深沙希さん

Last-modified: 2020-09-25 (金) 00:13:46

履歴書

不可視な黒衣の未亡人

籠目 深沙希

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誕生日11月7日
年齢22歳
身長160cm
血液型A型
職業AEGiS職員
出身校???
CVルゥ・ティン

旦那様…

概要

追い込みますか? 女にも欲望はございますよ…?
サンティ教官イベで登場っす
突如お出しされたAEGiS職員のお姉さんっす
一方がモブにも関わらずモデルにボイス付きで後々加入すると思われるっす
今までいなかったタイプの美人さんっすけどどう化けるんすかね・・・
名前は籠目 深沙希(かごめ みさき)、20代だそうっす
恐らくは芹菜と来弥と一緒に買い物に行った人だと思われるっす
「不可視な黒衣の未亡人」…未亡人…?マジっすか!


今日はミサキさんでシコリましたか

筑前煮でございます筑前煮でございます筑前煮でございます筑前煮でございます筑前煮でございます
筑前煮でございます
筑前煮でございます筑前煮でございます筑前煮でございます筑前煮でございます筑前煮でございます
筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でございます旦那様筑前煮でござ
見ましたね旦那様…?
…
…

選択肢 投票
シコった  1040 
シコらなかった  9 
トイレに連れ込んだ  546 
筑前煮を作りすぎてしまいまして…  101 

怪文書一覧

成子坂製作所所属アクトレスの隊長にしてアキ作戦の指揮官である対象の本日の行動についてですが
アキ作戦の指揮業務と成子坂製作所の隊長業務どちらもオフであるため完全な自由時間に何かしらの尻尾を掴める
はずと考え終日追跡し行動を記録いたしました
朝5時対象自宅内部の監視を開始、対象に接近した際に布団越しに銃器と疑わしきモノの存在を発見したため
慎重に確認…結果起立した陰茎であったためその場で鎮静処置を実施しました
その後9時から自宅から某シャード〇〇町…シャード内でも最大の繁華街へ向かいました
〇〇街2丁目3番地の宿泊施設前で端末を操作し何者かとのコンタクトを取った模様…光学迷彩を使用し接近、画面を覗き見たところ
デリバリーヘルス「人妻鮮花」の問い合わせページと判明…対象から情報を引き出す好機と判断し
当該店舗からの従業員と名乗り接触、そのまま宿泊施設内へ共に入りサービス提供と称した調査を行いました
調査の全容については別記録「対象Xとのセッ…」を御覧ください

本日の対象は成子坂製作所での業務を定時を過ぎてもなお続けていました…他の従業員へのヒアリングの結果
山野薫子隊長補佐役の存在もあり急を要する業務は残っていないとのことだったので
些か不自然な行動に見られます…
残業を開始して1時間経過したあたりでたまたま明かりがついていたので寄ったという体で対象と接触
何をしているのかを訊ねると「明日も早朝からコロニー殲滅戦の指揮で忙しくなるしこっちの業務も
やっておきたい、自分は成子坂の隊長ですから」との返答されました
一応端末からの記録には不審な店は見られず純粋に本人の意志で残業していたと見られます…
このまま今夜は泊まっていくつもりということで本来予定していた対象宅への潜入から
シャワー室を利用する対象の懐に入り込み情報を引き出すプランへと変更しました…
なおシャワー室での尋問の内容は別ファイルの音声記録「対象X尋問01(30分)」に
その後仮眠室に場所を変え続行した際に記録した映像は「対象Xに尋問02(120分)」にて確認してください

「お客さん飲みすぎですよ」
「いいんだ…もっと強いのを頼む」
週末、金曜日、俺はいつもここに来る。あの頃から変わらない、ライフワーク。でも変わったものもある。もう俺の隣に、真理はいない。バカみたいに誰が可愛いだとか、陰謀がどうとか、もうそんな話もできない。あの人を食ったような笑みも、ふとした拍子に見せる愛らしさも、記憶の中にしかない。隣の席を見れば今でも顔をにやつかせて船を漕ぐ真理の姿が思い出される。そしてそれがもう見れないということも…。
グイと残った酒を呷る。マスター次のを、と声をかけようとして誰かに手を止められる。誰だ。
「隊長さん…これ以上はお身体に障ります…」
隣を見ると深沙希が座っていた。一体いつから…。
「お店の外から隊長さんの姿が見えたので…」
放っておいてほしい。今日は酔いたい気分なんだ。腕を振り払おうとするも存外強い力で押さえ込まれる。
「隊長さんも…大切な方を亡くされたのですね…」
お前に何がわかる、と言いかけ思い出した。確か…。
「はい…隊長さんのお気持ちは痛いほど存じ上げます…」
胸の前で俺の手を抱く深沙希の手は暖かく、俺の冷え切った心は次第に溶かされていった

対象は今日はスヌーズの目覚まし時計(0700設定)を三度止め、結局起床できず。室内にステルス状態で潜入し朝食(白米、納豆、玉子焼き、味噌汁、漬物)を準備したのち再度対象Tを確認するもまだ起床する様子がなかったためフェーズ2へ移行。プランFを実施し朝勃ちを処理したのち、未だに硬度を残していたためプランSへ。体勢は騎乗。
その最中目覚めた隊…対象Tに数回中への発射を赦し、共に朝食を摂取。漬物が気に入ってくださったようで何よりです。夜間はプランOを実施予定。キュウリのお裾分け喜んでいただけますでしょうか…以降はP.M.へ引き継ぎ。

今日はミサキさんの誕生日だから少し一緒に飲みましょうかと持ち掛けたら
何故かミサキさんが俺の部屋に来ることになった
祝われる側が祝う側の所にやってくるのも変な話だ・・・でもミサキさんらしいな
などと考えているとドアホンが鳴った
約束の時間ぴったりだこれまた几帳面なミサキさんらしい・・・と思って迎えに出る
「今ドアの鍵開けますんで待って下さいね」
「わかりました・・・隊長・・・・」

!?
なんで背後からミサキさんの声がするの!?
覗き穴から外を見ると確かにミサキさんはそこに居る
俺はホッとしてドアを開けたら・・・誰も居ない?

「隊長・・・今日はありがとうございます」
だからなんで背後から声が聞こえるの!?

真理がカッセルに飛んで4週間…当初は俺や杏奈に他愛ない連絡や食事の写真が送られてきたがそれもある日を境にぷつりと途切れた。杏奈は「真理ちゃんのことですから大丈夫ですよ!」とは言っていたがどうにも胸騒ぎがする。数多くの修羅場をくぐり抜けてきた真理に限ってそんなことはないだろうが。しかし俺には真理のことを心配することしかできない。ヴァイスも仕事も待ってはくれないのだ。ピンポーンとチャイムが鳴る。まさか真理が帰ってきたのか!?いやいやそんなことはない。だが真理ならサプライズと称してやりかねない。一応用心してチェーンをかけてから扉を開く。そこには深沙希さんが立っていた「筑前煮を作りすぎてしまいまして…もしよろしかったお召し上がりになりませんか?」どうして…「隊長さんはどうやら最近気を落としていらっしゃるようなので…」皆に悟られないよう振る舞っていたつもりだが深沙希さんにはバレていたようだ。
それから何日かは深沙希さんが一人暮らしの俺を不憫に思ったのかオカズを持ってきたり掃除をしてくれる。そんな日々が数日続いたある日
ピンポーン「隊長さん私が出ますね…」ガチャ
「キミキミー真理さんが帰ってきた…ぞ…」

青い果実が熟れるのを待つかいっそ自分の手でもいでしまおうか悩んでゾクゾクするミサキさんっす

財布もすっからかんに近い来弥を家に招いて優しくしてあげるミサキさん!その胸に秘めた薄暗い欲望の香りに勘の鋭い来弥はどこかで気づいてはいるけど空腹には抗えず何より信頼できる大人であるミサキさんに疑いを持つのも気が引けてしまってこれは一大事!二人で一つの布団を共有する深夜にミサキさんは情欲に突き動かされ…っす!大変!大変だー!あいえええ!っす!!

由々しきだよリン…わからない?最近の成子坂は明らかに異常なんだよ人が増えすぎてる
急な人員増加しかもAEGiSから寄越してくるんだから怪しむのも当然だよ
アキ作戦で私達いないからって?そういうことじゃないよ
特に怪しいのはそう…籠目深沙希さんだよ…外国組はいいのかって?ほっといていいよあれは大丈夫
それより深沙希さん…情報部所属とかAEGiSの偉い人ともやりとりしてるっぽいし何か探ってるよ
それに隊長の身辺を調べてるの知ってるんだ…急に家におすそ分けとか言って訪問してたし
何気ないボディタッチとか陰がある感じの素振りとか卑しいったらないね…
そもそも見た目からしてふしだらだよ…おすそ分けしてきたぬか漬けだって自分の中に入れて遊んでからあげてるかもわからない…
いや確実にしてるね私はしてるから全くあからさまに危険なのに
隊長は鼻の下伸ばしてるんだから単純だよね…まぁ私が代わりに警戒してるからいいんだけどさ…
リンもあの人がご飯くれたからってあんまり仲良くしたら駄目だよほらハンバーガーあげるから
ちょっとでもおかしい動きをしたらタックルしてでも止めてよね…
じゃあ私隊長の家の布団に匂いつけてくるから

最近成子坂に来たばかりのミサキさん…確かに美人だけど隊長は少しデレデレし過ぎじゃないかな…
まだ女子高生の私が言うのもなんだけどミサキさんのちょっと気を持たせるような態度も鼻についてしまう
普段は絶対にこんな事しないけどミサキさんを更衣室に呼び出して問いただす事にした
「小鳥遊さん…お話があると聞いて参りました…」
「…どうでもいいんだけど隊長はあんな性格だからすぐ勘違いしちゃうと思うんだよ…ミサキさんみたいな美人はあんまり隊長に近づきすぎない方がいいよ…」
自分でも少し直球過ぎると思いつつ警告する
「あら…小鳥遊さん…そうなんですね…それは気が付かず申し訳ありません…」
ミサキさんは分かっているのか分かっていないのかそう答える
同性から見ても色っぽいし守ってあげたくなるタイプだろう…正直隊長と一緒に居るところを見ると気が気でない…
「でも私は小鳥遊さんにも興味がありますよ…?」
一瞬目をそらした間にミサキさんは目と鼻の先にまで近づいてきていた
近くでミサキさんに見つめられると蜘蛛の糸に絡めとられた様に動けなくなる
「ちょっ…ミ…ミサキさん…近い…」

 

「小鳥遊さんの目…ちょっと悲しそうで…でもそこが可愛いですね…」
自分の心拍数が一気にあがるのが分かる
本意の分からないミサキさんの距離感にじんわりと汗がにじんでくる
「なんだか小鳥遊さんの事他人って感じがしないんです…妹みたい…」
するりと手を握られるがなぜか抵抗することができない
「二人っきりの時は…怜ちゃんってよんでもいいですか…?」
これは恐怖なのか混乱の中で何も応えることができない
ミサキさんがさらに近づいて耳に吐息がかかる程近い距離で囁く
「怜ちゃん……」
その瞬間膝から力が抜けヘナヘナと座りこんでしまった
囁かれただけなのに力が入らない…今の自分はまるで無防備だ…
ミサキさんはクスっと笑った後更衣室から出ていく
「怜ちゃん…何かあったらいつでも呼んでくださいね?」
籠目深沙希…あの女性は隊長にとってもアクトレスにとっても危険だ…なんとかしないと…

「くっ…離しなさいっ!!(ギッギッ」
新谷芹菜ことシャノアールは何者かに捕らえられ椅子に縛られている。
「くくく…こうなってしまえばシャノアールも袋のネズミ…いやネコだな。そうそうあまり抵抗するとどんどん縄が食い込むぞ」
部屋の奥から現れた謎の男が言い放つ。確かに男の言うとおりギチギチと肉が締め付けられる。いくらシャノアールスーツを着ているからと言っても全身に与えられる圧迫感を逃がすことはできない。
「なんの目的でっ…シャノアールは悪には屈しません!!」
そもそもいつの間に私は捕まったのだろう。確かあの時は…
「その威勢はいつまで保つかな…おい」
男が虚空に向かって声をかけるとそこからスーッと女性が、記憶ではさっきまで一緒に行動していた女性が現れた。
「嘘っ…深sアラーニェ!!」
いつものスーツに身を包むアラーニェは男の隣に立つ。まさか彼女が…そんな…。
「よくやったぞアラーニェ…お前のお陰だ」
男はアラーニェの腰を抱き寄せるとご褒美とばかりに唇を重ね始める。アラーニェの顔は相変わらず見えないが男の首に手を回し身体を押し付けるように唇を貪る姿から悦んでいるのが見てとれた。

 

長い長い接吻が終わる。名残惜しそうに唇を離す二人の姿はまるで恋人のようで…って違う違う冷静になれ私。
「おっとすまんすまん、すっかりアラーニェに夢中でキミのことを忘れていたよ」
そのまま忘れていてよかったのに、ついでに縄も外してくれれば、と睨みつける。
「おー怖い怖い。アラーニェ準備をしてやりなさい」
はい、とアラーニェは頭を下げ私に近づく。
「アラーニェ!私たちはせいぎのために戦ってるんじゃないの!?」
縄がより食い込むことも恐れず声をあげる。聞こえていないのだろうかともう一度口を開いた時に、唇を奪われた。
「んー!ん!ん~~!!」
アラーニェの舌が私の口の中を縦横無尽に暴れまわる。普段のおっとりとした見た目からは考えられないほどの激しさ、もし口に性感帯があったらすぐに絶頂しそうなほどの…
「ん、ん、んぐ!?」
何かを飲み込まされる。そして私は解放される。
「今、何を飲ませたの!?」
直にわかりますから、とアラーニェは私のスーツのロックを外していく。長時間拘束されていたためか胸部が解放されるとムワッ湯気がたつ。股関のプレートも外され四肢を縛られた私はこの世で最も無防備な状態になった

 

「ははは、乳首がビンビンに立ってるでわないかシャノアール」
下卑た笑みを浮かべた男が値踏みするように全身を眺めてくる。アラーニェは背後から私の胸を揉み、頂を摘まむ。それが男をさらに喜ばせる。
「こっちも濡れてるな。いつからだ?俺とアラーニェのキスからか?それとももさっきアラーニェに責められてはからか?」
ニタニタとニヤつく彼は男性特有のゴツゴツした手で湿り気を帯びた私の秘所にツプッと指を挿しこむ。さっきから身体が熱い…。
「どうやらクスリが効いてきたようだな。どれ本題に移るとするか」
そう言って男はズボンを下ろす。そこには大きな大きな…ってそのブツブツは何!?驚愕する私の顔が余程愉快なのかわざわざ説明してきた。
「これはペニスサックだ。ネコのペニスは排卵誘発させるために“返し”がついているらしくてな。せっかくのシャノアールが相手だからこれぐらいしないと貴様も口を割らないだろう?」
ドクドクと脈打つ巨根(イボつき)がどんどん私に近づき、亀頭が淫唇と触れ合った。ダメ!そんなので膣を突かれたら!
私は最後の力を振り絞って抵抗する。椅子が揺れるほど暴れてみるがそれも無意味に終わった。
「ーーーーッ!!!」

 

ただでさえデカい男の陰茎は私の秘所を切り開く。小さなイボイボは一つ一つが膣壁を撫でるように動きまるで何本もの指に激しく愛撫されているような錯覚二陥る。そんなものでガンガン無遠慮に突かれたら当然
「あーダメダメ隊長それダメ!バカになっちゃう!シャノアールバカになりゅううう」
私はただの卑しい牝猫になり果てていた。
「何がシャノアールだ馬鹿馬鹿しい!オラっイけ!イき狂え!猫らしく俺のオナペットになれ芹菜!」
「シャノアール負けちゃうううう」
私は台本のことも忘れ身体中から色々な汁を撒き散らしながら気を失った。
次に目を醒ますと私はベッドに寝かされていて、隣では深沙希さんが隊長の上で腰を振っていた。
相変わらず深沙希さんはすごいなーイボつきであんなにヨガってる、なんてぼんやり考えると隊長と目があった。
「さっきはすまんな芹菜。つい熱が入っちゃって」
プレイの後には毎回謝ってくるのが律儀というか…
私は「シャノアールは悪に屈しませんからどんなに乱暴されても平気です!」なんて冗談めかして言いながら二人に混ざりに行った。

ミサキさんに好き放題貪られた者同士傷をなめあう隊長とにゃーさんっす

無意識にミサキさんにされた事と隊長との行為を比べちゃうにゃーさんっす 
男女の営みと女同士の行いは並列する別物でどっちに自分は翻弄される運命と悟るにゃーさんっす
此処までミサキさんの計画通りっす

こんなところでいいんですか?横目に隊長が見ていますよ?新谷さんかわいい…胸をなぞられて気持ちよくなってしまってる事を隊長が知ったらどう思うでしょうか?隊長も男性…それに…女性にだって欲求はありますから…ふふふ…隊長に今の新谷さんが迫ったらひとたまりもないでしょうね…きっと何度も抱いてくださいますよ?ねえ新谷さん…どうしますか…?

隊長は私が3つ数を数えると気持ちよさへの耐性が下がります…つまり少し触っただけで気持ちよくなって大変なことになってしまうんです…いーち…にーい…さーん…
どうですか?風がいつもより強くは感じませんか?では…ふーっ…これは?……とても敏感になっているみたいですね…なんだか可愛いです…ちゅぷっ…はむ…耳…ほうへふは?じゅるっ…ちゅぽっ…舌がたいひょうの耳をなめていまふよ…?れろ…ふふふ…ビクビクして…なんだか楽しくなってきましたね?次はどこをなめてほしいですか?こっち?それともこっちですか?それとも…先程から固くしているそれですか…?
ふふふっ…ビクってしましたね?そんなに期待されていたんですか?まだだめですよ?ゆっくり、もっとじっくりした方が気持ちよくなれますよ?ほら…舐めて濡れたところに息かけますね?ふーっ…ふーっ…すごい…先走りが溢れて…仕方ありませんね…ぢゅるっ…んむっ…舐め取って…ちゅぷっ…差し上げますね…

ミサキさんと接してるうちに(この人は案外不器用なだけで普通の女性なのかもしれない…)と感じ始めた来弥だったが
純粋に友達嬉しいという気持ちから言った「蛙坂さん…そんなに優しくされると好きになってしまいそうです…」でアイエエエするのも有りだと思うっす

いちいち顔が近いミサキさんにドキドキする来弥っす
はじめ他意はなかったのに来弥が頬を赤らめて目をそらしてるのに気づいてスイッチが入るミサキさんっす

夕暮れ時のミサキさんの家ですっと接吻を交わされて来弥のハートが奪われちまうっすー!非常によろしいっす…
好きって気持ちは別に男の人に向けるものでもないってことをわかってしまう来弥の無垢な身体を獲物を捕らえた蜘蛛さながらのミサキさんの指が這っていって…となってこれはありがたいっす

そういうのは好きな人と‥なんてらいやの淡い倫理を女にも快楽があって何がいけないの?というミサキさんの言葉が蝕むっす
らいやの葛藤をわかってて楽しむミサキさんっす

それとも隊長さんにそういう気持ちを向けたいんですか?って揺さぶられる来弥の心境はそのままにえっちなことを強引に進めるミサ来いいなってなりました

あの…隊長さん…知っていますか?
商談などでレストランや喫茶店で知らない人と話しているのに…何だかこの人とは会話が弾む…と思われたことはありませんか?
そういった場合…その人があなたの飲み物や食べ物に微量の向精神薬を盛っている場合があります…
バレないくらい微量だと…この人といると気分が良いなどと錯覚を起こし…好感を抱くように誘導されてしまいます…
…私とこんな話をしているのに楽しいのですか…ふふ…隊長さんも気をつけてくださいね…

最近ミサキさんの体臭を覚えたお陰でステルスしてるミサキさんに50パーセントの確率で察知できるようになったっす

鼻腔をツンとしたニオイが刺激した。…俺にはわかる。先日AEGiSから派遣されてきた籠目深沙希のものだ。
それも局部の臭い。真理とまぐわう時に嫌という程かがされているからわかる。
ご自慢のステルス能力を使って俺を監視しているつもりなのだろうか?
いいや、情報筋によると彼女は名うての諜報員だという。そんな彼女が臭い対策を怠らないはずが無い。只からかっているだけとでもいうのだろうか…。
「隊長…どうしたの?少し具合が悪そうだけど」
ああすまん怜、ちょっと疲れていただけだ。向かいの窓を開けてくれないかな?
俺に指示された事が嬉しかったのか、怜は小さく鼻歌交じりに窓を開けに行った。

ピピピピ…ピピピ…
朝。俺は時計を止めると布団を被る。最近寒くなった…あと10分…
「隊長さん…隊長さん…起きてください…」
誰かに身体を揺り動かされて目を覚ました。そこには深沙希さんが覗きこんでいて…深沙希…さん?
「はい深沙希です。今お顔を拭きますね」
彼女は事前に準備していた蒸しタオルで丁寧に顔を拭いてくれる。朝食ができていますから…そう言って立ち上がる彼女について行くとそこには見事な朝食(和食)があって、味も小結さんに引けを取らなくて…そもそもどうして深沙希さんが家に?しかもメイド服
「何を仰られているのですか?私はずっと隊長さんにお仕えしております」
ずっと?ずっと…そうかな…そうかも…そういえばずっと深沙希さんと暮らしていたような…。そのあとも着替えを手伝ってもらい、朝のご奉仕と言って搾精も…。ネクタイをしめられ「いってらっしゃい」の接吻をしてから家を出た
そして事務所に着くと深沙希さんが表を掃いていて…深沙希さん?
「はい深沙希です。隊長さんおはようございます」
え?あ、あぁおはようございます…
一瞬どうして、という疑問が頭に浮かんだがすぐに気にならなくなった…

熱く重ねられる未亡人の唇。
胸の奥から脳へとたまらなく甘い疼きが駆け抜けて、隊長の全身がピクピクと痙攣する。
やがて、抵抗していた隊長の右腕はとうとう力が抜け、ダランと立れ唇からやってくる刺激をただ受け入れていた。
冗談のつもりがミサキも夢中になって、死別した夫に似た青年の唇を吸い立てている。
ひしゃげるほどに強く唇を押し付けて女性の弾むような感触を武器に、異性とするキスの感触を味わっていた。
あまりにも熱烈な求め方に脳をじんわりと痺れさせられていた隊長は、震える手をミサキの肩に重ね、力の抜けて手で最後の抵抗をしようとする。
「ミサキさん…貴方には…これ以上は…」
「今夜だけ…今夜だけでいいですから…ね?」
頬への親愛のキスではなく、唇を重ね合う男女のキス。それを一晩だけでいいから寂しさを埋めて欲しい、そんな湧き上がる背徳感に支配されさらにキスは過激さをまs

隊長さん…隊長さん…開けてください…深沙希です……あの…今日も筑前煮…作りすぎて…隊長さん…もしよろしければ…召し上がっていただけると…あ、あぁ閉めないでください…隊長さん夕飯まだでしたよね?知ってます…知ってますよ…見てましたから…ですから不躾ですが私がお夕飯を…隊長さんのために…ど、どうして閉めなさるのですか?このチェーンを外してください…隊長さん隊長さん隊長さん隊長さん…私じゃ不満ですか?何か至らぬ点がございましたか?もし言ってもらえれば私直します…直しますから…隊長さん…このドアを開けてください…私に声をかけてください…私を見てください…私を見つけてください…あの日…あの夜…私とても嬉しかったんです…隊長さんに誘ってもらえて…とても、とても楽しい時間をすごせました…ですからもう一度…もう一度あの気持ちを確かめたくて…隊長さん…どうして…そう…なんですね……わかり…ました…タッパーはドアの前に置いておきます…もし良かったら…召し上がっていただけると幸いです…夜分遅くに失礼しました…では……また………後で…………

あのときチェーンがかかっていなければ…意味のない妄想だ…
筑前煮を持ったミサキさんの後ろには誰かがいたんだ…音を立てながら扉に寄りかかってはしたない声を上げるミサキ…隊長…隊長助けてとか細い声で助けを求めるミサキ…夜も遅くこんな美人の女性が立ち尽くしていて、アパートの部屋の前だと言うのに凶行に及んだその男の正体はわからない。ただ目の前で、ドアのチェーン越しにミサキさんが後ろから犯されている…その事実を認めたくなかったのだ…

「さーて今夜も始まりました!実況はわたくし宇佐元杏奈と」
「解説の神宮寺真理だよー」
「でお送りします。それで真理ちゃん今日の隊長の相手はどんな人なんです?」
「あるときはAEGiS情報部あるときは糠漬け人間国宝その名も籠目深沙希!“不可視の黒衣の未亡人”深沙希ちゃんだー!!」
「紹介ありがとう。と言うわけで挑戦者のエントリー!おーっと深沙希ちゃん早速の先制パンチ!隊長の家のインターホンを押したー!そして中から~って隊長すごい!ジャブをドアチェーンで防ぎました!」
「さすが隊長ね。防犯対策はバッチリ」
「しかし深沙希ちゃんの攻撃は止まりません!あ、あれは…タッパー?」
「おそらくオカズだねー絶対手作り、深沙希ちゃん糠漬け以外にもあんな武器を持っていたとは」
「これには隊長もたまりません!思わずチェーンを外し深沙希ちゃんを部屋に入れたー!?」
「あちゃーこれは勝負ありかな?」
「深沙希ちゃん筑前煮からの夕飯作ってあげます攻撃!止まる気配がありません!」
「深沙希ちゃんのワンサイドゲーム、前回のシタラちゃんが相手の時とは真逆の結果になりそうだね」
「それではここで一旦CM。後半戦はこの後すぐ!」

 

「ここで隊長の戦績をおさらいしましょう。現在隊長は7勝10敗2引き分け。今月はまずまずの調子だと思いますが」
「芹菜ちゃんシタラちゃんと立て続けに倒していってるからねー今回も少しは期待してたけどダメそうかな」
「真理ちゃんは厳しい評価。おっと試合に動きがあったようです!何とか夕飯あーん攻撃、お背中流します攻撃を凌いだ隊長ですがここで戦いの場をベッドに移したー!」
「これはキツい戦いになりそうだね。すでに深沙希ちゃんにマウント取られてる…ここからの逆転は難しい…」
「深沙希ちゃん攻める攻める!隊長は深沙希ちゃんのなすがまま!完全に遊ばれています!」
「あの巨乳にパフィーニップルの組み合わせは凶悪すぎるっしょー…あれに逆らえる男はいないわ…」
「隊長必死の抵抗!しかし深沙希ちゃんの足は絡みついて離れない!」
「完全に蜘蛛の巣に捕らわれた獲物…」
「おーっとここで隊長は抵抗虚しく膣内射精!試合終~了~」
「思ったより隊長も頑張ったんじゃない?」
「そうですねー次回に期待しましょう!さて番組はお時間となりました。試合の様子は後日配信される予定です。次回も是非見てくださいね!」
「バイビ~」

それで…私が隊長さんに操を捧げたときの話なのですが…はい、隊長さんと二人でお食事をした日の夜…ホテルで…私の方からお誘いを…隊長さんは馬鹿な真似はするなと仰ったのですが…私から隊長さんに抱きつき強引に唇を…接吻って素晴らしいものですね…お互いの体液を交換して…交じり合い…んんっ…失礼…それで隊長さんは豹変したように私を押し倒し胸を…こう乱暴に、さらに張り詰めた乳頭に吸いつくと母乳が出ないことはわかっておいでなのにまるで赤子のように、思わず隊長さんと子を成すことを考えたら身体が火照ってしまいました…気付けばショーツははしたなく湿り気を帯びて、ぁん…見ないでと申し上げましたのにそんな私のことを綺麗だよと…ついには男性の欲望の象徴とも言えるソレが私の中に、破瓜の痛みよりも与えられる快楽、繋がっている充足感が勝り…まさか自分でもあんなに大きな声を出すことができるとは知らず…隊長さんはもっと声を聴かせてと責め立て…あぁ…最後は唇を重ねながら私の一番奥で熱い子種を注いでいただきました…あの逢瀬以来身体の疼きが収まらず…なので今夜は隊長さんにおかずを差し入れに行こうかと…って新谷さん聞いていますか?

それで…私が隊長さんに筑前煮をお裾分けに行ったときの話なのですが…え?お家ですか?今は隊長さんと同じアパートに住んでおりまして…はい、ご近所付き合いを…その時はちょうど隊長さんも夕食前ということで僭越ながら私がお食事を用意してさしあげて…それにしても誰かと食卓を囲むのは良いものですね…隊長さんは私の料理を美味しい美味しいと誉めてくださって…毎日食べたいとも…思わず胸が熱くなってしまいました…その日は実は私の誕生日で…隊長さんもそのことを憶えていてくださって…もらってばかりじゃ悪いから何かほしいものはないのかと…なので思わず、愛がほしいと…すると隊長さんは私をベッドに運び情熱的な口付けを…指が私の肌を撫でるごとに身体は歓喜に打ち震え…先ほどまで私の料理を食べていたその口で、舌で、喉で私の…特に下着が意味をなさないほど濡れそぼった私のはしたない所をそれはもう激しく…隊長さんの中に私が混ざり合うと考えると何度も何度も高みへ昇ってしまいました…その後は日付が変わったにも関わらず朝まで沢山の愛を、子種を注いでもらって…隊長さんには一生に残る誕生日にしてもらい…って新谷さんちゃんと聞いていますか?

新谷さんわざわざお越しくださいましてありがとうございます。店長に少し休憩を頂きました。どうですか?似合っていますか?ご主人様もよく誉めてくださいました。あ、ご主人様というのは隊長さんのことでして…私がそう勝手に。この衣装が大変お気に召したようなので最近は家でも侍従の真似事を…といってもご飯を作ってお掃除してお洗濯して背中を流して、今までと何ら変わりはないのですが…ただ上司部下とは異なる主従という関係性にお互い滾るものがありまして…夜枷におきましても私の方からご主人様に満足して頂けるよう熱心に、口や胸を用いてご奉仕を。吐精の後は優しく髪を撫で私を労ってくれるのですがそれが気を使わせているようで心苦しく…なので私のことはモノだと思ってもっと乱暴に、滅茶苦茶にしてくださいと。するとご主人様は瞳に獣を宿らせて獰猛に、貪欲に、身体がバラバラになってしまうほど激しく愛を求めてきて…その欲望を受け止められるのが私の役目だと思うと一層、ご主人様が愛おしく思え…もっと尽くしたいと…今もご主人様に命令されて張り子を膣に…ってあら?周りが静かですね…どうしたのでしょうか?皆さんお仕事の手が止まっていますよ?

カーテンの隙間から溢れる日差しを目覚ましに、かつて隊長と呼ばれていた男性は目を覚ました。
「……」
もう何日も外に出ていない、そろそろ職場に戻らなければ――と。
「ダメです……」
小さな焦燥感を胸中に抱き、ベッドから上体を起こした彼の両肩を、深沙希の白く細やかな指がそっと押し留めた。
「あなたは、休まなくては……」
静かに、それでも譲れない意思を込めて彼をベッドに押し戻す。過労で倒れて目が覚めてから、彼はずっと彼女の家にいる。養われているというよりは、飼われているに近い状況。流石にヒモ以下の存在になるのは彼も本意ではないのだが……。
「大丈夫です……それに、またあなたが倒れたら、私は……」
無言で見つめ合っていると、深沙希は悲しげに目を伏せる。この表情を見せられると、どうにも彼は抗う意思が失せてしまう。わかったよ――とだけ言い返すと、彼は観念したように再び横になった。
「ええ、そうです……あなたは、ここにいなければ……ずっと……」

『キャー!!キャー!!』
『おわかりいただけただろうか…今のシーンをもう一度再生しよう…』
なるほど…。風呂上がり、何となくテレビを付けてみたら心霊現象の特番がやっていた。若いタレントが深夜のトンネルで張り込みをしたり、曰く付きの旅館に泊まってみたり。
「最近はあまりやらないと思っていたが…」
映像技術の発達によりいわゆる「ヤラセ」がなくなった現在においてこんな番組を放送しているのは珍しい。だがつい冷蔵庫から缶ビールとつまみの筑前煮を取り出しテレビの前に座る程度には楽しめそうな内容だ。ビールで喉を潤し濃い目の味付けの筑前煮を食う「お味はいかがでしょうか?」うん美味い。画面の中ではビビりの芸人が変顔を晒しVTRを見ているスタジオの笑い声に釣られて俺も笑う。
「桃歌ちゃんもこういう番組に出てみれば良いのに」
推しアイドルのテレビに映る姿を想像するとなんだか気分がよくなってきた。思わず二本目に手を伸ばす「平日から飲み過ぎではないでしょうか?」確かにそれもそうだな。テレビもいい感じの引きで続きは次週!とか言ってることだしここで止めておこう。さて寝るか「おやすみなさい隊長さん…」あぁおやすみ…え?

「あなたが悪いんですよ……?」
白魚のような指先が、彼の胸板を撫でる。彼女のそっと焦らすような手付きに擽ったさを感じるが、手足をベッドに縛られた状態では軽く身動ぎをする事しか出来ない。
まるで蜘蛛の巣に絡め取られた獲物。衣服は脱がされ、素肌を晒し自身の上に跨る深沙希を拒む手立てはない。
やめてくれという言葉すら、彼女には届かない。
「私、焦らされることは得意ではありませんのに……」
彼女の爪先が胸板に食い込み、小さな傷から血が滲む。苦悶の声を漏らす彼を見下しながら、彼女は躊躇いなく赤く染まった指先を唇へと運ぶ。
長い髪が陰となり、深沙希の表情を伺うことはできない。ただ指先から伝わる震えだけが、その激情を伝えていた。
「思わせぶりな言葉をかけてきて……あまつさえ、あのようなものを……!」
事の発端は、年末ビンゴ大会の景品として整備班に押し付けられたアクトレスの抱き枕カバー。
つい魔が差して使おうとした瞬間を、まさか本人に見られてしまうとは思わず――。
「もう……我慢はできません……」
まだ、夜は長そうだ――彼は諦めて目を閉じた。

ふふっ…流石は隊長さん…まだこんなに元気で…
あっ
お気づきになられましたか隊長さん…
お分かりになりますか? 深沙希ですよ…
Aigisの下部組織リンシコ取締係の小鳥遊が大変にご迷惑を掛けたようで…彼女は配属されたばかりの初仕事でして…やり過ぎた点があった事を上司としてお詫びいたします…
隊長さんは小鳥遊さんにリンシコ規制法違反の為にラブホテルにて二週間に渡る懲罰を受けていた所を…私が保護させて頂きました…彼女は既に陽性反応を得て懲罰を終えているにも関わらず隊長さんを監禁していた咎で…今は謹慎中です…
隊長さんはお体に変化は…?
…前が見えない…それは致し方御座いません…今隊長さんの視界を塞いでいるのは、恥ずかしながら私の股間で御座います…
隊長さんのようなお方の遺伝子は…アウトランドからの要請も有り…保護する決まりになっています…そんな方が過激なリンシコで消耗してしまうのは人類の損失ですので…不肖私がその性癖を…矯正する役目を授かりました…
でも流石は隊長さん…ここに来てからずっと衰えがありません…これは単なる節操無しかも…とりあえず私にもこちらの汎用妊娠検査薬で陽性が出るまで…付き合って頂きます…

『赤ちゃんになって、深沙希に甘える夢を見る。』

誰かに伝えたら間違いなくドン引きされる内容で、下手をしたら人間関係が壊れてしまう。
とは言え深沙希が視界に入ると、どうしてもその母性の象徴とでも言うべき胸部に視線が向いてしまうもので。
「……っ」
「お疲れなら、休憩をした方が良いかと……」
つい目線がいってしまい、目蓋を手のひらで覆う。その様子を何か勘違いしたのか、深沙希は仮眠室へ赴くように促す。
多少の眠気もありこのままでは仕事にならないのも確かなので、彼はその言葉に頷くと仮眠室へと向かった。
「ふふ……」
仮眠室に入ると、何か甘い匂いが漂っている事に気が付く。しかし気にしても仕方がないため、上着を脱いでさっさとベッドに横になる。
「さあ、おやすみなさい…」
「っ!?」
ベッドに横になった筈なのに、柔らかい感触と人肌の温度。驚き振り向く前に、細い指が彼の頬を撫でた。
明らかにおかしな状況だが、突如として胸の奥底から湧き上がる安堵感に抗えない。
「アーバン流も…バカにはできませんね……」
我が子を愛でるような声音の深沙希。彼女の胸に抱かれ、その匂いと温もりに浸るのは、まるで、夢に見たような状況のようで。
「さぁ……私に、溺れてくださいね……?」

「お呼びになりましたか?」
シタラ達とはしゃぐすぐやすコンビを眺めていたらふと、深沙希さんも大学生でもおかしくない年齢に気が付いた。そんなことをボヤくとまるで影が実体を持つように後ろに深沙希さんが立つ。大した話ではないのですが、と前置きしながら考えたことを伝えると
「そう…ですか…確かに大学生と言っても差し支えない年齢ですが…今まで教育機関への潜入捜査を行ったことはありませんね…」
「いえそういう話ではなく、深沙希さんにも普通の人生があったのではないかと…」
普通…普通…と口にしながら深沙希さんは眉を顰める。真理からの情報提供と本人との話で大方の事情は知っているがどうやら困らせてしまったようだ。
「もし…もしもの話ですが……」
「もし私が普通の人生を歩んでいたら新谷さんにも、蛙坂さんにも出会えていなかったかもしれません……それはとても悲しいことだと思います」
――それに隊長さんにも……
ぴとっと深沙希さんがそっと手を重ねてくる。もしもの話をしても仕方がない。愚問だったと深く反省した。
その夜の深沙希さんは盛りのついた大学生のように激しかった。

――わりとガチめに告白してみたら、どんな反応が返ってくるだろうか。
未だに誰に渡すか悩ましいアニバーサリーリングを手のひらで転がしながら、ふとそんな事を思った。
『キミがアクトレスを引退した時、左手の薬指につけて欲しい』
もうちょっと気の利いた言葉は言えないの?何て言われそうだが、商店街の時みたいにいつもとはちょっと違う反応が来るかもしれない。
ものは試しだ、誰かが事務所に来る前にちょっと練習してみようか。
「キミがアクトレスを引退した時、左手の薬指につけて欲しい」
「はい……喜んで」
――え?
「ですが引退とは言わず……今すぐでも、構いませんよ?」
――え?
「ふふ……新しい部屋を探さねばなりませんね。今のところは、二人で住むには狭過ぎますから……」
――え?
「ああそれと……これからは、旦那様とお呼びしないといけませんね」
ええ――?

突撃隣の旦…隊長さん晩ごはんでございます…

はい…皆さんこんばんは…籠目深沙希と申します。今日の突撃隣の隊長さん晩ごはんは私の隣に住んでいらっしゃる隊長さんのお家に突撃したいと思います…。では早速
ピンポーン…ピンポピンポピンポーン…
…出ませんね。もうご就寝なさっていられるのでしょうか?ではこの合鍵で
ガチャリ、はい開きました。おや、これはチェーンですか?隊長さんは用心深いのですね…。アキ作戦の影の立役者である隊長さんにもSINや諸外国の魔の手が迫っていると耳にしますから良い心がけだと存じ上げます…。昨日も隊長さんを狙うお友達が沢山いらっしゃったので丁重にお帰り願いました…。しかしチェーンはこれを使えばガッチャン…ほら簡単に壊せますね…また後で新品に取り替えて置かないと…
「うわっ!?深沙希さんどうして!?」
おや隊長さんはご入浴されていらっしゃったのですか…お夕飯はまだでいらっしゃいますか?そうですか…では今から取り掛からせてもらいます…基本は私の家で用意したものなので…
では改めて、本日の突撃隣の旦…隊長さん晩ごはんは白米、味噌汁、カレイの煮付け、筑前煮、漬物です。それでは隊長さんご賞味ください…

最近、深沙希さんから筑前煮を貰うことが増えて来た。
「作りすぎてしまったので…」
なんて言うけれど毎日作りすぎるものなのだろうか?毎日食事会を開いてるけど誰も来ないとか…?
「中止が中止になったと聞いて…急いで作ったんです…」
とか言ってバレンタインにチョコ前煮を渡された時は一周回って嫌われてるんじゃ無いかと思った。
「誕生日…おめでとうございます…隊長」
この前の俺の誕生日は普通の筑前煮に蝋燭が刺さってた上にケーキの中に筑前煮が入ってたっけ。
……深沙希さんは俺の事どう思ってるんだろう?
「…好意を寄せさせて頂いてますよ?」
!いつの間に…

俺は深沙希さんの手を引き走り続ける。
「隊長…もういいですから…手を離して下さい」
「嫌です!ここで離したら…絶対に後悔する。そんな気がするんです!」
追っ手が近い。俺は深沙希を庇う事を第一に考えながら逃走ルートを頭の中で算出する。逃げ道はどこだ…別に追い払う必要はないんだ。ただ逃げ切れれば…
「飛びます!離さないで下さい!」
「えっ…きゃっ…!?」
深沙希さんをお姫様抱っこしながら歩道橋を飛び降りる。両側から迫っていた追っ手がぶつかるのが見えた。
「…隊長。私も今ここで正直になりましょう…」
深沙希さんが胸の中で何が呟いた。俺が聞き返そうとした時。
「邪魔です」
「えっ」
深沙希さんが俺を空中で突き飛ばした。空中で独楽の如く回転した俺は意識が途切れた。次に目を覚ましたのは深沙希さんにお姫様抱っこされている時だった。
「これで2対31…過半数を撃退出来ましたね」
毎年3月に開催される成子坂逃走中大会。アクトレスチームは俺と深沙希さんを残すのみとなった。大勢の黒服の整備班チームが延びているのが深沙希さんの背中越しに見えた。

「お身体の具合はいかがですか…?」
深沙希さんが俺の汗を拭き取りながら聞いてくる。
「ええ、おかげさまでだいぶ元気になりました。ありがとうございます、深沙希さん」
あんなの(略)収録後にインフルで倒れた俺は、一人だけ休暇申請を受理されなかった深沙希さんに看病されていた。
「そう言われると照れてしまいます…さあ、少し体をあげて貰えますか?お背中もお拭きしますので」
言われるがままに上半身を起こして服をまくる。タオルの感触がくすぐったいし深沙希さんの視線が熱い。だんだん元気になってきたのがわかる。何がとは言わない。
「あっ、これは…そのっ…」
「ふふっ、それだけ元気が出ているのならもう大丈夫ですね。…そろそろ食欲も出てきたのではないですか?」
…どうやら期待してた方にはならないようだ。残念。確かに腹が空いてきた。
「今食べる物をお持ちしますね。…大丈夫です。苦味は取り除いていますしちゃんと体力を考慮して噛みやすいような病人食ですよ」
なんか変な予防線を張られた気がする。
「それじゃあ…いただきます」
極限までグズグズになったベビーフード一歩手前な筑前煮は意外にイケた。

「いつの間にか隊長の家にいる三銃士を連れて来たっすよ」
「何故知っている」
「どんな鍵も意味が無いッ!なんとなく回したら壊れた…4階くらいなら登るぞ!リンちゃんさん!」
「ワーイ隊長の部屋に到着だー」
「マンションの外壁にあった穴はお前か」
「何事にも動じない心…だから管理人も勘違いしたッ!なぁに放っておいても隊長から河川敷に来る…怜!」
「安心してよ隊長…彼女だって言ってあるから」
「管理人さんが言ってた若い彼女ってのはお前か…」
「実は呼ばれる前からここにいたッ!ステルス通い妻は今日も帰らない…君は見たか宙に浮く精子を!ミサキさん!」
「このサンプルはしまっておきますね…んっ」
「そのスカートの中の濡れた部分に収納するの…?」
「実は元ネタのこの後のことを知らないので、発表は終わったからみなさんには各々帰ってもらうっす」
スゥ…
「なあ夜露みんな部屋のドア開いてないのに消えたんだけど何処に消えたんだ」
「さぁ…」

深沙希さんに膝枕でなでなでしてほしいっす

「はい…膝枕ですね…。こちらにどうぞ…」
導かれるままに横になり、深沙希のふとももに頭を乗せる。
心地よい浮遊感と共に身体から力が抜けて、ほのかに香水の香りを感じる。
「今日も一日、よく頑張りましたね…」
手櫛で髪を梳かすかのように緩やかに、深沙希の手が頭を撫でてくれた。
「ゆっくりお休みになってくださいね…」
このままいつまでもこうしていたい欲求に駆られてしまう。
「ふふ…東京シャードのアクトレスを束ねる隊長さんも…可愛いところがあるのですね…」
深沙希の前でしかこんな情けない姿は見せられないな。そんな事を呟きながら身を任せた。
「はい…私の前でだけは…。嬉しいです…」

「実は…もう書類も用意できているんです…」
「なん…だと…!?」
唐突な深沙希さんからのプロポーズ、というわけではなかった。
SIN壊滅のためのカムフラージュとして彼女と偽りの結婚生活を送る必要があるらしい。
「迷惑だとは思うのですが…どうか、協力していただけませんか…?」
説明された理由も合理的で、確かに効果的ではありそうだ。
「いや、そうだな…別に不満があるわじゃない。強いて言えば、そんな作戦なんて無くてもいつか俺から言おうと思ってたよ」
「あら…あらあら…まさか本当に、了承されるだなんて…」
「え、深沙希さん…?それはどういう…?」
「ええと…その、実は…」
どうやらエイプリルフールのドッキリ企画だったらしく、まんまと騙されてしまったようだ。
エイプリルフールにしちゃ手が込みすぎてるんじゃないか。いやしかし、口に出した思いに嘘があるわけではない。
「ふふ…隊長さん…?幸せにしてくださいね…?」
このあと滅茶苦茶愛し合った。

「おはようございます…旦那様、起きてくださいまし…」
ううん、あと五分…。春眠なんとやらというし。
「そんな、困ります…起きていただかないと、朝ごはんが冷めてしまいます…」
深沙希の飯が冷めるのは大事だけど、この眠気にも抗い難く。
「ですから旦那様…もう、仕方の無い人ですね…」
おお、布団に入ってくるとは…深沙希も一緒にぬくもるか?
しかしぬくもると言うには随分と艶めかしく身を寄せて来ているような…?
「春眠暁を覚えず、処処啼鳥を聞く…。眠くても起きてみれば鳥の囀りが聞こえるんです…。上手に、鳴かせてくださいましね…?」
なるほど…そういうことなら起きないとな。
深沙希の鳴き声を聞くためにも。
温かい朝ごはんは今日は諦めるとしよう。

認識阻害がどのようにして発生するか…ですか?
裸のみさきが子首をかしげて聞き返してくる。やはりそのプロセスを知っておきたいのは男として当然だろう。とはいえ
防衛機密にかかわりますのですみません。本来ならその機能の存在すら知られてはならない代物なのです。
そうだよな…すまなかった。困らせてしまったね。
そう言って頭を下げるとみさきさんはにわかに慌てる。
で、ですがそうですね、今の状態がまさしくそうなんですよ。
そういう彼女の言葉の意味を反芻するもよくわからなかった。しかし少しでも教えてくれようとする彼女の優しさに、ありがたい。いい部下を持ったと感じる。
隊長は日課となったみさきの生の胸に顔を埋めて乳首を吸い上げる。こんごも彼女とは長い付き合いになるだろう。隊長は彼女の膝枕で眠りにつくのだった。

ガチャりと私は扉を開ける。部屋に入り「ただいま帰りました」当然返事はない。靴を揃えて部屋に上がりキッチンへ向かう。手を洗いそのまま夜の下ごしらえ。湯を沸かす間に洗濯物を取り込み、風呂の掃除をする。テキパキと部屋のごみ捨てや洗濯をしながら夕飯の準備。今日は魚と筑前煮。そしてあの人が美味しいと言ってくれたお手製の漬物。一通りの家事を終え私はテーブルに座る。そろそろあの人が帰ってくるはずだ。
「ただいま…って深沙希さん来てるんですか」
「はい。おかえりなさいませ」
私はタタタと玄関に駆け寄り、あの人を迎える。しかし正面には立たない。そう壁際に重なるように。
「また深沙希さんのイタズラかな?家事をやってくれるのは嬉しいけど顔くらい見せてくれても良いのに」
そう言って隊長は私を無視して居間に向かう。意地悪をされた訳ではない。隊長は私を認識できないのだ。
自分の気持ちを自覚したあの日、私のエミッションは暴走した。誰からも認識されない、この世でたった一人の人間になった。
「こんなに…お慕い申し上げておりますのに……」
ポロポロと涙を流してもあの人は気付かない。ただ床に小さな水溜りができるだけだった。

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「深沙希さん、そこにいますか?」
「はい…あなたの側にいます…」
そう言って私は隊長の手を握ります。すると隊長も手を握り返し、私の手のひらに熱が伝わってきます。
「深沙希さん、少し散歩に行きましょうか」
桜はすっかり散り青々とした新緑が街に溢れ木々は地面に影を作ります。私は隊長に寄り添うように腕を組み、傍から見れば度が過ぎるカップル。しかしエミッションが暴走した私を人々は認識できません。周りからは隊長が一人でブツブツ喋りながら歩いていると思われているでしょう。
「隊長さん、そこにベンチがございます…」
公園までやってきた私と隊長さんは白いベンチに座ります
「深沙希さん、何が見えますか?」
私の存在が希薄になり始めたとき、隊長は自ら視力を奪いました。人間の認識は視覚が8割。そう仰ったのです。私には止めることができませんでした。だって誰もいない世界は淋しかったから。
「隊長さん…目の前にはまず━━」
隊長は私の手を握り、私の話に耳を傾け、私の匂いを感じ、私の料理を食べ、残りの感覚全てで私を認識します。
深沙希さんを一人にしない、そう仰ったあなたのために私はあなたの目となり杖となりましょう。

それで…これは昨晩の話なのですが…最近旦那様、あっ、隊長さんのことですが…旦那様がここ数日とんと私の身体を求めることをお止めになりまして…はい、今までは毎日のように身体を交わせていたのですが…特に変わった点もなく不思議で…もしや私の身体に飽きてしまわれたのかとそれはもう不安で不安で…上司に相談しましたところ「コスプレでもどうか」と。試しに昨夜はブルマを着用して夜伽の準備をしておりました。思えばバレー大会の日も旦那様のねぶるような熱い視線を常に感じておりました。擡げた陰茎はお召し物を突き破らんと脈動し…前戯もなしに私を押し倒して精を吐き出し、その精を潤滑油にまた何度も何度も…普段は私のことを「深沙希さん」とお呼びになるのにこのときばかりは「深沙希」と呼び捨てで…乱暴に名を呼ばれる度に私の身体は熱くなり…私を孕ませんと腰を振るお姿に愛おしさを感じて受け入れて差し上げれば上司の仰ったことは正しかったと。お料理と同じで日々の性活にも彩りや工夫が必要なのだと真に理解致しました。今日の夜は“目隠しブルマ”で性交すると旦那様から宣言を戴きすでに私の陰裂はしとど濡れて…新谷さん?どうかなさいましたか?

ふに…ふにっ…
「隊長さん…お待ちしておりました…」
寝床に行くと深沙希さんが三つ指をついてお出迎え。むっちりとした安産型のお尻がブルマで強調され黒い真珠のように光沢を放つ。
「本日もお疲れ様でした…お布団はご用意できております…」
深沙希さんの背後には羽毛布団。導かれるままに布団に入るとその軽さに少し驚く。
「いかがですか……?」
これまた柔らかい枕に頭を委ねているといつの間にか深沙希さんも布団に入ってくる。細く長い深沙希さんの指が俺の胸を這っていく。顔にかかる髪をどかしてあげると薄く微笑み鼻腔をくすぐる甘い香りが漂ってきた。
「まだ『ふにふに』なさいますか…?」
コクンと頷き深沙希さんを押し倒す。体操着の上からもわかるその頂きにしゃぶりつく。
「準備はできていますから…どうぞお好きなように…」
そう彼女が言っていたように布団の中でブルマを脱がすと股座はじっとり湿っている。本能のままに情欲をぶつけると深沙希さんは優しく受け入れ手足を絡めてくる。
「このまま…私の旦那様に……」
耳許で呟く深沙希さんの話を聞こえないフリして俺は心ゆくまでふにふにした。
え?これ?ゲームの話だよ当然だろ?

「隊長さ…旦那様、次のコラボクエストの内容ですが」
ミサキさん…常々部屋の隅にいたのは知ってたけど最近のこの甲斐甲斐しさは何なの、それに旦那様って何
「…?」
どうしてそんな顔するの…
「そうは言いますが旦那様は…この前クリスタルクエストのラスボス前選択肢で世界の半分をやるという選択肢に肯定致しましたよね?」
そりゃあ選べる選択は全部していかなきゃ運営に失礼だから…
「実はクリクエは現役アクトレスとのコラボをふんだんに行なっておりまして…ラスボスも実は私の似姿になっております」
うん…それで?
「そんなキャラと世界をはんぶんこっ!するというのなら私もそれなりの覚悟で旦那様と接する必要があると考えたが故で御座います」
へぇ…よくわかんなかったんだけど
ジリリリリリリリリリ
なんの音!?
「これはアクトレス適性を持つ仮面を被った女性が複数の罠にかかって行動不能になったアラームですので大丈夫です旦那様…さあ今のうちに私の中の世界と旦那様の持つ世界の半分ずつを結合させましょう」
どういう意味!?
「さあ早く次の魔王の誕生をお祝いしましょう…」

「あぅぅ~…ぎぼぢわるいぃー…」
大丈夫かシタラ、飲みたいって言い出した割には案の定だったな。
さすがに外で飲ませるわけにはいかないので宅飲みではあるが。
「苦しくてもお水をお飲みになった方が良いのでは…?洗面器もご用意しておきますね…」
ありがとう深沙希さん。やっぱり頼りになるな。
「うえぇ~…おいしいと思ってたのになにこれぇー…」
酔い慣れてない以上に飲み過ぎたら、そりゃそうなる。
「ちょいちょい…隊長、へるぷー…うぇっぷ…」
わかったわかった。吐くなよ、絶対吐くなよ。フリじゃないからな。
シタラがやや倒れ込むような勢いで抱きついて顔を埋めてきたので、抱き止めて背中をぽんぽんとさすってやる。
「大人になりたいって思ってたけど…シタラちゃんは永遠の16歳でいいんだなー…」
はいはい、どこぞの声優みたいな事を言っても嫌でも歳は食うからな。
肩を竦めながらシタラの背を撫でていると、今度は俺の背中に柔らかい感触と包み込まれるような感覚。ええと、深沙希さん?
「ええと…その。言葉にするのは恥ずかしいのですが…。嫉妬…、でございましょうか…」
この後滅茶苦茶ふにふにした。

「失礼いたします…あら?」
執務室に入ると、隊長は来客用のソファーに横になって寝息をたてていた。
「不用心ですね…」
しかし無理もないだろう。成子坂の隊長としての通常の業務だけでも激務の筈であるのに、その上でアライアンスの指揮官を務め、さらには各国の思惑が入り乱れる中での作戦遂行と、彼が何者であったとしても、気の休まる時間など無かっただろう。
かく言う私も彼の素性を探っている一人なのだが。
「お熱は…ないようですね」
念のためにと額に手を当てて見ても異常は無く、本当にただ寝入っているだけのようで安堵する。
ふと、無造作に転がっている個人端末が目に入り、それを拾い上げる。特別なロックなどはかかっていないように見えるそれは、大事な情報源になるだろう。
「本当に…不用心が過ぎます」
端末をそっと彼の枕元に置きなおし、羽織っていたショールを体に掛ける。
せめて、子供の様な無防備な寝顔の彼と二人で居る今だけは、アクトレスでも情報部の人間でもなく、一人の女として彼の傍に居たいと、そう思った。
彼の前髪をかき上げて、額にそっと唇を添わせる。それだけで、自分でも驚く程に顔が熱くなるのが分かった。
「私がお守りしますから、安心してお休みなさいませ…」
目覚めるその時まで彼の眠りが安らかなものであるように、紅茶でも淹れて。
もう少し、この寝顔を見つめていよう。

「ああ、やっと終わった…」
貯まりに貯まっていた書類仕事をようやく片づけ、ソファーにどっかりと腰を下ろす。
「お疲れ様です…」
深沙希さんからカップを受け取って一口啜ると、温かなミルクティーが身体の芯をほぐしてくれた。
折り悪く文嘉もゆみも薫子さんも居らず、夜更けまで彼女に手伝って貰っていたのだ。
「ありがとうございます。本当に助かりました。」
「いえ…隊長にはお世話になっていますから…」
言いつつ、茶菓子を並べた深沙希さんがすぐ隣に座る。良い香りがする。いや違う。近い。そもそも向かいのソファーだって空いている。
「あの…」
「お疲れでしょうから、ミルクを多めにしました…お茶菓子も頂き物で…」
当の深沙希さんは普段より饒舌でなかなか口を挟めそうにない。悪い気もしないのでそのまま耳を傾けつつ、紅茶と焼き菓子を頂く。
「そうだ深沙希さん、この後…」
タイミングを見計らって口を開いた時、すとん、と肩に深沙希さんの頭が乗せられ、すぅすぅと寝息が聞こえて来た。
少々驚いたが、無理もないかもしれない。今は主に成子坂で働いているが、AEGIS職員としての本来の職務もあるだろうに、こうして事務まで手伝ってくれているのだから疲れて当たり前だろう。
「まあ、これも役得かな…」
間近で綺麗な寝顔を見られるのなら、残業も悪くはないと思った。

「ああ、やっと終わった…」
「お疲れ様です…」
残業を終え、ソファーニ腰掛ける隊長にミルクティーの入ったカップを渡し、軽くお茶菓子の準備をする。誰かの為にお茶の用意をするのは久し振りで、何だか嬉しくなってしまう。
貯まっていた書類を処理できる人が折り悪く誰も居らず、微力ながら手伝っていたのだ。
「ありがとうございます。本当に助かりました。」
「いえ…隊長にはお世話になっていますから…」
頂き物の焼き菓子をテーブルに並べ、ほんの少しだけ躊躇した後、隊長のすぐ隣に腰を下ろした。
「あの…」
「お疲れでしょうから、ミルクを多めにしました…お茶菓子も頂き物で…お昼は忙しくて、出す暇がございませんでしたから…あまり日持ちするものでもありませんし…」
なぜ隣に座るのか、と尋ねられても上手く答える事ができそうになく、何か聞かれる前に次々と言葉を続ける。自分でも半分ぐらいは何を言っているのかは判らないけれど、他にどうすればいいのかも分からず、やれ茶葉がどうだの、素材がどうだのと、関係ない話ばかりが口をついて出てくる。
それでも私にはこの時間が心地よく、隣に座る隊長にお茶のお代わりなどを勧めながら、話すことが無くなるまで言葉をかけ続けた。
「そうだ深沙希さん、この後…」
私の言葉が途切れたタイミングで隊長が口を開く。食事でも誘ってくれるのだろうかと舞い上がりつつも、やっぱりこのまま二人で居たくて、私は目を閉じ、隊長の肩に頭を預けた。
我ながらもっと上手い手は無かったものかと思いつつ、高鳴る鼓動で狸寝入りがバレない事を祈りながら、わざとらしく寝息を立てる。
「まあ、これも役得かな…」
隊長の予想外の言葉に内心舞い上がりながら、このまま本当に眠ってしまうのもいいな、と思った。

AEGiSが使用している専用車両。俺はそれに乗って情報本部へと出頭していた。
「申し訳ありません…このような事態になってしまって…ですが、仕事ですので…」
車両は三つに分かれ、楓たち学生組、真理たちの大人組と、自分と深沙希さんが乗ったものになっている。人数が多いので三つに分けるのは分かるが、俺だけを隔離する理由は分からない。内密に話したいことでもあるのだろうか?
「ええと…理由を言うのはその…少し恥ずかしいのですが…」
恥ずかしい?空耳だろうか。天下のAEGiSの情報本部、その諜報員が恥ずかしい理由で俺を隔離…?
「…その、隊長とこうして二人きりになるのは、初めてでしたので…」
……怪しい。あからさまに頬を染めて、恥ずかしがる。諜報員がこんな公私混同をするだろうか?
「……私も、公私混同は良くないと思うのですが、気持ちを張り詰め続けると…よくありませんから」
おかしい…絶対に何かあるぞこれは…
「ですからその…そう警戒しないで頂けると助かります…私はただ…隊長と居たいだけなのですから…」
一体何を目論んでいるんだ……っ!

「今日の調査報告書です…」「お、ありがとうございます深沙希さん」
深沙希さんに頼んだ成子坂の隊長の素行調査、今週の結果は…と
「立川、ですか」「はい、立川シャードに頻繁に通われています」
ふむ、監視には気づいているでしょうに、随分大胆な人だ。とあるマンションに頻繁に出入り…
「源内あお…どなたです?」「調べてみましたが、SINに関する情報はありませんでした」
なるほど。FA社の特別プログラムに参加しているただの女子高生…ですかね。FA社はSINに関係ありませんでしたし…
「ふむ、シロですかねぇ。ちなみに、中では何を?」「それは…」
おや?深沙希さんが珍しく言葉を詰まらせている。内容を掴み損ねたかあるいは…
「うっ…ううっ…」「!?」
泣き出した!?
「いやっ、あの、深沙希さん?どうしました?」「ううっ…すいません…私は敗れたのでございます…」「敗れたって…何に?」「旦那様の寵愛レースにでございます…」
ええー……なにそれ………

ドン、ドン、と外からの轟音が机に着いている私たちにも響く。今夜は花火大会だというのに、私たちの目に入るのは白い紙の上の小難しい文章ばかりだ。
「すみませんね、深沙希さん。こんな日なのに手伝わせてしまって」
「いえ、元々人が多い所は得意ではありませんので…」
心底申し訳なさそうな隊長に答えながら、一枚一枚書類を片づけて行く。こうして二人で居られるのが何より嬉しいです、などと言える筈もなく、只々怪しまれない程度にゆっくりと、素知らぬ顔で仕事をこなす。
けれども山の様だった筈の書類は徐々に数を減らし、花火が鳴り止む頃には底をついていた。
(だけど…)
この時間が終わってしまうのが惜しくて、鞄に手を伸ばす。あわよくばと用意していた過去の自分に感謝しながらそれを取り出して、丁度花火と同時に終わったな、と少し残念そうに笑う隊長に差し出す。
「隊長、よろしければ…線香花火でも如何ですか?先ほど買って来たのですが…」
この小さな灯りならきっと、花火を見ていなくても気付かれないだろうから。

「隊長、お時間よろしいですか?怜さんの本日の戦闘結果ですが…」
最近安定していない怜の戦績について、深沙希さんに調査を依頼していた。
ある程度まとめてでよいのだが、深沙希さんはここ数週間毎日報告してくれる。
「出撃がなかったので、傾向をまとめてみました。」
「はい、いつもありがとうございます。」
何故かいつもより近い位置の深沙希さんの報告を聞くため、タブレットをのぞきこんだ。
「いい悪いがはっきりしていますね。」
「はい、周期性があるわけでもなく、性周期にも連動はしていないようです。」
気のせいか、深沙希さんの機嫌はよくないようだ。
「怜さんの行動を観察すると、一つ気になる点がありました。」
「流石ですね、楓もリンも思い当たる節はないと言っていましたが…」
「気配を消して観察していただけでございます。」
言われてみれば、深沙希さんは突然後ろに立っていることがある。流石AEGISの諜報部員ってところか。
「出撃前に隊長が他の女性と楽しそうに話しているのを見たり、
 怜さんに注意を払わなかった際は、こちらです。」
深沙希さんが指さす部分のスコアはなかなかだ。
「小結さんに鼻の下を伸ばされていたのを見たときはここです。」
「鼻の下って…大型を2体…あの時ですね…」
「怜さんの出撃前に隊長が声をかけられた時はこちらです。」
「よくないときの典型ですね。」
ゆらりと髪が顔にかかって表情が分からなかったが、少しぞくりとする口調で深沙希さんが続けた。
「隊長が何の理由かプレゼントを渡された時は…」
ベイルアウト寸前まで被弾した時のデータを深沙希さんが示す。
「え…と、言うことは…」
「隊長と怜さんが親しくされた日は戦績が悪く、隊長が他のアクトレスと親しくされているのを見た日は
 高戦績という傾向があるようです。」
何故か潤んだ目をして深沙希さんは俺の手を取った。
「思い当たることはございませんか?」
「はは…いくら何でもそれはないと思いますよ。」
何故か汗が止まらない…深沙希さんからすごいプレッシャーを感じつつ、彼女の目を見た。
「私は…分かるような気がします…」
飲み込まれるような色香を発しつつ、深沙希さんは俺の手を豊かな胸に抱え込んだ。ダメだ…何かクラクラしてきた。
「偶然の一致じゃあ…」
「では、証明させていただいてもよろしいと言うことですね…」
妖艶な笑みを浮かべた彼女はするりとこちらの懐に入りつつ、手を腰に回してきた。凄くいい匂いがする…
「…愛してくださいませ…」
こちらも無意識に彼女の腰に手を回し、艶やかな唇を啄んだその時、怜が部屋に入ってきた。
「隊長、用って…いや、ごめん。」
バタン、とドアを閉めつつ怜は走って行った。
「あ…怜…」
ダメだ、誤解だと追いかけようとしても体が動かない。
「今日は今から出撃のはずです…帰還するまでの時間は…」
深沙希さんは分かっていたかのように落ち着いている…と言うより計画通りのようだ。
「私に…くださいませ…」
ここで一旦記憶が止まっている。
その日の怜のスコアは鳳加純の記録を上回る伝説となったことは確かだ。

時刻は午前2時を過ぎ、すっかり人通りも見えなくなった事務所近くの公園で隊長は一人立ち尽くしていた
『お願いです隊長さん!この時間、ここで待ってて下さい!』
すっかり打ち解けてくれたのはいいものの、少し暴走気味な天音に言われるままに深夜の散歩をしていたが結局“いいもの”を見つけることはできないまま帰路につくか悩んでいた彼の耳に微かな話し声が聞こえてきた
「……とに………で!?」
何やら聞き覚えのある気がする声に導かれるままその場所へと向かった彼の前には思わず目を疑う様な光景が広がっていた
「……こんなカッコで……誰かに見られたら……!?」
そこにいたのは朱音と深沙希だった。取り合わせとしては然程珍しい組み合わせではない。しかし、服装……というべきなのか……透明なレインコートにお気に入りのバンプス、そしてほっそりとした頸にはめられた革製の首輪以外、下着すら身に付けず白い肌を外気に晒した朱音の姿がそこにはあった
「ウソっ!?たいちょう!!?」
年相応に慎ましく膨らんだ乳房の頂点では桜色の蕾が痛々しいほどに膨らみ、柔らかそうな薄い毛に隠された陰部からは街灯の光を弾く粘性の輝きが煌めいていた
「夜分、お呼び立てして申し訳ございません……」
そう言って深々と頭を垂れる深沙希もまた革ベルトと金具を編んだだけの倒錯的な衣装に身を包んでいた
「あまり、見ないで下さい……」
制服越しにでも雄を惹き付けるような豊満な胸はベルトで締め上げられ窮屈そうに身じろぎに合わせて震えていた。その胸に劣らぬ程にたっぷりとした腿の間からみえる陰部はつるりと剃り上げられ、薄桃色の陰唇を夜闇に晒していた
(なるほど……)
これが天音の言っていた“いいもの”なのだろう。しかし、確認はしておくべきだ
「はい……此れまでの御詫びを……と」
「……お願い……誰かに見られたら、私……」
それだけ聞ければ十分だった。強引に二人の手を引き、先程まで時間を潰していたベンチにジャケットを放り投げる
「初めてなんだから……痛いのはイヤ……」
すがる様な目に揺らめく光を浮かべる朱音を座らせ、無理矢理唇を奪う。息継ぎの間も与えず口の中を舌で蹂躙すること十数秒、酸欠と快楽で放心する少女を解放し、その様子を呆然と眺めていた深沙希を引き寄せる
「その……わたしも……」
言い終えるのを待たず、同じようにしてみせる。念押しとばかりにその女陰へと手を伸ばし、口を犯すのに併せて刺激を送り込むと彼女もまたベンチへと倒れ伏す
折り重なり脱力する二人の前でゆっくりとジッパーを下ろし、待ちきれぬとばかりにそそり勃つ逸物を見せ付け二人の細い肩へと手を伸ばす。夜はこれからだ……

翌朝、公園付近の住人から騒音被害が届け出られたという

あ…まただ…今日は風呂か…
最近、自宅にいると突然身体に温もりのようなものを感じることがある。
最初は全身に柔らかな温かさを感じ、それは徐々に1点に集中していく。
まるで何かの生物が自分の性器をキツく締め付けている感覚。
とても熱く…キツいが痛みは感じず…上下だったり前後だったりに「快感」が動くとあっという間に射精と同じような感覚を覚えてしまう。
最初は恐怖を感じてもいたが、毎日続くそれに慣れきった今ではすっかりその瞬間が訪れるのを待っている自分がいた。
床につこうとしたところで…まただ。今日は2回目だがベッドでこれを感じる時は射精感が複数あることが多い。
夢を見ているのか何なのか、自分でも認識できない「それ」に今日も身を委ねるのであった。

「成子坂の隊長の身辺調査は順調ですか?」
「はい…やはり中々に『分からない』お方です…」
「我々と敵対する存在ではない…それだけは確定させておきたいものです」
「それは…大丈夫かと…。最初は身構えているような感じでしたが最近は…受け入れてくださっています…」
「…? 成子坂に馴染めているのなら安心です。引き続き調査をお願いしますね」
「はい…お任せください…」

「朱音…自分で慰めてみろ」
恥ずかしがりながらも自ら割れ目を指で広げ、隊長の名前を呼びながら自慰に耽る朱音。手持ち無沙汰な天音は隊長にできる限りの媚を売り、情けをかけてもらおうとする。もっとわかるようにお願いしろというと、天音はAVでしか聞いたことのないような文句で隊長の寵愛を得ようとする。気分をよくした隊長は、じゃあ自分から挿入れるんだと命令する。
そのときだった、ぞくりと背中に冷たいものが走ったような気がしたのは。しかし天音は止まらない。くちゅ、と音を立てて肉棒が挿入りかけた瞬間、時間が止まったような気がした。ドアの開く音、黒髪長髪の女性。そう、深沙希である。
「私的制裁をされるかたではないと思っていたのに…」
その手には包丁が握られている。いつもの筑前煮ではない。
「まってよ深沙希さん!私は隊長とエッチしたいの!!邪魔しないでよ!!」
恐れを知らない朱音が深沙希さんに口を挟む。
「そうですか」
深沙希さんの表情に影が落ちる。
「お姉ちゃんの言うとおりだよ!折角隊長のおちんちん入れるところだったのに!!」
天音も同調する。
「そうですか」
もはや深沙希さんの顔が見られない。
「では、本当の性交というものを教育して差し上げます」
深沙希さんは、唇をペロリとなめるのだった。

「今日も、旦那様はお帰りになられませんでした…」
誰に向けて話すわけでもなく、あえて言うなら目の前でコトコトと煮立つ筑前煮の鍋に向けて深沙希が独白する。旦那様、というのは育ての親の方ではなく成子坂製作所の隊長のこと。時刻はすでに20時を回っていて、本来なら帰宅していてもいい塩梅。沸かしたお風呂で汗を流し、ワイドショーでも見ながら夕餉を召し上がる時分。はぁ…と小さく溜息を吐いて火を止める
「本日は宇佐元さんの所でございますか…」
手元の電子マップに光る赤いアイコン。イヤホンから聞こえる嬌声にまた嘆息。昨日はニルヴァーナから朝帰り。一昨日は新谷さんとオフィスで残業を。その前は大関さんと…毎日違う色の口紅を付けてくるYシャツを洗う度に深沙希の心はじくじくと痛んでいく
「こんなに…お慕い申し上げていますのに…」
イヤホンを外してボフンと隊長の布団に倒れ込む。枕に染みついた匂いで肺を満たしながら寂しさを紛らわせる。筑前煮はまた琴村姉妹に差し入れしよう。隊長の帰りを待ちながら深沙希はゆっくりと目を閉じた
なお、隊長は深沙希と結婚しているわけでもなくましては付き合っている事実もないことに留意してほしい

「お仕置きですか?」
「違うぞ?」
「お仕置きじゃ…ないんですか…?」
天音、どうして少し残念そうな顔をするんだ天音。せっかく今日も任務を頑張ってくれたから労おうかと思ったのに。呼び出してみたらこの通り。俺が渡そうと手にしたこの饅頭はどうすればいい?
「え?いいんですか?じゃあいただき…は!つまりそのお饅頭を私に食べさせてぶくぶくの豚さんにするお仕置「いや違うぞ!?」
「私もお姉ちゃんも肥え太らせてそのまま隊長に美味しくいただかれて…!」
だから違うと言ってるだろう。はぁ…なんだか天音が舞みたいになっている。だいぶ成子坂に溶け込んだと喜ぶべきか嘆くべきか。小さな口で美味しそうに饅頭を頬張る天音から目をそらすとドアの隙間から朱音が覗き込んでいる。丁度よかった。朱音にもコレを
「私にもお仕置きするつもり!?」
「違います」
「お仕置きだって言うのなら貰ってあげてもいいけど」
お前もか。じゃあもういいよそれで
「お仕置きしてもらったねお姉ちゃん」「そうね天音」
この娘たちは何かそんなに嬉しいのだろうか。小さく溜息を吐くとヌッと後ろから影が差す
「隊長さん…私にも…」
あなたもですか深沙希さん

ふと人肌が恋しくなることがある。
何分ストレスの多い仕事だ。入社した時はシタラ達しかおらずアットホームで緩い会社だと思っていたのに、気付けば東京シャードの守護神だなんだと祀り上げられるこの始末。仕事量に比例して給料の一つでも上がれば文句も引っ込められもするがそういうわけでもないらしい。仮に上がったとしても精々ニルヴァーナで散財するぐらいしか使う時間もアテもないのだが…
「ぁ…お目覚めですか…」
などと薄暗い天井を眺めながら考える。するとのそりと彼女の頭が持ち上がり、起きた時から動かなかった左腕がやっと自由を取り戻した。彼女の方に向き直り、左目にかかった前髪を指でどかしてやる。だらんと重力に従い垂れる乳房に付いた内出血の痕は自分が昨晩刻んだものに相違ない。
「もう少し…おやすみになられますか……?まだお疲れのご様子……」
こちらの顔を覗き込む彼女の身体を抱き寄せる。抵抗はない。むしろ積極的に身体を絡めてくる。湿った身体、ベタつく汗の感触は一体どちらのものだろうか。しかし情報部の女か。これは面倒なことになった。どこか憂鬱な気分になりながらも彼女の与える人肌の暖かさに抗うことはできなかった。

雨が降っている。迂闊なことに今日の天候を把握していなかった。地表の時代と違って今は完全にコントロールされているから、明日の天気だって知っている筈だ。だというのに傘を忘れているのだから、迂闊である。
「お困りでしょうか…?」
振り返ると傘を持った深沙希さんがいた。これ幸いにと事情を説明して傘に入れて欲しいと頼み込む。
「そのようなことでしたらいくらでもお受けいたします」
手に持ったその傘に入らせてもらう。女性が使うにしては少し大きい気もするが、それでも大人二人を覆うには少し足りない。右肩が雨粒に濡れて少し冷たいが、文句は言えない。
「隊長…もっとこちらにおいでください。あなたが躰を壊したとあっては、他の皆様方に申し開きができません…」
そういうものだろうか?仕方がないのでエスコートするように彼女の腰を抱く。少し歩きにくいが、これなら濡れることはない。
「ふふ、私、少し嬉しくなってしまいます。相合傘、というのでしょうか。このようなことをする機会など、ありませんでしたから」
彼女は時折その雰囲気にそぐわない可憐さを見せる。それに少し気恥ずかしさを覚えながら、駅までの道を歩いて行った。

「隊長さん…はい…隊長さんはいつも頑張っておいでです…」
深沙希が胸に抱く隊長の頭を優しく撫でる。
手のひらにチクチクと刺さる隊長の髪。その感触すらも愛おしく感じられる深沙希の顔はまるで慈母のよう。
しかし、その慈しみの奥底に芽生える仄かな独占欲があるのも確か。
最初はそう、ちょっとしたハプニング。深沙希の存在に気付かず胸に飛び込んでしまった隊長を受け止めてしまったこと。その時深沙希はつい隊長の頭を抱いてしまった。フラフラと歩く隊長を見ていられなかった。
アクトレスのために、と自分を顧みず身を粉に働く隊長に安らぐ時間はあるのか。常日頃から観察を続けていた深沙希にとって甚だ疑問であった。
だからせめて、これぐらいは、こうすることで隊長が少しでも楽になるのなら。その想いを込めて今日もまた隊長の頭を撫でる。数分、たった数分だけのその行為。これが終わればまたいつもの関係に戻る。
名残惜しいがこれ以上溺れる訳にはいかない。だが今日は少しだけ違う
「私が…ですか…?しかしお手を煩わせるわけには…はい…」
自分の胸から離れた隊長が今度は腕を広げる。言われるがままに深沙希はその胸に飛び込み顔を埋める。あぁ、溺れていく

グリーフゴースト、籠目深沙希の為に作成された専用スーツだ。このスーツの特徴は二つある。一つは彼女のステルス特性を生かすべく、それに合わせた素材を利用したこと。もう一つは、スーツの数か所に小型カメラやマイクと言った記録機器が搭載されていることである。これらの物で記録した映像は、記録媒体にコピーした上で上官に提出することが決められている。
そういうわけで、深沙希さんからその記憶媒体を受け取り、デスクで中身の確認をする。これが朝のルーティンというわけだ。
『は、ぁあっ…!んん、素敵です、旦那様ぁ…♡いつもより、たくましくっ…♡』

「で、あのですね深沙希さん。僕としても朝からお呼び立てするのは申し訳ないんですがね、スーツ使ってセックスするのやめてください」
「そうですか…あれを使うと旦…隊長さんはとてもお喜びになるのですが…もしかしたらその興奮で何か聞き出せるのではと…」
「音声まで記録してますからね!?仕事だから一通り確認しましたけどどう考えてもそういうプレイですよね!?」
「情報官…閨の様子を垣間見るのは褒められた事ではありませんよ…?」
この人いつからこうなったんだっけな

ペロッ……ペロッ………
「隊長、なに舐めてるっす?」
これか、これは青酸カリだ
「へー………いや、それ毒っすよね!?」
そんなこともあったな……ペロッ
「毒はどこまでいっても毒っすよ!舐めるのやめるっす!」
おっぱいをからかったら真理に勧められてな、試しに舐めてみたら止まらなくなったんだ
「試しに毒舐めたらダメっすよ!誰か救急車呼んで欲しいっす!」
文嘉の呼んだ救急車に乗せられて病院に行ったが特に体に別状はなく家に返された
「お帰りなさいませ隊長さん……今日も特製筑前煮を用意したので沢山食べてくださいね」
そういえば何処と無くピーナッツ臭がするこの筑前煮は何を隠し味に入れているのだろうか

やはり…ボイントバトルか…!?
キミキミーおねーさん杏奈連れてきてもいいかなー…
─ダメだ

部屋によく響く隊長の声を聞き真理がその場にしゃがみ絶望に打ち震える
『ボイントバトル』
それは選ばれし二人の女性よって行われる神聖な戦いの儀。対戦者はお互いのプライドを賭ける絶対に負けられない戦い。今回の戦いはどちらが宇時家冬馬の調査の主導権を握るか。こと今回の戦いの焦点はそこにあった。真理個人も、情報部も手を組んだとはいえそれは一時的なもの。どちらがどちらの下に付くというわけではない。しかし船頭多くして船山に上るという諺もある。だからこそ二人は戦うのだ
「両者前へ!」
フラッグを持つ情報部の若手職員の声に真理と、そして情報部代表の深沙希が前へ出る。勝負は大きく分けて3回戦。第一試合は品評、第二試合はテイスティング。どちらもボイントバトル審査資格を持つ隊長の手によって行われ1勝1敗。予断を許さぬ状況でついに二人は最後の戦いに挑む
「第三試合!乳首相撲!」
先程からトップレスの二人の両乳首に洗濯ばさみが取り付けられる。当然その先には紐が繋がれており…
「始め!」
今戦いの火蓋が切って落とされた

蛙坂さんや新谷さんがぬか床を作った、という話を小耳に挟んだ。どうやらぬか床を作ると籠目さんのような女子力が得られる、という話があったようだ。
かくいう私も、日頃は自分の顔が見えないドローン越しで仕事を済ませているため、メイクの流行りについていけないという体たらく。部屋もいわゆる汚部屋だ。落ちに落ちた女子力を高めたいところではあるので、みんなには内緒でぬか床を作ってみることにしたのだった。まずは気持ちから女子力を高めていこうという目論見である。
このぬか床というもの、毎日混ぜる、空気を抜く、ここまでは料理本に書いてあるとおり。ただ引っかかるところがあるのだ。
「煮干しを入れる」
砕いたものを入れてもよいそうだが、そのままぬか床に埋めてもよいという。幼い頃に見たアニメに出てきた、パイに突き刺さったニシンを思い出してしまい、ぬか床に煮干しを突き立ててみた。なんだか見た目がひどい。
数日後、卵の殻を入れるとよいという情報を得たので、砕いた卵の殻も混ぜてみた。見た目が完全に生ゴミになってしまった。これでうまくいくのか、と不安に思いながらも毎日捨て漬けの味を確かめる。塩辛かった。

 

床分けという、熟成したぬか床を分けてもらうと短期間でぬか床が完成するというのだが、今さら三人に頼むのも気恥ずかしい。まだまだ女子力は上がらないのだろう。明日はもう少しマシになっているといいな、そう考えながらベッドに潜る。
「隊長さん、いつもお疲れ様です」
翌朝、冷蔵庫には見慣れぬタッパーがあった。(犯人は籠目さんか……。)メモ書きとともに置かれていたそのナスのぬか漬けは酸味と塩加減が素晴らしく、ステルスで家に侵入してきたであろうことは気にも留めず、施しを受けた嬉しさと悔しさがないまぜになって、私は、たぶん、笑いながら泣いていた。

これは隊長が琴村姉妹の処遇を中野に一任した世界のお話。しっかり者が増え少しは楽が出来ると思った社長の目論見は外れ6人の芸人が集う事になった中野エンパイア社屋にて、古株メンバーの一人を祝うパーティーが開かれていた。
「ちょっとちょっと籠目氏~?どうしたのよこの飾り付けは~?」
「下落合さんのバースデーパーティーの準備でございます…社長も手伝ってくださいますか…?」
「いやいやいやそれは見てわかるのよ?僕が聞きたいのはこれだけの準備をするお金はどこから来てるのってハナシ。例の件でお金無いの知ってるでしょ?」
「ご安心下さい…会社のお金に手を付けるような事はありません…」
「そう?それならいいけど…」
「籠目さん!二次会の会場確保出来たわよ!」
「言われた通りお姉ちゃんが未成年飲酒しても黙っててくれるお店を見つけたんです!ちゃんと社長の名前で前払いも終わりました!」
「!?…ちょっと籠目氏!?」
「ふふっ…せっかくの下落合さんの誕生日なんですから…飲み放題食べ放題の割り放題でございます…」
「何言ってるの籠目氏!?」

雨が降り注いでいる。雨粒は音を立てて屋根を打ち、流れる雨水は排水溝へ流れ込んでいく。その様を、彼女は、深沙希さんはただじっと眺めていた。
「あ…隊長さん…申し訳ありません、祝っていただけると言うのに、このような有様で…」
なにか、悲しい事でもあったのだろうか?本人が乗り気でないのに、自分たちだけ盛り上がっても仕方がない。もしそうなら、今からでもパーティを中止する様に呼びかけるが。
「そのようなこと…私はただ、振り返っていたのです。旦那様が発たれた日は、このような雨でしたから…」
彼女は言葉を切ると、また雨の音に耳を傾け始めた。自分から言う事は何もない。その悲しみを分かってやれるものなど、どこにもいない。ただ、彼女が少し寒そうだから、そのか細い肩に自身のジャケットを羽織らせた。
「…私、歳を重ねることが、怖かったのです」
雨の音で遮られて、消えてしまいそうなほど小さな声で、訥々とまた語り始める。
「人というものは大変都合がよくできております。時間の経過とともに、記憶も情動も失ってしまう。当然です。悲しんだままでは、生きていけませんから」
「だから、私は怖かったのです。時間が経てば経つほど、旦那様の記憶を失ってしまう。孤児であった自分に、あれほど良くしてくださった方を忘れてしまうなど…」
そう言いながら、彼女は嗚咽を漏らし始める。雨音にかき消されてしまいそうなほど、小さく、ゆっくりと。
「っ…?なんっ…で…? 今更……お見送りしたときだって、涙なんか欠片も…申し訳、ありませっ…すぐに、止めますからっ…」
きっと、彼女は泣いたことなんかなかったのだろう。だから、"止める"なんてことを言ってしまうのだ。泣きじゃくる彼女をゆっくりと抱きしめて、頭を撫でさすってやる。ただ泣きたい時に止める必要なんかない。全て流してしまえば、いつか泣き止むのだから。
「やっ…駄目です…お召し物が汚れてっ…」
こんなモノでよければいくらでも汚してほしい。こういう時に胸を貸すことが出来ないで、何が隊長なんだ。そういって、また強く抱きしめた。
必死に我慢してせき止めていた涙を、ついに止められなくなったらしい。その眼から溢れんばかりの涙を流しながら、彼女は泣き続けた。まるで外に降り注ぐ、豪雨と見紛うほどに。
「あれ、深沙希っち、瞼が腫れてる」「まあ…!その、申し訳ありません。お見苦しいでしょう…」「…どうしたんですか?まさか、隊長が深沙希さんを泣かせるようなことを…?」「いえ、あの方はとても優しくしてくださって…」「え?」「赤子のように泣きじゃくる私を暖かく抱擁して…」「えっ…えっ?」「深沙希さん待ってください!そういう話は二次会とかでしましょう、来弥ちゃんもいるんですよ!」

「今…止血いたしますね……」
隊長の脇腹に深々と突き立てたナイフを引き抜きながら深沙希はいつもと変わらぬ口調でそう告げる。しかしすぐには動かない。縦に開いた傷口から流れ出る赤い生きている証拠。ソレを手で掬い、傷口に唇を近付ける。ある種、背徳的な光景だ。痛みに耐え動かない男の身体に絡みつき、恍惚な表情で接吻する女性の姿。口端から垂れる男の血液が彼女の淫靡な雰囲気を増幅させ、まるで吸血鬼、いや夢魔かと見紛うほど。むしろ巣にかかった獲物の体液を余すことなく吸い尽くす蜘蛛と言った方が正しいか
「隊長…さん…」
口元を拭うこともせず深沙希が傷口にその細く白い人差し指を突き立てながら問う
「新谷さんはともかく…蛙坂さんと関係を持つのはいかがなものかと」
それは決して小さくはない嫉妬心。目の前の男がそういう人間だということを理解しながら隣に立つことを決めたのに、彼女は我慢できなかった
「……深沙希…愛してる…」
男の口から、会う女性全員に言ってる最早綿菓子よりも軽い言葉が紡がれる。
「はい…私もお慕い申し上げております……」
いつものようにテキパキと包帯を巻きながら、深沙希は満足げに男を抱きしめた。

ゲーム中の性能

各種数値は綺麗なほうのwikiから引用したものっす

属性及び得意武器

属性属性補正得意ショット得意クロス
スキル補正率スキル補正率スキル補正率
ノーマル重力放出特化+96%ガンスリンガー+25%突槍訓練+10%

Lv80時基礎ステータス

HPATKDEFSPDSPスキル
射撃格闘
ノーマル3110538527945160夢幻抱擁

防御補正

DEF補正値属性
電撃重力焼夷冷撃
ノーマル-20%絶大減少絶大上昇-中減少

ギアスキル使用回数補正

近接スキル射撃スキルバフ回復
ノーマルトップス+1+1
ボトムス+2+1+1

注)パッシブ+1につき+30%(端数切り上げ)分の回数上昇

LV50、LV80パッシブスキル

ノーマル

Lv名前効果
80憂悶の先触バトルの開始時にSPゲージが80%チャージされる。この効果は出撃毎で1回しか発動しない

専用ギアテータス

専用ショット:TNFスチュアーα

武器種別デュアル
ギア属性EN弾
名称LVCOSTATK属性値メーカー特記事項
ガイヤーKMs4030260260ベルグランド・アーゲー
ガイヤーKMsA150312312
ガイヤーKMsA260364364
TNFスチュアー7045416416AEGiS兵器開発局完全独自挙動
TNFスチュアー改75442442
TNFスチュアーα80468468
80+99534502
説明文
ガイヤーKMsガイヤーの静粛性と動作安定性を向上させたカスタム。専用ヘッドセットとの連携も強化されている。
TNFスチュアー発振時のステルス性能を突き詰めたショートライフル。バレル長に比して長い射程を持つ。専用ヘッドセットとの連携を前提とする。
  • 解説

専用クロス:ラ・モール

武器種別ランス
ギア属性斬撃
名称LVCOSTATK属性値メーカー特記事項
ベノムKMs4030260260センテンス・インダストリー完全独自挙動
ベノムKMsA150312312
ベノムKMsA260364364
ベアレスト7045416416AEGiS兵器開発局
ベアレスト改75442442
ラ・モール80468468
80+99534502
説明文
ベノムKMs移動を伴わずに高い破壊力を得るため、遠心作用の攻撃に特化したカスタム。ランスではあるが両手剣に近い運用方法となっている。
ベアレスト新素材を用いており、軽量でありながら効率的にヴァイスの内部機構を破壊できるよう設計されたクロスギア。
  • 解説

専用トップス:ブラックウィドウII/T

ギアスキルスタビリメンタム
名称LVCOSTHPDEFSPDパッシブ1パッシブ2メーカー特記事項
G12-KMs/T403011333020重力装甲追加重力出力補助2AEGiS兵器開発局
G12-KMsA1/T5013683630重力出力補助3
G12-KMsA2/T6015984230
ギアスキル顕世のカルマ
名称LVCOSTHPDEFSPDパッシブ1パッシブ2メーカー特記事項
ブラックウィドウ/T704518274840重力装甲追加重力出力補助3AEGiS兵器開発局
ブラックウィドウ改/T7519485140重力出力補助4
ブラックウィドウII/T8020625440
80+992458
説明文
G12-KMs/TG12ベースと登録されているが、内部は教導隊仕様に近い。特殊弾の運用に特化したカスタムを施されている。
ブラックウィドウ/T兵器開発局に残された設計資料を基に現スタッフにより再構築されたギア。後にアマルテア生徒のギアにも技術転用がされている。

専用ボトムス:ブラックウィドウⅡ/B

ギアスキルテンダーピジョン
名称LVCOSTHPDEFSPDパッシブ1パッシブ2メーカー特記事項
G12-KMs/B4030755202240重力装甲追加猛毒耐性2AEGiS兵器開発局
G12-KMsA1/B50912242240猛毒耐性3
G12-KMsA2/B601065282240
ギアスキルファントムピジョン
名称LVCOSTHPDEFSPDパッシブ1パッシブ2メーカー特記事項
ブラックウィドウ/B70451218323240重力装甲追加猛毒無効AEGiS兵器開発局
ブラックウィドウ改/B751298343240
ブラックウィドウⅡ/B801375363240
80+99462
説明文
G12-KMs/BG12ベースと登録されているが、内部は教導隊仕様に近い。スラスタ系がギアのセンサに感知されにくいというデータがある。
ブラックウィドウ/B単機での運用を想定し高いステルス性能と機動性を両立したギア。その意匠には失踪した設計者のクセが強く現れている。

専用ギアスキル

トップス:顕世のカルマ

重力磁場を発生させるスパイダーウェブを展開する
張り巡らされた網は獲物を弱らせ、重力耐性低下効果を付与する
操作キャラクターの正面15m付近にに半径15m?のダメージフィールドを設置
発動モーション中にステップすると不発する
全弾にデバフの付与判定があり一定以上の命中弾で攻撃力低下のデバフを付与する
この付与判定のカウントはギアスキルが終わった後でも継続する
(ただしこのスキルは極めて付与強度が高く完全にスカさない限りほぼデバフが入る)
ギアスキル分類ギア属性ギアレベルATK属性値使用回数
アクティブスキル:射撃EN弾402502503+1
50300300
60350350
70400400
75425425
80450450
  • 解説

ボトムス:ファントムピジョン

ギア背部よりピジョンを射出展開し、射撃攻撃を行う
デュアルの射程と弾速が強化される 10秒間継続
ピジョン系ギアスキル(射出完了すれば自由行動可能)
重ね掛けによる追加展開可能
デュアルバフは射程+10m、弾速は詳細不明だが大幅に上昇 誘導性はそのまま
ギアスキル分類ギア属性ギアレベルATK属性値使用回数
アクティブスキル:射撃EN弾402502503+2
50300300
60350350
70400400
75425425
80450450
  • 解説

SPスキル

夢幻抱擁

オルタレーターピジョンを召喚するSPスキル
捉えたエネルギーを蚕食し自らの力として解き放つ
カウンター型SP
すべての敵攻撃に反応。ダメージが無くても判定さえあれば拾って発動する
(リコサアラコギの見えないスタン付与攻撃や蜘蛛の巣などもカウンターの種にできる)
SPボタンをタップした瞬間からカウンター判定が発生する
高威力かつ必中だが全弾HITするまで演出が終わらない。その間無敵状態は持続する
展開から一定時間立つとンモーって感じでHDMを投げつける
かわいいけど整備班から怒られませんか?
射程短い弾遅い低威力と割とどうしようもない性能なのでいわゆる失敗枠
参照ステータスギア属性使用回数
射撃EN弾
(カウンター)
  • 解説

総評

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衣装

旦那様…
アクセ無し/星4アクセ/絆エピアクセ
旦那様…
どことは言わないっすけど主張が激しいっす!

コメント

  • 目隠しナースっす。捗って仕様がないっス -- 2019-06-20 (木) 02:03:03
  • とうとう水着が来てしまうっす -- 2019-08-05 (月) 23:22:35
  • サイズが合わなくて慌てて買いに行くとかお茶目さんっすね -- 2019-08-09 (金) 04:13:12
  • あれでわりと年齢相応にお茶目っす  -- 2019-08-20 (火) 21:32:44
  • チアコスきたっす。もう・・・凄いっす。ぼかしがないっす。ああ・・・ -- 2020-01-01 (水) 03:00:25