Brewmaster/ブリューマスター
ブリューマスターはジョッキ一杯の…または6つのビールがあれば解決できない問題はないと信じている。
この予想外のヒーローはあらゆる種類のエールやカクテルを敵味方に惜しみなく配るが、
請求額を支払う時が来たら誰もが用心する必要がある。
醸造マスターとしてあなたは酒の呪文を頼りに…そう…皆を本当に、本当に酔わせることになる。
特殊能力/Perks
| 名前 | Rank | Cost | 効果 | Anointments |
| Autograt | 1 | 100 | 戦闘開始時の効果が決定された後、味方生物のEtherealなBooze Spellは「攻撃するチャンス」、「防御するチャンス」、「挑発するチャンス」の特性を獲得する。それぞれ24%(通常のEnchantと同様)。 | 可 |
| Brewmaster's Handshake | 1 | 100 | 味方生物はBooze Spellを手動で唱えることができる。 | 可 |
| Chaser | 1 | 100 | 味方生物は、手動でBooze Spellを唱えた後に50%の確率でランダムな呪文を詠唱する。それ以外の場合は、ランダムな敵を攻撃する。 | 可 |
| Double Entendre | 1 | 100 | 味方生物のBooze Spellは、装備している生物のターン開始時に詠唱される可能性がある。 | 可 |
| Experimental Cocktail | 1 | 100 | 味方生物は、戦闘開始時にそのClassに属する全てのBooze Spellを獲得する。 | 可 |
| Highball | 1 | 100 | 味方生物のBooze Spellは、各ターンごとの詠唱回数の制限に対して50%緩和されてカウントされる。*1 | 可 |
| Inebriation | 1 | 100 | 敵は、現在の戦闘でBooze Spellの影響を受ける度にダメージを与えない確率が5%(最大80%)増加する。 | 可 |
| Liquid Courage | 1 | 100 | 味方生物は、現在の戦闘でBooze Spellを唱える度に与えるダメージが3%増加する。 | 可 |
| Muddle | 1 | 100 | 味方生物は、現在の戦闘でBooze Spellを5回唱えるごとに追加で1回(最大3回)攻撃する。 | 可 |
| Nightcap | 1 | 100 | 現在の戦闘中に3回以上Booze Spellの影響を受けた敵は復活できない。 | 可 |
| Numb the Pain | 1 | 100 | 味方生物は、現在の戦闘でBooze Spellの影響を受ける度にダメージを受けない確率が5%(最大80%)増加する。 | 可 |
| On the House | 1 | 100 | 味方生物のBooze Spellはチャージを消費しない。 | 可 |
| Speed Rail | 1 | 100 | 味方生物は、現在の戦闘でBooze Spellを5回唱えるごとに追加で1回(最大3回)詠唱する。 | 可 |
| Straight Up | 1 | 100 | 味方生物のBooze Spellは封印できない。 | 可 |
| Top Shelf | 1 | 100 | 味方生物のBooze Spellは唱えられる確率が100%増加する。 | 可 |
昇格特殊能力/Ascension Perks
| 名前 | Rank | Cost | 効果 |
| Drunken Camaraderie | 1 | 1 | Booze Spellの効果を受けたとき、敵は中程度のダメージを受け、味方クリーチャーは中程度回復する。 |
Booze Spell/ブーズスペル一覧
すべてRiddle Dwarfなどから貰えるチケットで遊べるミニゲームでドワーフと交換で、ミニゲームなどで貰えるNotriety(悪名)が2000必要。
各属性が揃っており多彩な効果を発揮できるが、所持者のターン終了時に一定確率で自動で詠唱され、
原則としてコマンド入力での手動詠唱は不可能。自動で詠唱される確率の数字は不明。
上記のBrewmasterのパークや特定の特性があれば手動でも詠唱できるようになる。
バージョン2は効果の違いはないが、以前は可能だったEnchantでGenerousを付けて味方全員が共有することができなくなっている。
なおBooze Spellは日本語訳ではそのまま「ブーズスペル」や「酒の呪文」となっていることが多い。
Boozeはしっかり当てはまる日本語が無い。英語のくだけた単語で「安いビール」などの意味がある。
| 名前 日本語 | 属性 | 回数 | 効果 |
| Amber Ale アンバーエール | Sorcery | 10 | 対象はランダムな敵1体に通常の300%ダメージで攻撃する。 |
| Arid Alcohol 乾燥酒 | Sorcery | 8 | 敵全員はそれらが付与されているデバフ2つごとにランダムなデバフ(最小1、最大3)を付与される。 |
| Bangin' Bourbon バンギンバーボン | Chaos | 7 | 対象に特大ダメージを与え、対象の味方全員にランダムに跳ね返る。跳ね返る度にダメージが20%減少する。 |
| Fermented Hops 発酵ホップ | Death | 9 | Blighted/枯渇状態の敵は最大HPを35%分回復する。そうでない敵は枯渇を付与される。 |
| Godly Gin 神のジン | Life | 4 | 味方生物全員はImmune/免疫を得る。 |
| Goldent Stout ゴールデンスタウト | Chaos | 30 | 詠唱者は自身のArtifactのスペルスロットにあるスペルジェムを唱える。 |
| Luscious Lager ラグジュアリーラガー | Life | 12 | 敵全員にSleeping/睡眠とBlind/盲目付与。 |
| Merry Malt メリーモルト | Nature | 12 | 詠唱者は自身の種族に属するランダムな特性を獲得する。 |
| Potent Porter 強力なポーター | Sorcery | 7 | 詠唱者は自身のパーマネントのスペルを2つ詠唱する。 |
| Riotous Rum 暴動のラム | Death | 10 | 敵全員に中ダメージ+デバフFeared/恐怖を付与。 |
| Secret Stuff 秘密の品 | Nature | 7 | 最も攻撃力の高い敵1体が、その味方1体を通常の200%ダメージで攻撃する。 |
| Sensual Cider 官能的なサイダー | Life | 8 | 味方生物全員はHP大回復。 |
| Spicy Suds スパイシーサッズ | Chaos | 9 | 味方生物全員は、Splashing/スプラッシュ、飛沫状態であればランダムな敵を攻撃する。そうでなければ、Splashingを得る。 |
| Succulent Scotch 多肉のスコッチ | Nature | 10 | 戦場にいる全ての生物は自分自身を攻撃する。 |
| Vivacious Vodka ヴィヴァシャス・ウォッカ | Death | 23 | 味方生物の1体がタイムラインの一番上に移動する。この呪文は1体の生物のみを対象とし、1度に1回しか唱えられない。(手動で詠唱する場合は対象指定可能) |
Alemental/アレメンタル
詳しくはこちらも参照してください→クリーチャー一覧
いずれもストーリー後半に解放できる。各領域でRiddle Dwarfのクイズに正解するか、
Reclusa神の領域であるGambler's Hive/ギャンブラーの巣のオブジェクトから入手できるチケットでの
ミニゲームの報酬などで入手可能な専用通貨Notoriety(悪名)2000と交換限定。
また、1000Notorietyでこの種族族の特性をアーティファクトに付与するアイテムとも交換可能。
他のShop交換限定のクリーチャーと同様に、1体召喚していれば領域不安定性を1以上にすると各領域で通常エンカウントする。
ただし再召喚するには他のショップ交換限定クリーチャーと同じように専用通貨と交換する必要がある。
| 名前 | 属性 | 特性 |
| Woodka | Nature | 味方生物が攻撃を回避後、それらは通常の40%のダメージで反撃する。この特性は重複しない。 |
| Winegel | Life | 味方生物が敵を回復後、その敵がもつデバフごとに3%の確率でその敵が即死する。この特性は重複しない。 |
| Whiskull | Death | 各敵のターン開始時、この生物は35%の確率でランダムなBooze Spellを唱える。この特性は重複しない。 |
| Vulperry | Neture | 味方生物は、敵がもつバフごとに独立した25%の確率でその敵の攻撃を回避する。この特性は重複しない。 |
| Vermowl | Sorcery | 敵の呪文は、デバフ2つごとに1追加のチャージ回数を消費する。この特性は重複しない。 |
| Spirits | Life | 味方生物が攻撃や呪文からダメージを受ける時、各自がもつデバフごとに5%の確率でダメージが0になる。この特性は重複しない。 |
| Scotchpion | Chaos | 各敵のターン開始時、敵がもつデバフごとに5%の確率で味方の1体を攻撃する。この特性は重複しない。 |
| Ryetrap | Death | 敵がデバフを受けた後、それらは10%の確率でタイムラインの一番下に送られる。この特性は重複しない。 |
| Lagargoyle | Chaos | 各敵のターン開始時、その敵は5%の確率で即死する。この特性は重複しない。 |
| Grenale | Sorcery | 味方生物が手動で呪文を唱えた後、ランダムな敵1体にランダムなデバフを1つ付与する。この特性は重複しない。 |
プレイ感
Booze Spellの扱いに全力を注ぐSpecialization。日本語訳では「醸造師」という表記もなされている。
Booze Spellの効果量増加などはいうまでもなく、本来自動発動しかできないはずのBooze Spellを手動で唱えることすら可能になる。
無理矢理分類するなら魔法使い系の一種で、他の魔法使いと違ってデバフのSilenced(沈黙)は素通りなので悩まされるものの、
Booze Spellに関してはチャージを消費せずSealed(封印)もされないというハイスペックっぷりを発揮する。
PerkはすべてBooze Spellに関連するもので、
唱える機会を増やす、連動して他のアクションを起こす、唱えた回数や効果を受けた回数に応じてアドバンテージを得る、等の機能。
ちなみにAscension PerkのDrunken CamaraderieはSpellの効果の一部として処理されるようで、
例えばSpellによるダメージを無効化する敵にはパークのダメージも与えられないというような挙動をする。
Booze Spellが自動で唱えられる確率は定かではないが、複数装備していれば個別に発動判定が行われることで期待値が上がり、
また同時に複数唱えられるということも起きるので、とりあえずたくさん持たせておいてみてもいい。
そもそもの話として、Booze Spellというのは通常時は詠唱手段に制限がかかっている代わりに高性能というSpell群であり、
決してランダムでよくわからない効果が発動するという性質のものではない。
その中から使いたいものだけを自分で選んで装備させておけばいいので、発動自体にランダム要素があるとはいえ、
酒飲みのニュアンスに反して案外まともに高水準な働きをするSpecializationというのがおおよその評価になってくる。
基本的には、1ターン中に(Booze)Spellを複数撃ちながらついでにAttackが連打されて防御と挑発も付いてくる、
というゲーム展開になる。そしてそのまま味方にターンを繋いだりする。すごい。
ここにクリーチャーの特性等をうまく合わせられればさらに戦力を増強できるため、パーティ構築のやりがいはなかなか。
生存能力に貢献するPerkは戦闘中に積み上げるタイプなのでやや隙があるが、
確率でダメージを無効化する2種のPerkが個別に判定される仕組みのようで、フルスタック状態での堅牢さはかなりのもの。
つまり敵が発生源であるダメージに関しては、フルスタックに到達できれば
計算上は20%の20%、すなわち4%の壁を突破されない限りダメージを受けないということになる。すごい。
Silenced(沈黙)デバフ等によってSpellを唱えられなくなると機能停止するため、ここは弱点として強く意識していきたい。
立ち上がりの遅さも気になるところであり、先手を取られたりすると完全に無防備。
この点に関しては、ミミックの特性持ちを入れて初手で最低限のコンディションを整えるとか、
Booze Spellの性質を活かすと、1ターンか2ターンあれば猛烈にスタックしていってすぐに解決する程度の問題なので恵まれている部類だが、
どのような編成にしてもスタックを積むその数ターンを重く見るかどうかで評価が分かれてくるかもしれない。
他には、クリーチャーがある程度勝手に行動する点が災いして、触ってはいけない状態の敵に攻撃を仕掛けたりするのが難点。
そして敵にスペルジェムをコピーされる*2と、自動発動のBooze Spellで逆に敵の手数が増えることになり、被害が大きくなりやすい。
対策としては、先手で倒すかそれができない相手にはSilencedなどを付与する、コピーされた分だけでも封印する、防御型の味方も入れる、
といったことになるだろうか。
ちなみに弱点と言うべきか怪しいところではあるが、調子に乗ってSpellのVivacious Vodkaでターンを回し続けると、
敵のターンを迎えなければ話が進まない相手と対面した時に困ることになる。
また、スペルスロットをBooze Spellで埋め尽くしてしまうと、BoozeでないSpellを入れる隙間がなくなったりする。
汎用Spellがあれば簡単に対処できるはずの場面で妙なハマり方をする場合があるので、冷静になってバランスを考えておくこと。
2.0からExotic族にKegstructという、Booze Spellと、Gladiatorと相性が良いArsenal Spell(アーセナル・スペル)を同一扱いにする
Construct族のパチモンクリーチャーとtraitが追加され、これまで以上により幅広い運用が可能になった。
なお、判定がBooze Spellになるだけではなく、手動詠唱不可とターン終了時確率詠唱効果も付与される。
この効果とperkのターン開始時確率詠唱を利用すれば、強力なArsenal Spellをもガンガン撃てるようになるため、勢いに乗れれば非常に強力なコンボと言えるだろう。
具体的にはRedsteel Construct、Bloodmail Construct等と組み合わせると良いだろう。
勿論Gladiatorの各種Anointmentsとの相性も良い。