バイコーン

◆忍◆ ニンジャ名鑑#144 【バイコーン】 ◆殺◆
二本の垂直角を生やしたメンポを持つニンジャ。二本の垂直角はカラテ頭突き突進に使える他、電極となり高圧電流を流したり、首のソケットに機器を接続してアンテナがわりにすることも可能。

登場エピソード

※いずれも名前のみ

• 「スワン・ソング・サング・バイ・ア・フェイデッド・クロウ」
• 「ウェルカム・トゥ・ネオサイタマ」
• 「ニチョーム・ウォー……ビギニング」

「子鹿めいて無力なガキ！こんなガキがソニックブーム=サンやバイコーン=サンを殺った？嘘だな。誰だ協力者は」 ――ナッツクラッカー

人物

• ソウカイヤ所属のニンジャ。ソウカイヤに追われる身となったヤモト・コキに倒された（らしい）ことが他の登場人物の口から語られているのみで、その詳細は不明である。
   
• 「スワン・ソング・サング・バイ・ア・フェイデッド・クロウ」にて、ヤモトに殺されたニンジャとしてナッツクラッカーが台詞中にその名を挙げており、少なくとも同エピソード以前に死亡していることが分かる。しかし、ナッツクラッカーは当時のヤモトにその実力はないと考えており、他の協力者の仕業であることを疑っている。
  • ナッツクラッカーの見立てが正しければ、ソニックブームと同等以上か、そうでなくともそこらのサンシタにやられはしない程度の実力を持つ戦闘者だったと思われるが、そのナッツクラッカー自身が卑俗なサンシタアトモスフィア漂うニンジャなので何とも言えないところである。
     
• 一方、「ウェルカム・トゥ・ネオサイタマ」においては、ヤモト本人が自分の倒したソウカイ・ニンジャの一人としてシルバーカラス、マンティコアと並んでその名を回想している。ただしシルバーカラスの名も挙げられていることを考えると、実際にヤモトによって倒されたといえる状況であったかは断定出来ない。
  • 名前のみならずその姿も回想されており、少なくともヤモトと対峙する機会があったことは確かなようである。
  • なお、「ウェルカム・トゥ～」における上述の下りは、物理書籍版では削除されている。
     
• 「ニチョーム・ウォー……ビギニング」では、ヤモトが彼との戦闘中の「不可解な出来事」についてスーサイドに確かめようとする場面が描かれた。何者かがヤモトとの戦闘に介入したことは間違いないようだ。
  • 長らく詳細不明のまま放置されていた彼への突然の言及はヘッズを困惑させ、本編未登場の身でありながらトレンド入りを成し遂げた。
     
• その後、ニンジャスレイヤープラスのN-FILES【スワン・ソング・サング・バイ・ア・フェイデッド・クロウ】にて、ヤモトがスーサイドの助けを得て倒したニンジャであることが明かされた。「ニチョーム・ウォー……ビギニング」におけるヤモトの見立てが約5年の時を経て裏付けられた形となる。

外見

• 二本角のニンジャフルヘルムを装着している。

元ネタ・考察

• バイコーン（Bicorn）は伝説上の生物で、簡単に言えば二本角のユニコーン。
  • 純潔を象徴するユニコーンに対して不純を象徴するとされるが、元々両者は同一の存在であったとする説もある。

ワザ・ジツ

• 名鑑の記述やN-FILES【スワン・ソング・サング・バイ・ア・フェイデッド・クロウ】によると、二本角をイクサに用いるとのこと。
• 二本角は単に頭突き突進の威力を強化するだけでなく、電気を纏わせて危険なスタン・ジュッテめいて用いたり、LANジャミング・アンテナとして利用することも可能らしい。

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