博士の日記

このページではある程度カード資産ならびに知識があることを前提として1からデッキを構築する一例を記しておくよ…当然、ある程度のカード資産はあるからカード1枚あたりの単価なんて気にしないし今だと入手機会が限られて高騰してても知らないしリンク元のページより明らかに不親切（最近の更新から見てる隊長はちゃんと探してね…）だから、あくまで「こういう作り方してる人もいるんすね」程度に受け取ってくれると嬉しいな……
ちなみに適当に作ってるから思い出したりしたら勝手に編集、追記されるよ……
※このページに記載されているカードのテキスト、ならびにFAQは公式HPのものを参照しています

デッキコンセプトの決定

まず私はTPやその類型じゃなくてファンデッカーだから、雑にデッキの軸あるいは単に採用したいポケモンを決めるよ…今回は雑に火力が高いカイリューGX(SM11)にしようか……このページは優しくないからテキストなんてないよ……それじゃあこのカードを活かすために「このカードの個性」をしっかり確認しておこうね……

カイリューGXの特徴

非常に優れたカタログスペック

HP250という2進化GXトップクラスの耐久力に加えドラゴンクローで非GX、TAGワンパンのてんくうのさばきを打ち分けできる柔軟さがウリかな…270を真正面から受けられるのはコイキング＆ホエルオーGXとか3鳥GXくらいだし、これらもこだわりハチマキこみならワンパンできるからね……
従来の高火力GX…ここでズガドーンGXのような青天井を出してもしょうがないから3エネまでトラッシュとした場合に同程度の火力を出すことができるGXを挙げるとソルガレオGX（メテオドライブ）、リザードンGX（ぐれんのあらし）、ネクロズマGX（たそがれ）、ウルトラネクロズマGX、ルナアーラGX（かっくう）あたりかな……これらとの相違点は上技の火力ラインだね……そもそも上技という概念がないウルネクはともかく、他3匹のGXは上技が非常に貧弱で低耐久たねを倒せれば御の字といったレベルだったけど、今回は130まで手が届くから採用級の高耐久たね、あるいは1進化の多くをリソースを切らすことなく自分で倒すことができるのは今までの高火力GXにはなかった点（というかこうでもしないと2進化GXってちょっとアレだし…）といえるね……具体的に言うとパンプジン、ギラティナ、UB、サンダー（アサルトサンダー）あたりに対しても比較的ごまかしがきくと言えるね……

てんくうのさばきの要求が無色

ここがある意味一番大事かも…てんくうのさばきを撃つ”だけ”なら、既に存在しているギミックのどれかを採用すればOKともいえるね……ただ、これは逆に言ってしまうと1つのアイデンティティであった打点の打ち分けの放棄につながりかねないから、中打点を出すためのしかけを別途用意するか、あるいは開き直って全員に等しく270という過剰なダメージをぶちかますかを選ぶことになるね……ここはギミックを採用するうえでどうゲームを進めていくかというプランニングの話にもつながってくるから考えて決める必要があるかな……
要求が無色ということはニコタマやトリプル加速でも問題はないという見方も可能だね…特にトリプル無色とてんくうのさばきの相性はかなりいいほうだから、デッキを回していくことでこれらのエネルギーを拾ってくるような方向からアプローチをかけていくことも1つの考えかもしれないよ……

進化先が複数存在している

これは長所とも短所ともいえるね…状況に応じてカイリューGXになるか、それとも非GXのカイリューになるかを選べるのは確かにカイリューでできることは増える一方、進化元のたねであるミニリュウは4枚しかないからどこまでデッキにGXと非GXを入れるか…さらにいうのであればその非GXでどれを採用するかもかな……基本的にはファーストコールかハリケーンチャージの2択、一応ドラゴンウェーブやドラゴンポーターGXを撃てるようにするという選択肢もないことはないけど……どうだろう……

GXワザが比較的貧弱

マッハデリバリーGXはちょっと違うけどだいしゃりんGX、テンペストGX、じゅうまいがえしGXなどもっと撃ちやすいGXが持っているGXワザと同じような効果だし、あまり撃つ機会はないしたとえ撃てる状況であってもできればそのためにGXワザの権利を使いたくはないところ…最低でも2ターン目でドラゴンクローまではたどり着いておけるような構築にもしておきたいしね……もっともこれを逆に言えばGXワザを他に回しやすいという事でもあるともいえるけど……この場合はどのGXをGXワザ含めて浮きにくいポケモンとして採用するかもカギとなってくるよ……

採用するうえでの代案が存在

カイリューGXはどうしても2進化だから場に出すことが比較的難しいGXであることは間違いない…たねで同じようなことができるのであればそのほうがいいって考えは当然あるよ……例えば上で挙げたウルトラネクロズマGX。フォトンゲイザーで4エネで260打点、ギラティナのやぶれたとびらやカプ・コケコのかいてんひこうなどで1個でもダメカンを乗せておけばTAGも一撃で倒せてGXワザも有用なのは周知の事実だね……また、ミュウ＆ミュウツーGXもパーフェクションが機能している限りはHP270でてんくうのさばきを撃つことができるよ……カイリューGXを採用するうえでこれらの代案と何が違うのかははっきりさせておかないとね……ちなみにパッと思いつくかんじだと大体下にまとめたようなところが違うよ……

• たねではないためにがにがかふんの対象にならない
• HPがTAGレベルでありながら取られるサイドを2枚に抑えられる
• かがくのちから、無人発電所に対して耐性を持つ
• ギラティナのシャドーインパクトで弱点を突かれない、160+30で倒されない
• トリプル加速エネルギーの採用が容易になり、また事故要因となりにくい

お先に完成品がこちらだよ…

※今この画像と解説が一致してないよ…
…と、いうわけなんだけど当然これだけ貼られても「すごいっすね！」としか言えないから採用理由とかを個別に解説していくよ……どうでもいいけど

個別解説

カイリューGX…2

今回のデッキのメインだね…「ドラゴンクロー」の130点と「てんくうのさばき」の270点の打ち分けで相手を倒していくよ……「てんくうのさばき」に必要な5エネをどうやってつけるかは様々な方法が考えられるところだけど、今回は「トリプル加速エネルギー手貼り+カイリュー（ハリケーンチャージ）によるエネ加速」にしてみたよ……以下に採用理由を書いておくね……

• ①雷、水がないと「ドラゴンクロー」が撃てない→130打点で非GX処理あるいはGXを2撃処理したい
  デザイナーズコンボで想定されているところだと思うけど、他色のエネ加速の場合「てんくうのさばきしか打てない」という状況になりやすく、その分エネルギーを回収するために「エネルギーリサイクル」や【ヌオーアーゴヨン】のシステム部分、一度ベンチに下げたりするためのカードを別途採用する必要が生まれてデッキ枠を圧迫してしまう恐れがあるよ……

• ②2進化ライン複数や2進化+1進化システム多数は不安定+適役がいる→カイリューGXでする必要がない
  2進化ラインを複数立てるプラン（ストロングチャージ、クレイジーコード、マグネサーキットなど）は、「どのたねを何匹立て、どう進化ラインと必要なカードを持ってくるか」という序盤のプランニングを綿密にする必要が生まれてデッキの難易度が上がってしまうよ…また、安定性を求めてメガニウム（そうじゅくハーブ）やラグラージ（パワードロー）を採用する場合はもはやカイリューGXである必要がなくなる（そこまで安定して2進化システムを建てるならニドクインの「パワーラリアット」でよくなってしまう）ことも要因として挙げられるね……メガニウムやラグラージがカイリューGXが立つことによって受けられる恩恵が少ないことからもシステムポケモンとのシナジーも薄い（ニドクインの場合はマザーコールによる圧縮+システムが倒された場合のフォローが可能であり、超ブーストエネルギー◇によって自身もATとして動ける可能性が高い）よ……
  このデッキの場合は同じたねから複数の進化先を立てるという動きをすることで序盤のプランニングをシンプルに（とりあえずミニリュウを立てておけばよい）、かつカイリューの「ドラゴンインパクト」でも攻撃できることを考えたよ……

• ③ケルディオGX、フーパ、アローラペルシアンGXを倒しやすくするため→「ドラゴンクロー」や「ドラゴンインパクト」で対処
  ケルディオGXのHPはちょうど170だから「ドラゴンインパクト」できっちり倒せる。フーパに対してはややオーバーキル気味だけど、トリプル加速エネルギーの数≒「てんくうのさばき」「ドラゴンインパクト」の残弾数ともいえるこのデッキでは後ろのポケモンのことも考えるとどうにかならないこともない（完全な【フーパ】ならともかく【フーパブラッキー】や【悪バレット】のような形であれば、フーパを無視して後ろのポケモンを倒しに行ってもいい）ね……あと完全に特殊エネルギーに依存しきってしまうとアローラペルシアンGXで「詰み」になっちゃうから、それを防ぐ意味でも「ドラゴンクロー」を撃てるという状態はしっかり作れるようにしておく価値はあるはずだよ……

カイリュー（ハリケーンチャージ）…2

重要なシステムポケモンでありなおかつアタッカーだよ…基本的に盤面にはカイリューGXとこのカイリューを1匹ずつ用意しておくのが理想的だね……特性「ハリケーンチャージ」によってエネルギー0の状態からでも基本水、基本雷、トリプル加速の3枚があれば「てんくうのさばき」あるいは「ドラゴンインパクト」につなげることができる（とはいえやっぱり厳しいのでトキワの森である程度のフォローをする。ウツギ博士のレクチャーを使用したタイミングでエネルギーが何枚サイド落ちしているかを確認しておく。「てんくうのさばき」などでGXを倒していいのか、それによるサイドの回収でワザを使える回数が増えるのかは重要なポイントと言える）よ……HP160のため多くの攻撃（150点、130点+ククイでの150、120点+原野+ククイでの150など）を1発は耐えることができるため比較的場持ちがいいのが特徴かな……ハンドの要求がやや厳しいので「てんくうのさばき」を撃たなければいけない状態でなければ無理に山を引きに行かないことも選択肢の1つだよ……「ドラゴンインパクト」はこのデッキの場合ほぼ劣化「てんくうのさばき」だけど、【ギラマネロ】を相手取る際（カイリューGXの「ドラゴンクロー」でもいいのだが、盤面が完成してしまうと「フォトンゲイザー」で倒され復帰力の差から巻き返しがしにくいのでGXを立てずに「ドラゴンインパクト」で倒しに行くプランもあり）やケルディオGXやフーパなどのGX・EXメタ、テテフやデデンネなどのシステムGXを狩ることができるワザなので撃てるときには撃てる態勢を作っていくことも選択肢に入れておくことが重要かな……基本的にはピン挿ししているこだわりハチマキをつける可能性が高いのはこのカイリューで、「ドラゴンインパクト」によってHP180～190のたねGX、HP200の1進化を倒すことが可能になるよ……ベンチの並びなどから明らかに必要がない相手の場合は雑貼りをせずに手札コストにしていくように……

ミニリュウ（アクアフロート）…4

進化先を複数立てる必要があるからここは絶対に4枚投入するよ…自分で引くことで「ウツギ博士のレクチャー」のサーチを別のポケモンに回すこともできるね……ミニリュウの選択肢はだいたい「HP70（まもりのうろこ持ちか否か）か60（特製持ちか否か）」で大きく分かれると思うけど、今回は後攻でミニリュウスタートした時に水エネをつけることで「アロコンをベンチに出す→アクアフロートでにげる→アロコンを前に出して「みちしるべ」をしつつエネをつけたミニリュウを下げて倒すのにカードを要求する」という一連の流れを行える可能性があることを考慮してこのミニリュウを採用したよ……「あくのおきて」「デュアルブリザード」に対して極端に弱いけどそれはもうあきらめるしかないね……
プレイしていくうえで気を付けておくことは「カイリューGXとカイリュー（ハリケーンチャージ）がすでに1体ずつ立っているなら無理に進化させない」ことかな…相手にもよるけどそれぞれ以下のような状態になることがあるからだね……いずれの場合も（手札にいない場合）サーチカード+ふしぎなアメをすでに使ってしまっているので必要札を引きに行くのも難しくなるからミニリュウのままキープしてもいいのであればそのままキープしておくことを心掛けるよ……サイド計算をして水エネをつけておけば実質逃げ0だしとりあえずバトル場に出してからその後を考えることもできるよ……

• ①カイリューGXを2体、カイリューを1体にした場合
  すでにカイリューGXの片方は雷水をつけて「トリプル加速エネルギー」をつければ「てんくうのさばき」を撃てる状態であったとしても、この状態でカイリューが倒されると手貼り権しかないため後続のカイリューGXを「てんくうのさばき」を撃てるようにするまで2T以上かかる可能性が非常に高くなってしまうんだ……カイリューGXが返しで倒されたときは盤面にはまだ1体ずつ残っている+相手のバトル場にはカイリューGXを倒せるほどのポケモンがすでにいるから立て直しはそこまで難しくはないね……手前に出てきたポケモンをしっかり倒せるような盤面維持をできるように心がけるよ……

• ②カイリューGXを1体、カイリューを2体にした場合
  カイリューGXを倒されると単純に火力が不足気味+「トリプル加速エネルギー」の残り枚数分しか「ドラゴンインパクト」ができなくなり、相手のエネスイッチなどのリカバリも合わせるとじり貧になる可能性が非常に高いよ…カイリューが倒される分には盤面に1体ずつ残るからいいけど、相手が返しのターンにサイド差をつけられないためにGXを倒してくることは十分にあり得るしね……ハチマキがないとヒードランGXやウルトラネクロズマGXなどのHP190、ルガルガンGXやペルシアンGXなどのHP200ラインに届かないのも苦しいし、非GX相手の場合ワザを撃つ回数が足りなくなって「詰み」に陥る可能性もあるよ……このデッキだとワザは多く撃てて4～5回だから相当厳しいんじゃないかな……

• ③カイリュー（ファーストコール）を含めた1体ずつ
  論外だね……タンカ、ミストレ+ラス1のアメがまず必須、ハンドがそれなりにある場合「リーリエ」じゃ必要枚数に届かないし「シロナ」やデデチェンジだとパーツが流れるよ……そもそも余裕があるときと【フーパ】以外には立てちゃダメだよ……
  このデッキからリストラされたので考慮する必要がなくなったよ……

アローラキュウコンGX（ふしぎなみちびき）…2

「プレシャスボール」「ミステリートレジャー」「ふしぎなアメ」をサーチすることができる最重要ポケモンの1体だね…必ずサイドに落ちている枚数を確認して「ウツギでミニリュウ1アロコン2にするかミニリュウ1アロコン1メタモン◇1にするか」を決めておくよ……
このデッキをネストなどを多投した型などでなくウツギ型にしている理由がこのカードで、もともと不安定気味なのでせめて展開力は安定したものを用意したい+グッズをはじめ要求されるカードが多いため、ワタル◇で展開してもワザにつなげにくい＝サポート権をドローソース系などに回したいというのが主な狙いだよ…2T目に「てんくうのさばき」を撃つ場合、要求されるカードは①ミニリュウ*2（場に生存）②ふしぎなアメ*2③トリプル加速エネルギー④基本エネルギー2種（うち1枚はトキワの森でも可）⑤（手札にカイリューがいない場合）ミステリートレジャーあるいはプレシャスボールとかなり多いからあんまり悠長なことはしていられないんだよね……進化前のアローラロコンでスタートしても「みちしるべ」でサーチすることもできるしいて困ることはないかな……序盤、2T目に出してカイリューを並べることを最優先にして、中終盤サイド落ちや手札がよくて温存できていた場合はメタモン◇→リセットスタンプ、ボール系やタンカからテテフにタッチしてグズマでエンドなどに使うこともできるね……デュアルブリザードやよほどうまく回ったときのクロスディビジョンGX、スカイレジェンドGX以外で盤面が崩壊しないように最低2枚進化先を用意しておくように最序盤はプレイするよ……ちなみに2枚サイド落ちしてた場合はほぼ詰みだからあきらめてね……
（注釈：怜キドこそ私は2T目に最低でも150出せる見込みがそれなりにあるデッキ以外は使ってて楽しくないという病気にかかってるよ……）

アローラロコン（みちしるべ）…2

アロキュウの下敷きだけど下敷きにしてはちょっと優秀すぎるね…後攻1T目の場合、「みちしるべ」を使うことでアロキュウで持ってこないといけないグッズ量を大きく減らしてくれるのは非常にありがたいよ……一方でバトル場で生き残る可能性自体がそこまで高いポケモンとも言えないから要求グッズ量に応じて場に出しうるアロキュウの量を調節できるといいけどまあそこまでうまく手札が整ってることは多くないんじゃないかな……とりあえずミニリュウ-アロキュウの下敷きを2-2で並べるのが最低条件かな……ミニリュウのほうがサーチしやすいからウツギで持ってくる時には優先してアロコンやメタモン◇を選択するよ……
最初は進化ラインを2-3で組んでいたんだけど、2-2にメタモン◇を加えた形のほうがペルシアンGXを合わせて考えると動きやすく、またメタモン◇がヘイトを買ってくれる可能性やアロキュウが1枚落ちていた場合デッキにゴミが残ることを考えて2枚に減らしたよ……実質2-3ラインを維持しているようなもんだから窮屈には感じないし、特に「このメタモン◇がアローラロコンなら…」という切羽詰まりまくった場面はないかな……若干「かがくのちから」に弱くはなったけどね……

カプ・テテフGX…2

一時期5000円したやばいカードだね…「たった0.5よろっす？」ってPWやYPは思うかもしれないけどポケカで最低レア5000は相当やばいからね……どうでもいいけど
基本的に初手で引っ張ってきてウツギ→ミニリュウとアローラロコンを展開、という一連の動きをするのが目的だよ…ウツギを自引き出来ている場合なんかは出さなくてもいいよ、ウツギ自体1T目以外使う機会がほとんどないから手札に握っておいて次ターンの選択肢を増やしておく方が効果的だね……特にテテフを見せていない場合は相手がワタル◇なんかを警戒してくれるとさらにおいしいんだけどまあそれはあったらいいかな程度で期待はしないでおくよ……サーチ対象+自身+プレシャス+ミストレで12枚はあるからこれら何れの1枚も手元に来ませんでしたという大事故をかまさない限りは安定してウツギまではこぎつけることはできそうかな……サイド落ちしているか否かで大きく展開力に差が出るから2枚採用しているよ、2枚山札に残っていた場合は終盤にグズマなどを引っ張ってくるときにも使えるしね……トリプル加速エネルギーが主体のデッキだから殴り能力はほぼ皆無の置物確、一応ハリケーンチャージを使えば「エナジードライブ」が40点保証にはなるけどそれをしないといけない盤面は……あるのかな……どちらかというとスナイプされてキャットウォークさせてもらうのがいいかも……

デデンネGX…1

手札要求がどうしても多くなりがちな時に何が何でも引きに行きたいカードがある時にCIPを使うよ…サーチはアロキュウ+プレシャスボールがあるからそこまで難しくはないね、サポート権を残すorサポート権を使ったうえで使っていけるのも大きなポイントかな……手札を全部落とすからハンドリソースはまず全部使い切るのが基本、どうしても使い切れない場合はトラッシュしていいかを考えたうえでデデチェンジしていく（特にエネルギー関連を落とすとこのデッキの場合ワザを撃てる回数が減るため負ける）よ……どんな場面でも使いやすいカードだからこそ軽率に使わないように……それとサイド落ちしているかは確かめておかないと手札が枯渇している状態から復帰する際にひどいことになるから気を付けるようにするよ……ちなみにほぼ置物とはいえGXワザを一応打つことができることは頭の中に入れておくといいかな……正直1回も撃ってないけど単構築や入れ替え手段の少ない相手に対してはマヒさせることでターンが返ってきたり、そうでなくともHP160のGXを盤面に残さなくて済むからね……スラッシュバックGXとのほぼ2択だからスラッシュバックGXが刺さらなそうならこっちも選択肢に……

マーシャドー（リセットホール）…1

先攻1T目に「無人発電所」などを張られたとき用だよ…一応アーゴヨンやマッシブーンを倒せるけどね……トキワの森が3投されてはいるけどあれは相手にとっても比較的アドバンテージを与えやすいカードでもあるから不用意に出したり相手のスタジアムを割るために場に出したくないと考えて採用したよ……

プレシャスボール…4

当然のごとく4枚投入…GXを引っ張ってくるのに非常に重宝するよ……これをトップから引ければテテフやデデンネから展開できるし、「ふしぎなみちびき」やそのサーチ先として優秀だね……非GXのカイリューを持ってこれないという欠点はあるけどこのデッキはハンドの消費がもともと多めだからハイパーボールを投入すると盤面形成まで行く可能性を下げてしまう恐れがあるよ……「残っているトリプル加速エネルギーの数≒撃てるてんくうのさばき、ドラゴンインパクトの回数」だからトラッシュするカードについてもけっこうシビアだよ……

ミステリートレジャー…4

カイリューGXがかろうじて100円札になってない理由だと勝手に思ってるよ…カプ・テテフGXはもちろん、カイリューライン、マーシャドーと必要なポケモンを的確にサーチできる優秀なグッズだね……ミニリュウの展開や次弾のカイリューなどを考慮してなるべく自分で引きたいからこれも4枚だよ……

ふしぎなアメ…4

このデッキにハクリューなんていないよ…おなじみ2進化デッキには必須のグッズ、もちろん1進化を1枚も採用していない4-0-4ラインだから4枚投入。だいたい「ふしぎなみちびき」でもってくるのはボール系かこれだね……中身を見るときに「何枚使えるか」はしっかりチェックするよ……

こだわりハチマキ…1

本来であれば「てんくうのさばき」で全て粉砕できるからそもそもパンプアップ系の道具はいらないんだけど、以下のような場面を想定した場合に採用する価値があると考えたよ……

• 相手のHPが280以上ある（ヤミバンギ、3鳥など）
• HPは270以下だが、ダメージ量を軽減してくる（メットをかぶったサナニンフ、エーテル+モクナシ、メルカリなど）
• 「ドラゴンインパクト」で倒せる範囲を広げる（HP190のたねGX、ルガルガンGX、ペルシアンGXなど）
  必要のないデッキに対してはとことん必要ないし、最悪の場合なくても何とかならないことはないと判断して1枚だけ……

レスキュータンカ…1

ミニリュウの数がかつかつだから、志半ばで倒されたミニリュウを拾えるように1枚採用…特にミニリュウがサイド落ちしていた場合は後続のミニリュウはこれで拾ってくるしかないからね……あまりしないけどテテフを落としてるときは5枚目以降のボールとしても使えるね……いずれにしろけっこう大事なグッズだから落としていいかはその都度考えて慎重に扱うよ……

グレートポーション…1

カイリューGXが中打点2回で倒されてしまうのをふせぐために1枚だけ採用しているよ…これのおかげでギラティナの「シャドーインパクト」2回+30の290や「ライオットビート」2回+1ククイ1ハチマキで50の290点などでのきぜつを回避できるってことだね……いっぱいあっても困るし使いどころが決まっているカードだから1枚で十分じゃないかな……

リセットスタンプ…1

中盤以降に「ふしぎなみちびき」をできた場合など、相手の足止めを狙うときに有効だね…ほんとは2枚くらい欲しかったんだけどギチギチに詰め込んじゃったから1枚だけ採用することにしたよ……たね+カイリューGX+GXorたねなどで相手のサイドが1、2になったタイミングに撃つのがベストだろうけど、カイリューGXが残ったままターンが回ってくれるのであれば使っちゃっていいかな……

ポケモンいれかえ…1

「ふしぎなみちびき」でサーチできるグッズの候補として存在しているとけっこう便利（先攻でアロコンスタート→アロキュウにしてみちびきでカイリューライン用のグッズ+これでサポ権を使わないでカイリューを前に出せる）なことと、「トリプル加速エネルギー」を主軸に動くデッキだからポケモンが縛られることを考えて1枚採用したよ……

シロナ…2

安定したドローソースだね…このデッキではハンドに揃っていてほしいカードが比較的多い（「トリプル加速エネルギー」をハンドに残したまま基本エネルギーに触りたい、など）から、リーリエを優先して採用してるけどどうしょうもない手札の場合やリーリエ以外のドローソースとして優秀だと判断してシロナにしてあるよ……他のドロサポでもいいかもしれない（かんこうきゃくとかエリカのおもてなしとか…）けどね……

リーリエ…4

ハンドに必要なカードを残したまま縦引きをしやすいサポートとして採用しているよ…初手でプレイする機会がほとんどないけどカイリューラインを立てた後は手札がカツカツになることも多いからシロナでなくともドロー枚数は期待できるよ……もっともシロナでも言った通りドロサポに関しては改善の余地はあると思うけどね……

ウツギ博士のレクチャー…2

1T目に絶対に使いたいカードだよ…テテフ2プレシャス4ミストレ4これ2の12枚態勢だから引けなかったら泣いてもいいくらいにはなってるよ……逆に2T目以降はほぼ確実にお役御免になるから躊躇なく捨てていくよ……2枚なのはピンでサイド落ちしていた場合の展開が絶望的（特にこのデッキの場合はウツギ以外でアロコンを引っ張ってくる手段が存在してないからね）だからだよ……

グズマ…2

あると嬉しいサポートだよ…基本的に前に出てきたポケモンを裁いていくデッキだけど、縛りや後ろのシステムGXなどを狙う場合ももちろんあるからね……エネルギーをべたべた貼れるタイプでもないしATが限られてる構築だからあんまり多めの採用はしてないよ……

トキワの森…3

便利な問題児だね…どうしてもハンドに水、雷を揃えないといけないけどスピナーやアブリボン（みつあつめ）ではできないこと（まあ相手のスタジアムをかち割ることだけだけど）もあるから採用……エネルギー自体を増やしても事故要因にしかならないから代わりにこっちを多めに採用しているよ……部ブロアーもこのおかげで切れていると言えないこともないね……

エネルギー関係

基本エネルギーは必須の水、雷が4枚（最大で4体のカイリューに貼る分）。トリプル加速エネルギーは枚数＝弾数だから4枚…山札の中で真っ先に確認するべきものの1つだね（あと何発「てんくうのさばき」「ドラゴンインパクト」を撃てる見込みがあるのか？という確認だよ）……もうちょっといい配分もあるかもしれないけどね……

採用したかったカード

デッキをブラッシュアップしていくうえで抜けてしまった、あるいは入れるべきかもしれないカードだよ……

フィールドブロアー

61枚目に採用したいカードだよ…雑に入れておいても役に立ってくれるから非常に役に立つし入れて損はないんだけど、今回は相手の道具込みで耐えられるようにグレートポーションを採用したこと、スタジアムを割る手段を4枚（うち1枚はサーチしやすい）用意しているため活躍の機会が他のグッズに比べて低い可能性があると判断して泣く泣く抜かれたよ……

ペルシアンGX

1体目のカイリューGXが倒された後のリカバリが課題となるデッキにおいて特性「キャットウォーク」は非常に有用だよ……「トリプル加速エネルギー」や「リセットスタンプ」などを確実にサーチできたり、きぜつ+リセットスタンプからの立て直しをする際にもいると嬉しいうえにハチマキ込みのGXワザでテテフやデデンネを狩りながらバトル場を維持できたり、最悪の場合「ふくしゅう」で殴るプランをとれたりとぜひとも採用したい1枚…なんだけど、メタモン◇だけに頼りたくないし、かといってニャースの分をふくめた2スペースをどう開けるかが非常に悩ましいところだね……このデッキに手を加えるなら真っ先に投入を検討したいところかな……

ミュウツー＆ミュウGX

HP270で弱点分散もできて便利。「かすみぎり」のゲッコウガGXと合わせればフーパを八つ裂きにできたりと使い道はいろいろあるんだけど、「トリプル加速エネルギー」を貼れないということが非常に痛い、この1点に尽きるよ…このカードを採用する場合これを考慮して「ダブル無色エネルギー」などを採用しないといけないんだけど、3枚トラッシュなんてへっちゃらって開き直ってるデッキの上にどうあがいても1Tで「てんくうのさばき」までたどり着かない＝ただでさえけっこうかつかつなのにどこかで1エネ貼っておかないとメインとしているワザで動けないという点がこの上なく使いにかったのでゲッコウガGXともども翌日には仲良くストレージに行ったよ……地味に10点+シャドーインパクトで飛ばされちゃうのもつらいよね……

別に要らないと思ったカード

こっちはよくよく考えたら別にいらないなって思ってリストラされた、いわば"敗北者"だよ……

エネルギー回収

基本エネルギーにタッチできる手段として一時期検討されてたけど、事故要因にしかならなかったよ…
そもそもこのカードが必要になるって事は「変なエネルギーを貼った」「山札内の残弾数を確認していなかった」「そもそも貼っていたポケモン（ここではカイリュー）が倒されているのにエネルギーだけしかリカバリーできない」ってことだから、プレイングでどうにかなると判断したよ……

カイリューGX（ドラゴンポーターGX）

理由としてはゾロゲッコのナイトユニゾンGXと同じだね…特にカイリューデッキの場合盤面を整えさえすればあとは勝手に動いてくれるということはないし、そもそもカイリューをガンガン積んでトラッシュに落としていくこと自体が難しい上によしんばこのカイリューが生き残ってもハチマキ込みの230点じゃほとんど撃つ意味がない（一応ゾロアークGXとかなら倒せるけどこの子のためだけにハチマキ多投なんてしたくない）と判断して買われすらしなかったよ……だってなんか高いし……

ワタル◇

ウツギ展開型だから自然と言えば自然に抜けていったよ（テテフ+スタート+3体が基本的なライン。ここから1体きぜつしてワタルをサポ権を使わずにハンドに加えられないと効果を最大限に生かせない）……効果自体は強力なんだけど、ドラゴンをチラ見せしておくだけで相手が勝手に警戒してくれるならそれでいいやって感じで採用候補にならなかったよ……あと2T目にはなるべくドロサポ使いたいんだよね……どうでもいいけど

カイリュー（ファーストコール）…1

主にフーパ、リセットスタンプなどへの対策として採用されてるカードだよ…フーパのHP120をちょうど確1にでき、かつ後続のブラッキーの120+10+20点＝150点を耐えるHP160がウリかな……ファーストコールは中終盤リセットスタンプからの立て直しに有用……だけど、優先度はカイリューGX、カイリュー（ハリケーンチャージ）に比べると大きく劣るから、立てる機会はそんなに多くないね……GXで2、ハリケーンチャージで2体のミニリュウを使うのが基本だから立てる場合はGXを出す必要が薄いときとかに限定されてるよ……
…という理由で突っ込んではいたんだけど、要求エネルギー量に反してダメージ量があまりにもお粗末+HP130ラインも倒せない+そもそも立てるスペース自体がないしサポ権使ってドローした後必要札を引けるのか？という諸々の理由から使っているうちに別にいらないことが判明（フーパとかケルディオGXは「ドラゴンインパクト」で消し飛ばせばいいと理解）したことでリストラされたよ……マーシャドーがサイド落ちしていてかつテテフを出すと100％負ける試合にのみ力を発揮するけれどそんな試合を拾うより落としかねない試合の方が圧倒的に多いだろうしね……

基本プラン

随所にもう書かれてるけど
・1T目にミニリュウ3+アロコン2が並んだ盤面を作る
・2T目にカイリュー2種類を立てて最低限「ドラゴンクロー」、できれば「てんくうのさばき」を撃つ
・その後は後続のカイリューを用意してカイリューGXが倒されたときに動きが止まらないようにする
が基本的な動きだよ…だいたい「なんか前に出てきたから270ダメージでワンパンしておきました」って非常に頭の悪い倒し方ができるのがいいところ……いいところかな？これ……
環境デッキについてはあまり考えてないけど、TAGを倒すこと自体は著しく困難ではない代わりにこちらも下手するとTAGにイチコロされることがあるから「てんくうのさばき」を絶やさないようにしやすい盤面の形成を目指すよ（最悪ハリケーンチャージは1回決まれば倒されても放置で何とかならないこともないよ）……立て直しにテテフ、あるいはデデンネを使うことが多いからとりあえずこれらをハンドにあるから使ってしまったりミニリュウあるいはアロコンなどでベンチを埋めてしまったりするのはしないほうがいいよ……
ちなみにHP60のたねばっかりだから種狩りされるとされだけで半壊するけどその時は泣こうね……どうでも、いい…げど……

お電話相談室だよ…