お外ごはん

アクトレス紹介

• カツ
  基本っす
• チキンカツ
  チキンにしただけで量が増えてしかも安くなったりするっすお得
• 唐揚げ
• メンチ
• ハンバーグ
• ソーセージ
  ビールも欲しくなるっす
• 温玉
• ゆでたまご
• 生卵
• 納豆
• 餃子
• はむかつ
• かき揚げ
  駅の蕎麦屋でカレーとトッピングのかき揚げの食券を渡して怪訝な顔されるっす

👑ランキング👑

「おうどんですわ！」「うどーん！」今日はアクトレスに昼食を奢ることになった「さぁいきますわりんさんおうどんをちゅうもんしますわ」「今日はお腹一杯食べるぞー！」やめてくれ俺の給料が飛ぶ「みてください！あげものがいっぱいありますわ！さくさくですわ！」「うどんを注文してから好きに取っていくんだよーとりあえずぶっかけ大3杯ね！」それで三人分じゃないんだなわかってたよ…「さくさくがいろいろありますわ…なやみますわ…りんさんがたくさんとってるかしわとはなんですの」「んーとねー中部地方の一部、関西地方、九州地方では「かしわ（黄鶏）」とも呼ばれる。「かしわ」とは本来褐色の羽色の日本在来種のニワトリだが、それが鶏肉一般の名称に用いられるようになった（かしわめし、かしわうどんなど）これに対して、香川県や岡山県、兵庫県播州地方では、老鶏（特に排卵を終えた雌鶏など）の肉を「かしわ肉」と呼び、販売され、食されている。だよー」「なるほどわたくしもそれにいたしますわりんさんはかしこいですわ」「後はうどんに揚げかすと薬味をいれるんだよー」「すごいですわさくさくいれほうだいですわ！」かしわの説明でほぼ文字数使ったぞリン

ここは大通駅地下。北海道シャードに来た俺とリタは腹を好かせて昼食を探していた。しかし懐かしい…変わりないな…そう思いながらふらふらと駅ビルの地下一階へ。
「何かあるの？隊長。私もうお腹と背中がくっついちゃいそうだよ…」
ガラス張りの店内を覗くとちょうどよく座れそうだ。俺達はそのうどん屋、かがわ軒に入った。食券を買い、奥の店員に渡す。釜玉大盛りにささみ天。昔通ってた頃から変わらないいつもの注文だ。
「あ！久しぶりだねえ！」
「今は東京にいまして…お変わり内容で何よりです」
個数限定のゆでたまごをもらいながら答えるとリタが驚いた表情をする。トッピングはセルフでここでやるんだ。本当に香川と変わらないスタイルだよと説明し、言葉を続ける。
「言ってなかったっけ？北海道シャードが俺の故郷なんだ」
カウンターで受け取った熱々のうどんに生醤油をかけながら一口目をすする。あの頃と変わらない懐かしい味がした。

「隊長が北海道シャード出身だなんて知らなかった…もう先に言ってよ！寄りたいところとかなかった？」
「ありがとうリタ、大丈夫。出張とはいえ堪能してるよ。明日の昼はコロンボにしようか」
コロンボ？と首を傾げるリタ。コロンボはカレー屋で1000円以下でザックザクのうまいカツが乗ったカツカレーが食べられて食後にアイスクリームまでつくんだと説明すると、目を輝かせる。日頃から体力を使うからかボリュームのあるメニューを敬遠せずに一緒に食べてくれるのが本当に気安い。大番に五十番に色々ある飯屋をどう回ろうかと考える。しかし晩飯向きではないので目下の悩みは今晩の食事だ。
「隊長！私ジンギスカンが食べたいな！」
「じゃあ松尾か夜空のジンギスカンだな。リクエストがあると助かるよ」
うどんを平らげた俺達はごちそうさまと言うと、店を出たのだった。

津軽シャードのとある駅の近くここはまだ商業施設などもありギリギリ人間の住める範囲だ
「うー隊長寒いですね…ご飯が美味しい店というのはそろそろなのでしょうか…?」
後ろから付いてくるのは小結さんと杏奈ちゃんだ
今回はご飯をもりもり食べられる店とリクエストを受けて案内している
俺はうなずくと地方都市にはよくある感じのラーメン屋を指さす
「ラーメン…」
杏奈ちゃんは不満こそ言わないが話が違う…という表情を一瞬する
小結さんも同様だ
特にフォローも入れずに店内に入る
「へえ…土地柄というか…酒粕を使った味噌ラーメンやとんこつラーメンですか」
「美味しそうですね!隊長！ご飯は大盛りで頼んでいいですか！」
当然だ…多分おかわりもすることになるからラーメンは大盛りにしない方がいいぞ…

「ここのラーメンがご飯にあうという事ですかー?」
小結さんが尋ねると俺はそっと店内のチルドケースを指さす
ここのお新香は食べ放題なんだ…
「ラーメン屋のお新香…ですか…」
そう言いながらケース内のタッパをのぞき込む二人の表情が変わる
「これは…業務用ではない明らかに手造りのお新香ですー！」
「それに地元の丸々とした野菜を使っていっておまけって感じが全然しないですよ！
これならご飯がすすみますね隊長！」
ラーメンの前に来たライスと山盛りのお新香を取り三人で勢いよく食べ始める
店員のおばちゃんが何か話しかけてるが俺には津軽弁が分からないのでフランス語で適当な相槌をうつ
ご飯を二杯食べた所でラーメンがテーブルに置かれる
ラーメンに酒粕を入れた味だった
俺はお新香のおかわりをとりにもう一度立ちあがる

「……ちょっとお腹が空いたかな…」
さんざっぱらホテルで部屋飲みをしていたリタがポツリと漏らす。よし来たと上着を着込んでリタに手を差し出す。彼女の手を握ると、寒い外に出た。
「どこに行くの？」
「みよしのさ。リーズナブルに餃子が食べられる北海道のチェーン店さ」
どのみち夜も深い。お金だって有限だし、お安くたくさん食べられる店は願ってもないことだからとリタは期待に冷えた鼻をピクッと動かしながら、二人はすすきのに向かった。
そこは客引きやら若者から老人までが闊歩するカオス。夜に目を覚ます街。それらをひょいとかわしながらみよしのに入る。
「ジャンボ定食2つね」
「ちょ、ちょっと！？そんなにたくさん……」
「食べられるよ。みよしのの餃子はスナック感覚で食べられるのも魅力の一つなんだ」
幾ばくかしてから餃子が出てくる。タレに酢とラー油を入れて、食べ始める。一口でヒョイっと食べ、ご飯をかきこむ。味噌汁を口にしつつおしんこでさっぱりする。
「すごい！たしかにこれならいくらでも食べられそう」
たらふく食べた二人はセイコーマートに寄り、ホットシェフとビールを買い、飲みながらホテルに戻ったのだった。

「時にリタ。生魚は食べられるか？」
「刺身のこと？うん、大丈夫だけど…」
それなら話が早い。今日の昼飯はあじのとっぴーで回転寿司だ。車を走らせ手稲区前田へ。大昔につぶれて今残っているのはフランチャイズの名残だが、トリトンほど混むわけでもなくスシローやはまスシほどお安くないという絶妙なバランス。というかな、俺は昔からここが好きだったんだ。今はテナントが何度も変わっているが建物に面影のあるハローマック。小さなころから何かがあるとねだってハローマックにいって、卒業式とかの時は回転ずしでスシを食べさせてもらった。だから食べ歩きなんて銘打ってはいるが、俺の郷愁巡りのようなものなんだ。リタをつき合せて申し訳ないと思っている。しかしリタは目を輝かせてあれこれ聞いてきた。今はもうイカのいない水槽。昔はもっと皿の並んでいたベルト。そこは手を洗うところじゃないぞというかやけどするからやめなさい。

昼飯を☆4にするべくまた本屋の町にやってきたのだ。おうまさんですの？いや昼からおうまさん食えるところは今の所知らないなあ鯨なら神田にあるけど
なんか今日は肉と米の気分だそういう訳で豚大学…などと言うと思ったか！登れちえり明大前の坂を！
さかはおうまさんじゃないですわ！あまーい！府中競馬場を見ろ！京都競馬場を見ろ！坂をどう攻略するか！控えるか！仕掛けるか！その攻防もおうまさんの醍醐味だ！
！おうまさんですのね！わかったようだな！登れちえり！！
空腹だというのに勢いで駆け上がってはやってきたのは御茶ノ水駅。本命は御茶ノ水橋口と聖橋口の間、その南側にある雑居ビルの三階だ
ここぞ東京の豚丼の聖地！その名も豚野郎！たいちょうことばがきたないですわ
仕方ないだろマジでそういう名前なんだから
ちなみにアニメ化もしたラノベにも出てたのでそういう意味でも聖地だったりする
さあ食うぞちえり！これおうまさんじゃないですわ！りんさんですわ
さっき豚丼って言っただろう！？あとリンを豚言うな猪だから！
あとその二階の三浦もおすすめっす

魔性を帯びた言葉ってのはいくつかあるんだ。それに捕らわれたら逃げられないようなやつ。そうその一つが…
食べ放題！食べ放題がしたい！ﾆｸｰ？無論それもありなんだが…もっとこう…普段いくらでも食べていいなんて言われないものの食べ放題がしたいんだよ！旨いのは当然として！
そういうわけで御茶ノ水の外れにやってきたのだ。秋葉原の外れといってもいい。場所は最近できたどでかいマンションと店舗一体の施設の二階だ
その名もやまや。もしかしたら同じ名前の明太子を知ってるかもしれない。ここはその直営の食堂だ。
ここで何が食べ放題か！明太子だ！あと辛子高菜！そう明太子会社直営だけあって明太子食べ放題なのだ、追加料金なしで。いくつかある定食を食べると食べ放題がまってるんだ。ちなみに唐揚げ定食がおすすめだ、唐揚げの衣にも明太子混ぜてあって普通にうまい。ご飯もお代わりできるぞ。
この店、実は都内にいくつかあるんだ。大手町とか京橋とかな。だが、ここの利点は！混まない！少なくとも土日なら！
行って損はないぞマジで！
ﾀｲﾁｮｰｺﾚｱﾘｽｷﾞｱﾉｶｲﾌﾞﾝｼｮ？さあ…？

「た～い～ちょ～お腹減った～」
真理が書きかけの原稿を放り出してダウンした。確かにこんな時間…更には集中力を使う作業をしていたのだ。腹も減るだろう。
「…あー、明日買い出し行く予定だったしインスタントとかないわ…」
「マジかー…。あ、でもほら晩御飯食べた時納豆と玉子あったよね？それなら…」
「いや、納豆はもうワンパックしかない…玉子はあるけどどちらかだけしか納豆かけご飯にできない…」
「むー…困ったわねソレ。キミ、何か名案は？」
「あるにはある。ちょっと待ってろ」
そう言いながら起動させたコンロの上にフライパンを置いて少し温める。熱が全体に通ってきたらごま油を垂らして全体になじませる。
馴染むまでの間に玉子を二つと納豆を一つのお椀にぶちこみ、めんつゆを適当に入れ、適当にちぎった大葉を入れかき混ぜる。むう、このまま食べ…たら後ろの真理に殺される。飯の恨みは買いたくない。
とりあえずフライパンにぶちまけ、玉子が固まったら箸で移動させ、固まってないとこを流し…を繰り返す。
ざっと全体が固まったらお皿の上に乗せる。今回は俺と真理のぶんだけなので大皿は出さずに小皿に二人ぶんで分ける。

「できた、ほら食べてみろ」
「ほい、いただきます。…わっ、これ美味しいじゃん！」
「だろ？納豆かけご飯に飽きた時に試したらこれがなかなかいけてな…たまにやると飯が進むんだ」
「キミキミィ～やるじゃんか～」
「それほどでもある。んじゃ、これ食って残りの仕事も片そうか」
「だねー」
深夜の軽い食事、小腹が空いた時間の幕間はこれにてオチもなく終わる

味に関しては上記の通りっす無難に美味しいお味になるっす
アクセントとしてシソ入れたりめんつゆじゃなくらきむちの素にしたりとそれなりに応用も効くっす
時間も普通に納豆かけご飯作る時間に数分プラスされるだけっすからよろのおすすめっすよ

●センブリ茶レポ
そういやセンブリ買ってきたっす
今から飲むっす

ティーバッグみたいなものですぐ飲めるのかと思ったら
300ccから150ccまで煮詰めて飲めとあったっす
感想は次スレっす

センブリ茶が仕上がったっす
色は…薄濁った枯れ草色っす
香りは…枯れ草を煮たような匂いがするっす
飲むっす

あ

あーーーーーー
なんだこれっす！
声が出たっす！
苦みが！苦みが喉から離れないっす！
予想外っす！舌にくるんじゃなくて口の奥の方味覚がないのに全部苦いっす！
逆に舌ではあんまり苦みを感じないっす！
喉が
のどが

なんか
渋みみたいなにがあじじゃないっす
甘味を伴った…なにか…なんだこれっす
のどがやられたす
薫子さんはこれを飲んでるっす？！
あー怪文書ひらめいたっすｻﾞｰﾒﾝ喉奥射精されても兵器でごっくんするかおすこさんっす

ﾊｯ　ﾊｯ　ﾊｯ　ﾊｯ　ﾊｯ　ﾊｯ
一口飲んだ後枯れ草の匂いがして喉の奥に甘あじとともににがあじが
多分みんなが想像してるにあがあじじゃないっす
よろ飲んだことないっすけどみんなにレポートするとしたら…

そう、毒っす
毒盛られたらこんな感じっす
ドラマだったら良い演技できるやつっす！

わかったっす！
みんなに伝わりやすいやつ
柑橘系のハッサクとかの外皮食うと苦あじあるじゃないっすか
あれの感じっす！
しかも柑橘系のさわやかな香り無しのつらいあじだけのやつっす！
今度の了リスギ了即売会持ってって回し飲みさせるっす！

飲みきったっす
ちょっと涙出たっす
くちゆがいてくるっす

うがいしてもうがいで洗われるよりも奥が苦いので取れないっす…
ルマンド食べてるっすけど楽しくないっす…
薫子さんの抹茶シフォンみたいな色してたっすけど実際作ったら多分あんな色じゃないっすよ！

「」長助けてっす
口直しに普通のお茶飲んだりしたっすけど口の中舌を押しつけるところ色んなところ全部地味ににがいっす
飲んでた時よりも辛いっす
もうやぁっす

ちなみにセンブリは近くの薬局で売ってたっす
煮出し用の一杯分のパックが５つ入って400円切るくらいっす

駄目だ…どうしても、どうしてもアレが食いたいのだがしかしどうしたら…？
そうか！有人ちょっとこい！そうして俺は有人の手を取って成子坂を駆け出した「わあっ♥️」などと聞こえてくるが反論は後日する。
そういうわけで神田駅から南東にちょっと、神田バル横丁の中にあるBIGOLIにやってきた。神田バル横丁はひとつの建物にいろんな料理と酒を出す立ち飲み屋が集った建物だが、いくつかの店はランチもやっている。オフィス街の裏だから需要もあるのだ。その一つがこのBIGOLIだ。
と、ここまで何も説明せずに連れてきた有人が目を白黒させている。自分のランチタイムに巻き込んだことは多少申し訳無くなってきたので俺のおごりと伝えてやると喜んだ。単純で結構。
このBIGOLIはボロネーゼ専門店だ、三種類プラスアルファのボロネーゼから一つを選ぶのだが、俺は黄色いのと赤いのに目もくれず黒いやつにする。
待つこと暫しして出来立ての黒いボロネーゼが出てくる。何で黒いか？食えばわかる。…いやわかんないなすまん正体はイカスミだ。これはイカスミとニンニクのボロネーゼなんだ。出てくるボロネーゼはランチパスタにしてはちょっと多目。お好みでガーリックオイルも追加でかけられる。横の有人もうまそうにくっていて何より。
何で有人を連れてきた？こんなニンニクの地獄にアクトレス巻き込めないからだ。一人で行って付けて来られても困る。このあと成子坂に戻った有人が顰蹙を買うのは確定と言っていい。
俺は午後からドローンだけどな。

あーそう考えるとよろもジニーと伊豆行きたいっす

金目鯛を刺身だったり煮付けだったりで食べたいっ
す

オラッ観光怪文書書けっす！

「いいお湯だったよ！隊長！」
マッサージチェアーに座り機械的な按摩を受けている私に、嬉しそうに笑ったジニーが覗き込んでそう知らせた。
勿論私も男女別れているとはいえ同じ湯に浸かっていたわけだし、彼女の報告がなくてもその事実は充分知っていたが、屈託の無い笑顔で言われてしまうと、それに水を差したくなくて"よかったじゃないか"と、まるで知らない事かのように答えてしまうのだった。
子供扱いだろうか？と不安になったが、彼女はそうは捉えなかったようだ。少し上気した顔でめいっぱい笑って見せて、うん！と頷く。時々見せる歳相応の仕草に私は、娘がいればこういう感じだったのかもしれない、と感傷に浸る。

しかしほんの少し視線をずらすと、子供らしからぬ霊峰が二つ程雫に形を変えてこちらへと降り行く光景が見えるではないか。いかんいかん、とかぶりを振ると、ジニーはそれを察したか
「You!」と、ネイティブに私を叱るのだ。その上マッサージチェアーに私を思い切り押し付けてくる。いたいいたいいたい。
「隊長もそういうの、興味あったんだね！」口調に怒りはないようだが、攻撃は実に効果的だ。揉み玉が肩甲骨に食い込む。声を上げて痛がる私に満足したか、彼女は大きく笑って少し離れた。私も観念して椅子から降り、二人で食堂を目指す。お揃いの浴衣が気恥ずかしかった。

さすがAEGISの保養地だけあって、料理の内容は素晴らしいの一言に尽きる。私とジニーは二人で我を忘れて貪り食べていた。無論行儀も多少は気にしたが、我慢しろという方が無理だ。金目鯛の刺身などそうそう食えるものではない。ジニーが海外から来ているという事もあり、多少は心配していたがそれも杞憂だった。一口ごとに感嘆の声をあげて目を輝かせる彼女を見れば、大変気に入ってくれたのだろうということがよくわかる。
コース最後のデザートまで楽しんで、濃いコーヒーを二人で静かに飲みながら窓を見る。

山々に囲まれた地域に夜景も何もないが、窓に映ったジニーは見えていた。陶器のカップに口をつける彼女は、先ほどとは打って変わってその横顔は妙に大人びた魅力を帯びている。きっちり着た浴衣からスラリと覗くうなじの曲線は、日本人でもこれ程の美しさを持つアールはいないだろうと思える程だ。あと10年若ければ、なんて考えたが、例え同い年だったとしても声はかけられまい。私はそれほどナンパではない。いや、勇気が無いだけか？

「すーっごくおいしかったけどさ……」
そんな私に、彼女は悪戯っぽく小声で喋りかけてきた。少し慌てて我を取り戻し、彼女を正面から見る。身を乗り出した彼女の顔の下に神々の山嶺のクレバスがあったが、内頬を噛んで耐える。
料理が気に食わなかったとは言って欲しくないが、彼女の口ぶりからなんらかの不満が見て取れた。いやいやだとすれば彼女を満足させられるものなんかこの世にあるかどうか怪しくなってくるぞ。そんな心配をよそにジニーはそっとこう告げる。
「ラーメンとか食べたくなるよね？」
……私は声を上げて笑い、確かに、と彼女に同意した。