頭に倒された、なんてハンター諸君も多いのではないだろうか?
    一応3頭とも雷属性が弱点なので、ジンオウ武器などの強力な雷属性の武器を用意して、
    けむり玉や罠を駆使すれば中級者でも勝つ事はできる。心配なら秘薬の調合分とモドリ玉も用意しよう。
  • とにかくイビルジョーをいかに早く狩猟して2頭に備えるかが重要となる。
    同士討ちの威力こそ低いが、比較的回避の容易なナルガクルガを盾にして
    ティガレックスの攻撃を防ぎつつナルガクルガを集中攻撃すれば、
    残るはティガレックスだけとなり、残りの時間でじっくり戦う事ができる。
  • 一時的に2頭を分断する事は可能。
    イビルジョーの死体or捕獲体が消滅したらすぐけむり玉を投げて、片方を攻撃する。
    そしてできるだけ2頭の距離を離すように立ち回り、後は効果を切らさないように
    片方を攻撃しておけば、けむり玉が切れている頃には狩猟できていなくても十分弱らせる事ができる。
    分断しようがしまいが、このクエストをクリアできたならもう立派なハンターである。
    尚、旧作の閃光玉の分断方法はMH3仕様のMHP3では不可能なので注意。
  • ちなみに、イビルジョーに対して有効な罠肉を持ってくる人もいるだろうが、
    実はその後に出てくるティガレックスも罠肉に齧り付くことがある(特に疲労状態時)。
    なので、ティガが疲れたときは余った眠り生肉などを置いて食べさせると少しは楽になるかもしれない。
  • ちなみに3体とも集会所に登場する普通の個体と比べて妙に攻撃力が高くなっているが、
    体力は村クエ相当まで下がっているため、釣り合いは取れている。
  • 流石に告知なしでこの処遇は不味かったのか、3Gのクエスト『英雄の証明』では
    受付嬢のアイシャが、最初の狩猟の後は2頭同時に相手するとちゃんと説明している。
    が、諸事情によってあまり意味を成していない。

MHX

  • 村における通常クエスト(訓練クエスト、ニャンタークエストと高難度クエスト以外)を全てクリアした後に、
    各村の村長から受け取る高難度クエスト群の1つ。
    ユクモ村の貢献度が1500以上になると村クエ★6に高難度クエストとして満を持して登場する。
    MHP3以来、実に5年ぶりの再登場である。
  • 内容もMHP3の頃と全く変わらず、
    闘技場にてまずイビルジョーを狩った後ティガレックスとナルガクルガが同時に襲い掛かってくる。
    MHP3との差異はフィールドがMH4仕様の闘技場なので分断柵が使える事、
    けむり玉の効果時間が2倍になった事、モンスターに乗り、チャンスを作れる事、
    そしてスタイル・狩技によりハンターが超強化された事の4点。
    • 威力の増した相手の攻撃を見切る腕さえ持っていれば、
      分断柵のおかげでMHP3と比べてティガとナルガの同時狩猟は格段にやりやすくなっている。
      ただし分断柵は1分経過しないと再使用が出来ない為この間をどうやり過ごすかがカギとなってくる。
  • ただ、注意すべき点はもうひとつある。
    それはやはり、後半の2種が大型モンスターの中でも屈指の機動性を持つ事。
    他のモンスターなら分断出来るタイミングでも運が悪いと柵が上がりきる前に飛び込んでくることもあり、
    そうなってしまえば回避で精一杯の狭い檻の中で縦横無尽に駆け回るティガとナルガを相手取ることになる。
    確実に分断するなら分断柵を起動する前にアイテム等でしっかりと足止めをしておくことが賢明と思われる。
    あるいは調合分のモドリ玉を持ち込んで仕切り直そう。
  • クエストをクリアすると、ユクモ村の村長から「隼刃の羽飾り」という頭防具が貰える。
    装備するだけで見切り+2が発動する非常に強力な代物なのでぜひともクリアして手に入れたい。
    • 因みに基本報酬の方ははっきり言って旨みの欠片もない
      レア素材の入手率が高いわけでもないし、鎧玉は尖鎧玉まででお守りも光るお守りまでしか出ない。
      申し訳程度に鎧石や銀のたまごが出ることもあるが、案の定確率は低い上にそもそも需要がほぼ無い。
      素直に隼刃の羽飾りを入手する為だけ(或は腕試し)のクエストと割り切るべきか。
      • 入手した素材を使って下位の内に上位相当の装備強化を施せるケースもあるが
        普通に上位に行く方がよほど楽なので下位縛りでのお遊びの域を出ないだろう。

余談

  • このクエストは、「しゅうえんをくらうもの」と読む。
    ちなみに、終焉とは末期、臨終といった、を暗示させる意味である……。(広辞苑より)
    また、「終焉」の名を冠する武器も存在する。
  • MHP3のギャラリーではこのクエストの登場ムービーを観覧できるのだが、
    説明欄には立ち向かうハンターもただのメインディッシュ……と書かれてある。
  • 村長クエストをすべて完了させるとこの依頼が入ってくるのだが、村長の台詞は以下のもの。

    …あら、全然動揺しておられないのね。
    わかってらしたのかしら? 
    わたくしがこういう依頼をお願いすること。ふふふ。

    ええ、よーくわかっていましたとも
    • ちなみにMHX(X)でも全く同じセリフ。古参ハンターにとってはなかなかニクイ演出である。
  • MHXの村最終クエストを出すには村の貢献度を貯める必要があるが、
    湯治客が多いためかユクモ村だけ依頼クエストが突出して多く
    「全ての村クエストのクリア」を達成する頃には相当な貢献度が貯まっている。
    便利な採集クエストもある*1ため、貢献度では最も苦労が無いだろう。
  • MHR:Sでは船乗りのピンガルから歴代作品の拠点にちなんだ換金アイテムを貰うことができるのだが、
    その中でもユクモ村から運び込まれた品物の一つ、「名湯画・打掛」の説明文が

    終焉を喰らう3頭の画。
    後ろに並んで描かれた2頭に
    なぜだか理不尽さを感じる

    とこのように本クエストを意識した説明文となっている。
    理不尽さというのはやはり2頭同時に襲いかかってくることだろう。
    他の換金アイテム同様残念ながらどんな絵かを確めることは出来ない。

関連項目

モンスター/イビルジョー
モンスター/ティガレックス
モンスター/ナルガクルガ
クエスト/英雄の証明 - MH3Gの村最終。本クエストと内容が酷似している。
防具/隼刃の羽飾り
モンハン用語/村最終


*1 MHXで炭鉱夫の最終就職先と名高い「たんと掘れ燃石炭」のほか、大地の結晶集めに適した「ぎょーしょーしゅぎょー」など。