Guild

Last-modified: 2025-12-14 (日) 21:10:04

<このページはエンドゲームのネタバレを含んでいます! 注意してください>

Guild/ギルドについて

概要

本編のDepth(深度)415をクリア(各Nether Bossの2巡目を全て撃破)すると、
各Guild(ギルド)の解放のためのプロジェクトが開始できるようになる。
そのプロジェクトを達成しデコレーションでギルドを設置することで、
各ギルドからFalse Gods(偽神)を選んで撃破に挑むBounty(賞金首、または賞金)を受注可能になる。

賞金首を受注すると、どの領域でも指定された階層に各False God(偽神)が登場するようになり、
それを倒すと対応するSpecializationのAnointmentsを1つと、受注したギルドのランクを上げるポイントが入手できる。
指定される階層は常に現在の最高Depth+5。ただしネザーボスの階層(5の倍数)と被った場合は1つ繰り下がって次の階層になる。

このBountyも各領域でのクエストとみなされるので偽神を倒せなければ先の階層に進めない。
間違って受注した時や、どうしても倒せない時は一旦放棄することも可能。

また、賞金首には各False Godsごとに、結構な量のAmberというアーティファクトのSocket用の素材が必要になる。
量が足りない場合は集める作業も必要になる。賞金首を放棄した時はこれらの素材は戻ってこない。

Anointments/アノイントメンツ

英語では「聖油」「塗油」という意味。
各偽神を倒すと、それぞれに対応したSpecializationのパークから、下記のポイント報酬倍率に応じた数のパークが候補として表れ、
選択した1つをAnointmentsとして入手できる。
具体的にどのくらいの倍率で何個の候補が出るのかは不明です。

各Specialization毎に15個前後のパークが存在しているため、狙ったパークをピンポイントで引けるかはかなり運が絡む。
どれだけ候補数が多くとも狙ったパークだけがなかなか候補に出ないことも多い。
入手できるアノイントメントも1度につき1つだけなので、最も役に立つ機会が多そうなものを選ぼう。なんとなくで選ぶと後で後悔するぞ。

ネザーボスが優先されるということで偽神とは6~7階に1回しか戦えないため、
例外的なものを除いて、現時点で40種類あるSpecializationの全パークをコンプリートしようとすると途方もない時間がかかる。
コツコツ倒していくしかないという実にこのゲームらしい仕様である。
例外的にゲーム開始時にロイヤル(Royal)モードを有効化してロイヤルで開始したデータでのみ、道中のレアドロップでアノイントメントが入手できる。

入手したAnointmentsは拠点の城でMain Menu→キャラクターからAnointmentsを選び、有効/無効の切り替えが可能。
各領域内で咄嗟に切り替えることはできない。
詳細はAnointmentsのページで。

False Gods/偽神について

False Godは全10種類いて、偽神ごとに撃破時に入手できるSpecializationのAnointmentsがそれぞれ決まっている。

いずれも6つの部位を持つ巨大な1体のボスで、どの領域で戦っても他の取り巻きの敵はついてこない。
能力値はNether Bossと大差ないようだが、最大HPが極めて高く長期戦は必至。

ただしどの偽神も行動のパターンがある程度決まっており、かつネザーボスほど癖のある特性が無いものもいるので
相手の特性と長期戦に対応できるような特性、スペル、パークやAnointmentsを用意すれば倒せる。
他の敵もそうだが有用なAnointmentsが揃うまでが最も苦戦しやすい。

また通常のゲームモードならGate of the Godsを解放しているはずなので、偽神に挑む頃には
Godforge/ゴッドフォージとはいかないまでも役に立つようなAvatarなども欲しいところ。

偽神を撃破すると対応したスペルも入手できる。入手順はおそらくランダムだと思われる。
入手可能なスペルジェムはこちらへ→Spell Gem
また、ネザーボスと同じく各偽神も10回まで撃破するごとに実績が解除される。

なお、偽神との戦闘時には、領域不安定性の効果の一部が例外的に適用されない。わかりやすいのは融合(Fuse)で、他の種族と融合することがない。
おそらくデメリットもある特性を得て安易に倒される、などといった事態を防止する措置だと思われる。
ただし融合ではない特性追加など、他の多くの不安定性の不利な効果は普通に適用されるので要注意。

偽神の詳しい仕様、ネタバレ&メタ発言あり

これらの偽神も、Git型のデータ内にれっきとしたクリーチャーとして存在しており
それを見る限りは特別なクリーチャー×6体として設定されている。
種族はAvatar、ステータスの基礎値はほとんどがHP50、それ以外は25でクラスと特性も個別にある。
特性名は全て各パーツの名称と同じで、撃破していればコーデックス→レファレンス→特性でも表示される。

Rune/ルーンについて

偽神の出現が指定された階層では通常の敵シンボルを倒すと6面体のオブジェクトが出現し、それを調べるとRune(ルーン)と呼ばれる
偽神への強化を行う代わりに報酬にボーナスを得られる選択肢が3択で出てくる。
設定/OptionsからAuto Interaction Object/オブジェクトに自動で反応をONにしていても触れただけでは反応しない。

ルーンを合計5つ選択するとマップ上にポータルが現れ、その中に入ると偽神との戦闘になる。
ver2より前ではボーナスが付かない代わりに敵を弱体化させる選択肢もあったが、ver2では強化選択肢しかない。
なお、オブジェクトの出現個数に制限はないので、調べずに探索を続けると大量に出現させることもできるが、
ルーン選択画面はキャンセルもできない(=選択肢の厳選ができない)ので特に意味はない。

バージョン2以前の仕様

偽神の出現が指定された階層では通常の敵シンボルを倒すと6面体のオブジェクトが出現し、
それを調べるとRune(ルーン)と呼ばれる、偽神への強化・弱体を行える三択の選択肢が出てくる。
そして全ての敵シンボルを倒すと偽神のいる場所に通じる専用のオブジェクトが出てくる。

これの出現位置は「近くに出現」とアナウンスされるのだが
設定で視界を×1に広げていても見えないほど現在地から離れているときもある。
マップに表示されるので見当たらなければ確認しよう。

倒すべき対象は最初から配置されている通常の敵だけで、固定シンボルエンカウントや
戦闘が起きる可能性があるオブジェクト、占術の蝋燭、そしてDiabolicStatueなどマップのイベントで増えた敵などは除かれ、
それらは倒してもルーンが出ないのだが、なぜかそれらを全部倒さないと偽神が出現しない場合がある。
通常敵を全て倒す前に蝋燭を使用していた場合は必ず召喚した敵を全て倒さないと出現しない。
各種族マスターだけは例外で、倒さなくても必ず出現する。

ルーンの効果は複数確認されている。
特定の偽神や領域で出やすい効果などがあるのかは不明だが、効果ごとに報酬倍率は固定されている。
1種類のステータス200%増加なら対応しやすいので+15%、特定の種類のダメージを無効化などなら+50%と、相手側の強化が大きいほど報酬倍率も高い。
以前のバージョンよりも強化幅が格段に大きくなっている上に初見殺しも多いので、
Anointmentsなどが不十分で強いPTが組めないうちは、不安定性を0にするなどして報酬倍率よりも倒すことを目標にほうがいいかもしれない。

ポイント報酬は500ポイントを基本にルーンでの倍率分を加算する方式。
領域不安定性でのアイテムボーナスも、影響の程度は不明だが加算されてポイントが増加する。
倍率が上がるとギルドの入手ポイントも増え、選べるAnointmentsの候補数も増える傾向がある。

ルーン一覧:編集中
効果報酬倍率
偽神の体力+200%+15%
偽神の攻撃力+200%+15%
偽神の知力+200%+15%
偽神の防御力+200%+15%
偽神の速度+200%+15%
偽神は150%多くのダメージを与える+15%
偽神は常にクリティカルダメージを与える+20%
味方クリーチャーのターン開始時、偽神が最大体力の75%のダメージを与える+25%
偽神が65%のダメージ軽減を得る+25%
戦闘開始時、偽神は10個のバフを得る+25%
偽神がステータスを失う時、減少量が80%低下する+30%
偽神が35%の確率でダメージ回避(無効化)+40%
偽神は攻撃ダメージを受けない+50%
偽神は呪文ダメージを受けない+50%
偽神は間接ダメージを受けない+50%
偽神は最大体力の5%以上のダメージを受けない+50%
偽神はタイムラインの最上部で戦闘開始+50%
戦闘開始時、偽神がこちらにデバフを7つ付与する+50%

以下Runeの寸評

  • 積極的に取得したい
    • 自分のビルドでほとんど利用しない種類の攻撃/スペル/間接ダメージ無効化
    • 相手が1回で最大HPの5%以上のダメージを受けない
    この2系統は影響が比較的小さい割に倍率が+50%と最も高いので、積極的に取るといい。
    前者のダメージ無効化は編成と相手によっては相当な手間がかかる場合があるので慎重に。当然だが3種とも取るとヨトゥン以外には勝てなくなる。
    後者については偽神は最大HPが桁違いに高いため、十分な火力を出せるギミックが無い場合は5%制限のデメリットは目立ちにくい。逆に出せるのであればかなり重い。
    確率ダメージ無効とセットで取ったり、敵が複数回復活するカリバンの場合に取ると尋常ではない耐久になってしまうため取らない方が賢明だろう。
    他にも領域不安定性の効果でBattle Fatigueが格段に早く蓄積する状態などだと、こちらの被ダメージだけ一方的に膨れ上がるケースもあるので注意。
  • 余裕次第だができれば取っていきたい
    • 敵が35%の確率でダメージ無効化(ダメージなら種類を問わず無効化されてしまう)
      戦闘が長引くが、倍率は+40%と高いので十分な長期戦に対応できるなら優先したい。
    • 各ステータスアップや与えてくるダメージ上昇
      報酬倍率は低いものの、こちらの戦法を阻害はされないので、他の選択肢がなければ基本選択したい。
    • 偽神のステータス低下量減少と上昇量増加
      ±80%だが厄介な制限ではないので、他に良い選択肢がなければ取りたい。
    • 戦闘開始時相手にバフ10個
      強化幅が高いものもあるが、やはり制限は受けない。永続でもないのでバフを消すスペルなどで対策可能。
    • 敵が必ずクリティカルダメージを繰り出す
      それなりに強くなる効果の割に倍率は低めだが、Death Guardの特性Awareness/自覚など適切な編成と相手なら対応できる。
      不安定性の効果自体で他の敵も必ずクリティカルになる時でも他が良くなければ取ろう。
  • よく考えるべき
    以下のルーン効果は最適な編成でも全滅する可能性があるので熟考が必要。
    • 戦闘開始時、偽神が味方生物にデバフ7つ付与
      バフと同じく種類はランダムで削除したり耐性で緩和、無効化もできるが、致命的なものを付与される可能性がある。
      運が悪いと複数の味方がSilencedやConfuseなどで機能不全に陥ったり、FrozenやSnaredで一度も行動できないまま倒される場合もありうる。
      デバフの効果量(Potency)も偽神のステータスを参照するので、毒や炎上、爆弾、呪いなどのダメージも
      不安定性やルーンの効果で能力値が跳ね上がっているとめっちゃ痛くて単純な間接ダメージ軽減だけでは防ぎ切れないことがある。
      避けたほうが良いが、味方全員に耐性がある、動きを止める種類は無効化できる、などで対処できる自信があるなら、+50%と倍率が最も高いので美味しい。
    • 相手をタイムラインのTOPに配置
      相手にもよるが偽神は特性や各行動も強烈なので、対処法と確実に先手を取る方法、そして味方の速度が十分に上がる編成で無ければ負け確になる場合もある。
      余程耐久に自信があるか、敵の攻撃を無効化する手段がないなら避けるべき。ただこちらも耐えきれるなら倍率は最高。
    • 味方クリーチャーのターン開始時に偽神が自身の最大HP75%分のダメージ
      明らかにダメージがデカく、生半可なPTだとダメージを1回耐えることもできない。
      死亡を前提にする編成か、(間接)ダメージを大幅に軽減・無効化できなければ避けたほうが良い。

各False God寸評

Caliban the Unredeemed/カリバン・ジ・アンリディームド

対応するSpecializationはEvokerTricksterDemonologistPariah

司っているのはNether Orb of Chaos。基本的な攻略法はこちらと同じ→Realm 31~63
本編の単純強化版というような相手だが、厄介なのが本編よりも桁違いのHPで心臓以外のパーツの復活を阻止することが原則不可能ということ。

お馴染みのPyromancerのBurn Their Corpsesでの蘇生不可が機能しないだけではなく、InquisitorのLay to RestやSatyr Guardianの蘇生制限すら無効。
これについては、味方側の敵復活時に発動する効果が発動しないことが多いので、復活ではなく戦闘開始時の各個体が2回まで再出現というものだろう。
付与したデバフと低下させた能力値がリセットされてしまうが、味方への強化が解除されたりはしないので勢いで心臓以外をもう2回づつ倒してしまおう。

それ以外の本編との違いはあまりなさそうだが、上段左右のオーブがDisarmedデバフ+追加特性を配るErratiumスペルを使用する。
この手の効果の例に漏れず運が悪いと段違いに強力になる。追加で得た特性を削除するスペルがあれば心強い。

どうしても他の偽神以上に長期戦を強いられるので、相手の耐久を上げるルーンは控えめにして、
味方は長期戦に堪えうるようにチャージ回数を踏み倒せる/回復できる特性、Perkやスペルのほか
Perkやスペル以外でのバフ/デバフ付与やステータス操作手段などをできるだけ用意したい。

Hydranox/ハイドラノックス

対応するSpecializationはAstrologerAnimatorDoombringerSpellweaverToxicologist

5つの頭を持つヒュドラ系の偽神。

中央の頭が他のパーツに自身の30%分のATKとINTを供給する。
胴体が各頭(胴体以外の5箇所)にバフを1つ供給し、デバフ1つを解除する。
上の左右の頭はスペルを詠唱する。
下の左右の頭は通常の攻撃を6回行う。
こいつを含め偽神のスペルと攻撃の連続行動はSatyr族の特性でも阻止できない場合がある。

デバフが通用しづらい点を除けばこちらの戦略を阻害する要素は無いため、普段通り戦うだけで良いだろう。
Realmの不安定性での自動回復などがついてしまうと危険なので、こいつに限ったことではないが
胴体を行動させないSnared/罠の付与手段があれば安定する。

それ以外の注意点は上の頭どちらかが詠唱するスペルで、
数種類あるようだが最も強力なのが全体特大ダメージ+VulnerableとWeakのデバフ付与のRapture。
初期状態だと下の頭の攻撃と合わさって壊滅しかねないので、味方の強化を念入りに。

Imp Impington Reborn/インプ・インピントン・リボーン

対応するSpecializationはDruidTribalistWindrunnerDeprivedGrovetender

Nether Orb of Natureと関連するImpの神。

頭部は普段は行動しないが、ターン開始時にランダムにこちらの1体を即死させる。
胴体は現在HP分、他の部位のHPを増加させる。
2箇所の肩は全体ダメージのスペルを詠唱する。
砲台(Cannon)はこちら全員に攻撃でダメージを与える。これは対象が全体の攻撃なのか、それとも間接ダメージなのかは不明だが
これも相手のステータスを下げ、味方の防御力を十分上げれば耐えられる。
腕は各パーツにステータスを供給する。加えて自身のターン開始時にランダムにこちらの1体をタイムラインの一番下に下げる。

頭部の即死は対象が完全にランダムな上に、予防するにはSnaredをかけるかアーティファクト専用特性1種くらいしかないので
真っ先に頭部を倒せばひとまず安全。
両肩のスペルはTsunamiなどダメージに加えて追加効果もあるものも撃ってくるので、Wardedバフなどを維持しておけば安心して戦える。
腕は妨害と支援を担当。これもSnaredなどで予防できる範囲内。
それら以外のこちらの戦略を阻害する要素は無いため、即死さえ対処すれば普段通り戦うだけで良いだろう。

Jotun/ヨトゥン

対応するSpecializationはMonkWardenWitch DoctorBrewmaster

Nether Orb of Nature絡みの巨神。

ありとあらゆるダメージを完全に無効にする。攻撃やスペルはもちろんデバフを含む間接ダメージも混乱などの同士討ちも無効。
おそらく正規の手段でダメージを与えて倒すことは不可能。
敵の特性の説明文には「耐え抜くべき」とかだけしか書かれておらず詳細は不明だが、概ね以下のような行動を行う。

頭部は両腕にGiant's Strength/巨人の力など攻撃上昇系の強化スペルをかける。
両肩はおそらく全部位にステータスを供給する。
両腕はひたすらランダムな敵に6連続攻撃。めっちゃ痛い。
体もエレメンタルラースや火山、吹雪、津波と全体ダメージスペルで嵐のような猛攻を仕掛ける。

その代わり相手も一定ターン経過で勝手に自滅(「戦いに飽きて死亡」という隠れ特性のような効果が発動)するので、
この戦闘はGate of the GodsのLister/リスター同様に持久戦となる。この手のボスはよくアプデでバグって勝利不可になる

バフ/デバフやヘルス/防御力上昇を積んだり、防御や回復で時間を稼ごう。
普段プレイしてなければ面倒だが、Siegemasterなどに転職し、AvatarのSurathliやTorunなどもいればかなり楽になる。
逆にダメージを与えて倒すことに特化したSpecializationだともはや縛りプレイといっても過言ではない。

この戦闘の実際の仕様は「戦闘全体の経過ターンが一定以上になるとこちらが勝利して終了する」というもの。
Battle Fatigueと同様、クリーチャーのターンカウントではなく戦闘全体のターン数(干渉する手段が存在しない)を参照するため、
クリーチャーのターンカウントを各種特性で増やしたりUniversal Recallのスペルでリセットしたりしても影響はない。

相手側をSnaredなどで、味方は追加ターンなどを駆使して一切行動させずとも時間はかかるが勝つことはできる。
(執筆者が上記の戦術で勝利時の味方全員のターン数合計は36でしたが、確率による判定もあるかもしれません)
同じような原理で敵だけが数十回行動し続けても規定ターン分耐えられれば勝利できる(運もあるので非推奨)。

いずれにしてもこちらからのダメージは一切通らないので、
このボスでは〇〇ダメージ無効や1度に与えられるダメージ最大HPの5%までなどの敵の耐久力の上がる高倍率ルーンは選び得。
逆に、火力が上がる効果やタイムラインのTopに配置などは極力選ばないこと。
初期状態でも耐えられるほどのPTではこのボスに挑むまでの通常戦闘で火力が出せず苦戦する可能性が高い。

Loid Prime/ロイド・プライム

対応するSpecializationはDefilerNecromancerReaverMime

巨大なManiacで属性もChaos。ただし種族はAvatar、持ってるのはNether Orb of Deathである。

胴体は自身のターンにこちらの生物全員にそれらのデバフの数に応じたダメージを与え、さらにダメージを受けた後、
こちらのクリーチャー全員に「胴体の最も高いステータスの30%」の反射ダメージを与える。間接ダメージであるうえに基本的に最大HPなので滅茶苦茶痛い。
頭は胴体には頭の現在のヘルスと同値分を与えて復活させ、他のパーツも「回復」させる。これはFeared、Blightedどちらでも阻止できないことがある。
左右の肩は普段は行動しないが、こちらにデバフを1つ付与する。
両手は自身のターンには6連続攻撃と、反射ダメージを行う(ただしこっちは単体かつ専ら自身の攻撃力を参照する)。

反射ダメージと各種デバフを両方対策するのは難しい。しかも胴体のそれは大抵最大HPを参照する。
普通に戦うと、デバフをマメに解除していても迂闊に殴ると味方全員が最大HPの数倍のダメージを受ける。
Ver2はルーンが大幅強化されたこともあり、胴体からの反射ダメージを軽減で耐えるのは不可能な場合がある。
Phase Warrior族のマスタリー特性を活用すれば、デバフや腕のそれらもまとめて無効化できるので圧倒的に楽になる。
それが嫌ならダメージ軽減ではなく無効化を積んだ編成などなら勝機はあるか。

幸い相手からは積極的に攻めてこないので、オーソドックスに行くならマメにデバフを解除しつつ、
最優先で回復役の頭を、次に両腕を倒せば残りの相手はデバフ付与と反撃以外できないので問題なくなる。
他の偽神と同様、SnaredやBlightedを適度に撒いたりBarrierやRebirthなどを維持して戦えば良い。

なおパークやAnointmentsで有利になるようなデバフでもこの戦闘では仇になるので要注意。
同様に胴体は一部の間接ダメージ(主に味方生物の特性、デバフのスリップダメージには反応しないようだ)にも反応するので運や編成が悪いと0ターンキルされることもありうる。
レリックとかが勝手に攻撃する可能性もあるので注意。「ランダムな敵」に攻撃するレリックは外しておくのも手だろう。

Lost Construct/失われた構造体

対応するSpecializationはRune KnightSiegemasterEngineerAntiquarian

対応するネザーオーブはNether Orb of Sorcery。
説明によるとZonte神が創造したがヤバい性能のため封印されたという。ミュウツーかよ
両腕以外の攻撃は同士討ちさせた時しかお目にかかれない。

胴体が各パーツにSpeedとミニオンを供給する。
頭は各パーツにDefenseを供給し、かつ自身が得たステータス合計に基づいた全体間接ダメージを与える。
両肩は各パーツにIntelligenceを供給し、毎ターンSteel Storm/スチールストームのスペルを6連射する。
両腕は各パーツにAttackを供給し、攻撃を6回行う。同じ対象に6回ではないので連続行動阻止が効かない。

こちらの戦略を阻害する要素は無いため、普段通り戦うだけで良いだろう。
能力上昇を多用するので能力低下とデバフ、特に上昇できなくするFeared/恐怖デバフは重宝する。
厄介なのはミニオンで、WritheringやSpiderlingなどは面倒でContagionなどミニオンを消す呪文がないと押し負けやすい。

Mindwurm/マインドワーム

対応するSpecializationはCabalistDreamshadeSorcererGravebornMesmerist

Nether Orb of Sorceryに執着する、とにかくデカいピットワーム。
頭部は6回攻撃する。
上方の左右のオーブはスペルを連射する。ダメージ系だけでなくステータス操作系も打ってくるのが厄介。
Saddle(サドル、鞍)は全パーツに防御的なバフを配る。具体的にはRepellingやMending、Defensiveなど。
ボディは全パーツに各ステータス(ヘルスは除く)を供給する。
Tail(尾)は原則毎ターン挑発してダメージを受け持つ役所。

あまりこちらの戦略を阻害する要素は無いため、普段通り戦うだけで良いだろう。
ただ2箇所のオーブのスペルは放っておくと危険。ステータス低下はWardedバフや特性で無効化・軽減できるが
Deep Submersionなどステータス低下ではなく変更とみなされるためそれらを貫通するものや、同士討ちさせるものも打ってくる。
安全にいくなら尾を倒してからオーブを集中攻撃して早く倒してしまおう。

Nebodar/ネボダー

対応するSpecializationはHell KnightPyromancerGladiator

復活阻止などができるパイロマンサーのアノイントメントのために早めに回る人も多そうなボス。
他もヘルナイトの攻撃が必中化や確定クリティカル、グラディエーターのArtifact強化など汎用性が高いアノイントメントがやたら多い。
このボスのアノイントメントは3種の職しか対応していないが、その分目当てのものを狙いやすい。

ドラゴンの王(※出典:子どもたちの伝承)。デカい火竜だけあってBurning(炎上)デバフが苛烈。
味方は常に炎上状態になり、かつcircumvent(回避)できない。
(特性や防御的なバフなど以外では炎上のダメージ軽減とimmune(無効化)の両方ができないことだと思われる)

頭部は自身のターンに炎上のPotency(効果量)を増加させる。
胴体は全ての部位の防御力を「多量に上昇(greatly increases)」させる。
左右の上の翼は「強力なスペル」を詠唱する。
左右の下の爪は敵に攻撃し、さらにダメージ量に対象の炎上の効果量分のダメージを追加する。
これらの効果の詳細は未確認だがいずれも生半可なパーティだと太刀打ちできない。

無効化も耐性で軽減もできないので、特性などで軽減しなければ炎上デバフのダメージがかなり痛い。
爪の攻撃も炎上の効力分の追加ダメージを与えるのでそれなりに防御を上げた程度では耐えられない。
正攻法ならSurya Cherubなどの特性で炎上ダメージを軽減、もしくは炎上ダメージを回復に変える効果で対処しつつ、
ヘルス/防御力増強と回復、復活手段をも多数積んで乗り切るかしかない。

頭部のターンに炎上が強化、胴体のターンに敵全員の防御力が大幅上昇となるので、他の偽神同様に厄介なこの2つの部位をSnaredでハメる戦法が効果的。

Saint Althea/聖アルテア

対応するSpecializationはClericFanaticPaladinShadowbringerMermaid

Nether Orb of Lifeに苛まれている。Surathliに仕えていた聖人らしい。

頭は全てのパーツにShelled/装甲バフなどを供給する。
両腕は他の偽神同様に6回攻撃する。
胴体は特に何もしないようだが、胴体が生きている間、味方側は常にBlighted(枯渇)デバフになり、かつこのでバフを無効化もできない。
両肩がこれを利用してこちらや他の部位にMajor Healingを詠唱してこちらにはダメージ、他の部位に回復を行う。

胴体のこの仕様だと一見防げない強敵のように見えるのだが、枯渇を無効化するのではなく、
実は枯渇の「回復不能になり、回復量の50%分のダメージを受ける」効果のほうを受けなくする系のperkで防げる。
上記のパークを持つShadowbringerMermaidなら完全に無力化出来るのでおすすめ。
Leech Diggerの特性Cleansed BloodもLeeching/吸血バフを持つ味方が枯渇からのダメージを無効化できるようになる。

他の職業で通常通り戦うなら真っ先に防御を十分高めてノーダメージに抑えるか、
蘇生までは阻害されないのでいっそ死んでから蘇生する形で擬似回復するのがセオリーとなる。

The Ancestor/祖先

対応するSpecializationはBloodmageInquisitorPurgatorian

Nether Orb of Lifeを司る起源不明のスフィンクスの偽神。
この戦闘で必須になるのが防御と挑発、それもスペルや特性でついでに行なったり味方全員が行う手段。

最も厄介なのは頭部で、こちらが防御状態(Defending)でないと、そのクリーチャーは頭部の行動によって即死させられる。
即死を防ぐ手段は乏しい上に防御していなければ問答無用で殺されるので死亡を生かす編成でも対処しづらい。
Defensiveバフを付与したり、防御するついでに他の効果を発揮できる手段が必要となる。
スペルのGuardian Force/ガーディアンフォースを装備して乗り切るのが良いか。

両手も全体間接ダメージを繰り出す。挑発状態(Provoking)でなければさらに大ダメージを与えてくる。
このダメージを決定している数値は不明だが、挑発していればかする程度で済む。
こちらもTauntingバフかスペルのMass Taunt/集団挑発で対抗できる。

胴体は他のパーツに攻撃力と知力を30%供給し、
両肩はLightning Strike(単体小ダメージだが挑発していると特大ダメージ)で直接ダメージを与える役所。
こっちのほうは十分にステータス操作すれば被害はほぼ無くなる。

基本的にはいちいち防御させられる頭部を最優先で倒すことになるか。
自動で防御と挑発できる手段があれば普通に戦っていい相手だが、確実に先手を取れて、かつ
デバフでも動きを止められない味方がGuardian Forceなど防御させる方法を持っていなければ、
相手をタイムラインのトップに配置や味方にデバフの効果で何もできずに全滅することがあるのは要注意。

Guild/ギルドについて

ギルドは各Class(属性)と同じChaos、Death、Life、Nature、Sorcererの5つ。
どのギルドからBounty(賞金首)を受けても、全ての偽神から倒す対象を選べる。

ギルドのポイントが1000たまるごとにのそのギルドのレベルが上がり、Reputation(評判)と呼ばれる
ステータス微増など各種のボーナスに加えて各ギルドのShopで交換できる品揃えが増えていく。
どのギルドから賞金首を受けるかの違いは、そのギルドのレベルが上った時につくボーナスの効果と、
ショップで交換できるようになる生物やスペルなどの違いになる。

ギルド交換で入手可能なクリーチャーは、編成によっては強力なものも複数いるだけでなく、対応する資源があれば何体でも入手できる。
これらにもCardがあり、1体でも入手して図鑑に登録すれば通常戦闘で出現し、知識ランクC以上で蝋燭でも召喚可能。
ただし、シンボルエンカウントでしか出会えない種族に属している個体は同様にその種族とのシンボルエンカウント戦でしか出現しない。

ギルド産個体が1体でもいる種族のカードは時間的にコンプリート難易度が高め。シンボルエンカウント種族だとさらに拍車がかかる。
特に高いランクにならなければ交換できない個体がいるとかなりの階層を進める必要がある。

スペルに関しても、本編・Gate of the Gods問わず必須ではないが、あればかなり楽になるものがいくつもある。
(チャージ数は劣るが自然(Nature)属性でならEntangle/絡ませるの上位版ともいえるEntangling Roots/絡みつく根など)
交換後は一部を除いて敵側も装備して使うようになるが、それは他のスペルにもいえることでありぜひ活用したい。


各ギルドのランクと商品ラインナップ一覧(※書きかけ)
ほぼ例外なく、交換に必要な資源(Resource、リソース)は装飾品は15000、スペルは30000、クリーチャーはだと50000。

Chaos Guild/混沌ギルド

Reputation Bonusは攻撃ダメージ上昇、クリティカル率増加、クリティカルダメージ上昇。

ショップの品揃えは以下
必要な資源はBrimstone/ブリムストーン

解放ランク種類価格名前
1Creature50000Zzyia Apocalypse
2Spell30000Inscription: Chaos Blades
3装飾15000Decoration: Chaos Chair
4Creature50000Feral Carver
5装飾15000Decoration: Chaos Table
6装飾15000Decoration: Bladebloom
7Creature50000Sabertooth Manticore
8Spell30000Inscription: Blow Mind
9装飾15000Decoration: Chaos Column
10Creature50000Krampus
11装飾15000Decoration: Chaos Long Rug
12装飾15000Chaos Candles
13Creature50000Eldritch Grimoire
14Spell30000Knife's Edge
15装飾15000Bloodcrest
16Creature50000Trollboar
17装飾15000The New Chaos
18Spell30000Bladestorm
19Creature50000Incendiary Smog
20装飾15000Chaos Big Rug
21装飾15000Pyro Pipes
22Creature50000Chaos Troll
23装飾15000Ancient Chaos
24Spell30000Infernal Claw
25Creature50000Bunny Devil
49Spell30000Last Stand

Death Guild/死ギルド

Reputation Bonusは(敵への)ステータス低下量、ミニオンダメージ上昇、デバフの効果量増加。

ショップの品揃えは以下
必要な資源はGranite/グラナイト、花崗岩

解放ランク種類価格名前
1Creature50000Phobos Bansee
2Spell30000Death Grip
3装飾15000Death Chair
4Creature50000Nix Exile
5装飾15000Death Table
6装飾15000Grimkeeper
7Creature50000Marine Pit Worm
8Spell30000Phantasm
9装飾15000Death Column
10Creature50000Tech Reaper
11装飾15000Death Long Rug
12装飾15000Death Candles
13Creature50000Trick Imler
14Spell30000Haunt
15装飾15000Ghoul Fingers
16Creature50000Aspect of Decay
17装飾15000Ancient Death
18Spell30000Zombie Clap
19Creature50000Headless Wight
20装飾15000Death Big Rug
21装飾15000Evil Tree
22Creature50000Evil Spirit
23装飾15000Essence of Death
24Spell30000Pusplosion
25Creature50000Spooky Shade

Life Guild/生命ギルド

Reputation Bonusは攻撃・スペルからの被ダメージ減少*1、与える回復量、受ける回復量。

ショップの品揃えは以下
必要な資源はPower/パワー

解放ランク種類価格名前
1Creature50000Thunderwound Angel
2Spell30000Holy Shrine
3装飾15000Life Chair
4Creature50000Griffon Veteran
5装飾15000Life Table
6装飾15000Azure Dreamer
7Creature50000Stag Guide
8Spell30000Sanctuary
9装飾15000Life Column
10Creature50000Bismuth Paragon
11装飾15000Life Long Rug
12装飾15000Life Candles
13Creature50000Divine Phoenix
14Spell30000Dark Seraphim
15装飾15000Barrens Guard
16Creature50000Holiday Spirit
17装飾15000Ancient Life
18Spell30000Judgment Blade
19Creature50000Holy Wight
20装飾15000Life Big Rug
21装飾15000Ascended Arbor
22Creature50000Nax Rift Dancer
23装飾Essence of Life
24Spell30000Fracture
25Creature50000Ascendant Revenant
45Spell30000Phoenix Down

Nature Guild/自然ギルド

Reputation Bonusは回避率、ステータス増加効果、受ける間接ダメージ減少*2

ショップの品揃えは以下
必要な資源はCrystal/クリスタル

解放ランク種類価格名前
1Creature50000Razorweb Arachnalisk
2Spell30000Fist of Torun
3装飾15000Nature Chair
4Creature50000Centaur Khan
5装飾15000Nature Table
6装飾15000Peak Lily
7Creature50000Elf Brawler
8Spell30000Entangling Roots
9装飾15000Nature Column
10Creature50000Apis Adolescent
11装飾15000Nature Long Rug
12装飾15000Nature Candles
13Creature50000Aspen Ent
14Spell30000Torun Attunement
15装飾15000Crazyvine
16Creature50000Jolly Old Giant
17装飾15000Ancient Nature
18Spell30000Parasite Eve
19Creature50000Jingle Elf
20装飾15000Nature Big Rug
21装飾15000Big Red Mushroom
22Creature50000Volcanic Gargantuan
23装飾15000Essence of Nature
24Spell30000Angry Orchard
25Creature50000Blizzard

Sorcery guild/魔術ギルド

Reputation Bonusはスペルダメージ、スペルの回復量、スペルのステータス補正。

ショップの品揃えは以下
必要な資源はEssence/エッセンス

解放ランク種類価格名前
1Creature50000Dragon Spirit
2Spell30000Disk of Creation
3装飾15000Sorcery Chair
4Creature50000Raven Seer
5装飾15000Sorcery Table
6装飾15000Gold Whimsy
7Creature50000Unstable Shapeshifter
8Spell30000Obelisk of Summoning
9装飾15000Sorcery Column
10Creature50000Evil Vortex
11装飾15000Sorcery Long Rug
12装飾15000Sorcery Candles
13Creature50000Lich Netherwalker
14Spell30000Final Form
15装飾15000Crystallite
16Creature50000Gift Mimic
17装飾15000Ancient Sorcery
18Spell30000Mind Game
19Creature50000Treat Imling
20装飾15000Sorcery Big Rug
21装飾15000Stardust Cane
22Creature50000Heretic Crusader
23装飾15000Essence of Sorcery
24Spell30000Mind Flay
25Creature50000Bard Caroller
26装飾15000Derangeas
27装飾15000Colorblooms
28Creature50000Fortune Dragon
29Spell30000Pop
30装飾15000Alien Plant
31Creature50000Ovoid Vortex
32装飾15000The Magister
33Spell30000Mental Barrier
34Creature50000Festival Smog
35装飾15000Golden Silvers
36装飾15000Prism Bell
37Creature50000Inflatable Watcher

*1 上限は90%
*2 上限は90%